『動き物を撮らなければデジカメは皆同じ!?』 SONY α6000 ILCE-6000 ボディ [ブラック] 6084さんのレビュー・評価

2014年 3月14日 発売

α6000 ILCE-6000 ボディ [ブラック]

  • APS-Cサイズ素子を採用するαシリーズとしては最上位モデルとなる、Eマウント採用ミラーレス一眼カメラの中級機。
  • 新開発の「Exmor APS HD CMOSセンサー」や「ギャップレスオンチップレンズ構造」により、「NEX-7」と比べて感度特性が約20%向上した。
  • 多点179点全面位相差AFセンサーが画面全域をカバーすることで、0.06秒の高速AFやAF追随11コマ/秒の高速連写を実現。
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タイプ : ミラーレス 画素数:2470万画素(総画素)/2430万画素(有効画素) 撮像素子:APS-C/23.5mm×15.6mm/CMOS 重量:285g α6000 ILCE-6000 ボディ [ブラック]のスペック・仕様

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α6000 ILCE-6000 ボディ [ブラック]SONY

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動き物を撮らなければデジカメは皆同じ!?
機種不明EOS10D+EF70-200F2.8ISL(T)
機種不明本機+EF70-200F2.8ISL(T)
機種不明本機+SEL70200G

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パナソニックGX7+オリンパス14−150(旧)

§動き物を撮らなければデジカメは皆同じ!?

スポーツ撮り
私のお題はスポーツ撮りです。本機の場合、こちらに向かってくる選手に連写して殆んどピンボケと言うのは何時もの事です。本機の動体撮影能力はメーカーが宣伝する程の物では無いと私は思います。
また、電子ファインダーの所謂パラパラ表示も等間隔であり続けるならば、まだ幾らかマシなのですが、本機は、連写中に息継ぎする様に、途中で突然、ファインダーのパラパラ表示が不等間隔になり被写体(選手)がワープするので、構図決定に大きな支障をきたす事が有ります。
本機はファインダーに関しても未完成な部分が多いと言えるでしょう。本機の動体撮影能力に関してはファインダーも含め、過度の期待をなさらない様ご注意下さい。

今回は物撮り
本機はスポーツ等の動体撮影に使わなければ心地よいカメラです。今回は主に私が使い込んだキヤノンの旧機種と物撮りを試しました。被写体は食器棚にあった実用の食器です。物撮りは大変苦手なので、全体にピントが合わない等、至らない点は御容赦下さい。

条件
1)レンズ:本機とキヤノン機は同じキヤノンEF70−200F2.8ISL(旧型)、本機にはマウントアダプタ、テックアート2型を使用。パナ機のみオリ14−150(旧型)
2)感度:ISO800
3)露出:絞り優先オート、F11
4)光源:LEDビデオライト、右側から照射。
5)ホワイトバランス:オート
6)測距枠:中央一点、被写体の一番手前の角に当てる。
7)手持ち=手振れ補正ON
8)ファイル:撮影時のjpgに対してファイルサイズ縮小、但し修正等は無し(当方回線が細いので御容赦)

結果
センサーサイズ等が異なり、厳密な比較では無い事を是非勘案して下さい。
10年以上経過したEOS10D(630万画素)も不満無く撮れています。長期間放置のためセンサーのゴミは御容赦下さい。

意外と健闘しているのが800万画素のEOS1D2Nと若干周辺減光があるもののm4/3のGX7でした。
本機はキヤノン機、パナソニック機と色味が異なる様に感じます。レンズを純正(SEL70200G)にすると幾らか緩和される様です。しかし、純正レンズでも、物撮り以外で、人物のお顔が僅かに緑がかり不健康な顔色になる事も私は経験しています。

かなり以前の630万画素機と2400万画素の本機でも、今回の様な物撮り等、普通の家庭的な使い方では画質に有意差は無いと私は考えます。最近では本機より更に高画素のカメラが流通し、今後も高画素化が進むと思われますが、画素数は画質の一要素ではありますが、それだけでは解決しない部分も多いと思います。事実今回行った物撮りで本機は630万画素の旧機種に対して圧倒的な画質には見えませんでした。(レンズは同じ物を取り付けています。)

ミラーレス機について
現状の本機を含むミラーレス機の欠点は動体撮影であり、ちゃんと作れば、一眼レフより動体撮影で使いやすいミラーレス機が出来る筈ですが、どこのメーカーもまだ商品化していません。今の各社のミラーレス化の進行はユーザーサイドの要求に立った物では無く、メーカー側のコストダウン圧力が原動力だろうと私は感じています。

ミラーレス、一眼レフのファインダー方式の違いは画質そのものには無関係です。静物撮り、風景撮り等動かない被写体では現状のどちらのファインダー方式でも基本的には不便は無いと思います。

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これは一種の幸福感。注意!触ると欲しくなります。
当機種昔のクロームめっきとは似ても似つかない銀
機種不明Fnボタンを手触りで識別出来る様に改善して欲しい。
機種不明端子フタは薄く、角が尖っている。

昔のクロームめっきとは似ても似つかない銀

Fnボタンを手触りで識別出来る様に改善して欲しい。

端子フタは薄く、角が尖っている。

機種不明ゴムキャップの方が安全(写真は他社旧機種)
当機種他社機とフィールドで併用中の黒
当機種別売の充電器が複数あると充電は楽になります。

ゴムキャップの方が安全(写真は他社旧機種)

他社機とフィールドで併用中の黒

別売の充電器が複数あると充電は楽になります。

色違いの「黒」を先に購入し、後からこの「銀」を追加増設。私はスポーツ撮影がメインで、その用途に対する感想は以前のレビューで述べました。今回は主に日常使いでの操作性等について感想を述べます。

1.銀色の塗装
プラスチックに銀色塗装でプラモデル感満載、少し赤みがかった色味があり、白アルマイト鏡筒のレンズとも合わない。

2.スイッチ類
1)電源スイッチの位置は良い。すぐに投入し撮影出来る。
2)多用する「Fn」ボタンが裏面と面一になっている。そのためファインダーを覗きながらこのボタンを押そうとする時、親指で必死に探す事になる。少し膨らますかポッチを付ける等、指先の触覚で探し出せるような配慮がこのボタンには欲しい。
3)コロコロ(エンコーダー)が軍艦部と背面に付いているのは設定変更が素早いので大変良い。以前の機種とは違い、軍艦部のもう一つがモードダイアルに機能固定となっているのも分かりやすくて良い。
4)純正オプションで設定の無い縦グリップでは無く、「縦位置用のレリーズボタンを本体に最初から取り付けて欲しい。」と言う要望を持つ方が居られるがこれは良い提案だと思うので次回に実現して欲しい。

3.ファインダー/液晶の表示
1)測距枠を移動していると何かの拍子に上下も左右もど真ん中に設定出来なくなる事がある。その場合は真上、真左に一旦寄せると治る。
2)国際化の時代、国内にも外国の方が沢山居られる、最低でも英語表示は必要。
3)「切」に設定しないかぎり、各モードの能書きがモードを切り替える度にいちいち表示されるのは良く無い。むしろ取説の充実が必要。
4)メニュー項目は多いが、画面の下方に隠れる項目が無いのは評価できる。
5)MF時の拡大表示がファインダーや液晶一杯なのはやりにくい。中央部分に留めて欲しい。

4.フタ
1)電池フタの作りは悪くない。ガタやゆるみは無い。
2)端子フタ(左手側)はヒンジで開閉する物であり、本体と同じ塗装が施された固いプラスチック製で、角が尖っている。怪我や破損を考慮すれば、紛失防止で本体に繋がれた、ゴムのキャップの方が良いと思う。

5.内蔵フラッシュ
1)SEL18200(高倍率ズーム)を付けるとケラレる焦点範囲が広く、使い物にならず、外部フラッシュが必須となる。
2)モーターで開くのでは無く、ボタンを押すとバネの力で飛び出すのは、シンプルであり、フルオート時に勝手に開いて発光する事が無いので評価できる。

6.PCソフト
1)ダウンロードして使うPCソフトにはその旨断り書きは有るが、所有カメラ等の個人情報をメーカーに送信する物があり不愉快。
2)やはりCD−Rは付属させて欲しい。

7.電池関連
1)付属のUSB接続充電器では充電に5時間も掛かり実用的でない。純正の充電器又は急速充電器を別途お求めになる事をお勧めします。
2)同一機種2台または同じ電池を使う同系機種をお持ちの方は片方を充電器として使えば良いと言う意見もありますが、5時間には変わりは無く、「2台体制の場合片方で充電しながら片方で撮影する」事は電源の無い屋外では全く不可能です。
3)折角小さいカメラを大きくしたくないと言うご意見もこれは正しいと思いますが、電池が2個入る縦グリップが必要な方も居られます。次回は純正品をお願いしたい。

8.出来上がりの写真
1)何らかの条件によって人物の顔色が緑色ががり不健康な顔色になる事がある。顔色全体であり、また照度も十分だったので偽色では無い。
2)2400万画素といっても期待したほど解像感は無く、私個人にはむしろファイルサイズが大き過ぎて使い難い事がある。キヤノンの一眼レフの様にM−RAW、S−RAWも必要。或いは1200万画素程度に抑えた派生機種を希望します。
3)高感度も余り期待出来ない。かなり高感度に設定できるが、何処まで使うかは各自の判断、私個人的にはISO1600で暗部の偽色が気になりだします。
4)動体撮影時の後ピン傾向。

9.自嘲的総評
本機は家庭的な用途には十二分であるし、しかも使っていて動作軽快でとても気持ちがよい。使う人本人が使っていて「体感的」に気持ちよい事は、一種の幸福感であり、大切である。しかし、そうであるが故にスポーツの動体撮影に使うと限界を露にした。逆に言うとそもそも「家庭的なカメラ」に「高速連写」や「AFの高速動体追従」と言った仕様は本当に必要だったのか、或いは旧来の製品が家庭的な用途の範囲でも、もそうした性能が足りていなかったのか。それともこうしたある意味大袈裟な仕様はインスタントラーメンの袋の「調理例」みたいな物だったのか。

普段一眼レフを使ってスポーツを撮っている私が本機の限界と可能性を見極めながら使うから、そう感じるのであって、動体撮影をされない方、ミラーレスしか経験の無い方、或いは一眼レフでも初級機しか使った事が無い方はこうした感じ方はしないかもしれないだろうから、ユーザー間にも意見の隔たりが出来るのは当然である。スポーツ等の動体撮影をなさらない、普段「家庭的な使い方」しかされない方が「プロ機並みの高速連写とAFだ」と所有される本機を自慢されてもそれは虚しい。しかしメーカー各社はそうした消費者の「見栄」の部分を突いて商売を進めるのだろう。何を隠そう私自身まんまとご丁寧に2個も色違いで同じ物を買わされたクチである。
私達はアマチュアである以上、「プロモドキスポーツ撮影ごっこ」と「家庭的な撮影」のどちらが上かという問題は存在しない。こうした売り方にこそ問題があるだろうが、私達消費者も使いこなし以前に自分に本当に必要な物は何なのか今一度立ち止まって考える事が大切だと思う。

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動作が軽快な小型機、しかしまだ過渡期の製品
別機種レンズとボディを追加
当機種色違いの銀
当機種別売の充電器

レンズとボディを追加

色違いの銀

別売の充電器

別機種小型レフ機と大差ない大きさ
当機種1D系と比較
 

小型レフ機と大差ない大きさ

1D系と比較

 

私は普段はキヤノンの1D系(APS-H)と白い長玉でスポーツ撮影しています。狭い足場の悪い場所に持ち込む為にα6000を購入しました。一眼レフを持っている私が何故動体撮影にまだ弱点があるα6000をそれに使うのかと言う批判が一部に有りますが、使える条件が有り、使いこなしの研究と共にメーカーへの改善の要求も必要と考えます。
選手の肖像権等にかんがみ、具体的な作例は出せません。レンズは当初SEL18200のみ、後日、雨天用に鏡筒の長さ不変のSEL70200Gと色違いのボディ1個を追加。

1.AF−C
1)AFの速さ自体はEOS1D系と感覚的にはそれ程遜色が無い感じ。しかし・・・
2)右から左、或いは右遠方から左近傍に移動する(逆も同様)様な被写体での後ピン傾向。測距枠を幾らか右上寄りに固定して(フレキシブルスポットL)選手のお顔から外さないようにフォローするも私の場合はその様な結果が複数出た。私の用途では減点。
3)人力スポーツで、十数から数十メートルの距離で、ほぼまっすぐ向かってくる被写体でAFが追従仕切れない事がある。これも私の用途では大きく減点。(SEL70200G使用)
4)距離はあまり変わらずその場で激しく動く被写体にはAF−Cは追従。

2.ドライヴ
1)キヤノンEOS1D系と感覚的に遜色無い素早さ。
2)連写直後にレビュー出来ないのは構わないが、一部の設定変更が直後に出来ない場合がある。

3.耐環境性
1)SEL18200との組み合わせで、雨のち曇りの気象条件でビニール製のカメラレインコートを使用しセンサーに結露が発生。
2)結論として、鏡筒の長さの変わるレンズでは湿った外気を吸い込むので、カメラレインコートを使っても雨の日の使用は避けるべき。最初から防塵防滴仕様では無いが、私の用途では減点。

4.画質(主観)
1)良い悪いでは無く色味がキヤノン機とは違いすぎるので、キヤノン機のサブ機としては不向き。
2)現在レンズは手元に2本しか無く、決めつける事は出来ないが、高画素数だからとトリミングの自由度を期待すると、眠い画となる。
3)僅か800万画素の旧機種EOS1D2N+EF28-300Lの方が好結果を出す事が多々ある。

5.ファインダー
1)ブラックアウト時間はエントリークラスのレフ機並。オートレビューがデフォルトでは「入」になっており、これを「切」にしないと短いと勘違いする。
2)パラパラ漫画表示の間隔が不均等で時折被写体が「ワープ」し、動体撮影時の構図決定に大きな障害になる。
3)表示の色味は概ね自然。
4)ファインダー内の情報表示が上下の枠外に追いやられ、ヒストグラムを除いて画面に被らないのには好感が持てる。
5)別売では無く内蔵としているのは紛失や忘れ物対策となり好感が持てる。

6.デザイン
1)不要な部分を全て取り去り、一眼レフや距離計カメラに対するコンプレックスを払拭した、洗練された造形。
2)にも関わらず、実用的では無いチルト液晶が付けられ、プラスチック素材が採用され不徹底。
3)プラスチックに塗装されたシルバーの質感は昔のクロームめっきに似ても似つかない。本機は眺めたり、撫で回して楽しむ物では無い。

7.その他操作性
1)取説には不備が多い。
2)所有の2本のレンズでAF補助光が鏡筒で半分位ケラレる。右手の指で隠れる可能性もある。
3)SEL18200では内蔵フラッシュはケラレる焦点範囲が広く、ほぼ使用不能。外部フラッシュの購入が必須。
4)付属のUSB接続充電器では充電に5時間かかり、実用的で無い。私は最初から別売の電池と充電器のセットACC-TRWを2セット購入。
5)PCと接続してファイルを読み込む場合、デフォルトの専用のソフトが使いにくい。設定で「マスストレージ」を選択するか、SDカードをカードリーダーで読み込む方が良い。
6)設定で「切」に出来るが、各モードの能書きが液晶に表示されるのは鬱陶しい。
7)Eマウントレンズは外した状態では最小絞りとなり、結露、曇り、カビを目視点検出来ない。絞りを開く点検治具の別売を希望する。
8)キヤノン、オリンパスではファイル名のローマ字の部分をユーザーが変更出来るが、本機は出来ない。2台持ちの場合や、ファイル名のナンバリングが一巡以上すると異なる写真に同じファイル名が付く。

8.総評
グローバルシャッター等の投入が望まれる技術では無くて、現行の技術を最良に駆使して、一応の落とし所とした製品だと言える。Eマウントでは210ミリより長いレンズがまだ用意されていない。将来より長いレンズが発売されても、現状のSEL70200Gを導入しても、高倍率ズームレンズを選択しても、レンズはさして小型では無いので、サイズは小型レフ機と大差無い。つまり小型なのはボディだけで、全体としてはそれ程小型では無い。グローバルシャッター等がまだ実用化されていない現時点ではレフ機から移行する積極的な理由は少なくとも私にはない。
高速AF、連写専用機として、小型化を有る程度抑えて防塵防滴仕様も取り入れた機種がスポーツ撮影用としては望ましい。それがα77IIだと言う向きもあるだろうが、私にはα6000のそれでも、その小ささが必要であったし、その軽快感が心地よかった。困難な環境に持ち込んでの使用では小型化は歓迎される。
しかしソニーはα55でもそうであった様に、こうした用途に期待させる様な技術をエントリークラス機に投入してしまい、仕様の詰めが甘すぎて、その高速性を期待したユーザーを困らせた。要するにミスマッチングである。スポーツ撮影に熱心な私達アマチュアや、それをお仕事とされているプロの方々の厳しい意見を取り入れた製品作りを希望する。

レベル
アマチュア
主な被写体
スポーツ

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満足度3
デザイン3
画質4
操作性4
バッテリー2
携帯性3
機能性4
液晶3
ホールド感3
動作が軽快な小型機、しかしまだ過渡期の製品
別機種レンズとボディを追加
当機種色違いの銀
当機種別売の充電器が複数あった方が充電は楽

レンズとボディを追加

色違いの銀

別売の充電器が複数あった方が充電は楽

別機種小型レフ機と比べるとそれほど小型とは言えない
   

小型レフ機と比べるとそれほど小型とは言えない

   

私は普段はキヤノンの1D系(APS−H)と白い長玉でスポーツ撮影をしています。今回狭い足場の悪い場所に持ち込む為にα6000を購入しました。
選手の肖像権、競技団体のパブリシティ権、私自身のプライバシー権にかんがみ、具体的な作例は出せませんがスポーツ撮影に実践投入しての感想をお伝えします。レンズは当初SEL18200のみ、後日、雨天用に鏡筒の長さの変わらないSEL70200Gと色違いのボディ1個を追加しました。

1.AF−C
1)AFの速さ自体はEOS1D系と感覚的にはそれ程遜色が無い感じ。しかし・・・
2)右から左、或いは右遠方から左近傍に移動する(逆も同様)様な被写体での後ピン傾向。測距枠を幾らか右上寄りに固定して(フレキシブルスポットL)選手のお顔から外さないようにフォローしましたが私の場合はその様な結果が複数出た。私の用途では大きく減点。
3)人力スポーツで、十数から数十メートルの距離で、ほぼまっすぐ向かってくる被写体でAFが追従仕切れない事がある。これも私の用途では大きく減点。(SEL70200G使用)
4)距離はあまり変わらずその場でそれ自体が激しく動く様な被写体にはAF−Cは追従した。

2.ドライヴ
1)キヤノンEOS1D系と感覚的に遜色無い素早さ。
2)連写直後にレビュー出来ないのは一向に構いが、一部の設定変更が直後に出来ない場合がありそれは少し困る。

3.耐環境性
1)SEL18200との組み合わせで、雨のち曇りの気象条件でビニール製のカメラレインコートを使用。レンズかセンサーのどちらかに結露が発生。
2)結論として、鏡筒の長さの変わるレンズでは湿った外気を吸い込むので、カメラレインコートを使っても雨の日の使用は避けるべき。最初から防塵防滴仕様では無いので文句は言えないが、私の用途ではかなりの減点。

4.画質(主観)
1)良い悪いでは無く色味がキヤノン機とは違いすぎるので、キヤノン機のサブ機としては不向き。
2)現在レンズは手元に2本しか無く、決めつける事は出来ないが、高画素数だからとトリミングの自由度を期待すると、眠い画となる。
3)僅か800万画素の旧機種EOS1D2N+EF28−300Lの方が好結果を出す事が多々ある。

5.ファインダー
1)ブラックアウト時間はエントリークラスのレフ機並。オートレビューがデフォルトでは「入」になっており、これを「切」にしないと短いと勘違いする。
2)パラパラ漫画表の間隔が不均等で時折被写体が「ワープ」し、動体撮影の構図決定に大きな障害になる。
3)ファインダーに限らず、グローバルシャッター等の投入が望まれる技術では無くて、現行の技術でそれを最良に駆使して、一応の落とし所とした製品だと言える。
4)表示の色味は概ね自然、しかし両眼視で肉眼と比べると違いははっきりする。
5)ファインダー内の情報表示が上下の枠外に追いやられ、ヒストグラムを除いて画面に被らないのには好感が持てる。
6)別売では無く内蔵としているのは紛失や忘れ物対策となり好感が持てる。

6.デザイン
1)不要な部分を全て取り去り、一眼レフや距離計カメラに対するコンプレックスを払拭した、有る意味非常に洗練された造形。
2)にも関わらず、実用的では無いチルト液晶が付けられ、プラスチック素材が採用されて不徹底。
3)プラスチックに塗装されたシルバーの質感は昔のクロームめっきに似ても似つかない。本機は眺めたり、撫で回して楽しむ物では無い。

7.その他操作性
1)私はほぼ取説無しで使えた。しかし、取説には不備が多い。
2)AF補助光が鏡筒で半分位ケラレる。右手の指で隠れる可能性もある。
3)SEL18200では内蔵フラッシュはケラレる焦点範囲が広く、ほぼ使用不能と言える。外部フラッシュの購入が必須。
4)付属のUSB接続充電器では充電に5時間かかり、実用的で無い。私は最初から別売の電池と充電器のセット(ACC-TRW)を2セット購入。まさか、電池の数だけ充電器を用意しろという事なのか。
5)PCと接続してファイルを読み込む場合、デフォルトの専用のソフトが大変使いにくく鬱陶しい。設定で「マスストレージ」を選択するか、SDカードをカードリーダーで読み込む方が良い。
6)設定で「切」に出来るが、各モードの能書きが液晶に表示されるのは鬱陶しい。
7)レンズは外した状態では最小絞りとなり、結露、曇り、カビを目視で点検出来ない。絞りを開く点検治具の別売を希望する。
8)キヤノン、オリンパスではファイル名のローマ字の部分をユーザーが変更出来るが、本機は出来ない。2台持ちの場合や、ファイル名のナンバリングが一巡以上すると異なる写真に同じファイル名が付く。

8.総評
現状、Eマウントでは210ミリより長いレンズがまだ用意されていない。将来より長いレンズが発売されても、現状のSEL70200を導入しても、高倍率ズームレンズを選択しても、レンズはさして小型では無いので、小型レフ機と大差無い。つまり小型なのはボディだけで、全体としてはそれ程小型では無い。
グローバルシャッターその他がまだ実用化されていない現時点ではレフ機から移行する積極的な理由は少なくとも私にはない。
高速AF、連写専用機として、小型化を有る程度抑えて防塵防滴仕様も取り入れた、プロ機的な機種がスポーツ撮影用としては望ましい。それがα77IIだと言う向きもあるだろうが、私にはα6000のそれでも、小ささが必要であったし、その軽快感が心地よかった。困難な環境に持ち込んでの使用では小型化は歓迎される。
しかしソニーはα55でもそうであった様に、こうした用途に期待させる様な技術をエントリークラス機に投入してしまい、そのため仕様の詰めが甘すぎて、その高速性を期待したユーザーを困らせた。要するにミスマッチングである。スポーツ撮影に熱心な私達アマチュアや、それをお仕事とされているプロの方々の厳しい意見を取り入れた製品作りを希望する。

レベル
アマチュア
主な被写体
スポーツ

参考になった7

満足度3
デザイン3
画質4
操作性4
バッテリー2
携帯性3
機能性4
液晶3
ホールド感3
動作が軽快な小型機、しかしまだ過渡期の製品
別機種高倍率ズームレンズを最初から選びました。
当機種別売の充電器が複数あると充電は楽になります。
 

高倍率ズームレンズを最初から選びました。

別売の充電器が複数あると充電は楽になります。

 


私は普段はキヤノンの1D系(APS−H)と白い長玉でスポーツ撮影をしています。今回狭い足場の悪い場所に持ち込む為に小型でAF、連写性能が高いα6000を購入しました。
選手の肖像権、競技団体のパブリシティ権、私自身のプライバシー権にかんがみ、具体的な作例は出せませんがスポーツ撮影に実践投入してみての感想をお伝えします。レンズはSEL18200のみです。

1.AF−C
1)AFの速さ自体はEOS1D系と遜色が無い感じがします。
  しかし、
2)右から左、或いは右遠方から左近傍に移動する(逆も同様)様な被写体での後ピン傾向。測距枠を幾らか右上寄りに  固定して(フレキシブルスポットL)選手のお顔から外さないようにフォローしましたが私の場合はその様な結果が  複数出ました。私の用途では大きく減点です。
3)距離はあまり変わらずその場でそれ自体が激しく動く様な被写体にはAF−Cは追従しました。
4)動体に於いてはゾーンAFは好きになれません。選手以外の物体にフォーカスが向う様に感じます。


2.ドライヴ
1)キヤノンEOS1D系と感覚的に遜色無い素早さです。
2)連写直後にレビュー出来ないのは一向に構いませんが、一部の設定変更が直後に出来ない場合がありそれは少し困り  ます。

3.耐環境性
1)雨のち曇りの気象条件でビニール製のカメラレインコートを使いましたが、レンズかセンサーのどちらかに結露が発  生しました。レンズは外した状態で最小絞りとなるため、レンズの結露かセンサーの結露かは判別出来ません。
2)結論から言って、防塵防滴を謳った製品では無いので、カメラレインコートを使っても雨の日の使用は避けるべきで  しょう。最初から防塵防滴では無いので文句は言えませんが、私の用途ではかなりの減点です。

4.画質(主観)
1)良い悪いでは無く色味がキヤノン機とは違いすぎるので、キヤノン機のサブ機としては使えません。
2)現在レンズは高倍率ズーム1本しか所有していませんので、決めつける事は出来ませんが、高画素数だからとトリミ  ングの自由度を期待すると、眠い絵になります。結論としてトリミング耐性はこのレンズとの組み合わせでは大幅に  は期待出来ません。

5.ファインダー
1)ブラックアウト時間はエントリークラスのレフ機並だと思います。オートレビューがデフォルトでは「入」になって  おり、これを「切」にしないと短いと勘違いするかも知れません。シングルショットでは上級レフ機に慣れていると  まだ違和感があるかもしれません。
2)パラパラ漫画表示も本質的には改善されていませんが、ドラを入れての撮影ではなんとか使えるレベルです。、
3)グローバルシャッター等の投入が望まれる技術では無くて、現行の技術でそれを最良に駆使しして、落とし所とした  製品だと思います。
4)表示の色味は概ね自然ですが、それでも両眼視で肉眼と比べると違いははっきりします。
5)ファインダー内の情報表示が上下の枠外に追いやられ、ヒストグラムを除いて画面に被らないのには好感が持てま   す。
6)別売りでは無く内蔵としているのは紛失や忘れ物対策となり好感が持てます。

*私はかつてビデオ撮影をしていた期間があったので、一眼レフユーザーではありますが、電子ファインダーに対する違和感が少なく、かなり甘めの評価になっていると思います。

7.その他操作性
1)使い方はキヤノン機と大差なく、ほぼ取説無しで使えました。
2)私のレンズではAF補助光が鏡筒でケラれます。右手の指で隠れる可能性もあります。
3)付属のUSB接続充電器では充電に5時間かかり、とても実用的では有りません。私は別売の電池と充電器のセット  を2個買いました。まさか、電池の数だけ充電器を用意しろという事なのでしょうか。
4)普通デジカメはPCにUSBで接続するとマスストレージクラスとしてカードリーダー扱いになりますが、本機では  専用のソフトがインストールされそこから画像を取り込みますが、そのソフトが大変使いくく、鬱陶しいので、従来  通り、SDカードを取り出してカードリーダーで読み出しています。
5)設定で「切」に出来ますが、いちいち機能の能書きが液晶に表示されるのはイライラするほど鬱陶しい。
6)前述の通りレンズは外した状態では最小絞りとなるので、結露、曇り、カビを肉眼で点検出来ないのは困った事で   す。

8.総評
私のSEL18200ではレンズの長さが足りない場合に、Eマウントでは210ミリより長いレンズがまだ用意されていない。SEL18200より高画質を望む場合は白いレンズが用意されている。将来より長いレンズが発売されても、また高性能な白レンズのSEL70200を導入したとしてもボディを含む全体としてのサイズはセンサーサイズがAPS−Cであるため、レフ機と大差無くなってしまう。つまり小型なのはボディだけで、全体としてはそれ程小型では無い。
グローバルシャッターその他がまだ実用化されていない現時点ではそんな事をしてまでレフ機から完全に移行する必要性は少なくとも私には感じられない。
むしろ、高速AF、高速連写専用機として、小型化を有る程度抑えて防塵防滴仕様も取り入れた、機種=所謂プロ機のような物(ズバリプロ機でなくても良い)がスポーツ撮影用としては望ましい。それがα77IIだと言う向きもあるだろうが、私にはα6000の小ささが必要であったし、その軽快感が心地よかった。困難な環境に持ち込んでの使用では小型化は歓迎される。
しかしソニーはα55でもそうだった様に、こうした用途に期待させる様な技術を普通のファミリーユース機に投入してしまい、そのため仕様の詰めが甘すぎて、その高速性を期待したユーザーを困らせた。要するにミスマッチングである。
スポーツ撮影に熱心な私達アマチュアや、それを仕事としているプロの方々厳しい意見を取り入れた製品作りを希望する。

レベル
アマチュア
主な被写体
スポーツ

参考になった12

 
 
 
 
 
 

「α6000 ILCE-6000 ボディ [ブラック]」の新着レビュー

レビュータイトル 満足度 投稿日時
コンパクトで気軽に持ち出せるミラーレス  5 2023年6月26日 01:04
今頃レビュー  5 2023年6月10日 11:16
サブ機として重宝してます  3 2022年6月30日 22:29
このサイズでも、画質を求めなければ十分撮影できます。  4 2022年1月30日 07:20
フルスペクトル改造機として使用中、小型軽量画質優秀  5 2021年10月19日 18:41
コスパ最強  5 2021年10月4日 14:30
友達以上恋人未満  4 2019年5月2日 13:17
コンパクトなAPS-Cミラーレス!  4 2019年3月12日 16:17
APS-Cの良さを再認識  5 2019年1月3日 22:31
私的には名機です。  5 2018年12月13日 07:51

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α6000 ILCE-6000 ボディ [ブラック]
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α6000 ILCE-6000 ボディ [ブラック]

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