ENERGY SAVER+ 195/55R16 87V レビュー・評価

満足度：4.87

（カテゴリ平均：4.37）

満足度ランキング—位

集計対象5件 / 総投稿数6件

1. 5 80%
2. 4 20%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
走行性能 ハンドル操作のしやすさ、加速の感じ方	4.75	4.28	-位
乗り心地 走行時の心地よさ、振動の伝わり方	4.61	4.24	-位
グリップ性能 路面の凹凸をしっかり捉えているか	4.49	4.14	-位
静粛性 騒音を出さずに走行しているか	4.50	4.04	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[Tommi6.5]

2020年6月8日 22:16 [836017-2]

満足度	4

走行性能	4
乗り心地	4
グリップ性能	4
静粛性	4

5年10万km達成　卒業レビュー

欧州コンパクトルノー ルーテシア ZEN(MT)の標準装着タイヤでした。
5年10万kmを走破！

車検に合わせて新タイヤ(プライマシー4)へ履き替えたけども、アフターレビューとします。

【走行性能】
悪くなかったです。
個人的にはエコタイヤ全般に好みでない部類でしたが、その中ではこのタイヤが一番許容できます。
直進安定性は適度で疲れません。コーナーではニュートラルです。ベーシックとしては良い味付けだと思います。
さすがのエコタイヤで、「転がり」は素晴らしいです。惰性走行の進むこと進むこと。

また、「雨のミシュラン」コンパウンドは偉大で、ウエットでは最後まで安心安定の走りを維持していました。

【乗り心地】
良いです。コンフォートという程でもなく、適度に軽快。
飛んだり跳ねたりはないにせよ、ふわりひらり。実際、ミシュランの傾向通り、タイヤそのものが軽いんじゃないかな？

【グリップ性能】
ハプニング時にも救われるシチュエーションもあり、縦方向には信頼の置ける的確なものでした。
対してコーナリング限界は高くはなく、非力なクルマでもドリフト状態に持ち込みやすい面もありました。しかし、それもコントローラブルで個人的には楽しく遊べました。

まぁ、普通に使う分には「可も無く不可も無く」というところでしょう。

【静粛性】
ロードノイズの侵入は適当に抑えられ、こなしきれない部分が僅かに伝わってきます。でも「コンコン」と可愛らしいモノ。

パターンノイズは高音で爽やかに起き、不快感はありません。上質感はないにせよ、軽快に走る感を出すのには、むしろ自然な感じ。

【総評】
バランスに優れた「いいタイヤ」でした。
エコタイヤというのは嘘偽り無く、10万kmを走りきる耐久性、燃費への貢献度は素晴らしいモノでした。

ただ、万全だったかといえば、そうでもなく…
4年8万kmを超えたあたりから、硬化によるのかブロック欠けが目立ちだしました。少し気持ち悪かったかも。

経済性・安全面で救われた部分は多く、このタイヤにはとても感謝しています。
「次に同じタイヤを履きたいか？」と問われると、少々悩むものの、答えは「NO」かな。新世代プレミアムコンフォート、プライマシー4が異次元に良いから。
新しいモノは良い。
ミシュランさん、引き続き研究・開発、お願いしますね！

車タイプ

コンパクト

[たっぴょん]

2020年4月16日 21:35 [1319214-1]

満足度	5

走行性能	5
乗り心地	4
グリップ性能	5
静粛性	4

長い目でみてコスパ最高

このレビューは車重1200kg以下でパワーも100ps以下の車両に乗ってのものです。

2015年10月から新車装着で195／55R16サイズを使用しました。
４年半で55000kmを走破して、まだ溝も残っていましたが、若干サイドにヒビがみえたので、後継のエナジーセイバー４に履き替えました。
引っ張れば、５年６万kmもいけたのでは？と思います。

何といってもこのタイヤが素晴らしいのは耐久性です。
使い込むと若干ゴムも固くはなってきますが、走行フィーリングの変化がとても少ないです。
雨天走行の安心感もあり、車両は非力なシトロエンＣ３ですが、雨の箱根越えなどで追い越し車線を悠々と走り抜けることができました。
省燃費タイヤの分類ですが、耐久性がありすぎて他のタイヤとの比較ができません。

タイヤ長持ちも含めて、これぞエコタイヤ、クルマに長く乗るなら定番と言って良いと思います。
履き替えた新型のエナジーセイバー４は185/60R16にサイズダウンして、更なるエコとコンフォートを目指します。

車タイプ

コンパクト

[北海道大好き！]

2017年1月31日 02:04 [982694-2]

満足度	5

走行性能	5
乗り心地	5
グリップ性能	4
静粛性	5

車との相性はお墨付き

メーカー指定のオリジナルなので、車の重量、動力性能から見ても相性は抜群です。静粛性に課題があるような評価もありますが、ロードノイズも抑えられていて問題ありません。履き始めに腰が以前より硬い感じもしましたが、すぐに元の感覚と同じになりました。
排水性能も良いし安心して使えます。

車タイプ

コンパクト

[eday3]

2016年12月23日 11:30 [988094-1]

満足度	5

走行性能	5
乗り心地	5
グリップ性能	5
静粛性	5

ルノー・ルーテシアZENに195/55R16を装着。

ホイール付きが新車装着タイヤ、写真下が今回購入した物です。

新車購入時に装着されていたエナジーセイバー+を縁石に当ててサイドカットしてしまい、今回１本のみ交換するために購入しました。
ミシュランのエナジーセイバーは前の車から５年近く使用しています。このタイヤはとても軽量（それはミシュランの製造精度の高さゆえに達成できるこのタイヤの美点）で、ホイールに嵌める前のタイヤを触ってもサイド部分は容易に変形し、とてもしなやかです。荒れた路面を通過してもバネ下の軽さとしなやかさのおかげでサスペンション（タイヤ）のバタつきが短時間に収まり、それが乗り心地の良さにつながっていると思われます。但し、軽量なことと、今回カットさせてしまったタイヤサイドの強度はトレードオフなのかもしれません。
サイドカットのアクシデントは自身が気をつければ防げますので、デメリットとは思いませんし、得られるメリットの方が多いと考えています。

最後に、、、今回１つ失敗したことがありましたので参考までに追記しておきます。
新車装着されていたエナジーセイバー+と購入したもので、トレッドパターンが違っておりました。
因みに、車に装着されていたものはスペイン製、購入したものはイタリア製でした。
製造時期によるマイナーチェンジなのか、メーカー納入用の廉価版といった物が存在するのかはわかりませんが、私と同じような理由で全交換でない方はご注意くださいね。

車タイプ

コンパクト

[rainbowdashsix]

2016年1月10日 23:44 [893591-1]

満足度	5

走行性能	4
乗り心地	4
グリップ性能	4
静粛性	3

おすすめできるスタンダードタイヤ

車検のため12月に４本交換し、アライメントもとり直してから1000ｋｍ程度走行し落ち着いてきたのでレビューします。
100ｋｍ〜200ｋｍ程度のころとは印象がずいぶん変わりました。
価格は通販で送料込み４本で33000円程度、持込可で経験豊富なガソリンスタンドで、交換、バランス、バルブ、廃タイヤ込みで5400円でした。
車は18年式のインプレッサ1.5L、ＦＦ、5MTで、交換前はバルムのブラブリス２を履いていました。スポーティコンフォートタイプでとても良いタイヤでした。基本的にこのタイヤとの比較になります。
また交換に際して、ホイールはそのままでタイヤサイズを205/50R16から195/55R16へと変更しました。これにより外径が612mmから620mmへ増加、重量が（計測していませんが持った感じで）かなり減少していますので、この分を織り込んで評価する必要があります。

【走行性能】
ケースがやわらかい印象でたわむので、前のタイヤからすると当初はロールはするし平行にズレるような違和感がありました。
しかし、動きのリズムが一定でなれてきたこともあり、気持ちよく使いこなせるようになってきました。
舵角は大きくなりましたが、ステアリングの反応そのものは悪くありません。中立付近でも指先に少し意思をこめるときちんと反応します。
エナジーというだけあって転がり抵抗は非常に小さく、かといってグリップが低くて不安になるということもありません。
アクセルを戻してからエンブレが効かず、ずっと転がり続けていく感覚があります。ブレーキパッドの減りが早くならないか、心配なほどです。燃費はリッターあたり11ｋｍから12ｋｍ強へ一割程度伸びました。正月に実家に帰った際には高速半分郊外半分で１５ｋｍを記録しました。

【乗り心地】
とても良くなりました。空気圧は現在フロント2.5キロ、リア２．４キロで落ち着いています。ケースがやわらかいためか若干はねる感じはありますが、段差もかるくいなしてくれます。

【グリップ性能】
前のタイヤに比べて舵角自体は大きくなりましたが、切ればその分きちんと曲がり、安定している印象です。交換当初は少しすべる感覚がありましたが、現在では少しペースを上げてもまったく不安はありません。

【静粛性】
静粛ではありませんが、悪くはありません。荒れた路面ではそれなりにうるさい音がします。当初よりは音が小さくなった感があるのですが、これは慣れもあるかもしれません。

【総評】
スポーティコンフォートタイプから乗り換えると、舵角が大きくなったりロールしたりバネ感があったりと若干違和感はありますが、スタンダードタイヤとしてみれば、非常にすぐれた性能を持っているといえると思います。
この性能がこんな価格で手に入ることが信じられません。
スポーティーさを重視する方はピレリＰ１を選択すべきでしょうが、それ以外の大半の方、ごく普通に走る方には自信を持っておすすめできるタイヤです。

車タイプ

ミニバン・ワゴン

[外川 信太郎]

2013年7月31日 23:44 [615718-1]

満足度	4

走行性能	4
乗り心地	5
グリップ性能	4
静粛性	5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

タイヤの基本性能を熟成した低燃費タイヤ。

MICHELINのロゴは一際大きく刻印されている。	195/55R16 をセレクト。	ワイドな接地面を確保するワイドイーエヌトレッドを採用。

知人の乗るユーロコンパクトカーのタイヤがそろそろ交換時期であるということで、相談を受けました。もう若くはないので、過激な走りはしない。そして、第一に家族を乗せる機会が多いため、乗り心地、基本的な安全性能が最優先ということで、勧めたのがミシュラン「ENERGY SAVER+」でした。
早速オーナー協力の元、往復200キロほど走ってみることにしました。


【走行性能】

市街地を流れに乗って走っている限り、とても55％扁平とは思えないほどソフトな乗り心地で、快適です。ロードノイズも抑えられ、ほとんどその音は耳に届かないほど静粛性に長けているタイヤです。また、制動距離も交換後、はっきり実感できるほど短縮され、安全性を謳っている「ENERGY SAVER+」だけのことはあります。

高速道路でも、静粛性の高さは変わらずで、ロードノイズより風切り音のほうが目立つほど。数あるエコロジカルタイヤの中でも静粛性の高さでは、トップクラスといえるでしょう。また、道路の継ぎ目を乗り越えた際のダンピングもしっかりと抑えられ、唐突な感は皆無といえます。

郊外の高速道路で突然のゲリラ豪雨に降られましたが、排水性を重視した「ワイドエーエヌトレッド」の効果は顕著で、ドライ路面時の速度のまま走り続けましたが、ステアリングの操舵感は常にしっかりと手のひらに伝わり、ハイドロプレーニングが発生したこともありませんでした。

【グリップ性能】

オーナーいわく、ある程度の速度まで加速し、そのまま惰性運転ができるようになった＝燃費も向上したと喜んでいました。確かに転がり抵抗は少なく、平坦路であれば、鉄道のような惰性運転も一般のタイヤより長時間可能でした。

本来のタイヤの思想とは違いますが、箱根旧街道七曲りを攻め込んでみました。一般的な速度より速めの速度では、スキール音もなく、タイヤは路面を離しませんが、筆者がタイヤのテストを頻繁に行っていたときのようなやや過激な走りをしますと、途端に派手なスキール音を立てます。しかし、限界域まで攻め込んでも、立て直しは容易で、コントロールは非常にしやすいといえます。
エコロジカルタイヤとはいえ、少しオイタをしたいときにもちゃんと応えてくれるあたりはさすがミシュランです。

【総評】

低燃費、ウェット性能の高さはとても高い効果を発揮するタイヤでした。安全性を第一に設計された「ENERGY SAVER+」ですが、いかなる走りにも寛容に対応してくれるのはさすがといえます。