EXCERIA PRO CF-EX032V [32GB]
最大の書き込みが150MB/s、読み出しが160MB/sのコンパクトフラッシュ


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2013年4月26日 21:21 [591292-1]
満足度 | 5 |
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読込速度 | 5 |
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書込速度 | 5 |
信頼性 | 5 |
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テストサイズ 4000MB |
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Lexar Professional CFカード 128GB 1000X LCF128CTBAS1000 |
Transcend Ultimate CFカード 32GB 1000X TS32GCF1000 |
SanDisk Extreme Pro CFカード UDMA 7 64GB 90MB/s SDCFXP-064G-J92 |
東芝 EXCERIA PRO CFカード 32GB 1066倍速 CF-032GSR8A(CF-EX032Vの海外版パッケージ)です。
過去に一時期だけCFカードを自社開発し販売していた東芝が9年ぶりに発売した新世代のCFカードです。
公称値は読み込みが160MB/s、書き込みが150MB/s(16GB版は95MB/s)と世界最速クラスと名乗る通りLexar Professional CFカード 1000Xシリーズ(読み込み150MB/s、書き込み145MB/s)よりも高い公称数値で、容量は16GB〜64GBまで用意されておりフラッシュメモリは高性能な物が採用されているそうです。パッケージには日本語で海外版なので国内での保証は受けれませんと親切に書かれており生産国は日本製ではなく台湾製と表記されています。かつて国産CFカードを生産していたハギワラシスコムの代わりにMade in JpanaのCFカードを復活させてくれると思って期待しながら購入したのですが台湾というのは少し残念ですね。
メモリカード(主にSDカードとCFカード)のベンチマーク及び実際の速度を測定するカードリーダーは全てLexar USB3.0カードリーダー LRW300URBJPで行っています。(SanDisk Extreme Proのベンチマークだけはバッファロー USB3.0カードリーダー BSCR15TU3BKで測定しています。)
ベンチマークでの速度はシーケンシャルリードが148MB/s(バッファロー USB3.0カードリーダー BSCR15TU3BKだと154MB/s)さすが一番新しいCFカードだけあってLexar Pro CF 1000Xシリーズとほぼ互角の数値が出ています。しかし同条件のTranscend CFカード 1000Xシリーズはシーケンシャルリードがぴったり160MB/sでていたので本当に公称通り160MB/s出るかは少し怪しいですね。
シーケンシャルライトは137.2MB/sとなんとLexar Pro CF 128GB 1000Xよりも2MB/sも上回る高い数値をたたき出しておりTranscend CFカード 1000Xシリーズよりも12MB/sも速いので世界最速クラスにふさわしい性能ですね。
ランダムライト512KBは44.7MB/sでテストサイズが1000MBでも40MB/sをキープしており、さすがに4000MBで測定すると大幅に数値がダウンしますがそれでも8.4MB/sもの高い数値を維持しており、ランダムライトの総合的な性能はLexar 600XシリーズやTranscend 1000Xシリーズ辺りとほぼ同等の素晴らしい性能です。
ちなみにこの数値であればSLCだと思いたいのですがLexarの1000XシリーズのようにSLCチップ採用と公称していないので書き込み寿命が10万回以上だということは保証できません。(ちなみに容量は29.8GBでSDHCカード版のEXCERIA Type1 32GBとほとんど同じです。)
D800での書き込み速度は63.7MB/sと非常に速いスピードを持ち最大連写枚数も17枚まで増やすことができますがLexar Pro CF 1000Xシリーズ(32GBが65.3MB/s、128GBが64.2MB/s)と比べればやや劣り気味です。しかしカメラ連写の快適感はほんの僅かな程度で、Transcend CF 1000Xシリーズよりもはるかに速いです。
D800にボディキャップ装着で21連写(FXモード)しバッファが開放(書き込みランプが消える)されるまでの時間を計測
シャッター速度 1/8000 ISO感度 6400 記録bit 14 RAW(圧縮無し)+FINE
転送速度の計算式は、21連写の合計ファイルサイズ(MB)÷バッファが開放されるまでの時間(秒)=D800内部転送速度(MB/s)
東芝 EXCERIA PRO CFカード 32GB 1066倍速 CF-032GSR8A
1700.84MB 26.7秒 63.7MB/s
Lexar Professional CFカード 128GB 1000X LCF128CTBAS1000
1701.59MB 26.5秒 64.2MB/s
Transcend Ultimate CFカード 32GB 1000X TS32GCF1000
1697.24MB 29.2秒 58.1MB/s
SanDisk Extreme Pro CFカード UDMA 7 64GB 90MB/s SDCFXP-064G-J92
1699.84MB 29.1秒 58.4MB/
東芝 EXCERIA Type1 SDHCカード UHS-I CLASS10 32GB SD-GU032G1
1698.18MB 42.5秒 40MB/s
カードリーダー経由での速度はCFに移動が10.3秒、PCに移動が8.2秒と1000倍速に恥じないスピードですがカメラでの速度と同様全体的なスピードがLexar Pro CF 1000Xシリーズよりもやや遅く、読み込みが公称値が互角であるはずのTranscendにも負けているのは少しマイナスです。
1枚の1000MBデータをPC経由で測定するテスト。(容量が
大きめなデーターなので、今回の測定で重要数値はシーケンシャル性能です)
PC データをCForSD(HC・XC)カードに移動するまでの速度 表記 CForSD(HC・XC)に移動(書き込み性能が重要)
CForSD(HC・XC)カード データをPCに移動するまでの速度 表記 PCに移動(読み込み性能が重要)
東芝 EXCERIA PRO CFカード 32GB 1066倍速 CF-032GSR8A
CFに移動 10.3秒 PCに移動 8.2秒
Lexar Professional CFカード 128GB 1000X LCF128CTBAS1000
CFに移動 10秒 PCに移動 7.6秒
Transcend Ultimate CFカード 32GB 1000X TS32GCF1000
CFに移動 11.5秒 PCに移動 7.7秒
SanDisk Extreme Pro CFカード UDMA 7 64GB 90MB/s SDCFXP-064G-J92
CFに移動 12.8秒 PCに移動 12.2秒
バッファロー USB3.0カードリーダー BSCR15TU3BK(Turbo PC EX OFF)
CFに移動 13秒 PCに移動 12.1秒
ベンチマークでの書き込み速度は今現在のCFカードではbPのスピードでランダムライト性能もトップクラス、そして デジイチでの書き込み速度及びカードリーダー経由でのスピードはLexar Pro CF 1000Xシリーズの次に速いバランスの取れた性能です。ただSLCチップ採用はという項目はなく128GBの容量も用意されておらず販売されたばかりという理由で値段も高く、日本製ではなく台湾製なのでどうしてもLexar Pro CF 1000Xシリーズよりも劣る感じがぬぐえないです。ただブランクが長いにも拘らずここまで高性能なCFカードを作れているのでやはり東芝のコントローラ技術は素晴らしいものです。
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「EXCERIA PRO CF-EX032V [32GB]」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2013年4月26日 21:21 |
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