KUHLER-H2O-920-E
LGA2011対応のリテンションキットを同梱した水冷CPUクーラー
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2017年2月23日 17:24 [1006205-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 冷却性能 | 4 |
| 静音性 | 2 |
| 取付やすさ | 5 |
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|---|---|---|
未対応のFM2+とA8-7670Kを冷やすH2O-920E |
本機「KUHLER-H2O-920-E」は2011年12月末から「A8-3870K」を冷やして約5年が経過。24時間365電源を投入し続ける運用を最低でも3年以上。お世辞にも良い環境とは言えない我が家にあって5年間ノートラブルのまま、ついには世代を飛び越えて未対応のソケットFM2+と「A8-7670K」を冷やす任務に就く優秀なCPUクーラー。今回はこの素晴らしい耐久性を有したAntec製「KUHLER-H2O-920-E」について評価します。
それではレビュー開始。
◇デザイン
ウォーターブロックの「Antec」の文字がLEDで光るのを除けば、派手すぎずマッドな質感も相まって落ち着いたデザインで好印象です。某海賊のソレとは違いゴム製のチューブを採用しているので、経年劣化と水漏れが心配されましたが、5年間水漏れも経年劣化特有のビビリ痕も無い為、デザインと高品質を両立した製品という評価で☆は文句無しの5つです。
◇冷却性能
AMDの温度表示はソケットFM1の頃からアテになりません。しかし、仮にもBIOS読みで1.5V以上の電圧をかけ続けてもCPUの発熱による保護回路の起動は無かった点。それより先に「A75-Pro4」のVRMが青い火花を一瞬放出して白い煙と共に化学薬品の臭いを部屋中に充満させている点からも「CPUを冷やす」という一点だけにおいて冷却性能は高いと判断できるのではないでしょうか。尤も、ハイエンドの巨大サイドフロー型や本格水冷と比較した場合は及ばないことは明白なので☆は一歩引いて4つとします。
◇静音性
本機「KUHLER-H2O-920-E」の最大のアキレス腱がこの静音性です。正直、1600回転位から徐々に音量が大きくなり、2000回転からは耳障り、2400回転ともなれば部屋が一気に土木工事の現場と化すのがこの「KUHLER-H2O-920-E」の仕様です。これは他のレビュアーさんも警鐘を鳴らしているので多くは語りませんが評価をする以上は☆2つ。1つにしなかったのは定格運用であれば600回転〜700回転のほぼ"無音状態"で運用可能な事実が理由です。
◇取り付けやすさ
普通と言いたいのですが簡易水冷にはどうも「締め過ぎてはいけない」機種というものがあるらしいのです。海賊の60が正にそれで締め過ぎると全くと言って良い程冷えません。よってポスト後数秒でマザーのCPU保護機能が働き電源断。しかし、本機「KUHLER-H2O-920-E」には締め過ぎというものが無いみたいです。締め過ぎてマザーのソケット部が"くの字"に折り曲がっても冷えるし、折り曲げない程度の締め付けでも同じく冷えます。海賊とのこの差は何なのかわかりませんが"取り付けのし易さ"という点では一日の長があるので☆は5つと評価します。
◇総評
最後に本機「KUHLER-H2O-920-E」の耐久性能について。前述しましたが少なくても24時間365日、MSの定例パッチ以外は常に稼働を続け、さらに1.5Vを超えるOC、2度のVRM破損、マザー交換を経て尚且つノートラブルで今日を迎える超高耐久の本機をまずは☆5で評価します。
今後、簡易水冷のCPUクーラーを探す際は「Antec」の製品を必ず候補に入れることを本機「KUHLER-H2O-920-E」への最大の評価として筆を置きます。みなさんも心から信頼、信用できる良い製品に巡り合えますように。
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2013年2月3日 21:36 [570123-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 冷却性能 | 3 |
| 静音性 | 5 |
| 取付やすさ | 5 |
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|---|---|---|
手前はANTEC、奥は改造中のWater2.0です。 |
実は、別のPCではWater2.0を改造中ですので、今回のPCはANTEC920を採用。
念のため‥両社まったく同じ構造なので試験運転を電源とUSBだけ入れて行おうとしての発見です。
こう言える原因は、IDE4Pの接触不良で3p端子からの電源が供給できない状態でUSB表示が立ち上がりました。
この時水温表示は室温と同じ24℃(2台のエアコンで年中24℃管理)ところがPOMPに電源が来ていないと分かり修正してPOMPが回りだすと水温表示が何も結合もさせていないのに、30℃を示します。つまり水温の30℃表示はPOMPがまうことで+6℃上昇していることになります。
一応冷却は別途かけているので電源の3P供給をOFFにして、しばらくすると24℃表示に戻りました。
普通にこれら商品(Water2.0を含め‥)装着してしまい、サイレント600rpm(Water2.0ha 1300rpm)で回して30℃という水温を表示したアイドル状態でエクスターム2400rpm(Water2.0は22rpm)にしても、道理で水温が下がらないはずです。
「水温が30℃を示していれば、現実にはそれ以下と考えて良いようです。」
当然サイレントで30℃を超えているときは、ファンを最大で回せば下がりますが30℃以下にはならないということです。
Water2.0はモード表示がありましたが、同じ方式の‥このUSB表示には何も表示がありません。
ANTECを初めて装着される方は極めて分かりにくいと思われます。
プラグが3pなのは、電源だけをとっていて、POMP回路内でPWM信号をファンへ与え、PIN3で基板へPOT(回転情報)を戻していますが、問題は2400rpmx2で0.8A,、POMPが0.22A流れるので基板によりましては過大な負荷」がcpuヘッダーにかかる場合があります。
ここを単なる基板やIDE4P変換で12Vを与えた場合はBIOSのcpuヘッダー検知を”無視”にしませんと起動ERRORが生じます。
ご指摘があるようですが、本文にも訳文も何も書かれてませんので12w以上では基板を壊す危険があるとご承知おきください。
機能はWater2.0とまったく同じつくりなので表示に関してはWater2.0の記述を読むほうがましです。
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2013年1月2日 01:21 [560946-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 冷却性能 | 5 |
| 静音性 | 5 |
| 取付やすさ | 5 |
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|---|---|---|
使用環境と室温 |
定格ー700rpm |
5.0GHz-2300rpm |
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5.0GHz-6000rpm |
新型ラッシュですが、安くなった今だからこそ選んで満足感最高です。
私の環境では、かなり優秀な冷却性能を見せてくれました。CPU殻割り、まな板状態での動作確認なので、皆様の環境には当てはまらない方が多いと思いますが、参考程度に見て下さい。
使用パーツ
CPU Core i7 3770K
マザー Z77 Mpower
メモリ AD3U1600C4G11 4G×2
クーラー KUHLER-H2O-920-E
以上の組み合わせで、室温18.7℃ OCCT LINPACKで負荷状態にした結果になります。更なる冷却を求めて、調子に乗ってTwin Turbo Fanを使用して6000rpmでの結果も記載してます。
CPU動作速度 ・ ファン回転数 ・ コア温度
●3.9GHz 700rpm (45-50-42-45)
●4,4GHz 700rpm (51-52-47-48)
●5.0GHz 2300rpm (66-73-72-65)
●5.0GHz 6000rpm (64-71-69-65)
上記の結果になりました。ファンの最小回転700rpmでも、けっこうな性能を見せてくれます。かなり静かな状態です。いざと言う時の最大回転数では、動作音は別にして、冷えてます。
6000rpmでの成果は、多少冷えたが…微妙
¥5000以下で購入できるCPUクーラーとしては、最高のパフォーマンスだと思います。強く皆さんにお勧めできる製品です。
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2012年9月21日 08:22 [534558-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 冷却性能 | 4 |
| 静音性 | 2 |
| 取付やすさ | 2 |
CorsairのH50からの乗り換え。CPUはPhenomU945C3@3.6GHz。
環境の都合上、吸気で使うしかないのだが、それでも想像以上の冷却能力を持っていた。
H50ではアイドル時ですら温度の上下幅が広かったのだが、本製品920ではそういう事は無い。この辺はポンプの性能、流量の差が出たのだと思われる。
そして、一回り大きなラジエーターを採用しているのだから、最低温度も更新してくれた。
ラジエーターとポンプ、それぞれの性能は高く、性能バランスについても調和が取れている。冷却能力に関しては、完成度が高い製品と言えよう。
とまぁ、此処まではいいのだが、付属ファンがどうしようもなく五月蝿い。同じサイズである120mmのケースファンと速度を同程度にしても、明らかに騒音レベルが違う。
ファン速度を管理するソフトがあるのだが、この騒音を黙らせる為のソフトなんじゃないかと疑ってしまう程である。
付属しなくてもいいレベルの轟音っぷりなので、ファンについては早い段階での交換を推奨。
当たり外れのある部分なので、参考になるかは微妙だが、ポンプや水回りに関した音については、この付属ファンの轟音を止めた程度では特に確認出来ず。もしかしたら、ケースファン全てを止めないと聞き取れないかもしれない。
取り付けについては、チューブがゴム化したので、取り回しに多少余裕が出たのはいいが、取り付けの説明書に少々難が有る印象。
自分はH50で経験済みなので、多少情報が不足してても、或る程度の補完は可能なのだが、情報が不足しているが故に、考察の為に足止めを食ったのも事実ではある。
単純な性能こそ優れてはいるが、初の簡易水冷キットとしては、オススメ出来ない可能性を持つ。
総評としては、物は悪くないどころが良いと言えるし、コストパフォーマンスも非常に高い。簡易水冷キットに手を出した事のある人であれば、十二分に見返りも期待出来るだろう。
参考になった2人
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2012年8月12日 18:24 [525997-1]
| 満足度 | 2 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 冷却性能 | 4 |
| 静音性 | 4 |
| 取付やすさ | 1 |
もっとシンプルな商品ならよかったのですが・・・。
良い点:
デザイン、冷却性能、静音性は問題なし。
悪い点:
・説明がかなり不足している。(説明文が短すぎてわかりづらい。説明書に載っていない部品がある。制御方法の説明が不足している。)
・マザーボードを選びます。(マザーボードメーカーのオリジナルのファン制御ソフトがある場合使いづらい。CPUファン制御が3ピンのものでないと使いづらい。)
ほかのメーカーにない独特な制御方法ですが、独特過ぎでかなり使用範囲が狭い商品です。
もっと簡単に付けられればいいのですが、買い損した感じです。
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