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2013年3月11日 03:32 [579395-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| キーピッチ | 5 |
| ストローク | 5 |
| キー配列 | 4 |
| 機能性 | 5 |
| 耐久性 | 5 |
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|---|---|---|
大きさ比較 |
大きさ比較・その2 |
デスク上がコンパクトに、配置も自在に |
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機能キー左手側 |
本体裏側、DIPスイッチ |
アダプター介せば横出しにも |
PCを扱う上で欠かせない存在であり、直接手に触れる部分ゆえ作業性も左右し、
また、デスク上で大きなスペースを占める邪魔な存在でもあるキーボード。
近年は音声入力やソフトウェアキーボードといった様々なアプローチや進化や、
物理キーボードの無線化、小型化、薄型化などバリエーションも多々ありますが
その中でもオーソドックスなキーピッチやストローク、タッチ等にこだわりつつ
極力小型化を目指して、独特の進化を見せるのがこのMINILAの属するグループ。
その先駆者であり代表格となってるのがHappy Hacking Keyboardシリーズや
同じくCHERRY軸を使ったPOKERとかCHERRY MINIとか呼ばれるもので、
いずれもテンキーや機能キー、Fキー列を廃した5列構成のスタイルと
それら省かれたキーの機能はFnキー+Xという形で各々の工夫をもって再現。
少々癖もある製品群ながら、一部のヘビーユーザーには好評なようです。
そこに新たに参戦したこのMINILA。
やはり上記の先行製品らを手本にしながら、FILCO独特の変化球で来ました。
自分もこの種のキーボードには興味あったのですが、日本語配列が無かったり、
キータッチや価格が気になって、なかなか購入には至らなかったのですが、
これの製品詳細を見たり、見本に触れてみて、なんか好ましく思えてきたので
ひとつ購入してみることにしました。
【デザインとか】
そのサイズや配列、機能を抜きにして眺めるなら、デザインの意匠には
奇をてらったところなく地味で、ある意味オーソドックス。
サイズは、フルキーやテンキーレスの同様メカニカルらと比べて、さらに小柄。
重量は680gとそこそこあって、デスク上で操作する際にも安定感ありつつ、
持ち運びも苦にならない程度にとどまり、両立してて程良いバランス。
後述するDIPスイッチによるキー機能入れ替えに備え、Ctrlキー&CapsLockキー、
E/Jキー、Delキーの交換用キートップと、引き抜き工具が同梱されてます。
(写真の赤いWASDキートップは別製品のを移植、CHERRY軸同士で互換性あり)
【キータッチほか】
ここらは基本的にCherryMXスイッチと標準的キーサイズ・ピッチを踏襲しており
メカニカルキーボードお馴染みの感触で、打ちやすく気持ちEです♪
今回は黒軸をチョイスしてみましたが、クリック感の無いリニアなストロークと
適度な反発力があるのが特徴です。
他の軸に比べ押し込む力やや要るかもですが、この鍵打感を好ましく思う人や
用途もあると思います。弾むように泳ぐように打てる黒軸ならではの感触は
もっともメカニカルキーボードらしいとも言えるかも。
【キー配列】
ミニミーボードの体を成すため、また独特な機能と操作法を盛り込んだため
なかなかの変態っぷりですw 特に下側2列はイレギュラーで賛否も分かれそう。
下から2段目のZ列は、↑キーをねじ込んだため左右のSHIFTキーが小さくなり、
全体的にキー1/3ほど左に寄ってます。ブラインド慣れた人には馴染めないかも。
最下段はさらに特殊で、アローキー3つと、さらにこれの売り?の親指Fnキーを
スペース両端に配置したことで、キーサイズも並びもかなり変わってます。
まずこれらに合わせて打ち方を亜流に修正できるかが肝になってくるでしょう。
Fnキーと併せて引き出す裏機能キーの配置も、先行した二者とも異なる感じで、
しかしそれに込めた狙いはわからないでもない。ホームポジションの基となる
FキーとJキーを端にして両外側上下に、Fキー列は最上段に重ねています。
この個々の配置と親指Fnキー操作を、頭と指に憶えこませること出来たならば、
小さな盤面の中、ホームポジション大きく崩さず全キーに指が届くのも相まって
普通のキーボード以上に素早く的確に打てるようになるかもです。
実際自分はブラインドろくに出来ない人なのですが、これを多用し始めてから
いちいちホームポジションに帰るのを意識するようになり、半ば強制的に
タイピング矯正されつつあります。変な癖も身についてしまいそうですがw
【機能性】
それでも慣れない人やゲーム用に使う人には、DIPスイッチでキー機能入れ替えが
出来るのもありがたいです。
Fnキーをスペースキーにしたり、CtrlとCapsLockと替えたり、Winキー殺したり
自分の使いやすいようにカスタムする余地も多いです。
また本体とケーブルがミニUSBで脱着出来るのも個人的に嬉しいですね。
その横にUSBスルーポートを一つ備えてるのもマウスとか繋げるのに重宝します。
ミニUSBでの接続は正面一方向のみですが、写真のような汎用アダプターを介せば
横方法にケーブル這わすことも可能で、設置場所にも融通がきくでしょう。
ただそのため、PS/2接続や全キー同時押しには対応してないので注意。
【耐久性】
一応、Majestouch2に準じた作りと、ダイヤテックの手厚いサポートもあるので
このへんは安心感がありますね。
ただこういう色物キーボードなので早々にラインナップ落ちしないか心配。
以上、本品はけして万人向けのキーボードとは言えませんが、
これしかない特色に魅力を感じるならば、他に替えがたい相棒となるかも。
興味本位からかい半分で買ったものの、メインの座に居座りかねないです。
なるほどこの手のキーボードが密かな人気なのもわかった気がします。
なかなか変革起こりにくいキーボード界にFILCOが投じた一石は、
果たしてどんな波紋を起こすやら、起こさないやら。
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