GeForce GTX 650 Ti BOOST (1024MB GDDR5) NE5X65B01009-1060F [PCIExp 1GB]Palit Microsystems
最安価格(税込):価格情報の登録がありません 登録日:2013年 5月 9日
GeForce GTX 650 Ti BOOST (1024MB GDDR5) NE5X65B01009-1060F [PCIExp 1GB] のユーザーレビュー・評価
よく投稿するカテゴリ
2013年6月3日 18:23 [600500-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 安定性 | 5 |
|---|---|
| 画質 | 4 |
| 機能性 | 無評価 |
| 処理速度 | 5 |
| 静音性 | 5 |
| 付属ソフト | 無評価 |
◆ 購入のきっかけや価格
GIGABYTEの650Tiに全く不満のなかった自分でしたが,リリース以来,650Tiでもない,660でもない鬼っ子的なBOOSTがどの位の働きをするのか,ややもすれば中途半端ととられがちなポジショニングのこのモデルにどの程度の意味があるのか,しばらくの間悶々と考えていましたが,他社のモデルに比べ圧倒的に安いこのモデルを見つけ,検索してもユーザレビューのない本製品を気にしているかもしれない名も知らぬユーザのため,自分が先鞭を切ろうと,鼻息も荒く,人柱覚悟で購入してみました。ドスパラで14980円。
◆ 処理速度
主要なベンチを回し,650Tiと比較してみた結果は,以下のとおりで,数パーセントから40パーセント弱程度の上乗せであり,あらゆる場面で体感差をはっきり感じるというようなレベルではありませんが,FullHD解像度環境下でもほぼ問題ないパフォーマンスだった650Tiにプラスアルファの余裕が生じたという印象です。あまり差がないものもありますが,高負荷な条件下ほど差が大きくなる傾向があり,やはり,メモリバスが192bitになったことやROPが24になったこと,その名のとおりBoostが有効になったことなどの効果として現れているのかなと思います。最新のゲームでも最高設定さえ望まなければ,Full HDでのゲーミングが十分楽しめるでしょう。
なお,このモデルはメモリ1GB版なので(その分安くなっているのだと思いますが),2GB版だともう少しスコアが上がる可能性もありますね。
*環境概要
OS: Win7 Home(64bit)
CPU:Core i5 3550
MEM: 4GB×2 DDR3
(順に650Tiのスコア又はフレームレート,650TiBOOSTのそれ,650Tiを100としたときの相対性能)
3DMark11 4909 5464 111.31
3DMark Fire Strike 2834 3626 127.95
FF14(High) 3698 4357 117.82
Heaven4.0(Basic) 57.6 80.6 139.93
Heaven4.0(Extreme) 19.1 24.8 129.84
Valley1.0(Basic) 60.3 70.3 116.58
Valley1.0(ExtremeHD) 18.7 22.5 120.32
MHF大討伐 7280 8825 121.22
ロストプラネット2(DX9) 64.2 81.8 127.41
ロストプラネット2(DX11) 64.6 72.7 112.54
PSO2ver2(HD 設定3) 39551 49926 126.23
PSO2ver2(FullHD 設定5) 10596 13988 132.01
バイオ6 HD 軽設定※ 10536 11834 112.32
バイオ6FullHD最高設定 5723 6413 112.06
FF14 ARR(HD 標準品質) 13729 14702 107.09
FF14 ARR(FullHD 最高品質) 4512 4720 104.61
※ AAオフ モーションブラーオフ その他「高」
◆ 静音性
優秀といえるでしょう。
最近,このクラスにはクーラーにデュアルファンを搭載したものが多いのですが,このモデルは90ミリほどの比較的口径の大きいシングルファンです。アイドル時は,ファン回転900rpmほどで固有のファンノイズは全く聞こえません。ベンチを連続して回していたときでも1400rpmくらいで,注意して耳を澄ましてみると心なしファン音が増えたかなという程度で,そちらに注意を向けない限り気がつかない程度です。
◆発熱・冷却性能
室温約24度,ケース=ミニタワー,フロントファン90ミリ(約700rpm),リアファン120ミリ(約1100rpm)の環境で,GPU-Zでモニタしてみたところ,アイドル時は34度,高負荷時最高73度でした。きわめて冷却性能に優れていたギガの650Ti(同様の条件下で最高63度くらいでした。)を直前まで使っていただけに,高負荷時はちょっと気になるなというところです。前述のとおり,静音性には優れている反面,クーラの回転を抑えているのがわかるので,ギガのように特別な冷却システムを採用していないこのモデルでは,そのツケが発熱面で出てしまっているように思われます。
現状,深刻なほど高温ではありませんが,決して冷えているとはいえないでしょう。
夏場はシステムファンを調整するなどしてエアフローを改善した方が良さそうな気配です。
◆ カードサイズその他
全長173ミリ。補助電源ひとつです。650Ti搭載カードほどコンパクトではありませんが,ミドルレンジクラスにしてはだいぶコンパクトな部類で,ミニタワーケースでの着脱作業も楽々。問題ありません。
◆ 総評
巷では,660と650Tiの隙間を埋める製品だといわれていますが,性能的にはまさに順当。
となると問題となるのは価格面ですが,650Ti BOOST搭載モデルがほとんど660と変わらない実勢価格で市場に出ている中,ダントツに安い点が最大の魅力。現状,概ね15000円前後で推移している650Tiと同価格でプラスアルファの性能を入手できる点は間違いなくお値打ちといえるでしょう。
予算的に2万越えの660はちょっと苦しい,できれば1万円台半ばでできるだけ高性能なものがほしい,という微妙かつわがままなニーズのユーザにはお勧めできます。
- 重視項目
- コスト重視
参考になった9人
このレビューは参考になりましたか?![]()
この製品の最安価格を見る
GeForce GTX 650 Ti BOOST (1024MB GDDR5) NE5X65B01009-1060F [PCIExp 1GB]
最安価格(税込): 価格情報の登録がありません 登録日:2013年 5月 9日
新着ピックアップリスト
-
【Myコレクション】pc
-
【Myコレクション】メインアップグレード最終稿
-
【Myコレクション】自作パソコン
-
【Myコレクション】SUBPC 2025 WHITE
-
【欲しいものリスト】a
(グラフィックボード・ビデオカード)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス








