Performance 880 レビュー・評価

満足度：4.44

（カテゴリ平均：4.24）

満足度ランキング—位

集計対象13件 / 総投稿数13件

1. 5 54%
2. 4 38%
3. 3 8%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	3.84	4.19	-位
高音の音質 高音部の音質の良さ	4.68	4.15	-位
低音の音質 低音部の音質の良さ	4.51	4.12	-位
フィット感 装着したときのフィット感など	3.83	4.08	-位
外音遮断性 外の音を遮断するか	4.09	3.79	-位
音漏れ防止 音漏れを防止するか	4.42	3.79	-位
携帯性 コンパクトさ	2.77	3.86	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[イ・ジュン]

2020年5月5日 20:44 [1325635-2]

満足度	4

デザイン	4
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	4
外音遮断性	4
音漏れ防止	4
携帯性	4

低音よりなバランスで側圧強めですが優等生な音質。

標準3mケーブル、アンプ DENON DA-310USBです。

【デザイン】評価 4
黒部は全部ゴム状でシックな色合いでもあり安っぽくないが、イヤーカップ周りのメッキの部はキラキラしてシックさが台無しになっている感じがしました。
なんとなくプラスチック感はさほどないですがSENNHEISERに似たデザインにも思えましたし、装着感も似てなくはないような。
ケーブル片出しは扱いやすいですね。

【高音の音質】評価 4.5〜5
伸びが良く解像度感も十分。澄んだ音場。860と比べるとやや遠目で定位。
澄んだ上に密閉型は定位感も含めて音場全体の見通しが良いで匙加減も堪能できますね。

【中音の音質】評価 4.5〜5
ボーカルはかなり近い。しかし柔らかめでもあり自然に聴ける不思議さ。
頭中心に円状を感じる音場。円の外周に沿って定位する感じでワイド。しかし円状自体はそれほど大きくないというか円状という柵は感じるので広いと評していいのか分からない感覚。
ソースによっては首元（後ろ側）に定位し生々しさで突出して感じる場合もあり。
割とリアルな音質。

【低音の音質】評価 3〜5 （880ケーブルでは3〜4、860ケーブルでは4.5〜5。）
量は割とあり重低音は響くほう。響きが880標準ケーブルではぼわつき過剰に感じました。
860のケーブルではタイトになり良好ですが、どうみても同じケーブルとプラグですので謎。
860では違いが分からないレベルですので、わずかな品質差とプラグの密着度の差に880は敏感に思います。個体差かもしれませんが880は低音の主張が強めなのでケーブルとアンプはかなり選ぶ方だと思います。
基本的にややボーカルを邪魔してしまう響きの多さだと思いますが、ぼわつかなければクリアな音場で気にならないように思います。

密閉型らしくないほどクリアで伸び伸びした音場。低音よりで重い部類でよく響く。
音場は自然だが独特でもあり。

【フィット感】評価 3〜4
ピタっとフィットしますが、側圧は強めです。
調整スライダーを伸ばすとより側圧が強くなる仕様で頭の大きい方は評価を下げそうです。
私の場合は両方2の位置でジャストですが、試しになぜかたまたま位置が良いのかより強くなる両方3の位置で痛みが消え長時間いけましたので評価3から4にしました。
形状少し似てる感じがあるHD650と比べてイヤーパッドの表面素材と分散具合が良いのかなと。

【外音遮断性】評価 4
エアコンと人の声のカットは良好です。車の音はそこそこ。

【音漏れ防止】評価 4〜
フィット感とイヤーパッドの厚みの無さで音漏れはより良好そうです。

【携帯性】評価 4
大きさの割にイヤーカップ90度回転で薄くまとまり、収納ポーチもあるので割とですね。

【総評】評価 4.5
ケーブルやプラグに敏感そうなのと、お安く買える下位の860のバランスや音場の広さも見通しの良さも正直良いのであえて4.5。
860と同じ値段ならば付属のベロアイヤーパッドで高音低音を弱めたり楽しめそうな880が面白いでしょうし、この音場を隅々まで楽しむのに時間を要するのも880の方でしょう。
より優等生なのは860ですね。ただ880も割と普通で、強烈な個性を求めるなら他をどうぞです。

主な用途

音楽

映画

ゲーム

接続対象

PC

[chiffon8371]

2017年3月14日 20:51 [1011457-1]

満足度	5

デザイン	3
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	4
音漏れ防止	4
携帯性	2

もう少しデザインを重視してくれれば

手の届きやすいedition8譲りの音質です．
ULTRASONEの音質はそのまま受け継いで，より聴きやすくなっています．performanceシリーズの中で，一番繊細です．
音場は近いですが，しっかり顔の前に拡がります．解像度が高く，空気感をしっかり捉えるので，楽器の位置がしっかり聞き分けられます．ドラムも点音源にならず，分離して聞こえます．
低域はゾネホン独特の響きがありますが，中域を邪魔しないので，この響きが気にならなければ，オススメできます．
ボーカルの繊細さと温かみも感じられ，ピアノや弦楽器もとてもきれいです．
高域がかすれたりささるような場合には，十分駆動能力のあるアンプに変えると直ります．DAPで聴くのはあまりオススメできません．
editionシリーズと聴き比べなければ，コレで十分と思わせる実力を備えています．

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[cakaai]

2017年2月23日 12:34 [1006138-1]

満足度	4

デザイン	3
高音の音質	5
低音の音質	3
フィット感	5
外音遮断性	2
音漏れ防止	5
携帯性	2

normcore!

2017年1月に購入。
購入理由は、気軽に外使いできるヘッドホンが欲しかったから。


【音質】
音のバランスは中低音寄り。中音域がかなり強く出るタイプで、曲によってはギターなどがうるさく感じる。
音の傾向は硬くも柔らかくもない。ただ、中高音と低音で少し質が違っており、中高音は解像度・厚みがともにそれなりに良いが、低音は薄くてのっぺりとしている。また、硬い音の表現がやや苦手。
分解能はやや良い。音場はultrasone特有の前方に来る感覚はあるが、同価格帯と比べて明らかに狭い。低音の質や音漏れの少なさも関係しているかもしれない。
音の温かみや艶は必要十分。響きは普通。簡単に言えば、硬くも柔らかくもなくて、ちょうどその中間といったところ。

低音は量感がかなりある。それなりにキレがあるものの、全体として厚みのないのっぺりとした音であまり良くない。
中音域は、かなり強調されている感じがある。
高音はやや量が少ないものの、ultrasoneらしい華やかな鳴り方で良い。ただ、駆動力が足りなかったり、音源に問題があると刺さるような鳴り方をする。

【その他・注意点】
ケーブルはヘッドホン側がロック機構付き2.5マイクロプラグで、HD598のものが流用可。
エージングはやはり必要で、100時間程度でピンボケした音が落ち着いた。
やや音量が取りにくいので、DAP直では使いづらい。
また、インドアユースとしては低音が多すぎる。

【フィット感】
側圧はやや強めですが、DJヘッドホン程ではありません。
また、均等に圧がかかるタイプなので、長時間着けていても痛くはなりません。
個人的には、もう少しイヤーパッドが小さければよかったとは思います。
フィット感とはあまり関係ないですが、スライダーがかなり長いので、キャップやニット帽の上からつけることも可能です。

【外音遮断性】【音漏れ防止】
外音遮断性はあまり高くありませんが、音漏れはほとんどありません。

【総評】
この価格帯のヘッドホンにしては珍しく、硬くも柔らかくもない、まさに普通の音がするヘッドホンです。
他のものに目が行きがちな価格帯ですが、直輸入品なら3万円くらいなので、かなりおすすめ出来る一本です。

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[袞竜]

2016年11月19日 19:29 [978297-1]

満足度	5

デザイン	3
高音の音質	5
低音の音質	4
フィット感	2
外音遮断性	5
音漏れ防止	5
携帯性	2

ミドルレンジのウルトラゾーン

【デザイン】ハウジング上部はチタン下部はマット加工で個人的には良いが全体的にプラスチッキー

【高音の音質】やや刺さるがウルトラゾーンらしい高音ただし駆動力がないとシャリ付きます

【低音の音質】控えめながらタイトに出るがあまり重低音と言う感じではない

【フィット感】これが曲者で締め付けはかなりきついのに大型イヤーパッドで軽減されるがやはりキツイ
その分ガッチリとホールドされズレにくい。試着は必須です

【外音遮断性】上記の通りガッチリとホールドされてるため高いです

【音漏れ防止】普段の音量では漏れません

【携帯性】スイーベル機能がありますがハウジングがでかく多少平たくなる程度、ポーチもケーブルを外さないと収納できません

【総評】装着感がやや難点だがポータブル、ホームユースとしても優秀な印象、いい意味でウルトラゾーンらしいヘッドホンです。

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[梨が好き]

2016年10月4日 23:07 [966052-1]

満足度	4

デザイン	3
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	4
外音遮断性	5
音漏れ防止	5
携帯性	無評価

中級機では一番良かった

【デザイン】
デザインだけ見て欲しいとは思わない。
ヘッドバンドは型から抜く時のカジリが、880バッジには曇りが有るし。

【高音の音質】
Editon8に連なる音。気に入ったポイントです。

【低音の音質】
充分な量があって更にスピード感、キレがある。

【フィット感】
200g台なので特に重くもないし、パッドの当たりも特に問題なし。
これを使った後でMDR-1Aを着けると羽のように軽く感じる。

【外音遮断性】
問題無し。

【音漏れ防止】
ほぼ漏れなし。

【携帯性】
これを持って外出は無い。

【総評】
P7を試聴に行って、音数が多いところで崩れるのにがっかりして、4~6万円台を聴きまくって良かったのがこれ。
その後何回か日を改めて試聴した結果、これが最も好みに合うことが確認できたので購入。
PCからMusicBee/foobar2000でSU-AX7をASIOでドライブして使用が多い。音源はFLAC/ハイレゾ。

この機種はアンプを通し、ちょっと大きめの音量で聴くのがコツと思う。
試聴時に音量を上げて、どの程度の音量で歪を感じるかリニアな領域の確認をしているが、この機種は音量を上げていくと音が活き活きして生っぽく感じるようになってくる。MDR-1Aでこれをやると単に音が大きくなるだけで音が活きては来ない。
Wakmanでも音量は取れるがアンプを通すと歴然とクリアさが違う。MusicBeeとfoobar2000の音の違いも判るくらいだから上流を反映しやすい機種と思う。
付属のスマホケーブルを使うとアンプを通していても明らかに低域の元気が無くなる。同じケーブルの1..2~1.5mのものを付けて欲しかった。

外観の残念な点と音の残念なスマホケーブルの分を差し引いて満足度は4.5

主な用途

音楽

接続対象

PC

[慢性鼻炎患者]

2016年5月30日 13:44 [934005-1]

満足度	4

デザイン	4
高音の音質	5
低音の音質	4
フィット感	3
外音遮断性	3
音漏れ防止	3
携帯性	1

人を選ぶultrasone中級機

ultrasoneは他にhfi-680を所持。
タイムロードのダイレクトショップで
再調整品がセールだった為衝動買い。
元々ultrasone好きだし。
この為、購入時の比較機種は特に無し。
購入価格は3万円台前半。

【デザイン】
Edition系をそのまま落とし込んだデザイン。
よくよく見るとチープな部分もあるが(メッキプレートや樹脂の質感)、こんなものかと思える。

【高音の音質】
低中高全域で量は充分だが、高音域をより持ち上げている感じ。解像度は高め。よく言われる「キラキラした高音」というフレーズはこの事なのかと思う。
【低音の音質】
ultrasoneらしく低音の量は多い。
解像度、沈み込みは密閉型ヘッドホンとしては並。
【フィット感】
hfiシリーズやHD25の万力締めに比べればマイルド。
手持ちのヘッドホンではゼンハイザーamperiorと同程度かと思える。
イヤーパッド、頭頂部のパッドの質は良く、
着け心地は上々。hfiのパッドとは雲泥の差。
【外音遮断性】
無音時は1mくらい離れたテレビの音(標準的な音量)が明瞭に聞こえる程度。もちろん音楽再生時には聞こえなくなる。
【音漏れ防止】
物に挟んでの結果だが、
5cm離れた場所では曲の内容がわかる。
10cmでは音楽が鳴っているのがわかる。
20cmでは何かが聞こえる。
というレベル。
【携帯性】
スイーベル機能はあるが、もともとが大きいので携帯には向かない。ケースも大きい。そもそもDAP直では音量が取りづらいのでポタアンがいる。総じて携帯には向いていない。
【総評】
一言で言えば高音寄りのドンシャリ。
ただ、S-LOGICがかなり効く為、
ultrasone独特の前方に定位が来るような「造られた」音場感が強く感じられる。
音場が広いと言えば広いんだけど、何処と無く違和感がある、何とも言えない微妙な感じ。
慣れないとかなり違和感があり、合わない人にはとことん合わないヘッドホン（知人に聴かせた際、音の響き方が気持ち悪いと言われた実体験あり）。
現在の流通価格では割高感があり、コスパは悪目。
(ultrasone自体基本コスパは悪いと思うけど)
ハマれば素晴らしいが、確実に人を選ぶ為試聴は必須。
hfiシリーズからのステップアップの受け皿としてはいいが、ultrasoneに興味がない人を振り向かせたり、踏み切れない人に一押しをさせたりできる商品ではないかな（価格的にも）、勿体無いな、という印象。

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[Nicole☆]

2016年4月15日 19:58 [916170-3]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	4
外音遮断性	5
音漏れ防止	4
携帯性	2

ミドルクラスのヘッドホンではかなりオススメです！

最初にultrasoneについてですが、私はそれまでultrasoneのヘッドホンはHFI-780しか所有していませんでした。

何故かと言うと、ultrasoneは上を見たらキリがないからです。

editionシリーズはハイエンドクラスのヘッドホンの中でも価格が高めで、それに見合った性能と品質を持っていると思います。

ですがヘッドホンひとつに10万円以上かける事に躊躇いがあった事と、質より量で色んな音楽を楽しめた方がいいと思い、これまで使ったヘッドホンは数百本、今現在も手元に40本近くあります。

それだけたくさん買うなら最初からハイエンドやフラッグシップのヘッドホンを買えばいいと思われるかも知れませんが、その時の気分によって聴く音楽の好みの傾向が変わり易い、いわゆる優柔不断という理由から、スピーカーではなくヘッドホンオーディオの道を選んだので、後悔はしていません。


さて本題に入りますが、私の比較対象となる同クラスのヘッドホンは、Fidelio X1、ATH-A1000X、SRH1840、K701、HD650などが挙げられます。

他にもDT990pro、ATH-M50、MDR-CD900STなども参考にしながら比較させていただきます。

まずperformance880の音の傾向ですが、重心が低めの弱ドンシャリぐらいになるかと思います。

決して中音域が弱いわけではありませんが、低音の響きや高音のキラキラした感じが少し目立ちます。

もともとドンシャリ傾向のヘッドホンは好きで、ATH-A1000Xの刺激的な高音や、Fidelio X1の深く沈み込む重低音でなれているので、それらと比較すると結構フラットな印象です。

A1000XやCD900STの高音の刺さりが痛く感じる方には、このヘッドホンの高音も多少刺激的に聞こえるかも知れません。

Fidelio X1やHD650の低音が多く感じる方には、このヘッドホンの低音の響きも、少し重たく感じると思います。

しかしこの880は高音・低音どちらもよく出ていますが、決して強いドンシャリヘッドホンではありません。

ほどほどに刺激のあるヘッドホンといった感じです。

特に高音の刺さりですが、これはM50やCD900STなどのモニターヘッドホンの刺激と比べると、だいぶ大人しめに出ています。

おそらくultrasone特有のS-logicのシステムの影響かと思われます。

S-logicとは、ドライバーの位置を下に置き、耳に当たって弾んだ音が鼓膜に当たる事によって、自然に近い音の刺激を感じられる仕組みです。

このS-logicによって鼓膜が直接受ける刺激を減らすので、モニターヘッドホンとは全く違ったリスニングヘッドホンになるのです。

このシリーズは3種類ありますが、どれもハウジングは同じ大きさで、ドライバーの素材のみを変えて音に変化を出しています。

このperformanceシリーズ共通の大きなハウジングは、S-logicの効果をよりハッキリと感じられます。

HFI-780では他とあまり差は無く、頭の中に定位を感じますが、880では頭の外、目線のちょっと先辺りに音が定位し、よりリアルに近い音楽が楽しめます。

S-logicによって密閉型の中ではだいぶ音場が広く、窮屈さを感じません。

直接的な刺激が少なく、音場が自然な、耳に優しいヘッドホンです。

X1やSRH1840の様なハッキリとした特徴は少ないですが、あえて挙げるならボーカルがとてもリアルで、打ち込み系との相性が良いです。

ボーカルが自分の目の前で歌っているように聞こえるので、ボーカル物の音楽とはとても相性がよく、逆にメリハリが少ない分、クラシックなどの生演奏との相性は悪く感じます。

私はロックやポップスもヘッドホンで聴くのですが、この機種と出会った時はたまたまロックに合うものを探していたので、一目惚れならぬひと聴き惚れでした。

今まで感じたことのないリアリティと、ドンシャリなのに刺激が強過ぎないという、一見すると矛盾している様なサウンドが、このシリーズの特徴なのです。

原音に忠実なヘッドホンを探す場合、900STの様なスタジオモニターから選びますが、それはあくまで録音された音の再生が忠実なだけで、目の前で演奏されてるようなリアリティとは違うのだと私は思います。

このヘッドホンを使い始めてからというもの、メリハリの少なさに失敗したかと思いましたが、長時間激しい音楽を聴いていても疲れない、尚且つどんどんリアルに広がっていく音場に、これまでとは全く違った快感を覚えました。


決してモニター的でもゆったりリラックス出来る音とも違います。

editionシリーズは確かにとても素晴らしい質を持っていますが、ハウジングの大きさ故かperformanceシリーズの方が音場が広く感じるのと、装着時の安定感があります。

若干強めの側圧に慣れるのも、そんなに時間はかかりませんでした。

明るく元気の良い音楽を、自分の目の前の中で楽しみたい時、このperformance880は貴方の力になってくれます！

ちなみに下位機種のperformance840と860も試聴しましたが、840は質の柔らかめな低音が量多く出ていて(若干ブーミー)、860は更にメリハリを無くして中音域だけが目立つ様な大人しい感じの音でした。

880と比べても、どれも価格以上のスペックは持っていると思いますので、是非聴き比べもしていただきたいです！


ultrasoneに憧れがあるけどeditionシリーズは価格が高い…。

ボーカルものをよく聴くけど、疲れ易い(逆に刺激が少ない)などと、今使っているヘッドホンに満足出来ていない方は、是非一度performanceシリーズを、この880の奏でる音楽を聴いていただきたいです。


ちなみに携帯用ポーチとショートケーブルも付属されていますが、大きさがHD650並なので、決してポータブルとして使い易い機種ではありません。

私はデザインも気に入っているので、傷付けないように気を付けながら家の中でのみ使用しています。


こちらのブログでも紹介してますので、ぜひご覧ください！
http://s.ameblo.jp/mocomatu1027/entry-12150581885.html

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[藤田まりこ]

2016年3月21日 12:39 [915730-1]

満足度	3

デザイン	3
高音の音質	2
低音の音質	4
フィット感	3
外音遮断性	3
音漏れ防止	無評価
携帯性	4

Editionシリーズとは程遠い品質

この価格帯に有りながら、あまり良いところがありません。
Editionシリーズとの性能差は歴然としているので、期待しすぎないように。

高域では、モニタリングする機種に似て聞き疲れします。

音場もそれほど広くなく、クリアさに欠ける。

中低域は、しっかり鳴る方なので、Ｊ-POPにはよく合います。
２００時間程度では、エージングでの改善もあまりみられません。
クラシックやジャズを聞く人にはお勧めできません。

イヤーパッドの品質もイマイチ良さがありません。
ヘッドホンの形状をフラットにして収納でき、付属のヘッドホンケースで収まるのは良い。
付属ケーブルの品質は悪いから、購入時にはリケーブルする前提で同時購入することをお勧めします。

同価格帯ならOPPO PM-3の方が少しは良いと思います。

比較製品

ULTRASONE > edition8 Romeo [ブラック]

OPPO > PM-3 [ブラック]

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[zx2]

2015年11月7日 03:01 [858954-5]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	4
外音遮断性	4
音漏れ防止	4
携帯性	5

ボーカルの綺麗さ　他のヘッドホンには戻れません

耳元で歌ってるような、迫力はありませんが

他のヘッドホンにはないボーカルの自然さが一番特筆すべき点です
目の前にいるような感覚
頭内定位を避けた作品です

全ての音楽で満足な点数をつけれるヘッドホンではありません。
ロックが好きな方はp7の方がいいです
もしくは860

高音が好きな方は必ずはまります。きらびやかな音が好きな方も
ultlasoneは自らの技術を商品登録してあり他社のヘッドホンではこの音を体験することはできません。

ゾネ特有の音があると聞いて半信半疑で買ったのですが、もう他のヘッドホンにはいけません

価格帯が平均10万のゾネでこの作品は大変お買い得です

野村ケンジ？という人も大変評価しています

発売時期が、ZX2や他社の高級ヘッドホンと重なりあまり注目されませんでしたがかなり良質な作品です
もっと評価されるべき作品であると思います。

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[大いなる耳]

2015年8月15日 23:25 [850364-1]

満足度	5

デザイン	無評価
高音の音質	無評価
低音の音質	無評価
フィット感	無評価
外音遮断性	無評価
音漏れ防止	無評価
携帯性	無評価

良い物です

一音一音が力強く高域は実在感のある音です。
オヤイデにリケーブルすると解像度がUPします 。

アンプの要求が高いと感じました。

主な用途

音楽

[Jekill.K]

2015年6月14日 21:01 [833413-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	3
外音遮断性	5
音漏れ防止	5
携帯性	3

立体感と各音域のバランスの良さが魅力のPerformance最上位機

パッケージ。至って簡素である	付属品。リモコン付きのケーブルはカッコいい。使ってないけど。	チタンメッキがイカすハウジング。かなりデカい
ハウジング内側。ドライバの配置(？)が面白い	PHA-2と接続。意外なまでに駆動力が必要に思う	問題の調節機構。伸ばしていく毎に何故か側圧が強くなっていく鬼仕様である

購入から一ヶ月近く経ったのでレビューします。

使用環境はSONY NW-A16→SONY PHA-2→このヘッドホンという感じで繋いでます。

【デザイン】
ハウジング下部はマットなブラック、上部はチタンメッキで鈍く光る。まるで高級車のような重厚な出で立ちは文句なしの5つ星。実際手に取ってみると分かるが結構デカい。ゼンハイザーHD650とかそっち系の縦に長いタイプ。


【中高音の音質】
一聴してまずボーカルの伸びが良い。男性、女性ボーカル共に暖かく、心地よく響きます。弦楽器やシンバル等の繊細な鳴り、細かなニュアンスも伝わってきます。綺麗で上品、かつ派手な音色。
後述する空間表現力の影響か、密閉型にありがちな音がこもるということもなく抜けが良い。このヘッドホンの美点でしょう。


【低音の音質】
量感はかなり多いがある程度のキレも持ちあわせており質も高い。
こちらも後述する空間表現力のおかげで中高音に被さることなく包み込まれるような、空気感のある芯の太い低音を奏でてくれます。この辺の音の調和が実に素晴らしい。


【空間表現力】
ここがこのヘッドホンの特筆すべきところで、オープンエアのような自然に広がっていく音場というよりは、決められた空間の中に立体的に広がる音場という感じで、密閉型にも関わらず音が脳内に定位せずに前方に定位する感覚はなんとも不思議です。
これこそが繊細で上品な中高音と量感のある芯の太い低音という、一見相反する特性を違和感なく同時に奏でられる要因になってるんじゃないかな、と思ってます。
この空間表現はS-LOGICなるULTRASONE独自の技術で、同じ技術を採用している同社のHFI-580なんかと比べるとずっとその効果を体感出来ます。


【フィット感】
音質は素晴らしいPerformance880。しかし個人的に問題なのがフィット感です。
イヤーパッドはモチモチの低反発素材で肌触りが良い。イヤーカップもデカくて耳をすっぽりと覆ってくれる。ヘッドバンドはHFI-580のような頭頂部の意味不な出っ張りもなく普通に快適。
では何が問題なのかというと、側圧です。正直かなり強いです。
ヘッドバンドの調節機構を弄ってみると分かると思うがこれ、伸ばしていく毎に何故か側圧がガンガン強くなっていく鬼仕様で、僕は最初メモリの位置を「5」のところに設定してたんですけど、今は「4」にしています。上下の位置的にイヤーカップの真ん中に耳の中心を設置することは不可能になりましたがまぁこいつに関しては仕方ないかなみたいな。というかそもそも5だと平均より小さい僕の顔の場合、縦に長いこいつでは顎辺りが不安定になってしまうのでやっぱり無理。そして側圧がヤバい。そのまま洗濯バサミとして使えるんじゃないかこれ。
…まぁ、4でも特に音質に違和感ないしこういう仕様のヘッドホンは他にも沢山あると思いますし何より音質そのものは本当に素晴らしいのでこれで全体的な評価を下げるということもありませんが、とりあえず顔の長い人やデカい人は要試聴レベルでしょうか。


【外音遮断性】
吸い付くようなモチモチのイヤーパッドと前述の側圧のおかげでここは良好。音楽に集中出来ますぞ。


【音漏れ防止】
こっちも同上の理由により良好…のはず。


【携帯性】
キャリングケースが付いていて、イヤーカップを横向きに出来るので持ち運ぶ事は十分可能。
ただこいつそのものが大きいのと後述の理由によりポータブル用途で使用するのは個人的にはオススメしないですかね。


【その他】
このPerformance880、インピーダンス32Ωの癖してなんか知らんが非常に音量が取りづらい。音圧感度が94dBしかないからなのか、単にハウジングがデカいからなのかはよく分からんがとにかく音量が取りづらい。
一応リモコン付きのケーブルが付属しているものの、もしかしたらスマホ直挿しとかだと音量稼げないかもしれない。
僕はウォークマンにPHA-2を咬ました上でこのヘッドホンに接続しているが、ゲイン設定はhighにしている。normalでも割りと普通に音量取れるけど、一々ボリュームツマミをグイグイ回すのめんどいからもういっその事highにしちゃえっていう。ようはそのレベル。
まぁわざわざ屋内でウォークマンにポータブルアンプ咬まして音楽聴いてるような特殊な人間の戯言なのであんまり気にしなくていいと思いますが、不安ならアンプの類は用意した方がいいかもしれません。高いヘッドホンですし。


【総評】
立体的で脳内定位しない空間表現、各音域のバランスの良さは見事…だが、側圧の強さと音量の取りづらさで結局好みが激しく分かれそうというまぁある意味ULTRASONEらしいヘッドホンだと思います。何だかんだ僕は好きですけど。
ジャンルに関しては低音の量感と空間表現からEDM、加えて繊細で上品な中高音からクラシックまで割りとオールマイティに楽しませてくれます。メタルなんかは他に選択肢がありそうな気はしますが、シンフォニックメタルやシンフォブラメタの壮大なスケール感を低音の量感を確保しつつ奏でられるのは持ってるヘッドホンだとこいつとbeyerdynamicのDT990くらいなのでそういう系には重宝してます。

主な用途

音楽

接続対象

ポータブルプレーヤー

[am01125]

2015年5月14日 01:43 [824273-1]

満足度	4

デザイン	4
高音の音質	4
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	4
音漏れ防止	5
携帯性	2

Performance 880のレビュー（もどき）

パッケージは厚手の紙箱	おにぎり形ポーチは長手方向約25cm、厚8cm	メッキ部分は指紋が付き易い
イヤパッド、ケーブル2種、製品カタログ	短い方はコントローラ付きの4極	ヘッドホン側はマイクロプラグ

初出時はとても手を出す気になれない価格でしたが、
並行輸入品がだいぶ値下がりしてきたので思い切ってポチってみました。
Audio Oneで約45,000円（2015/5月中旬）でした。

開封の儀というのを一度やってみたかったので…まずは写真を御覧ください。
すいません、肝心なレビューのほうはあまりちゃんとした文章ではありません。

　◇◆◇

まずは紙箱を御開帳。安っぽくはないが、あまり高級感はないです。（左上）

ヘッドホン本体はポーチに収められています。少し貧弱で、常用には不向きか。
携帯性は悪そう。なお、ケーブルをいちいち外さないと入りません。（中央上）

いよいよ取り出します。本体は金属チックでかっこいいですが、
あまりコンパクトには畳めないデザイン。（右上）

ポーチの裏に、ユーティリティボックスがあります。袋を両面テープで
貼ってあるいい加減さは、日本企業も見習うべきなんでしょうか。（左下）

2種類のケーブルは太さと長さ、色が違います。（中央下）

ケーブル自作erにとっては厄介なことに、プラグに固定用の独自のノッチが
ついてます。差し込んで90度くらい回してロックする仕組みです。（右下）


　◇◆◇

着けた感じとしては、側圧強め。慣れてない今の私では、
30分くらいが限界のようです。もう少し弱く設定できると良いのですが。
そのぶんフィット感は良好。首を振っても全く動きません。
フレームはカッチリしていて、本体の軋み音はありません。

遮音性は密閉型としては普通〜やや良好。それなりに外の音が聞こえます。
音漏れは、普通の聴取音量では静かな環境でもほとんど聞こえません。

音質は…比較できるものが非常に古いPROline 750（今のPRO 750？）だけなので
偉そうな事は言えませんが、とりあえずゾネっぽい楽しげな鳴り方です。
（PROline 750は、新品時の音質が維持できていない可能性があります）

全体的には、750をマイルドに、低音をタイトにした感じ。
750で不満を感じていた解像度は、全音域で本機のほうがかなり良い。
音場空間も本機のほうが750よりもだいぶ広くて自然。
このため、750があまり得意でなかったフルオケなども良い感じ。

個人的にはもう少し刺激的な音色の方が好みではありますが、
音質的には高水準にまとまっていると思います。
この値段ならば、同価格帯でも競争力のある製品ではないでしょうか。

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[takeponman]

2015年2月22日 21:08 [800176-1]

満足度	5

デザイン	4
高音の音質	5
低音の音質	4
フィット感	4
外音遮断性	5
音漏れ防止	5
携帯性	4

華やかに、気持ちよく聴けるヘッドホン

あまりエージングが進んでいませんが、まだレビューが無いみたいなので載せます。
好きなジャンルはJ-POP全般で、特にアニソンやゲームソングを好んで聴きます。
他に持っているゾネの機種はULTRASONE PRO900とHFI780です。

【デザイン】
ハウジングが縦長の楕円形で、かなり大きいです。
3機種とも、見た目に高級感があって良いと思います。

【全体の傾向】
華やかで元気な音を出しますが、楽曲の「音全体の調和」が取れており、
中価格帯のゾネホンとしてはバランス感覚にかなり優れた位置にあると思います。
ただ、音１つ１つの解像度や低音の量、そして「音の濃さ」の点では、PRO900に少しだけ劣ると思います。
あまりにもたくさんの音が鳴り、混雑していると
１つ１つの音の描き方が少し雑になるような感じがしました。

【高音の音質】
他の手持ちの2機種、特にPRO900はサ行で刺さりまくりでしたが、
使い始めから、高音がほぼ刺さりません。楽曲を安心して気持ちよく聴くことができます。
向いているのは女性ボーカルですが、男性ボーカルもちゃんと聴けるレベルです。

このヘッドホンの素晴らしさは、何と言ってもボーカルの声の響き・伸びやかさ・広がり方が秀逸な点です。
このボーカルの素晴らしさだけでも、私はこのヘッドホンを購入して良かったと思いました。
ボーカルが遠いとどこかで耳にしましたが、PRO900と比較するとだいぶボーカルの音量は出ています。
PRO900のように声が少ししゃがれて聴こえる、なんてこともなく、伸びのある歌声が聴けます。

【低音の音質】
量・質ともにかなり出ています。
ただし、PRO900よりも1ランク下の出力です。
量は出ているのに、意識しないとあまり気にならない大きさで、
つまり楽曲に低音が（消える、という意味では無く）溶け込んでいると感じました。
低音がはっきり聞こえるというよりは、音楽の要素の1つとしての
やや締まりのある低音と言ったところでしょうか。
下品では無く、（ULTRASONEにしては）上品な低音だと思います。

【フィット感】
側圧はかなり強いです。
長時間のリスニングは、人によっては少しキツイ部分があるかもしれません。
ただし、イアパッドの耳に吸い付くような感覚は素晴らしいです。
首を振ってもまったくズレません。ポータブル用途としては良いかと思います。

【外音遮断性】
驚くほど周囲の声が聞こえません。
目の前で手を叩いても、音楽が鳴っているとまったくというほど聞こえません。
吸い付くようなイアパッドがピタッと耳にくっついて、音をシャットアウトしているのでしょうか。

【音漏れ防止】
外音遮断性と同様の理由で、ほとんど漏れません。
親と同室で聴いていても、ヘッドホンから音は聞こえないと言っていました。

【携帯性】
付属のキャリングポーチに入れれば、バッグにしまって持ち運びできるくらいには小さくたためます。

【総評】
値段分の価値はあるヘッドホンだと思います。
正直、ヘッドホンスパイラルはここで一旦中止にしようと思いました。
エージングが済んだらまた再レビューしようと思います。

主な用途

音楽

接続対象

PC