2025年8月5日 10:29 [1978789-1]
| 満足度 | 2 |
|---|
| 見やすさ | 3 |
|---|---|
| 操作性 | 3 |
| 安定性 | 3 |
| サイズ・可搬性 | 3 |
| 機能性 | 3 |
| 拡張性 | 3 |
このクラスのビクセンの鏡筒をA50M(本機用)、A70M(スペースアイ700)、A70Lfと三本購入したのでそれもふまえてレビューします。架台を購入していないので、あくまで試用レビューとしています。
【見やすさ】
こちらの50mmの方が、見え味は良く、どちらかというとスペースアイ700鏡筒よりもA70Lf鏡筒よりのクオリティに近い見え味と感じました。ただし、接眼レンズはスペースアイ700と同じK20mmとK6mmです。
【操作性】
モバイルポルタとかミニポルタといったフリーストップタイプのタイプのものと比べると操作性はよく言えば一般的ですが、ポルタ比ではイマイチとなります。
【安定性】
最低限の安定性を確保しています。
【サイズ・可搬性】
50mmとしては鏡筒が長いので、可搬性はイマイチですね。
【機能性】
微動装置など必要な機能はそろいます。
【拡張性】
アリガタ/アリミゾ式の望遠鏡マウント部分のため、アリガタ/アリミゾ式の許容範囲内の重量の鏡筒に簡単に交換ができます。
【総評】
ビクセンのホームページには掲載の無いシリーズの一つがこのスペースアイシリーズです。
そもそもビクセンの場合はHP未掲載商品についてはビクセンブランドを名乗るものの内容的には微妙な製品となります。
このシリーズには気になる点が3つあります。
・600なのに50mmというのは少々違和感もありますが、要は天体望遠鏡としてはミニマムな50mmということになる点が一つ目の気になる点です。
・全体的に醸し出す安物感があるスペースアイ架台の安っぽさと、モバイルポルタと比べてしまうと、フリーストップ機能が無いのでイマイチに感じる使い勝手。
・新品が約1.5万円、モバイルポルタA50Mが約2.2万円です。エントリーモデルを買うならモバイルポルタA50Mが無難ですし、7千円差なら割安感がありますね。
ここからはあくまで個人的な見解です。
モバイルポルタやミニポルタだと、小型の経緯台としては完成度が高く、アリガタ/アリミゾ式は本機も同じですが、実際にもっと上級機種を買ったとしてもチョイ見用の機材として残したくなりますが、本機はそんな気にはなりませんから、処分するときのことも考えたら、モバイルポルタA70Lfあたりが入門用としては無難な気がします。予算がなければモバイルポルタA50Mです。
本機は初心者むけとしても個人的にはおススメ出来ないので総合では星2つにしています。
初心者ほど扱い易いモデルが良いので、安くてもスペースアイ600をおススメすることはありません。
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2014年8月6日 21:39 [743668-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 見やすさ | 4 |
|---|---|
| 操作性 | 5 |
| 安定性 | 3 |
| サイズ・可搬性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
| 拡張性 | 4 |
【見やすさ】
近所のイトーヨーカドーで7300円で売ってて即買い。
月はクレータの明暗もくっきり。
火星は点では無く球体である事が確認出来るくらいのレベル。
土星もはっきり見えます。この口径では見えるはずは無いのでしょうが、
目を凝らすとカッシーニの輪も見えるのでは?と凝視してしまう程。
ファインダーも昼間、300mくらいの鉄塔で適当に合わせましたが、
100倍で土星を一発導入できました。なかなかの精度です。
【操作性】
微動付きが凄く便利。100倍で視界から消えた土星を再導入する際、
ほとんどブレる事なく再導入出来ました。
三脚の間にある「物置皿」がフラットだと水準器が置けて便利だったのに
フラットでは無いのが残念なところです。
【安定性】
架台そのものが金属製でかなりしっかりした作りです。
架台のクランプも軽く締めるだけで、しっかり止まります。
もったいないのは三脚。アルミですが剛性不足?な感は否めません。
重心が頭にあるので、あまり足を伸ばして使わない方が良いと思います。
風が無ければ、三脚を目いっぱい伸ばしても大丈夫。大人でも無理ない高さです。
【サイズ・可搬性】
梱包袋もセットで付いており、コンパクトで軽いので、手軽に使えます。
この機動性って、凄く大事だと思います。
【機能性】
詰め込んだ感もありますが、必要充分なものがすべて揃っています。
付録の小冊子だけでも小売価格が1000円の物。
収納袋あり、微動ハンドル+延長レバーあり、アイピース2セットあり、
簡易赤道儀もあり・・・いずれもオマケに留まらず、そこそこのクオリティ。
【拡張性】
アメリカンサイズのアイピースが使えるので自由度が高いと思います。
いろんなアイピースが欲しくなります。
【総評】
10000円以下で売っていれば即買いで後悔しないレベルだと思います。
10000円超えてれば、ラプトル60の方が良いかも知れません。
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2012年12月27日 13:26 [559084-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 見やすさ | 3 |
|---|---|
| 操作性 | 4 |
| 安定性 | 4 |
| サイズ・可搬性 | 5 |
| 機能性 | 3 |
| 拡張性 | 3 |
50M/70Mは店頭で触ったのみでしたが、新型は架台の腰回りがオール金属となってだいぶ剛性が増したのと、目新しさで購入。
口径7センチ版も有りましたが、機動性の高さがより際立ち、架台とのバランスも良さそうな5センチ版を選びました。
その架台ですが、実際に使ってみると操作時の揺れは有るものの、目標導入にあたって実用上の不都合は感じません。
この価格で微動付きもポイントだと思います。低倍率ならともかく惑星観望で追尾するのには重宝するし、何といっても望遠鏡らしい操作が出来るので。
ちなみに微動ハンドルの動きが最初固過ぎたのですが、ギアの当たり調整で良好になりました。今後の品質向上のためメーカーに報告したら、そのまま使っても交換しても良いとの事。
光学性能については同クラスの比較をした訳では無いので突っ込んだ事は言えませんが、とりあえず5センチで見えるとされる木星の赤い帯2本、土星の輪を確認 。土星は適期に再チェックしたいところです。
セットのアイピースは悪く無いですが、サービスで付いたNPL10mmを見てしまうと視界が狭く感じてしまいます。他の焦点距離も欲しくなってしまいました。
取り回しは期待通り。小学生でも運べるし、大人なら組んだ状態のまま片手でOK。空いた手でドアを開け閉めすれば、屋内から庭まで無着地で行けます。
安価な望遠鏡の中には確信犯的に機能不全のものさえ有ります(面白半分でかなりエグイのも入手しました)が、これは”安くてもキチンと使える物を”という気概を感じました。
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