ADL Esprit
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2013年3月1日 22:35 [576844-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 4 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
フルテックのUSB DAC付きヘッドホンアンプADL ESPRITのレビューです。
試聴に使ったイヤホンやヘッドホンはK701,SE535LTD,X10i,ER-4Sです。
【デザイン】
光沢のある黒で分厚いアルミの筐体で高級感がある。ペコペコせずがっしりとしていて硬いです。
前面はヘアライン加工されていてそれ以外の面はザラメ加工されています。
下部には4本のインシュレーターというか足があります。
電源スイッチはUSB接続のみでオンにすると赤くなり、ACアダプター装着時にオンにすると青くなります。
RCA端子は金メッキで本体から少し飛び出ていてケーブルを差し込んでも本体に接しない構造になっています。
セレクターやボリュームも安っぽくなく、高級感があります。
ボリュームの目盛りはかなり細かいです
セレクターは切り替え時のロックが柔らかくもう少しカチッと切り替えた感が欲しいところです。
写真で見るより実物は大きく感じます。
総じてデザインは安っぽさがなく満足感を得られると思います。
【音質】
一言で言えばナチュラルな音、もしくはしなやかな音です。
DAC搭載ヘッドホンアンプとして聴いた場合、包み込むようなウォームな音でも硬いクールな音でもなく、しなやかなナチュラルな音です。
音場が広く定位もしっかりしていますが、カチッとしているわけではありません。それでいて音のヌケが良く包囲感はありません。
解像度も高いのですが音が硬いのではなく艶を持った音をだし、弦の余韻も気持ちよく最後まで聴かせます。
音がしなやかということもありガツンと来る勢いはありません。
音像は基本的に目の高さで、音の位置は少し遠目かもしれません。
オペアンプを交換したiHA-21(DACバッファ:LME49990、入力バッファ+増幅1:LME49990、主増幅:OPA827、出力バッファ:LME49990)と比較します。
DAC+ヘッドホンアンプとして比較した場合
クリアさではiHA-21が上です。無音状態ですとiHA-21は電源が入ってるかどうか解りませんが、ESPRITはわずかにノイズが乗ってるので電源が入ってるかどうかは解ります。ですが、ESPRITが悪いというわけでもありません。iHA-21は澄んだ音とも言えますが、乾いた音とも言えます。逆にESPRITはノイズが乗っていますが、激しくノイジーというわけではなく少しノイズが乗っているだけで、むしろ空気感を演出します。音の余韻なんかはESPRITの方が丁寧に描きます。
音の分離感や一音一音の描写という意味での解像度ではESPRITの方が上です。ESPRITの方が細かい音を拾うことができ、音をうまく解きほぐします。また音の描写も丁寧な上で柔らかいです。
音の抜けなどは同じくらいでどちらも籠もり感などはありません。
音の定位はESPRITの方が上です。音自体はiHA-21の方がカチッとしていますが、定位の良さという意味ではESPRITの方が上手で、音の移動などもスムーズにつながります。
音場は横の広がりは同じくらいですが奥行きはESPRITの方があります。ESPRITの音はiHA-21に比べて少し音が離れているのも関係しているとおもいます。
高音の伸びや低音の沈み込み、ボーカルの表現力これらすべてがESPRITが上回っています。低音の締まりに関してはESPRITの方が締まってはいるのですが、iHA-21の方が硬いので好みによって優劣は変わると思います。
このようにDAC+ヘッドホンアンプとしてはESPRITの方が一枚上手です。
ですが、これをDAC抜きのアナログヘッドホンアンプとして比較すると話が変わってきます。
ほぼすべての項目でiHA-21がESPRITを上回ります。
ESPRITが上回るのは音の奥行きくらいです。
これはつまりESPRITはiHA-21に比べてかなりDACの性能が良いことを意味します。アナログアンプとしてはオペアンプを交換してることもあるでしょうがiHA-21の方が上ということです。
【操作性】
特に問題ありません。強いて言えばセレクターで入力を切り替えるときもう少しカチッとすると好印象でした。
【機能性】
入力機能がありますが、使っていません。
そのほかの機能ですとUSB入力が192kHzに対応していないのが残念です。
またMacではドライバーが必要ありませんが、Windowsではドライバーが必須です。
また入力を切り替えると瞬時に音が切り替わるのではなく、フェードインします。この仕組みは初めてだったので少し驚きました。
入力を切り替えたときに急に爆音にならないようにするための仕組みなのでしょうが、聴き比べをしようとすると単なるお節介な機能になってしまいます。
普段使う分にはありがたい機能だとは思います。
【総評】
高級感ある質感で重さもしっかりあるので安っぽさは感じません。
DAC付きヘッドホンアンプとして使った場合オペアンプを交換しかなり音質を上げた状態のiHA-21より高音質です。
音はしなやかで艶があり柔らかい音、それでいて解像度が高くヌケの良い音で、クールでもなくウォームでもなくその間ナチュラルな質感です。
デジタル3入力、アナログ入力もあり必要十分だと思います。残念なのはUSB入力が96kHzまでなのとドライバのインストールが必須なことです。
音ヌケの良い美音系のヘッドホンアンプを求めてる人にオススメです。
しなやかで艶のある音はハマると凄く心地好い音を奏でます。
逆にクリア系や勢いのあるヘッドホンアンプを求めてる人には合わないかもしれません。
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