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2019年9月7日 18:24 [1257487-2]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
EFシビックSiR、R32スカイラインGTS-tをMTの中古で乗り継いで、11年余のマイカーなしのブランクを経て新車で購入。
【エクステリア】
後期型になって玩具っぽいダミーダクトの割合が減り、落ち着いたエクステリアになった事も購入のキッカケ。
前期・中期のエクステリアだったら絶対に選択しなかった。
後期型になって落ち着き感は出たものの、極端なウエッジ基調からくるリアの腰高感と、そこから派生するタイヤが小さく見える見栄えの悪さにはいまだに馴染み切れない。
また、RS・HVSパケ専用のフロントバンパーだが、ただスタイルだけの為に全長を長くするというのはホンダらしくない。
むしろ標準タイプのフロントバンパーの方がマッチングが良かったのではないか?
【インテリア】
インパネ周りにソフトパッドを使って高級感を演出しようとする努力の跡は感じられるが、操作系のタッチや使い勝手が悪い。
HV専用のシフトレバーだが、触感がプラスチッキーで操作した際のクリック感も皆無で、かといってダンパーなどが仕込んである訳でもないので、操作感も含めて非常に安っぽい。
あとはタッチパネル式のエアコン。
見栄えはいいかもしれないが、とにかく使い勝手がよろしくない。
ホンダはこのMCにあたって上級車からのダウンサイザーの需要を意識したというが、このインテリアのタッチでダウンサイザーを納得させられるとでも考えたのだろうか?
【エンジン性能】
エンジンは流石に腐ってもホンダ。
レブリミットこそ高くないものの、吹け上がりの良さはVTECならでは。
パワーも数値こそ平均的だが、実際のパワー感・トルク感ともに必要十分に感じる。
ただ低回転域でのメカニカルノイズの大きさはいただけない。
特にこの領域は市街地走行などでの実用領域となる為に非常に目立つ。
あとHV車ならでのモーターだが、馬力こそ物足りないがトルクは想像以上にパワフル。
何よりも平地でのEV走行時のリニア感の素晴らしさは特筆もの。
足の親指の先を曲げる程度の僅かなスロットルの出し入れにも非常に敏感に反応してくれてとても気持ちがいい。
また回生ブレーキも昔のMT車のエンブレとまではいかないが、スロットルオフだけでもかなり強く効いてくれる。
個人的にはすっかりこのモーター走行のリニア感の虜になってしまった。
【走行性能】
ステアリングはややクイック傾向で自分好みのレシオではあるけれど、標準装着のタイヤだとステアリングセンターが非常に曖昧で直進性に一抹の不安を感じた。
ただこのあたりはタイヤをしっかりした物に交換する事によって大幅に改善した。
コーナリングに関しては、バッテリーを低位置に搭載している事と相まって、整った舗装路で、特にEV走行時にはまるでミズスマシに乗っているかのようにスイスイ曲がる。
ただこれが峠道などの荒れた路面となると印象が一変する。
峠の下りなどでペースを上げるとリアがバタバタと暴れまくり、タイヤ・ホイールの交換前は時には唐突にリアがスパッと流れる時があった。
あとこのグレードにはパドルシフトが標準装備されているが、操作してからギアが変わるまでのタイミングがワンテンポもツーテンポも遅い。
また2速(DCTのみでは1速)のギアレシオが非常に低い上に、高いエンジン回転でのシフトダウンを受け付けてくれないので、特にヘアピン気味のタイトコーナーでは非常に使い勝手が悪い。
もっとも上り坂でのシフトダウン時には大変重宝しているので有難みは十分あるが…
【乗り心地】
固い、というよりはフロントとリアの固さのバランスが悪い。
先の項目でも書いたが、フロントが割としっかりストロークしてくれるのに対し、荒れた路面ではリアが暴れて落ち着きがない。
あくまでも自分が感じた限りでは、サスのセッティングを標準グレードの15インチ仕様に合わせていている為か、16インチの重いバネ下をダンパーが減衰・消化し切れていない印象を強く感じた。
一般にはアルミを下手に軽量のものに交換すると乗り心地が悪化すると言うが、このクルマの場合は15インチの標準アルミと同程度のアルミに交換した後の方が落ち着いた乗り味になった。
もっともボディ剛性が高いおかげで、ペースを上げない限りは極端な不快さは感じない。
【燃費】
用途としては土日祝日のロングドライブや、会社から帰宅した後の気分転換の郊外路の軽いドライブがメインで、郊外路が6割で峠道・ワインディングが2割、それと市街地と高速が1割。
エアコンを使用しない季節で高速を使わないロングドライブでは、メーターの燃費計でリッター30キロを切る事はほとんどない。
時には200キロ程度の走行でリッター34キロ余りを示す時もある。
ただ峠やワインディングの登りでSモードを利用して盛大にエンジンをブン回すとリッター7キロを切る事がある(笑)
あと発熱量の少ないHV車ならではの宿命か、冬場ではリッター27〜28キロまで落ち込む。
それでも購入前はリッター20キロを超えれば上等だと思っていたので、この低燃費ぶりには非常に驚いている。
【価格】
コンパクトカーとしては少々値段が張るかもしれないが、メカニズムの内容を考えれば十二分にお得感はある。
もっとも購入前にディーラーからも「全体的なコスパを考えるなら1.3リッターのグレードの方が満足感は高い」と言われたが、自分の場合HVシステムを含めたメカニズムを楽しむ事に主眼を置いていたので、全く気にしていない。
【総評】
書いている内容は非常に厳しいものとなってしまったが、購入して2年で3万キロ近くを走っているうちに、住めば都というか、あばたもエクボというべきか、ウィークポイントも含めて概ね満足している。
特にタイヤを標準タイヤからルマンVに交換し、アルミも軽量のものに交換してからは乗り味が一気に良くなり、愛着感が非常に増した。
5万キロ近くまで走行距離を重ねたら、サスキットをモデューロか無限のものに交換して楽しんでみたいとも考えている。
(訂正)
高速や郊外路→高速
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2017年9月
- 購入地域
- 埼玉県
- 新車価格
- 224万円
- 本体値引き額
- 15万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった8人(再レビュー後:8人)
2019年9月7日 16:27 [1257487-1]
満足度 | 4 |
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エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
EFシビックSiR、R32スカイラインGTS-tをMTの中古で乗り継いで、11年余のマイカーなしのブランクを経て新車で購入。
【エクステリア】
後期型になって玩具っぽいダミーダクトの割合が減り、落ち着いたエクステリアになった事も購入のキッカケ。
前期・中期のエクステリアだったら絶対に選択しなかった。
後期型になって落ち着き感は出たものの、極端なウエッジ基調からくるリアの腰高感と、そこから派生するタイヤが小さく見える見栄えの悪さにはいまだに馴染み切れない。
また、RS・HVSパケ専用のフロントバンパーだが、ただスタイルだけの為に全長を長くするというのはホンダらしくない。
むしろ標準タイプのフロントバンパーの方がマッチングが良かったのではないか?
【インテリア】
インパネ周りにソフトパッドを使って高級感を演出しようとする努力の跡は感じられるが、操作系のタッチや使い勝手が悪い。
HV専用のシフトレバーだが、触感がプラスチッキーで操作した際のクリック感も皆無で、かといってダンパーなどが仕込んである訳でもないので、操作感も含めて非常に安っぽい。
あとはタッチパネル式のエアコン。
見栄えはいいかもしれないが、とにかく使い勝手がよろしくない。
ホンダはこのMCにあたって上級車からのダウンサイザーの需要を意識したというが、このインテリアのタッチでダウンサイザーを納得させられるとでも考えたのだろうか?
【エンジン性能】
エンジンは流石に腐ってもホンダ。
レブリミットこそ高くないものの、吹け上がりの良さはVTECならでは。
パワーも数値こそ平均的だが、実際のパワー感・トルク感ともに必要十分に感じる。
ただ低回転域でのメカニカルノイズの大きさはいただけない。
特にこの領域は市街地走行などでの実用領域となる為に非常に目立つ。
あとHV車ならでのモーターだが、馬力こそ物足りないがトルクは想像以上にパワフル。
何よりも平地でのEV走行時のリニア感の素晴らしさは特筆もの。
足の親指の先を曲げる程度の僅かなスロットルの出し入れにも非常に敏感に反応してくれてとても気持ちがいい。
また回生ブレーキも昔のMT車のエンブレとまではいかないが、スロットルオフだけでもかなり強く効いてくれる。
個人的にはすっかりこのモーター走行のリニア感の虜になってしまった。
【走行性能】
ステアリングはややクイック傾向で自分好みのレシオではあるけれど、標準装着のタイヤだとステアリングセンターが非常に曖昧で直進性に一抹の不安を感じた。
ただこのあたりはタイヤをしっかりした物に交換する事によって大幅に改善した。
コーナリングに関しては、バッテリーを低位置に搭載している事と相まって、整った舗装路で、特にEV走行時にはまるでミズスマシに乗っているかのようにスイスイ曲がる。
ただこれが峠道などの荒れた路面となると印象が一変する。
峠の下りなどでペースを上げるとリアがバタバタと暴れまくり、タイヤ・ホイールの交換前は時には唐突にリアがスパッと流れる時があった。
あとこのグレードにはパドルシフトが標準装備されているが、操作してからギアが変わるまでのタイミングがワンテンポもツーテンポも遅い。
また2速(DCTのみでは1速)のギアレシオが非常に低い上に、高いエンジン回転でのシフトダウンを受け付けてくれないので、特にヘアピン気味のタイトコーナーでは非常に使い勝手が悪い。
もっとも上り坂でのシフトダウン時には大変重宝しているので有難みは十分あるが…
【乗り心地】
固い、というよりはフロントとリアの固さのバランスが悪い。
先の項目でも書いたが、フロントが割としっかりストロークしてくれるのに対し、荒れた路面ではリアが暴れて落ち着きがない。
あくまでも自分が感じた限りでは、サスのセッティングを標準グレードの15インチ仕様に合わせていている為か、16インチの重いバネ下をダンパーが減衰・消化し切れていない印象を強く感じた。
一般にはアルミを下手に軽量のものに交換すると乗り心地が悪化すると言うが、このクルマの場合は15インチの標準アルミと同程度のアルミに交換した後の方が落ち着いた乗り味になった。
もっともボディ剛性が高いおかげで、ペースを上げない限りは極端な不快さは感じない。
【燃費】
用途としては土日祝日のロングドライブや、会社から帰宅した後の気分転換の郊外路の軽いドライブがメインで、郊外路が6割で峠道・ワインディングが2割、それと市街地と高速が1割。
エアコンを使用しない季節で郊外路や高速を使わないロングドライブでは、メーターの燃費計でリッター30キロを切る事はほとんどない。
時には200キロ程度の走行でリッター34キロ余りを示す時もある。
ただ峠やワインディングの登りでSモードを利用して盛大にエンジンをブン回すとリッター7キロを切る事がある(笑)
あと発熱量の少ないHV車ならではの宿命か、冬場ではリッター27〜28キロまで落ち込む。
それでも購入前はリッター20キロを超えれば上等だと思っていたので、この低燃費ぶりには非常に驚いている。
【価格】
コンパクトカーとしては少々値段が張るかもしれないが、メカニズムの内容を考えれば十二分にお得感はある。
もっとも購入前にディーラーからも「全体的なコスパを考えるなら1.3リッターのグレードの方が満足感は高い」と言われたが、自分の場合HVシステムを含めたメカニズムを楽しむ事に主眼を置いていたので、全く気にしていない。
【総評】
書いている内容は非常に厳しいものとなってしまったが、購入して2年で3万キロ近くを走っているうちに、住めば都というか、あばたもエクボというべきか、ウィークポイントも含めて概ね満足している。
特にタイヤを標準タイヤからルマンVに交換し、アルミも軽量のものに交換してからは乗り味が一気に良くなり、愛着感が非常に増した。
5万キロ近くまで走行距離を重ねたら、サスキットをモデューロか無限のものに交換して楽しんでみたいとも考えている。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2017年9月
- 購入地域
- 埼玉県
- 新車価格
- 224万円
- 本体値引き額
- 15万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった0人
「フィット ハイブリッド 2013年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2019年11月16日 14:54 |
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2019年10月6日 12:33 |
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2019年9月7日 18:24 |
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2019年9月3日 20:20 |
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2019年9月3日 18:50 |
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2019年8月22日 22:01 |
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2019年7月3日 10:14 |
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2019年6月12日 21:55 |
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2019年4月6日 18:03 |
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2019年4月1日 21:39 |
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