PROJECT X ZONE 2：BRAVE NEW WORLD オリジナルゲームサウンドエディション [限定版] レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：3.99）

満足度ランキング—位

集計対象0件 / 総投稿数1件

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評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
操作性 反応速度の良さ、直感的な操作が可能か	無評価	3.95	-位
グラフィック 画面構成、3D映像の見やすさ・綺麗さ	無評価	3.98	-位
サウンド 音楽や効果音の良さ	無評価	4.07	-位
熱中度 ハマり度、のめり込み度	無評価	4.03	-位
継続性 長期間遊べるか、何回も楽しめるか	無評価	3.85	-位
ゲームバランス 難易度やテンポ等、全体的なバランス	無評価	3.83	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[かややん]

2015年12月1日 20:09 [880586-1]

満足度	4

操作性	3
グラフィック	5
サウンド	5
熱中度	4
継続性	4
ゲームバランス	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

好きなキャラが多いほど楽しめるお手軽S・RPG

私は、シミュレーションゲームがとーっても苦手です。1980年代にコーエーやシステムソフトのシミュレーションをパソコンでいろいろ遊びましたけど、『信長の野望 全国版』で長宗我部（一番強いらしい）を使おうが、『大戦略』で自分の年を増やして増収&相手を中国軍（一番弱いらしい）にしようが、まったくクリアできなくって。
シミュレーションRPGと呼ばれるジャンルも何度かチャレンジしたものの挫折の連続で…自分はSLGに向いていないことを痛感しています。

さて、本作はバリバリのシミュレーションRPGですが、やっぱり買っちゃうじゃないですか。おっさんゲーマーとしては。この作品に登場する、数々の名作ゲームタイトルを見るとわくわくします。また、数量限定の購入特典として『ワルキューレの冒険』のニューバージョンがついてくるのも魅力でした。ナムコ、セガ、カプコンという、1080年代から日本のゲームを盛り上げてきた3社が集っているんですから、ゲーム好きにとっては夢のような共演がめじろ押しなのです。


さて、また挫折しちゃうのかな…と思って遊び始めましたけど…10時間以上プレイできています。ただ今18話まで進みました。いやぁ、ものすごく遊びやすいです。操作も育成も、かなりてきとーにやってますけど、なんとか今のところ進めています。
異本的なゲームシステムは、思いっきりシミュレーションRPGです。ナナメ見下ろし型画面の高低差あるマップで、味方ユニットを動かして敵と戦います。難しいゲームだと、1歩前に進みすぎたせいで敵に集中攻撃を受けてやられちゃった、なんてこともありますけど、このゲームはそんなにシビアではありません。たまに強いボスがいて、体力を半分以上もっていく範囲攻撃が怖いくらいですかね、今のところは。

味方のユニットは、1つにつき2人の仲間がコンビになっています。『鉄拳』だったり『龍が如く』だったり『バイオハザード』だったり、作品で登場するコンビがメイン（ああ…『忍』と『ストライダー飛竜』コンビなんてのもいます）、それにどのシリーズからでも1人をセットにできるのが楽しいです。たとえば『バイオ』のクリス＆ジルに『スペースチャンネル5』のうららを合わせたり。行動時のBGMも『スペチャン』になったりするのが楽しいです。さまざまな作品のBGMはもちろん、『バーチャファイター』のアニメ主題歌「愛がたりないぜ」が歌つきでそのまま聞けたり、かなり豪華ですよ。お値段は張りますけど、原作ゲームの音楽が好きな人はぜひ「オリジナルゲームサウンドエディション」をおすすめします。

で。そんなユニットたちが敵を攻撃する様子がまた楽しいです。バトル少しだけアクションの要素もあって、敵と対峙したときにボタンの組み合わせで出す技を決めます。すると2人がさざままな技を猛烈なスピードで、たくさん繰り出します。格闘ゲームのコンボ攻撃を見ている感じでそう快感ありますね〜。それを何度か繰り返したり、3人目の仲間をいいタイミングで呼ぶと、ガガガガっとさらにダメージを与えられます。そう、「いいタイミング」ってトコがちょっとしたアクション。敵は攻撃で吹っ飛んだり浮き上がったりするので、仲間を呼んだタイミングで攻撃がスカることもあるんですよ。そのタイミング合わせが楽しいですね。また、マップで隣接している仲間も攻撃に呼べるのもいい。マップの位置取りも大切になってくるわけです。

キャラクターの成長要素も、まあいろいろあるんですけど、私みたいにてきとーに成長さえていても、今のとこなんとかなっています。章の合間で回復薬などをもりもり買っておくと、シナリオ中にガンガン回復できて楽チンだし、装備品もてきとーに揃える感じで。


そんなこんなで、シミュレーションRPG的な楽しさを持ちつつ、キャラクター共演のお祭な楽しさも十分に楽しめる作品だと思います。…自分は仕事柄プレイステーション系にしか出ていないゲームはほんとウトいので、最近のキャラクターでわからないのもいくつかありましたけど…。知っている作品が多いほど楽しめると思います。あー、このセリフをこんな場面で使うのかーとか、知ってるとニヤリ、なポイントも多いです。

さまざまなゲームが、キャラが、メーカーが交差（クロス）する様を、たっぷりと楽しみましょう！