L-590AXII レビュー・評価

2015年 6月下旬 発売

L-590AXII

  • 独自の増幅帰還回路ODNF4.0、LR独立ブロックコンデンサー、ディスクリート構成のバッファー回路などを搭載した、プリメインアンプのフラッグシップモデル。
  • アンプ回路一体型・電子制御アッテネーター新LECUA1000の搭載により、スムーズで音質劣化の少ない音量調節を実現している。
  • 視認性を高めたメーターパネルと、高応答特性の新メーターユニットを採用したLED照明付き針式アナログメーターを搭載している。

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価格帯:¥―〜¥― (―店舗) メーカー希望小売価格(税別):¥580,000

定格出力:30W/8Ω/60W/4Ω 対応インピーダンス:8Ω/4Ω 再生周波数帯域:20Hz〜100kHz アナログ入力:4系統 L-590AXIIのスペック・仕様

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L-590AXIILUXMAN

最安価格(税込):価格情報の登録がありません 発売日:2015年 6月下旬

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L-590AXII のユーザーレビュー・評価

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満足度:5.00
(カテゴリ平均:4.49
集計対象6件 / 総投稿数6
  1. 4 0%
  2. 3 0%
  3. 2 0%
  4. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 4.85 4.36 -位
操作性 リモコンや本体の操作のしやすさ 4.06 4.13 -位
音質 臨場感、音質の良さ 5.00 4.51 -位
パワー 最大音量の大きさ 5.00 4.44 -位
機能性 機能が充実しているか 4.85 4.22 -位
入出力端子 端子の数 4.85 4.23 -位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ 4.08 4.29 -位
  • ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

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やじろー どんさん

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スピーカー
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24件
AVアンプ
0件
25件
プリメインアンプ
2件
23件
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満足度5
デザイン5
操作性4
音質5
パワー5
機能性5
入出力端子5
サイズ4
   

暗闇に光るアナログメーター

   

【デザイン】
古式ゆかしきオーディオの伝統が息づいています。
アナログメーターは音楽が躍っているのが目でも分かって楽しいです。これがなくてはなりません。アナログアンプとしての矜持を奥ゆかしく主張してくれます。
アルミ削り出し富士山型ノブは大変美しいです。鋳造のものとは違います。
ループレスシャーシの天板は昔ながらのデザインが踏襲されており、これぞラックスマンと言う安心感と満足感があります。このループレス構造で共振を抑制してくれます。

【操作性】
本体の各種コントロールノブ・ダイヤルは滑らかに軽やかに動きます。
アルミ製リモコンは堅牢で心地よいズッシリ感(約183g 電池込)があります。ボタンは恐らくメカニカル方式で、カチカチと心地よくタフな押し具合です。金属製なので冬の寒い部屋で持つと冷たいのが玉に瑕です(笑)。

【音質】
所謂ラックストーンが最も色濃く残っているのはこの製品(か真空管)だと思います。購入にあたり、最終的に "ワンボディセパレート" L-509X と比較試聴しました。
L-509X が現代的なスッキリした音調で非常に抜けがよい(音が遠くまで通る)のに対し、当機 L-590AXII は温もりのある生々しさと艶っぽさが別物に感じました。ロックやPOPなどのエレキ楽器は L-509X の方が元気が良いですが、ヴァイオリンやトランペットなどの響き、艶と色気(倍音)は L-590AXII の方が色濃く感じました。
L-509XではA級動作範囲内と思われる小音量で試聴したので、A級、AB級の違いよりも製品の性格づけの違いだと思います。L-509X が清涼感とヌケだとすれば、L-590AXII は温もりと豊潤でしょうか。

【パワー】
一般家庭で 30W+30W (8Ω) は充分です。最大音量にすると爆音ですが、60W+60W (4Ω)までなのでスピーカーがぶっとぶ心配がなくて安心です(笑)。
6Ω, 88dB/W/m のスピーカーでは、9時〜10時ぐらいのボリューム位置で充分な音量が取れています。

【機能性】
トーンコントロール、プリ/パワー分離機能、ラウドネス機能、ヘッドフォン出力と多機能です。
トーンコントロールは古い密閉型スピーカーで低音を上げたいときなどに便利です。PC等でイコライザをかけるよりも高音質です。当然、トーンコントロール回路をバイパスすることも出来ます。
プリ/パワー分離は、AVアンプとの共存を考えると非常に便利です。セパレートアンプとも組み合わせられます。
ラウドネス機能は小音量時のトーンコントロールです。聴き取りやすくなりますが、ややドンシャリになるので使う機会は少ないです。
ヘッドフォン端子は、回路図を見るとスピーカー端子の直前でヘッドフォンへ分岐しており非常に贅沢な作りです。
LECUA, ODNFなどの音質改善機能につきましては、散々書かれている評判の通りです。音量を絞っても音質劣化は(当然)認識できず、歪みとノイズは感知できません。

【入出力端子】
いっぱい繋げます。LINE4つとバランス入力2つです。パワーアンプダイレクト入力/プリ出力とフォノ(MM/MC)入力もあるのが特に良いです。
今では絶滅寸前のACアウトレットが2つ搭載されているのもありがたいです。

【サイズ】
440 (幅) × 193 (高さ) × 463 (奥行き) mm です。幅は普通ですが、高さと奥行きが大きく感じます。
また、天板の上は20cm以上、左右は5cm以上を空けるようにマニュアルに記載されています。

【熱さ】
純A級です。暖かいです。夏になるとヤバそうです。ラックの最上面に乗せるのが無難だと思います。

【総評】
真空管のような響きが欲しいが半導体アンプのスッキリさも欲しいという勝手な要求に対し、ギリギリの所まで調整されたような、素晴らしいアンプです。他社製品にはこういった音色に調整されたアンプは見当たらず、ラックスマンの現行セパレート(C-900u, M-900u)とも傾向が異なります。
アコースティック楽器を多用するクラシックやジャズなどを良く聴く方には、価格が上の L-509X よりも好ましいと思います。セパレートの C-900u, M-900u と比較してもアコースティック楽器の響き(と価格…)を追求すれば、こちらの方が自分の好みです。
オーディオ業界全体で半導体アンプは清涼で抜けの良い音作りが流行している昨今、こうした音作りは貴重だと思います。艶めかしいがドギツクなく、上品な豊潤さを持った音色です。外国製にはない「和」の音だと思います。日本人の耳には合っているでしょう。
プレミアム延長保証が7年、どんな古い製品でも修理を受け付け、1989年発売のプリメインアンプL-570シリーズのメインテナンスキャンペーンを2015年にやったラックスマンの製品であるということも、この製品の価値には含まれています。

比較製品
LUXMAN > L-509X
LUXMAN > C-900u
LUXMAN > M-900u
レベル
中級者

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