Papilio II 8.5x21 [ブラック] レビュー・評価

満足度：4.35

（カテゴリ平均：4.41）

満足度ランキング—位

集計対象5件 / 総投稿数5件

1. 5 60%
2. 4 20%
3. 3 20%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
見やすさ 明るさ、色合い、視野の広さは十分か	4.02	4.37	-位
携帯性 軽さ、コンパクトさ	4.57	4.20	-位
操作性 使いやすさ、持ちやすさ	4.11	4.28	-位
機能性 付加機能など	4.76	4.14	-位
耐久性 耐衝撃性、持ちの良さ	3.19	4.09	-位
デザイン 見た目のよさ、質感	3.78	4.29	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[bab3]

2023年5月17日 15:30 [1715606-1]

満足度	5

見やすさ	5
携帯性	4
操作性	5
機能性	5
耐久性	無評価
デザイン	4

圧巻の５０センチ　Ｐａｐｉｌｉｏ　ＩＩ　６．５×２１ｍｍ　

Papilio IIが10台以上買えるだろうSWAROVSKI CL CURIO 7x21と比較してみ
ました。

【見やすさ】
　視野について、倍率は違うけど　PapilioII：7.5度、CL CURIO：7.7度。数値
　上視野が狭く思えますが、十分な広さです。CL CURIOは視野の端で若干ボケ
　がでるものの、基本的に全視野にわたり解像度が高い。当たり前ですね、それ
　が無かったらこの値段の価値ないもの。笑
　国産双眼鏡でこのクラスはちょっと前までオモチャレベルのが多かったけど、
　Papilio IIは違います、透明度・コントラストと言い、申し分ない位良いです。
　視野の7-8割は十分な解像度を保っていますし大変見やすい。周辺に目をやれ
　ばそれはボケがでますが気にならないレベル。何と言っても近接５０センチで
　の画像は迫力満点。野外の自然観察には持ってこいの双眼鏡ですね。もちろん
　美術館やステージの鑑賞にも最適。
　
【携帯性】
　写真を見て解る通り、近接50�p仕様と、鏡筒部が収納できないので携帯性は若
　干落ちますし、21mmの割には大きく感じます。ケースにはベルトフォルダー
　が付いています。アイピースカバーがストラップに取り付けられるのはどの双
　眼鏡も同じでしょうか。

【操作性】
　ピントリングは非常に操作しやすい、テンションが少し軽すぎるかも。左右の
　視度調整機構が、携帯時や日常の使用でズレ難い設計で大変良いです。アイカ
　ップの調整も段付きで操作もスムースで良いです。

【機能性】
　何と言っても近接５０センチから無限大までピント調整できるのが最大のメリ
　ット。特筆すべきは三脚用１／４インチネジ穴がある事。オプションでアダプ
　ターを購入せずとも手持ちのカメラ用ネジや部品で何とかなるのが良いです。
　対物レンズ部は摺動部分のゴミ・チリ避けカバーグラスが装着されています。
　防水性能は謳ってないです。

【耐久性】
　未評価

【デザイン】
　ラバーコートによる外観は思ったより質感が良いです。ラバー部はチリが付き
　やすいです。「0.5m」シールとか「extremely-close Focusing 0.5m/1.8ft」
　表示や丸いロゴシートの「PENTAX Papilio II 6.5X21」、fully・・その他、色
　々書込みがあるのは好みが解れますね、ちょっとゴテゴテとシツコイかも。
　スワロはトレードマークとCL7x21とゴム部に目立たない「SWAROVSKI」の
　彫りが　あるのみ。

【総評】
　21mmで6.5倍という倍率設定と、1万円そこそこで比較的広視野で見易さと
　近接も狙った設計思想が秀逸だと思います。スワロの価格って一体何だろうと
　考えてしまう製品です。

比較製品

SWAROVSKI OPTIK > CL CURIO 7x21 [オレンジ]

使用目的

植物・動物観賞

[chidory]

2021年4月2日 13:36 [1439685-1]

満足度	5

見やすさ	4
携帯性	5
操作性	5
機能性	5
耐久性	4
デザイン	4

初心者に手軽でおススメ

最短距離が近いので、花や昆虫も見れて、美術館などで展示品を見るのにも使えます。

使用目的

植物・動物観賞

[まめまき]

2017年6月1日 15:28 [1033441-1]

満足度	4

見やすさ	3
携帯性	4
操作性	3
機能性	5
耐久性	無評価
デザイン	4

6.5が気になる。

これまでコンサートや美術館ではminolta UC 6×18を使ってきて何の問題もなかったが、落下で壊したのでこれを買った。最短50cmが理由だが、他社に選択肢がなかったのは意外だった。
見えはコントラストが高く、タンクローシリーズの高評価が納得できるものだった。しかし、接眼レンズの大きさを裏切って、目幅、目の位置を慎重に調整しなければ視界が蹴られるので素早く見られない。また実視界が狭いので美術館の天目茶碗も半分しか入りきれず、部分拡大の感が強い。拡大率は強烈で、肉眼では見えないものが見える「顕微鏡か」と思うほどのインパクトがある。
江戸の名人たちの細密超絶技巧を観察すると、対象物が細密なので手ブレが感じられる。屋外用では十分だが室内用としては若干倍率を下げたくなった。

多くの双眼鏡を持っていてスペック選択（魔が差した）と手ブレ抑制には自信を持っていたが、「倍率が低いほうを選ぶのがよい」ということを再認識した。

使用目的

コンサート・舞台鑑賞

その他

[G.R.F.]

2017年5月11日 16:15 [1028074-1]

満足度	3

見やすさ	3
携帯性	5
操作性	4
機能性	5
耐久性	3
デザイン	3

少し残念

【見やすさ】
倍率と口径からすると、ポロとは言え明るさには期待出来ないところですが、それを差し引いても暗めです。
また、マイナーチェンジでコーティングが改善されたとのことですが、色収差が目立ち日中の屋外での使用には向きません。
肝心の至近距離での使用についてはまずまず使えますが、アイレリーフが短い為、眼鏡を掛けたままではケラレて使えません。
拡大鏡代わりにちょくちょく手にして使うつもりなら、眼鏡を掛けている方は思惑が外れますのでご注意下さい。

【携帯性】
小さく軽いので持ち運びは楽です。

【操作性】
普通ですが、視度調整の回転は軽めの為、ずれ易いです。

【機能性】
この双眼鏡を使う方は至近距離での使用を重視されていると思います。
その用途に限れば及第点です。
アイレリーフがもっと長ければ良かったかな。

【耐久性】
購入したばかりですので、まだ分かりません。

【デザイン】
逆ポロにデザインの良さ云々は期待出来ませんので、普通としておきます。

【総評】
価格も安いですし、まぁこんなもんかな、と言ったところです。
眼鏡を掛けていますので拡大鏡代わりに使うのは煩わしさを感じますが、ほぼ期待通りの製品です。

[Hungry Bear]

2015年3月3日 15:07 [803032-1]

満足度	5

見やすさ	5
携帯性	5
操作性	4
機能性	4
耐久性	3
デザイン	4

“双眼ルーペ”的な使い方もできる

【見やすさ】
　21mmの対物レンズ口径に明るさを期待できないのは他メーカーと同様ですが､良好に抑えられた各収差､まずまずのコントラストと解像度で､昼間〜薄暮時の見え方に不満はありません｡実視界は狭いものの､近距離にも言われているようなブレは気にならず､昼間〜薄暮の野外での中〜遠望から至近の植物･昆虫の全体像〜細部観察､照明が効いた博物館･美術館での観賞､机上の印刷物の細かい文字･図柄の判読にまで使えました｡
　10年間販売された旧モデルとの違いをメーカーに問い合わせると､コーティングの改良でフレアやゴーストをより良好に抑えているとのことでした｡

【携帯性】
　290ｇと軽く､対物レンズを接眼レンズよりも内側に配したコンパクトなミニポロプリズム･タイプなので､首に吊り下げたままの長時間携行もまったく苦になりません｡ケースはできれば幅と奥行きにもう1cm程度の余裕が欲しかったと｡

【操作性】
　フォーカス･リングや視度調整リング､目幅合わせの両軸連動､接眼部のツイストアップ･クリックなどの駆動部も､各部の機能とコンパクトなボディの機動性を損ねない､硬過ぎず､緩過ぎずの適切なスムーズさには好感が持てます｡ただ､最至近のピント合わせの際に目幅合わせ駆動部とフォーカス･リングを速く動かし過ぎたためか(？)､希に左右の像が一つになりにくく､寄り目になってクラッとしたことが気になりました｡

【機能性】
　防水仕様でないのが残念ですが､接眼レンズ保護＋ササッと拭けるキャップ代わりの最前面1枚ガラスは有効でしょう｡何よりも双眼ルーペのようにも使えるマクロ機能は他にはないものです

【耐久性】
　軽さとラバー被覆の太軸ボディで軽い衝突には耐えられそうですが､落下などの強い衝撃は特殊な光学機構に影響を及ぼしそうな気がするので(想像の範囲ですが)評価3としました｡

【デザイン】
名前のようにアゲハチョウがイメージされるミニポロ･タイプは､一般にいかついポロプリズム･タイプの中にあって斬新なコンパクトさが気に入っています｡

【総評】
　最短50cmの合焦距離､どこへでも常携できるコンパクトさと軽さに惹かれて購入しました｡決定までには､2ｍ以内程度の近接観察を主に遠方までという使い方の実視界が広い6.5倍と､中〜遠望を主に至近距離までのカバー向けという実視界が狭い8.5倍を迷いましたが､近接時により大きく見えるのと､野外〜室内での汎用性から8.5倍を選択しました｡何よりも大口径ルーペのようにも見て取れる､至近の草花や昆虫の全体〜細部像は圧巻で新鮮です｡
　コンパクトな中級機ですが､ペンタックスとリコーのコラボレート品質が感じられるユニークな逸機ですね｡

使用目的

植物・動物観賞

その他