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2019年8月30日 22:01 [774864-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
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【1】フロントは大型の7インチ広視野角IPS液晶ディスプレイと黒色のパネル |
【2】サイドパネルは深みを感じる木目突き板仕上げ |
【3】視覚的にも楽しめるスペクトラムアナライザー |
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【4】各種ボタン。特に“HOME”ボタンで常にホーム画面へと戻ることができ便利です |
【5】(補正前)部屋の周波数特性の測定結果 |
【6】(補正後)音圧が整い、音に厚みと躍動が生まれます |
DG-58はアナログアンプ等を丹念に手掛けるアキュフェーズによる製品ですが、中身はエンベデッドシステムとしてCPU基板にWindows Embedded Compact 7を載せ、高速DSP処理によって多彩な自動音場補正機能を持ったハイテクディジタル機器です。
DG-58の効果について端的に言うと
(1)音場補正
(2)音場創成
(3)音質向上 です。
(1)音場補正(VOICING)
定在波の影響の一例として写真【5】のようなディップとピークが交互に現れます(グラフ左側20〜300Hz囲み部分)。
特に低域でデコボコした周波数特性となります。
定在波は往々にして低域不足や聴感上の違和感、定位感の喪失を生じさせます。
デコボコした周波数特性をなだらかにならす機能が音場補正です。
付属のマイクを固定するために別途、三脚は必要となりますが、基本操作はほとんど自動で行われるのでとても簡単です。
音場補正はフラットな周波数特性や好みの目標カーブを描いてこれにフィットさせることもできます。
特に新しく加わった音場補正機能の“スムーズ”はスピーカーや部屋の周波数特性の特徴は活かしつつ、定在波などによる急激なディップとピークをならし、且つ左右の周波数特性の差異を平均化する補正です。
そのため“スムーズ”は慣れ親しんだ音調を保ったままでの補正ができます。
音場補正の全てに共通することは、急激なディップとピークが消えることにより、総じて低域の厚みが補完され、つながりがとてもスムーズになります。
併せて、リスニングポジションで左右スピーカーの各帯域の音圧が整うことにより、ヴォーカルやベースなどのインスツルメンツが精確にぴったりと然るべき位置に存在するようになり、各音像密度が向上します。
(2)音場創成(EQUALIZERとこれを支援するANALYZER)
音場創成は音場補正により基礎ができ上がった次のステップとして、いよいよイコライジングで好みの音に仕上げる段階にあたります。
この音場創成は例えばドラスティックな変化として別物のスピーカーのような周波数特性に仕上げることも可能で、スピーカーの特性を活かすことも、敢えて抑え込むこともできてしまう強力な機能です。
それ故にとても奥が深く、これを駆使し理想の音を追い求めたくなります。
実装するイコライザーは80バンド(1/6オクターブ、±12dB)にも及ぶ調整範囲を有し、極めて上質な品質と性能を持っています。
この性能を活かすためのサポート機能も充実しています。
例えば、表示拡大機能、緩やかなイコライザーカーブ形成を補助するワイドバンド機能、スペクトラムアナライザーや音場補正結果の同時表示機能、いずれも実用面からよく考えられた機能と思います。
また、スペクトラムアナライザーの表示機能のひとつに、付属マイクを使い実際のスピーカーからの音をリアルタイムで観測できる機能があります。
音場補正や音場創成前後の実際に聴こえているリスニングポイントの音のスペクトラムを確認できるところはとても有意義な機能です。
(3)音質向上
まず音場補正(VOICING)を行うことで聴感上の定位感がとても良くなります。
非対称なリスニング環境では左右スピーカーから放たれた音は定在波によりリスニングポイントで左右の音圧に差が生じます。
音圧の差は周波数毎にも異なるので同じ楽器でも帯域によって音像が左右にぶれます。
これをぶれさせずグリップするためにDG-58では左右別、周波数別に音圧を測定し、周波数毎にリスニングポイントでの左右の音圧を同じに(平均化)します。
グッと定位感が増し楽器等の音像密度は高まります。
また、プリアンプとパワーアンプとの間にDG-58をつなぎヴォイシングとイコライザーの機能を切った状態、つまり素通りでDG-58を通した場合、DG-58のADCとDACを介しているのにもかかわらず、DG-58の影響が感じられないことに驚かされます。
DG-58による影響を極限までに排除した色付けの無い、無色透明なADCとDACです。
一方、DG-58をDACとして利用した場合も秀逸で、高純度で高精細、極まった静寂感、ニュートラルな音調です。
同一の回路構成として旧DP-720やDC-37がありますが、DG-58は主にプリアンプとパワーアンプの間に使用することを想定しているため、より色付けを排除した音調調整がなされているように感じます。
(最後に)
DG-58のカスタムヴォイシングを利用し、例えば単バンドの低域周波数を発生させてスピーカーの前をゆっくりと横切ってみると、一定の出力信号にもかかわらず、場所によって小さく、大きくと明瞭な差として聴こえ、定在波による影響がとても簡単に体感できます。
DG-58は多様な可能性を秘め、リスニング環境を測る測定器としても優秀です。
以上、DG-58はとても優れたハイテクディジタル機器なだけに、従来のアナログアンプなどのピュアオーディオの世界に取り入れることに違和感を持っている人はそれなりにいるかもしれません。
しかし、極めて上質なADCとDACの採用をはじめ、聴感上は全くと言ってよいほど私には音質劣化は感じられません。
むしろ定位感の向上、質の高い低域再生等、劇的な音質向上が図れ、理想の音場をとことん追求することのできる、かけがえのないコンポーネントだと思います。
部屋の定在波は強力に聴こえ方に影響を及ぼしています。
私個人はDG-58によって従来のオーディオの楽しみ方、付き合い方は大きく変わっています。
特にDG-58による低域のディップ、ピークの調整でスピーカーは目覚め、余力が残っていたことを見せつけるかのように活き活きと鳴り始めます。
DG-58はリスニング環境によって鳴りにくいスピーカーのポテンシャルを最大限に引き出す、また好みに沿った積極的な鳴り方を引き出す、こう言った役割を担っていると思います。
「鳴らない」場合、アンプの買い替えよりまずDGを導入することが正解です。
参考になった40人(再レビュー後:23人)
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2016年4月8日 15:29 [911782-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
本日ヘッドホンを購入しました。型番はAudio-Technica ATH-M50xと一般的なモニターヘッドホンです。
噂のとおり価格のの割りに良く出来たヘッドホンでバランスも良くまだ鳴らしも終えていませんが、密閉式で夜中に一人で音楽を楽しむのには最適です。本来はスピーカーで開放的に音楽を聞きたいのですが夜中はそれは流石に無理ですので。
そこで、少し鳴らしである程度の音楽を聴いてからDG-58のマイクを取り出しヘッドホンの間にマイクを挟みヴォイシングを行ってみました。それがなんとスピーカー同様その効果が出ていました。
この2万円未満のヘッドホンが突然もっと高価なものに変身したようで驚きです。なんだか凄く得をしたようで感動しました。
DG-58がまるで万能調味料のようにスピーカーのみならずヘッドホンも調律してしまうことに非常に満足しています。
ONとOFFで音の差を聞き比べるとその差はかなり大きなものです。我が家ではデジタル接続CDからDG-58繋ぎそしてCDのDACに戻し(この場合DG-58のDACは使いません。2つのDACほぼ同等のDACのようですが)それでプリアンプから繋いだヘッドホンにヴォイシングを行いました。
何かこのほかに用途がまだあるのか考えてしまいます。
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音も良くなく、日常使いするには、機能が足りない。お勧めしない
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2
多賀一晃 さん
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