『次期型に求めたいもの』 トヨタ シエンタ 2015年モデル ヒラミーさんのレビュー・評価

このページの先頭へ
ユーザーレビュー > 自動車 > 自動車(本体) > トヨタ > シエンタ 2015年モデル

『次期型に求めたいもの』 ヒラミーさん のレビュー・評価

rss

あなたのレビューを投稿しませんか?

シエンタ 2015年モデルのレビューを書く

ヒラミーさん

  • レビュー投稿数:30件
  • 累計支持数:657人
  • ファン数:3人
満足度4
エクステリア4
インテリア4
エンジン性能4
走行性能4
乗り心地4
燃費4
価格4
次期型に求めたいもの

現行シエンタは、デビューから7年経つ今年、遂にフルモデルチェンジを迎えることになりました。現状のシエンタはライバルのフリードとの競争では後塵を拝する結果になっていますが、これが果たしてフルモデルチェンジでどうなるか。今回は、シエンタが最も乗られていると思われる街乗りの視点で改めてレビューしながら、次期型に求めたいものというのを僕なりに探してみたいと思います。

タイムズカーシェアでお借りしました。ホイールキャップの形状から、マイナーチェンジ前の前期型と思われますが、走行距離は30000km台と少ない方でした。

【エクステリア】
見慣れたものだ。出てきた頃は、旧型と全然イメージが違ったのでなかなかこれには馴染めなかったが、時間が経つことで慣れたし、街ではすっかりお馴染みの顔だ。僕は嫌いじゃないので、トヨタがまたこのイメージを大きく変えることはしないでもいいと思う。

【インテリア】
全体的な質感としては、やはりライバルのフリードに対してやや劣る。主な原因は、ヴィッツなどからの流用を思わせる一部パーツや、フリードの廉価グレードには設定のあるオートエアコンが設定されていないことなどがある。
対してこれは良いことだが、今回1つ気づいたことが、インテリアカラーって大事だなと思った。今回のクルマは白(フロマージュ)だった。これが良い。最近のクルマは黒ばかりでどうもいけないのだが、今回のシエンタは青×白(外×内)という組み合わせで、全体に優しい印象を受けた。このことから、インテリアカラーって大事なんだと思い、ほかのクルマにももっとそういった設定を増やして欲しいと思った。

【エンジン性能】
シエンタ以外にも様々なトヨタ車に搭載されている1.5L4気筒の1NZ-FE型だが、性能はフリードのL15B型に対して劣る。まず、パワー、トルクともに向こうが上だし、何よりライバルは静粛性がスゴい。
ただ、1NZも街乗りでは必要十分の性能を持っている。アクセル踏めば踏んだ分加速するし、不快な音や振動も比較的少ない。ただ、上り坂では少々力不足を感じる場面もある。
次期型では、ヤリスから搭載されている1.5L3気筒のM15A型を搭載するそうだ。パワー、トルクの面では確実に向上するだろう。ただ、1気筒のダウンサイジングが音、振動の面に影響を及ぼさないかが気がかりなところだ。

【走行性能】
全体的には面白みはないが、まとまりがあって扱いやすい。ただ、トータルの性能ではフリードに軍配が上がるのが現状だ。
まず、ボディやサスペンションの剛性は強いとは言えない。だが、ヴィッツや旧型カローラほどヤワでもない。この辺りは次期型でTNGAプラットフォーム採用説があるので、かなり良くなってくると思う。
CVTの制御はフリードもそうだが、「滑った」ような感じがあり、アクセルコントロールが難しい。俗に言う「ラバーバンドフィール」というものだと思う。ただ、これも最近のトヨタ車のような「滑り」のない滑らかなものに進化してくれると信じている。
走っている時の印象だが、ハンドルが軽いのも気になるのだが、そのハンドルを通してドライバーに伝わるステアリングフィールが少なく感じる。今この瞬間、4つのタイヤがどうなっていて、どれぐらいグリップしているか、この先曲がっていったらどうなるかといった情報が入って来ないので、走るのにどうしても先が分からないというコワさが残る。これについてはフリードは色々と情報を教えてくれるので、安心して走れる。これはタイヤ1つでも変わるのかもしれないが、車体性能を上げることでも変わると思う。
ブレーキはナチュラルな感覚でコントロールもしやすい。これはこの感覚のままであって欲しい。ちなみにヴィッツはヤリスになってから、特にハイブリッド車で回生ブレーキとの協調制御が上手くいっていないのか、コントロール性がかなり悪化している。

【乗り心地】
全体的には凹凸の吸収も穏やかで、リヤの突き上げ感が気になるぐらい。道の整ったところでは全く気にならないし、道の悪いところではちょっと気になる。ともかく街乗りではさほど気になるレベルではないと思う。次期型でもこういった穏やかでソフトな乗り心地であって欲しいと思う。

【燃費】
今回は20km程走って17km/Lぐらいだったので悪くなかったと思う。その時のコンディションによって多少上下はすると思うが、次期型でもある程度の数値内で安定した燃費を出せることが求められると思う。

【価格】
現行はフリードに対して割安な価格だが、販売では負けている。これはクルマの性能、質感などが原因と思われる。そうなれば、次期型では価格よりも性能や質感の向上に注力するのが打倒フリードの近道ではないだろうか。
その点、次期型では新しいプラットフォーム、エンジンやハイブリッド機構など性能面では確実なアップデートが望めるので、勝負はそれ以外の部分にかかってくるか。

【総評】
今回は次期シエンタに求めたいものというテーマでレビューしてみたが、乗ってみて気づいたことがある。それは、僕たちが求めたいものというのは既に先代、そして現行型と形になってそこにあるということだ。
これは僕個人的な考えだが、シエンタクラスのミニバンというのは、アルファードやノア/ヴォクシーは大きいけどミニバンの性能は欲しい、そして上記ミニバンほど大きくない5ナンバーの取り回しの良さが欲しいという人たちの為のクルマだと思う。
このシエンタを見れば、それらはほぼ揃っている。そうなれば、次に求めたくなるのは何か。それは、それらの機能が質の高いものであること、すなわち質感だ。そう、今のシエンタに明らかに足りないものは質感だ。次期型ではこの質感の向上がカギになるのではないだろうか。恐らくトヨタは分かっている。シエンタに足りないもの、僕たちが今、求めたいものは何か。トヨタが次期型でどんな答えを出してくれるのか楽しみに待ちたいと思う。

レビュー対象車
試乗

参考になった32人(再レビュー後:13人)

このレビューは参考になりましたか?参考になった

  • Twitterにツイートする
満足度3
エクステリア4
インテリア3
エンジン性能3
走行性能3
乗り心地3
燃費3
価格3
シエンされるのは2列までです

今回は街中でよくよく走ってるバカ売れコンパクトミニバンのシエンタのレビューです。今回は友人4人と荷物を乗せて250kmほど走りました。今後シエンタに乗られる予定の方などの参考になればと思います。

トヨタレンタカーさんでお借りしました。MC後のモデルで、走行距離26000km台の車でした。

【エクステリア】
この個性溢れるデザインは登場から5年経つ現在も全く色褪せない。先代のシエンタは丸っこくて可愛らしい印象だったが、現行はスマートでシュッとした印象。現行が可愛らしいかといわれると微妙だが、決して悪くはない。僕はむしろ好きだ。
ただ、1つだけ困るのが、同じような車がそこら中走っているので、駐車場などで時に自分の車がどれか分からなくなること。

【インテリア】
安っぽいといえばそれまでかもしれないが、それなりの質感はある。ただ、いくら下位グレードとはいえど、マニュアルエアコンってのはねえ…。おまけにダイヤルがヴィッツとかと同じというのはちょっと戴けない。
さて、ミニバンといえばたくさんの人数が乗れることが魅力の1つだが、その点について列ごとに僕、または友人からの感想をご覧いただこう。ちなみに今回は3列目まで使い、2-2-1で乗車している。
1列目
ここは問題ない。ダッシュボードにステッチなどを入れて少しでも質感をあげようとしているのは○。メーター類の視認性も良い。シートのホールド性はそこそこだが、許容されるのは最大3時間といったところか。
2列目
ここは微妙。3列目に乗員がいない場合はシートを下げてゆったり出来るが、逆の場合は同じ姿勢でリクライニングも倒せず、足もあまり伸ばせない。電動スライドドアは左側だけだが、これは左側だけでも充分有難い。
3列目
ここは前2列とは違い、長時間はもはや地獄。まず、乗り降りに難あり。前のシートを倒せるスイッチ類は前のシートの下にある為、非常に手間がかかる。
それに3列目はシートが酷い。ここで思い浮かべていただきたいのは、公園のベンチだ。薄い木のベンチの固い座り心地。素材こそ違えど、シエンタの3列目シートはこの感触に近い。こんなものに長時間座った暁には体がどうかしてしまう。実際2時間程度座っていた友人が嘆いていた。

【エンジン性能】
エンジンはカローラフィールダーなどと同じ1.5Lの2NR-FKE型。パワーは約110馬力。数値を見ると不安になるが、2人までならそれは杞憂で終わる。
しかし、5人以上乗ると全然進まなくなる。その加速はもはや軽未満。想定してはいたが、ここまでとは思わず、アクセルを踏む量も増える。エンジンが唸る。燃費が目に見えて落ちていく。ハイブリッドの電気モーターが欲しくなった瞬間だった。車重も約1300kgと重い為、明らかに役不足であることが分かった。僕的にはせめてプリウス用の1.8Lが欲しい。

【走行性能】
まずボディ剛性だが、シエンタには正直剛性がない。人数を乗せるとこれで大丈夫かと不安が増す。
走行中は、全高の高さにより、重心が高く感じる。直進安定性も悪く、車がフラつく。
サスペンションは柔らかく、剛性もイマイチでフニャフニャしている。ストローク量も多過ぎるため、ロール、ピッチングも大きい。
対して吸収は細いタイヤと相まって穏やかだ。しかし、このフニャフニャ感は戴けないので、サスペンションそのものの剛性アップやバネレートを上げることは必要だろう。
15インチのタイヤも少し役不足気味。16インチか少し太いものなら良いかも。
ハンドリングはひたすらアンダー。車がひっくり返るかと思うほど、慣性力の強さを直に感じる。

【乗り心地】
前述のサスペンションにより、乗り心地はイマイチ。僕は終始運転していて正直そこまで気にはならなかったが、2列目や3列目に座っていた友人たちの酷いという感想と疲れた顔が全てを物語っていた。

【燃費】
悪くなるのは想定内だったが、8km/Lまで落ちた時は驚いた。山道の登坂だったので仕方ないのかもしれないが。ただ、1人で乗ってる時や高速などで一定のスピードで走った時などは最高で18km/Lをマークした。

【価格】
良い買い物…だろうか。価格的には悪くなさそうだが、クオリティーが一部伴っていない為、僕は首をかしげる。もし買うなら2列シートのFANBASEだろう。6人以上にはこの車は勧められないので、1クラス上のノアをどうぞ。
次にガソリンかハイブリッドかだが、ハイブリッド嫌いの僕でもこのエンジンにはモーターが欲しいところだが、約70万高という価格を提示されると…。なので、これについては買う前にライフスタイルなどを鑑みて両方試乗してみるべきだと思う。

【総評】
街中で1日に何台も見かけるシエンタは確かにイイクルマだ。しかし、それとは裏腹に改善しなければならない部分があることもまた事実。しかし、それは逆を返せばシエンタのポテンシャルを更に高める原石のようなものなのだ。この原石がトヨタによって磨かれた時、もしかするとこの車の右に出るものはなくなるかもしれない。大袈裟かもしれないが、今時点でも半分そんな感じだ。
そして、シエンタには宿敵フリードの存在があることも忘れてはならない。フリードにはまだ乗ったことがないので、現時点で白黒つけることはできないが、フリードにも機会を見て乗ってみるつもりだ。比較、そして決着はフリードに乗った時にしようと思う。

レビュー対象車
試乗

参考になった13

満足度3
エクステリア4
インテリア3
エンジン性能3
走行性能2
乗り心地3
燃費3
価格3
シエンされるのは2列までです
 

フロント

リヤ

 

今回は街中でよくよく走ってるバカ売れコンパクトミニバンのシエンタのレビューです。今回は友人4人と荷物を乗せて250kmほど走りました。今後シエンタに乗られる予定の方などの参考になればと思います。

トヨタレンタカーさんでお借りしました。MC後のモデルで、走行距離26000km台の車でした。

【エクステリア】
この個性溢れるデザインは登場から5年経つ現在も全く色褪せない。先代のシエンタは丸っこくて可愛らしい印象だったが、現行はスマートでシュッとした印象。現行が可愛らしいかといわれると微妙だが、決して悪くはない。僕はむしろ好きだ。
ただ、1つだけ困るのが、同じような車がそこら中走っているので、駐車場などで時に自分の車がどれか分からなくなること。

【インテリア】
安っぽいといえばそれまでかもしれないが、それなりの質感はある。むしろ今まで乗った車に比べれば良い方かもしれない。ただ、いくら下位グレードとはいえど、マニュアルエアコンってのはねえ…。おまけにダイヤルがヴィッツとかと同じというのは…。
さて、ミニバンといえばたくさんの人数が乗れることが魅力の1つだが、その点について列ごとに僕、または友人からの感想をご覧いただこう。ちなみに今回は3列目まで使い、2-2-1で乗車している。
1列目
ここは問題ない。ダッシュボードにステッチなどを入れて少しでも質感をあげようとしているのは○。メーター類の視認性も良い。シートのホールド性はそこそこだが、許容されるのは最大3時間といったところか。
2列目
ここは微妙。3列目に乗員がいない場合はシートを下げてゆったり出来るが、逆の場合は同じ姿勢でリクライニングも倒せず、足もあまり伸ばせない。電動スライドドアは左側だけだが、これは左側だけでも充分有難い。
3列目
ここは前2列とは違い、長時間はもはや地獄。まず、乗り降りに難あり。前のシートを倒せるスイッチ類は前のシートの下にある為、非常に手間がかかる。
それに3列目はシートが酷い。皆さんは「ベンチシート」という言葉を耳にしたことはあるだろうか。前列の左右のウォークスルーが可能な左右が繋がった形のシートだ。ところが、この3列目での「ベンチシート」は解釈が異なる。ここで思い浮かべていただきたいのは、公園のベンチだ。薄い木のベンチの固い座り心地。素材こそ違えど、シエンタの3列目シートはこの感触に近い。こんなものに長時間座った暁には体がどうかしてしまう。実際2時間程度座っていた友人が嘆いていた。

【エンジン性能】
エンジンはカローラフィールダーなどと同じ1.5Lの2NR-FKE型。パワーは約110馬力。数値を見ると不安になるが、2人までならそれは杞憂で終わる。
しかし、5人以上乗ると全然進まなくなる。その加速はもはや軽未満。想定してはいたが、ここまでとは思わず、アクセルを踏む量も増える。エンジンが唸る。燃費が目に見えて落ちていく。ハイブリッドの電気モーターが欲しくなった瞬間だった。車重も1300kgと重い為、明らかに役不足であることが分かった。せめて1.8Lが欲しい。

【走行性能】
まずボディ剛性だが、シエンタには正直剛性がない。人数を乗せるとこれで大丈夫かと不安が増す。
走行中は、全高の高さにより、重心が高く感じる。直進安定性も悪く、車がフラつく。
サスペンションは柔らかく、ロール量、ピッチング量ともに多い。剛性もイマイチでフニャフニャしている。ストローク量の多さもあり、路面からの入力はモロに伝わる。対する吸収は穏やかではあるが、最後のおさまりが悪い。これは乗り心地の悪化にも繋がる為、改善するにはサスペンションを多少なり締めるか種類を変えるかだろう。
15インチのタイヤも少し役不足気味。バタつきも多く、振動などもよく拾うので、16インチか少し太い同インチなら良いかも。
ハンドリングはコーナー入口ではアンダーが強いかと思えば、出口へ向かう途中で急にオーバーへ変わる為、事前にステアリングの操舵量を読みにくく、コーナリング中のGの変化を一定に保つのが難しい。

【乗り心地】
前述のサスペンションにより、乗り心地はイマイチ。僕は終始運転席だったが、2列目や3列目に座っていた友人たちの酷いという感想と疲れた顔が全てを物語っていた。

【燃費】
悪くなるのは想定内だったが、8km/Lまで落ちた時は驚いた。山道の登坂だったので仕方ないのかもしれないが。カタログでは20.2km/L(JC08)だが、これではウソつきレベル。ただ、1人で乗ってる時や高速などで一定のスピードで走った時などは最高で18km/Lをマークしたので、シエンタの燃費を一言でまとめるなら…ピンキリ?違うか。

【価格】
良い買い物…だろうか。価格的には悪くなさそうだが、クオリティーが一部伴っていない為、僕は首をかしげる。もし買うなら2列シートのFANBASEだろう。6人以上にはこの車は勧められないので、1クラス上のノアをどうぞ。
次にガソリンかハイブリッドかだが、ハイブリッド嫌いの僕でもこのエンジンにはモーターが欲しいところだが、約70万高という価格を提示されると…。なので、これについては買う前に両方試乗してみるべきだと思う。

【総評】
街中で1日に何台も見かけるシエンタは確かにイイクルマだ。しかし、それとは裏腹に改善しなければならない部分があることもまた事実。しかし、それは逆を返せばシエンタのポテンシャルを更に高める原石のようなものなのだ。この原石がトヨタによって磨かれた時、もしかするとこの車の右に出るものはなくなるかもしれない。大袈裟かもしれないが、今時点でも半分そんな感じだ。
そして、シエンタには宿敵フリードの存在があることも忘れてはならない。フリードにはまだ乗ったことがないので、現時点で白黒つけることはできないが、フリードにも機会を見て乗ってみるつもりだ。比較、そして決着はフリードに乗った時にしようと思う。

レビュー対象車
試乗

参考になった5

満足度4
エクステリア5
インテリア3
エンジン性能3
走行性能2
乗り心地3
燃費3
価格3
シエンされるのは2列までです
   

インテリア(3列目より)

   

今回は街中でよくよく走ってるバカ売れコンパクトミニバンのシエンタのレビューです。今回は友人4人と荷物を乗せて250kmほど走りました。今後シエンタに乗られる予定の方などの参考になればと思います。

トヨタレンタカーさんでお借りしました。MC後のモデルで、走行距離26000km台の車でした。

【エクステリア】
この個性溢れるデザインは登場から5年経つ現在も全く色褪せない。先代のシエンタは丸っこくて可愛らしい印象だったが、現行はスマートでシュッとした印象。現行が可愛らしいかといわれると微妙だが、決して悪くはない。僕はむしろ好きだ。
ただ、1つだけ困るのが、同じような車がそこら中走っているので、駐車場などで時に自分の車がどれか分からなくなること。

【インテリア】
安っぽいといえばそれまでかもしれないが、それなりの質感はある。むしろ今まで乗った車に比べれば良い方かもしれない。ただ、いくら下位グレードとはいえど、マニュアルエアコンってのはねえ…。おまけにダイヤルがヴィッツとかと同じというのは…。
さて、ミニバンといえばたくさんの人数が乗れることが魅力の1つだが、その点について列ごとに僕、または友人からの感想をご覧いただこう。ちなみに今回は3列目まで使い、2-2-1で乗車している。
1列目
ここは問題ない。ダッシュボードにステッチなどを入れて少しでも質感をあげようとしているのは○。メーター類の視認性も良い。シートのホールド性はそこそこだが、許容されるのは最大3時間といったところか。
2列目
ここは微妙。3列目に乗員がいない場合はシートを下げてゆったり出来るが、逆の場合は同じ姿勢でリクライニングも倒せず、足もあまり伸ばせない。電動スライドドアは左側だけだが、これは左側だけでも充分有難い。
3列目
ここは前2列とは違い、長時間はもはや地獄。まず、乗り降りに難あり。前のシートを倒せるスイッチ類は前のシートの下にある為、非常に手間がかかる。
それに3列目はシートが酷い。皆さんは「ベンチシート」という言葉を耳にしたことはあるだろうか。前列の左右のウォークスルーが可能な左右が繋がった形のシートだ。ところが、この3列目での「ベンチシート」は解釈が異なる。ここで思い浮かべていただきたいのは、公園のベンチだ。薄い木のベンチの固い座り心地。素材こそ違えど、シエンタの3列目シートはこの感触に近い。こんなものに長時間座った暁には体がどうかしてしまう。実際2時間程度座っていた友人が嘆いていた。

【エンジン性能】
エンジンはカローラフィールダーなどと同じ1.5Lの2NR-FKE型。パワーは約110馬力。数値を見ると不安になるが、2人までならそれは杞憂で終わる。
しかし、5人以上乗ると全然進まなくなる。その加速はもはや軽未満。想定してはいたが、ここまでとは思わず、アクセルを踏む量も増える。エンジンが唸る。燃費が目に見えて落ちていく。ハイブリッドの電気モーターが欲しくなった瞬間だった。車重も1300kgと重い為、明らかに役不足であることが分かった。せめて1.8Lが欲しい。

【走行性能】
まずボディ剛性だが、シエンタには正直剛性がない。人数を乗せるとこれで大丈夫かと不安が増す。
走行中は、全高の高さにより、重心が高く感じる。直進安定性も悪く、車がフラつく。
サスペンションは柔らかく、ロール量、ピッチング量ともに多い。剛性もイマイチでフニャフニャしている。ストローク量の多さもあり、路面からの入力はモロに伝わる。対する吸収は穏やかではあるが、最後のおさまりが悪い。これは乗り心地の悪化にも繋がる為、改善するにはサスペンションを多少なり締めるか種類を変えるかだろう。
15インチのタイヤも少し役不足気味。バタつきも多く、振動などもよく拾うので、16インチか少し太い同インチなら良いかも。
ハンドリングはコーナー入口ではアンダーが強いかと思えば、出口へ向かう途中で急にオーバーへ変わる為、事前にステアリングの操舵量を読みにくく、コーナリング中のGの変化を一定に保つのが難しい。

【乗り心地】
前述のサスペンションにより、乗り心地はイマイチ。僕は終始運転席だったが、2列目や3列目に座っていた友人たちの酷いという感想と疲れた顔が全てを物語っていた。

【燃費】
悪くなるのは想定内だったが、8km/Lまで落ちた時は驚いた。山道の登坂だったので仕方ないのかもしれないが。カタログでは20.2km/L(JC08)だが、これではウソつきレベル。ただ、1人で乗ってる時や高速などで一定のスピードで走った時などは最高で18km/Lをマークしたので、シエンタの燃費を一言でまとめるなら…ピンキリ?違うか。

【価格】
良い買い物…だろうか。価格的には悪くなさそうだが、クオリティーが一部伴っていない為、僕は首をかしげる。もし買うなら2列シートのFANBASEだろう。6人以上にはこの車は勧められないので、1クラス上のノアをどうぞ。
次にガソリンかハイブリッドかだが、ハイブリッド嫌いの僕でもこのエンジンにはモーターが欲しいところだが、約70万高という価格を提示されると…。なので、これについては買う前に両方試乗してみるべきだと思う。

【総評】
街中で1日に何台も見かけるシエンタは確かにイイクルマだ。しかし、それとは裏腹に改善しなければならない部分があることもまた事実。しかし、それは逆を返せばシエンタのポテンシャルを更に高める原石のようなものなのだ。この原石がトヨタによって磨かれた時、もしかするとこの車の右に出るものはなくなるかもしれない。大袈裟かもしれないが、今時点でも半分そんな感じだ。
そして、シエンタには宿敵フリードの存在があることも忘れてはならない。フリードにはまだ乗ったことがないので、現時点で白黒つけることはできないが、フリードにも機会を見て乗ってみるつもりだ。比較、そして決着はフリードに乗った時にしようと思う。

レビュー対象車
試乗

参考になった1

 
 
 
 
 
 

「シエンタ 2015年モデル」の新着レビュー

レビュータイトル 満足度 投稿日時
シートアレンジが楽しい個性的なミニバン  4 2022年7月3日 02:14
パッケージング  4 2022年5月3日 23:08
嫁車として購入  3 2022年3月20日 08:51
次期型に求めたいもの  4 2022年3月19日 21:33
つまらん車  2 2022年2月24日 20:38
我が家向きな車です  4 2022年2月20日 13:05
くせの強さと平凡さが存在する車種  4 2021年12月14日 20:39
意外にも狭すぎ  2 2021年9月30日 19:56
とても素直に走ります。  5 2021年7月27日 22:11
購入前に、必ず試乗してください!!〔注意〕  3 2021年5月31日 15:25

シエンタ 2015年モデルのレビューを見る(レビュアー数:156人)

あなたのレビューを投稿しませんか?

シエンタ 2015年モデルのレビューを書く

この製品の価格を見る

シエンタ 2015年モデル
トヨタ

シエンタ 2015年モデル

新車価格:181〜258万円

中古車価格:69〜300万円

シエンタ 2015年モデルをお気に入り製品に追加する <673

のユーザーが価格変動や値下がり通知、クチコミ・レビュー通知、購入メモ等を利用中です

シエンタの中古車 (全2モデル/3,853物件)

この車種とよく比較される車種の中古車

ユーザー満足度ランキング

新着ピックアップリスト

ピックアップリストトップ

ユーザーレビューランキング

(自動車(本体))

ご注意