『MADE IN LAPAN の真髄！NEC携帯事業部の歴史に燦然と輝く名機』 NECカシオモバイルコミュニケーションズ MEDIAS W N-05E docomo James Patrickさんのレビュー・評価

[James Patrick]

2013年6月29日 19:09 [606386-1]

満足度	5

デザイン	5
携帯性	4
レスポンス	4
画面表示	4
バッテリー	3
カメラ	無評価

MADE IN LAPAN の真髄！NEC携帯事業部の歴史に燦然と輝く名機

変態形態をこよなく愛する僕は、即買いしてしまいました。

【デザイン】いいですね、チャラさを一切排除した質実剛健さ。黒＆つや消しメタルの王道を行く！
【携帯性】重いとかー分厚いとかー言われますが、実は「手の中に納まる細さ」がそれら全てを帳消しにします。
【ボタン操作】電源ボタン（画面オフ）とボリュームボタンのみというシンプルさ。実際それだけでいいし。
【文字変換】ATOKでございます。そんなことよりQWERTYキーとテンキーの両方を駆使してればさほど苦は無し。
【レスポンス】モアンモアンと動きます。結局豪快な速度を目指せば電池も減るしこの程度で十分だと思います。
【メニュー】実に素晴らしいことにDocomoUIが入っていないんです。独自のUtilityAppという二画面アプリ搭載。
【画面表示】2画面が広いのは当たり前ですが1画面では今時貴重な「細身のスマフォ」です。←重要
【通話音質】すみません、データプランでお験し中です。よって評価無し。
【呼出音・音楽】すみません、このカテゴリーは関心がありません、よって評価なし。
【バッテリー】良く減ります。2画面使えば2倍減る。が、賢く使えば意外と持ちます。

【総評】最近のスマフォはあらゆるものがついていて、タブレットとの境目がなくなってきていますがこれは全く別な視点から「スマフォとしての極限までの携帯性」を維持しながら「ほぼ正方形、ミニタブレットに匹敵する画面サイズ」を実現した名機です。
ミニタブ使いの人は「これが半分に折りたためたらなあ」と思いますし、GalaxiNoteのような最初からブック型収納を前提とした両手(＋ペン付）用のスマフォを持っている人は「こっちも画面だったらなあ」と思いますし、DSで遊んでると「なぜにこれだけの本体サイズなのに画面を全画面にしないんだ！」と思いますよね。（僕だけか？）
そんな欲望をNECが事業部売却・撤退の声高まる中で放った「MADE IN LAPAN」の真髄のような名機だと思います。
「全部入り」信者の方はは購入に躊躇されるかもしれませんが、もう二度と出ないだろうということとこの大画面を片手で持ち歩けるという点を考えた場合、おサイフ＆防水こそないがこれだけの機能を搭載して二つ折りにしてしまうテクノロジーこそが「買い」なのだと僕は思いました。
（だってミニタブにはおサイフも防水もないし）
あ、よく広告で見かける「二画面開いて下のサブ画面でキーボード」は意外と便利。けれど普段使いは二つ折りで片面だけ、の方が多いはずなのでそこを自分は重視しましたね。しかしDocomoShopはなんて不親切なんだろう、例のセキュリティ吸盤のおかげでHotモックが二つ折りにできない。あの、手にするりと収まる細身感は今風のデカスマフォにはない安定感です。