OD-1X レビュー・評価

満足度：5.00

（カテゴリ平均：4.36）

満足度ランキング—位

集計対象1件 / 総投稿数2件

1. 5 100%
2. 4 0%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	5.00	4.33	-位
操作性 音色調節などの操作がしやすいか	5.00	4.29	-位
機能性 本体の機能、音の作りやすさ	5.00	4.30	-位
耐久性 本体の耐久性	5.00	4.40	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[マギーマギー]

2025年7月20日 18:03 [1976067-1]

満足度	5

デザイン	5
操作性	5
機能性	5
耐久性	5

完成形

🎸【現代型ODの完成形】
従来のSD-1やOD-3と比べて、OD-1Xは「ギターのキャラを活かしつつ、現代的な抜けと広がり」を実現した歪み。中域が飽和せず、ハイゲイン寄りでもコードの分離感が保たれます。

特にミッドブースト系のコンプっぽさがなく、「押し出すけど詰まらない」という絶妙なサウンドバランス。クリーンアンプにもハマります。

個人的にはTS系とSD系のいいとこ取り＋αの立ち位置と感じています。

▼おすすめセッティング例などはこちらに詳しくまとめました👇
https://note.com/maggie48/n/n024e096da8ad

レベル

上級者

演奏場所

自宅（マンション）

スタジオ・音楽室

[K(きになるおもちゃ）]

2020年1月31日 22:54 [1297062-1]

満足度	4

デザイン	5
操作性	5
機能性	4
耐久性	5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

高いレベルでスタンダードなオーバードライブ

存在感ある	銀ネジ	内部

2014年、BOSSが新たに生まれ変わるべく発売したOD-1X。
BOSS初めてのコンパクトシリーズの一員として作られた名機、OD-1の名前を継承しながらも、デジタル回路、MDPという技術を投入してうまれたオーバードライブです。
コントロールノブは4つ。左からLEVEL、LOW、HIGH、DRIVEと並びます。ノブと、その下のプレートには鏡面加工がなされ、高級感を作り出しています。
電池ボックスを固定するネジにも、往年のモデルを思わせる銀色のネジが新しく作られ、使用されました。（その後のモデルにもいろいろ使われています。）
内部はDSPを使ったデジタルペダルです。

音を出しての第一印象はBOSSペダルらしくとても使いやすいということ。電源、入出力、フットスイッチ、ノブ、全てが扱いやすく作られています。唯一、鏡面加工のノブだけが少しだけ、今指している位置が分かり無いにくいかもしれません。
全ノブ12時から音を作るのはBOSSペダルの基本と言えるかも。和音での分離の良さはこのペダルそのものの大きな特徴です。
クリーンブースとからハードロック的なサウンドまでをカバーする広いゲインレンジで、ミュートでの刻みも素晴らしく、ギターのVolumeに対してのレスポンスも高いです。
この辺りはヴィンテージOD-1ではなしえなかったこと。さすがにDriveを最大までするとノイズが出ますが、全体的にはノイズも抑えられているペダルです。

そしてBOSSらしいオーバードライブの癖もちゃんとあるので、BOSSのオーバードライブを弾いているという感覚があります。オリジナルOD-1と比較しても、「似てる」と思える音を作る事ができます。
ヴィンテージOD-1と比べると、OD-1はミッドが強いです。Level：12:00、Low：9:30、High：9:30、Drive：1:30のような設定にすると、OD-1の12時の設定に近くなります。（ストラトで比較。ギターによって異なると思います。）
そして、「Drive12時」の位置ではヴィンテージよりもゲインが下がっている。そしてDrive3時を越えてから一気に突き放すようにハイゲインが出せるような作りです。
歪みの特性そのものはOD-1に近く、そしてEQの設定幅、ゲイン設定幅が圧倒的に広くなり、レスポンスも明らかに高く、さらに音そのものの存在、太さも向上しているように感じます。
かつてのOD-1を今の形に進化させたようなペダル。特にマーシャル系のアンプと相性が良いと思います。