『凋落の象徴的製品』 シャープ docomo AQUOS ケータイ SH-06G [Blue Green] 水明草さんのレビュー・評価

docomo AQUOS ケータイ SH-06G [Blue Green]

OSにAndroidを採用した折りたたみ携帯電話

公式オンラインショップ購入時の端末代金

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発売日:2015年 6月26日

販売時期:2015年夏モデル 液晶サイズ:3.4インチ 形状:折りたたみ メインカメラ画素数:500万画素 防水機能:○ 重量:123g docomo AQUOS ケータイ SH-06G [Blue Green]のスペック・仕様

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デザイン4
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画面表示1
通話音質3
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バッテリー3
凋落の象徴的製品

 端末を起動・終了する度に無駄に作動するバイブレーターを無効化設定できないのも鬱陶しいのですが、起動のたびに「セキュリティ設定」を求められるのはどういう仕様なのだろうか。その都度端末暗証番号を新たに設定して「完了」させているのに、次回起動時にまたもや「セキュリティ設定」画面が出て来ます。この製品は電源を切ってはいけないのか? 電源自動ON・OFF設定もできないので、目覚まし代わりに使いたいなら一晩中電源を入れっぱなしにしておかないといけません。
 この機種の大きな売りらしいのが、Web閲覧時にキーボード面をタッチパネルのように使える「タッチクルーザーEX」ですが、選択モードとスクロールモードがまるで意図しないタイミングで切り替わるので、とてもじゃないがまともにページ操作ができません。タッチパネルの曖昧な操作感を嫌ってフィーチャーフォンを選ぶ人も少なくないはずなのに、なぜ中途半端にスマホにおもねった操作系をねじ込むのか理解に苦しみます。
 PCではATOKを使っているので、これまで使ってきたPanasonicやNEC端末の変換能力にもたいがいイライラしてきましたが、SHARPはその比ではありません。SHARP開発陣はまずは日本語の勉強を小学校レベルからやり直した方がいい。ツータッチ入力ができないのも不便。
 自慢のはずの液晶も屋内ではすこぶる綺麗ですが、これまた無駄に画素数を高めたせいで、晴天屋外では輝度を最大にしてもまるで視認できない代物。もっともこれはここ数年のdocomo携帯共通の難点でもあるわけですが、SHARP製品ならばせめて液晶くらいはまともなものをという期待が見事に裏切られた分なおさら癪に障るというものです。
 こき下ろす一方なのもあんまりかと、前機種のP-06Cに比べてのこの機種の長所を一所懸命探してみたものの、SPモードでネット閲覧の自由度が上がっていることとBluetoothに対応したことと、ボタン類の反応が良くなったこと(というかこの点はP-06Cが酷すぎた)くらいですね、本当に。
 総じての印象としては、開発者がユーザーの現実的な使用状況をまるで斟酌しないまま、研究室で思いついた機能をいたずらに詰め込んだだけの独りよがり製品ということ。SHARP凋落を象徴する製品と言っては言い過ぎでしょうか。
 iモードがIP接続サービスとしてもはや崩壊していることと、もう一つのSPモード携帯のF-05Gが当機以上に悪評紛々なので仕方なく当面使い続けますが、購入を考えている方は実際に操作可能なホットモックを置いている販売店で、慎重な上にも慎重な検討をなさることをお奨めします。

[追記]
 apkファイルからavast!モバイルセキュリティを導入したところ、起動のたびにセキュリティ設定を求められる現象が何故か解消しました。この製品は初期状態でマルウェアに感染してるのか?
 「リンクを新しいタブで開く」というPCはおろか5年前のガラケーブラウザででも当たり前に出来た操作すらできない無能ブラウザへのイライラは、同じくapkファイルからSleipnirを導入することで解決。もっともアプリの追加インストールは出来ないというこの製品の建前上デフォルトブラウザは変更できないことと、タッチクルーザーEXのポンコツ振りは変わらないので、どうにかこうにかWeb閲覧が出来るようになったという程度の改善です。「快適」とは地球半周分くらいの距離がある。
 昨秋にはLTEに対応したPanasonic製SPモード携帯も発表されたのだからこんな製品買うな、と書いてしまうと営業妨害だなどと難癖付けられかねないので、ただ一言、「お奨めできません」とだけ。

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 端末を起動・終了する度に無駄に作動するバイブレーターを無効化設定できないのも鬱陶しいのですが、起動のたびに「セキュリティ設定」を求められるのはどういう仕様なのだろうか。その都度端末暗証番号を新たに設定して「完了」させているのに、次回起動時にまたもや「セキュリティ設定」画面が出て来ます。この製品は電源を切ってはいけないのか? 電源自動ON・OFF設定もできないので、目覚まし代わりに使いたいなら一晩中電源を入れっぱなしにしておかないといけません。
 この機種の大きな売りらしいのが、Web閲覧時にキーボード面をタッチパネルのように使える「タッチクルーザーEX」ですが、選択モードとスクロールモードがまるで意図しないタイミングで切り替わるので、とてもじゃないがまともにページ操作ができません。タッチパネルの曖昧な操作感を嫌ってフィーチャーフォンを選ぶ人も少なくないはずなのに、なぜ中途半端にスマホにおもねった操作系をねじ込むのか理解に苦しみます。
 PCではATOKを使っているので、これまで使ってきたPanasonicやNEC端末の変換能力にもたいがいイライラしてきましたが、SHARPはその比ではありません。SHARP開発陣はまずは日本語の勉強を小学校レベルからやり直した方がいい。ツータッチ入力ができないのも不便。
 自慢のはずの液晶も屋内ではすこぶる綺麗ですが、これまた無駄に画素数を高めたせいで、晴天屋外では輝度を最大にしてもまるで視認できない代物。もっともこれはここ数年のdocomo携帯共通の難点でもあるわけですが、SHARP製品ならばせめて液晶くらいはまともなものをという期待が見事に裏切られた分なおさら癪に障るというものです。
 こき下ろす一方なのもあんまりかと、前機種のP-06Cに比べてのこの機種の長所を一所懸命探してみたものの、SPモードでネット閲覧の自由度が上がっていることとBluetoothに対応したことと、ボタン類の反応が良くなったこと(というかこの点はP-06Cが酷すぎた)くらいですね、本当に。
 総じての印象としては、開発者がユーザーの現実的な使用状況をまるで斟酌しないまま、研究室で思いついた機能をいたずらに詰め込んだだけの独りよがり製品ということ。SHARP凋落を象徴する製品と言っては言い過ぎでしょうか。
 iモードがIP接続サービスとしてもはや崩壊していることと、もう一つのSPモード携帯のF-05Gが当機以上に悪評紛々なので仕方なく当面使い続けますが、購入を考えている方は実際に操作可能なホットモックを置いている販売店で、慎重な上にも慎重な検討をなさることをお奨めします。

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発売日:2015年 6月26日

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