FlexScan EV3237-BK [31.5インチ ブラック]
- 4K(3840×2160)解像度の広視野角IPSパネルを搭載した、31.5型「カラー液晶モニター」。
- 最適な明るさへ自動調整する「Auto EcoView機能」やちらつきを抑制する「EyeCare調光機能」など、疲れ目を抑える。
- 複数の映像信号を画面上に表示する機能「Picture by Picture」や「Picture in Picture」を搭載。
FlexScan EV3237-BK [31.5インチ ブラック]EIZO
最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 発売日:2014年 9月19日

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2014年10月21日 23:44 [763532-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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発色・明るさ | 5 |
シャープさ | 5 |
調整機能 | 5 |
応答性能 | 5 |
視野角 | 5 |
サイズ | 5 |
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PbyP4画面表示 |
PinP4K親画面4K子画面表示 |
PS3は1080p@60Hzのフルスクリーン表示 |
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コンポジット→HDMI変換(720p)でレトロゲームも大画面表示に |
4Kの圧倒的な広域表示 |
同時購入24型EV2455との大きさは歴然 |
WQHDモニターからの乗換え1週間使用でのレビューとなります。
【PbyPとPinPについて】
大画面4Kの利点を最も発揮できる、PCモニターらしい良い機能だと感じました。
PbyPは下枠ボタンのモニターメニューより5種類のレイアウト・解像度が選択でき、最大4画面(FullHD)表示が可能です。
また写真の様に入力信号ごとに表示位置を指定でき、カラーモードと音源も個別/全画面とそれぞれに設定可能です。
大画面なので4分割でもそれぞれが見やすく、FullHDモニタ4枚揃えるよりもあらゆる点でシンプルにまとめることが出来ます。
PinPは親画面と子画面それぞれにカラーモードと音源の設定が可能です。子画面表示位置は上下左右の4種類大きさはラージとスモールの2種類を選択出来ます。
写真は親画面4Kの中に子画面4Kをラージサイズにて表示したものです。子画面の大きさ指定が2種類しかなく、ラージサイズでも小さく感じます。
PinPでの子画面表示はサブPC表示に便利ですが、あくまでも「補助表示」的なもので、常時表示するのであればPbyPの2画面レイアウトが大きく表示でき便利かと思います。
【入力端子とリフレッシュレートについて】
本製品は2系統のDisplayPort(以下DP)とHDMI,デュアルリンクDVIを搭載し、DP入力時は4K@60Hz表示出来ます。HDMIとDVI入力での60Hz出力は2560x1600までとなります。私の環境ではメインマシンのグラフィックボードGTX680(GK104)にてDP@4K60Hz表示とサブマシンintelHD4600のDP@4K60Hz表示を確認しております。
GTX680にはDPのほかにHDMI,DVIx2端子がありますが、4K同時出力できるのは2画面までで3画面目を設定するとブラックアウトします。HD4600のサブマシン(マザーGRYPHON Z97)にはDP,HDMI,DVIの3系統出力がありますが、4K2画面同時出力とDVI(WUXGA)の3画面表示出来ました。内臓グラフィックスはグラフィックボードに比べ非力ですが、動画サイト閲覧程度ならカクつくことなくスムーズで違和感はありません。
一方AV機器関係の入力は主にHDMI中心となりますが、こちらはPS3での1080p@60Hz表示とPS2,ゲームキューブ,SFCのコンポジット→HDMI変換による720p@45Hz表示と音声出力を確認しております。解像度は低いですが古いゲーム機も出力変換することで、IPSノングレアの大画面で違和感なく楽しむことが出来ます。
尚、一画面にて解像度をWQHDやFullHDに下げるとdot by dotで文字がややぼやけます。モニターメニューにて超解像を調整(2段階+オフ)することで、推奨解像度である4Kのシャープさと同程度までシャープにすることが可能です。
【その他機能について】
Auto EcoViewによる自動調光機能を備えており、モニターメニューで調光範囲を1〜100%の範囲で手動設定可能です。デフォルトでは5〜100%に設定されていますが、私は眩しいと感じたので手動で5〜40%に絞りました。
この明るさでの消費電力は非常に低く、仕様には標準で約30Wとありますがワットチェッカー読みで15W程度まで下がりました。31.5インチサイズの4Kモニターとしてワットパフォーマンスは非常に優秀と言えます。
また本体発熱がとても低く、気になるコイル鳴き等はありません。デザインは無駄がなくスタイリッシュで洗練された印象です。スタンドはピボット未対応ですが、この大画面・高解像度なら不便に感じる場面は少ないでしょう。
発色・応答速度・スピーカー等の仕様は、主流となっている他のIPSモニターと同程度のスペックで特に気になる点はありません。
EIZO社のMade in Japan品質も素晴らしく、これだけの高解像度でドット抜けは一つもありませんでした。
【総評】
2014年Q4現在、PC用4Kの主流はTNパネルで30インチを超えるものは希少です。
その中で31.5型4KIPS、DPx2@60Hz表示、PbyP/PinPと今後のトレンドと成り得る機能を先取りしたプレミアムのモニターと言えます。
約20万という価格や解像度とリフレッシュレートが注目されがちですが、PbyPの使用感とワットパフォーマンス抜群なので、考え方によってはFullHDモニター4枚購入するよりお得感があります。スペースや配線、消費電力面で4画面より圧倒的に有利です。
HDMI2.0に対応していない点だけが悔やまれますが、価格だけの価値は十分あります。今後数年間戦える「大画面4KPCモニター」として現時点で至高の製品ではないかと思います。
参考になった39人
「FlexScan EV3237-BK [31.5インチ ブラック]」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2023年8月22日 14:10 |
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2019年1月16日 19:18 |
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2018年11月13日 22:07 |
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2018年1月9日 11:43 |
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2017年10月15日 17:31 |
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2017年9月20日 21:41 |
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2017年7月16日 20:31 |
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2017年5月23日 21:16 |
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2017年4月15日 14:05 |
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2017年1月6日 18:15 |
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