アテンザセダンの新車
新車価格: 250〜419 万円 2012年11月20日発売〜2019年7月販売終了
中古車価格: 53〜328 万円 (323物件) アテンザセダン 2012年モデルの中古車を見る

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2019年1月3日 08:45 [1188221-1]
満足度 | 4 |
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エクステリア | 5 |
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インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
2014年2月に初期型のアテンザワゴンXD-Lパッケージを購入し、約10万キロ走行しました。今回2018年・最終型のアテンザセダンXD-Lパッケージを新車で購入しましたので両者の違いをレポートしてみたいと思います。
以前乗っていたアテンザワゴンを手放したのは、長距離運転が必要なくなったことに加え、がさつなエンジン音や室内騒音がうるさいことに我慢できなくなったからです。
ところが2018年型は劇的に改善されていて、まるで違う車に乗っているようでした。普段は音に鈍感な家内も、最初に乗ったとき、「これ同じ車とは思えないほど静かになった!」とびっくりしていました。
【エクステリア】
基本的に初期型セダンと同じシルエットですが、細部がリファインされています。特に気に入っているのはフロントグリルです。細かな編み目模様に変更され、ガンメタ塗装されているのでジャガーやベントレーのような雰囲気になっています。
【インテリア】
2014年型は商用車のようなインテリアでユーザーから酷評されていましたが、2018年型は高級感のあるものに変更されておりフルモデルチェンジしたかのようです。年次改良レベルでここまで大きなコストをかけてマツダは大丈夫なのか?と心配になるほどです。
シート表皮はナッパレザーに変更されています。表面がピンと張ってあるのでもうちょっと柔らかさを持たせたほうが座り心地は良いと思います。
【装備】
2014年型から大きく変更されています。追従型のクルーズコントロールは、2014年型では時速30キロ未満になると勝手に機能が停止していましたが2018年型は完全停止〜再発進までサポートし、夜間の歩行者検知まで付きました。フロントウィンドウ投射型のヘッドアップディスプレイ、電子パーキングブレーキ、オートホールド機能まで追加されています。オプションで360度モニターを追加しました。日産のアラウンドビューモニターと同じ機能ですが重宝しています。
個人的に一番好感を持ったのが「シートベンチレーション機能」です。シート表皮全体から空気を吸い込んでくれる機能で、夏期に身体が汗ばんでいるとき作動させるとまるで扇風機に当たっているような感覚が味わえます。汗かきの私には猛烈に気に入った機能です!
【エンジン性能】
2018年型では燃料インジェクターにデンソーのi-ARTを採用したので、スペック上はより高トルク/高出力になったのですが、以前よりも力強くなった実感は薄いです。2014年型ではある回転数やアクセル開度から急にエンジンが盛り上がる「ドッカンターボ」的な特性でしたが、2018年型ではリニアに加速していく感じで、むしろかなりおとなしくなった印象です。たしかターボチャージャーの種類も変更になっていますからそちらも影響しているのかもしれません。
ボンネットを開けてエンジン音を聞くと2014年型よりもかなり静かになっていました。
【静粛性】
格段に進化したのが走行中の静粛性能です。2014年型でもヨーロッパ車のディーゼルエンジン単体よりは静かだったのですが、遮音対策が甘かったのか走行中はかなり賑やかでした。特にタイヤハウスやフロア下からの騒音がうるさく、標準タイヤの走行音が容赦なく浸入していました。少しあれた路面ではタイヤがゴーっと鳴りますし、くぼんだところを通過すると「ドーン」と突き上げを食らいます。まるで商用車のようだと辟易して手放した経緯があります。
ところが2018年式ではびっくりするほど静粛性がアップしており、ヨーロッパのディーゼル車よりも静かな印象を持ちました。
2014年式では時速60キロを超えるまでディーゼルのガラガラ音が聞こえていましたが、2018年式では約40キロになるとエンジン音が消えてしまいます。しかもエンジンがまるで遠くにあるかのようにエンジン音自体が穏やかな音質になっていますので格段に高級感が増しています。
【乗り心地】
乗り心地も相当よくなりました。2014年式は乗り心地を気にして17インチタイヤを選択しましたが路面のデコボコをキチンと拾う(笑)、固いサスペンションでした。ところが2018年式では19インチタイヤが装着されているにもかかわらず以前のようなドタバタした感じはなく、しなやかでジェントルな乗り味にかわりました。
別途所有しているメルセデスベンツSクラスのエアサスにはかないませんが、それに近い乗り味になっていて好感が持てます。
【燃費】
高速8割、一般道2割の乗り方でリッター17キロ前後です。2014年モデルよりも若干悪くなった印象ですが大差ありません。
マツダのディーゼルはマフラーに溜まったススを定期的に焼く工程が入ります。DPF再生というのですが、2014年型でDPF再生が始まるとエンジンの音質が変わり、明らかにパワーダウンしていました。平均燃費はみるみるうちに下がっていったのでDPF再生を行っていることがはっきり分かったのですが、2018年式ではいつやっているのか一向にわかりません。燃費の急速な落ち込みもパワーダウンにも気づきません。
【マツダコネクト】
皆さんがおっしゃるほどヒドくはないと思います。ちゃんとナビゲーションしてくれていますよ。
個人的に惜しいのはSDカードスロットが1つだけのところです。そこにはナビ用地図カードを挿さなくてはいけないので、MP3ファイルの入った音楽用SDカードスロットを挿すところがありません。大したコストアップにはならないと思うので、ぜひもう1つ用意して欲しいです。
音楽はスマホのBluetooth接続で聞いています。
【価格】
2014年モデルに比べると100万円近く上がっていますが、商品力が向上しているので割安感のある価格設定だと思います。ヨーロッパ車など買わずにアテンザで済むのではないでしょうか?
【総評】
月間走行1000キロの契約で3年の残価設定ローンを組みました。3年後の残価は190万円だそうです。
そのころには次期アテンザがデビューしているでしょうから、再びマツダに乗り換えるつもりです。今度は直6ディーゼル+FR駆動だそうなのでいまから楽しみにしています。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 仕事用
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2018年12月
- 購入地域
- 福岡県
- 新車価格
- 395万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった29人
「アテンザセダン 2012年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2020年5月21日 18:13 |
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2020年1月30日 16:34 |
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2020年1月1日 13:03 |
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2019年11月6日 18:51 |
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2019年6月24日 21:13 |
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2019年5月16日 13:36 |
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2019年4月30日 20:33 |
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2019年2月20日 09:59 |
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2019年2月12日 20:36 |
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