零 〜眞紅の蝶〜 レビュー・評価

最安価格(税込):

¥7,600

(前週比:±0 ) 価格推移グラフ

価格帯:¥7,600¥7,600 (1店舗) メーカー希望小売価格:¥6,477

ジャンル:ホラーアドベンチャー CERO:CERO「C」15歳以上対象 プレイ人数:1〜2 零 〜眞紅の蝶〜のスペック・仕様

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零 〜眞紅の蝶〜任天堂

最安価格(税込):¥7,600 (前週比:±0 ) 発売日:2012年 6月28日

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零 〜眞紅の蝶〜 のユーザーレビュー・評価

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満足度:
(カテゴリ平均:3.88
集計対象0件 / 総投稿数1
  1. 5 0%
  2. 4 0%
  3. 3 0%
  4. 2 0%
  5. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
操作性 反応速度の良さ、直感的な操作が可能か 無評価 3.81 -位
グラフィック 画面構成の良さ・見やすさ・綺麗さ 無評価 3.80 -位
サウンド 音楽や効果音の良さ 無評価 3.87 -位
熱中度 ハマり度、のめり込み度 無評価 3.92 -位
継続性 長期間遊べるか、何回も楽しめるか 無評価 3.70 -位
ゲームバランス 難易度やテンポ等、全体的なバランス 無評価 3.73 -位
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酒缶さん

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プロフィール1996年より某玩具会社のゲーム部門に所属し、コンシューマゲームのディレクション、企画、シナリオ・クイズ・マップ・スクリプト作成などをこなすが、ゲーム関係の仕事を幅広くしたくなり、2007年に独立。

1万本以上のゲームソフトを所有す…続きを読む

満足度5
操作性4
グラフィック4
サウンド5
熱中度5
継続性5
ゲームバランス4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

 

パッケージ表

パッケージ裏&中身

 

【概要】
・地図から消えた村に迷い込んだ双子が、悪霊たちから逃れながら村からの脱出を目指すホラーアドベンチャーゲーム。プレイステーション2で発売された『零 〜紅い蝶〜』のリメイク作品。

・操作方法はヌンチャクスタイルで、コントロールスティックで歩く、Zボタンで走る、Cボタンで平行移動、十字ボタンで項目の選択、Aボタンで調べる・触れる、Bボタンで射影機を構える、+ボタンでマップ表示、−ボタンでメニュー表示、Wiiリモコンを傾けてカメラ操作、Wiiリモコンを振って180度回転。ファインダーモードでは、Aボタンで撮影、Bボタンで移動画面に戻り、Zボタンでロックオン、Zボタン+Cボタンで強かレンズの効果発動、十字ボタンの左右でフィルムの変更。お化け屋敷では、選んだお化け屋敷によってボタンの役割が変わるが、基本的にAボタンでルートを進み、コントロールスティックで左右見渡し、Wiiリモコンを素早く降って振り向き、Wiiリモコンの傾きでカメラの上下。

・タイトルで選べる項目は「New Game」「Load Game」「Option」の3項目。「New Game」でゲームを最初から遊ぶことができ、「Load Game」でセーブデータからの再開、「Option」で各種設定を行う。

・ゲームのモードには「ストーリー」と「お化け屋敷」があり、「ストーリー」ではゲーム本編を楽しむことができ、「お化け屋敷」ではルート移動して目的達成を目指すショートゲームを楽しめる。

・ゲームの難易度は「Easy」と「Normal」の2種類だが、クリアすると新たなる難易度が発生する。


【評価】
・元の『零 〜紅い蝶〜』は初期の『バイオハザード』のような移動するとその都度違うカメラでプレイヤーキャラクターを映す定点カメラだったが、今作では『零 〜月蝕の仮面〜』と同様のサードパーソンシューティング的なカメラに変わっているため、キャラクターへの没入感が増し、操作もしやすくなっている。

・基本的には妹の澪を操作するが、場面によっては姉の繭を操作することがあり、また、一緒にいるときは澪を操作しつつ、後ろについてくる繭を守らないといけないため、よりキャラクターに愛着を持ってプレイができる。

・プレイヤーが操作するキャラクターが懐中電灯を持っていて(場面によっては持っていないが)、Wiiリモコンを傾けるとキャラクターの懐中電灯と同様にカメラが動くため、直感的でわかりやすい。他のゲーム機で右スティックで操作しているようなカメラを直感的に操作できる。

・『零 〜月蝕の仮面〜』はストーリーが長めでファーストプレイ重視の作りに見えたが、今作はストーリーがあっさり目で繰り返しプレイするような作りのため、やり込み度は高い。基本的にキーとなるアイテムを探して目的地を移動するタイプのゲームのため、最初は恐怖感を味わうゲームだが、繰り返しプレイするうちにサードパーソンシューティング的なゲームに変質していく。

・霊と対峙した時のボイスやBGMがかなり恐怖心を煽る作り。霊とすれ違う時にWiiリモコンが震える感覚や、捕まった時にWiiリモコンを振って回避するところなど、恐怖と体感の連動がフィットしている。

・「お化け屋敷」モードは、本編と違った側面で恐怖を体験できるという意味では、新しい試みとして面白い。但し、操作中に別に恐怖で手が動いたわけでもないのに画面にビビリの表示が出て、その蓄積で判定結果が出るところに納得感があまりない。二人以上に人が集まった時に、「お前、今怖がっただろ!」とかやり取りしながら遊ぶにはいいコミュニケーションツール。

・懐中電灯の光をあてるなど、視界に入ったモノの位置が青く光り、Aボタンを長押しして手を伸ばし、大抵の場合はアイテムが取れるが、時々霊の手が出てきて素早くWiiリモコンを振らないといけない演出がかなり怖くてよい。

・敵を倒した時などに手に入る霊の想いが入った石を霊石ラジオに入れると霊の声を聞くことができる。収集要素にもなっているが、Wiiリモコンのスピーカーから霊の声が聴こえてくるという演出が面白い。

・マップを探索してレンズを集めて、バトルでポイントを稼いで射影機やレンズのレベルを上げていく作りのため、人によって多少違った戦術を取れる。稼いだポイントは、クリア後にコスチュームを購入するためにも使えるため、繰り返しプレイしたくなる。


・グラフィック的には『零 〜月蝕の仮面〜』よりもきれいになっているが、その分、ざわざわとした独特のビジュアルではなくなってしまった。

・通常行動のキャラとモノを調べるときのキャラのモーションのつなぎ目の悪さがはっきりと見えるのが気になる。

・『零 〜月蝕の仮面〜』よりもファインダーモードの撮影の操作感覚が微妙に感じた。特にロックオンしたときに霊が真ん中になるようなカメラ位置にならないため、常に不安定な感覚でのプレイになる。不安定感は怖さにはつながるが遊びにくさにもなってしまっている。

・『零 〜月蝕の仮面〜』に比べると、唐突に現れる霊の撮影もかなり困難になっている。但し、こちらは繰り返しプレイするうちに収集する要素なので、ある程度難易度が高くても問題ないのかもしれない。

・途中までは移動制限があって誘導もそれなりにあるためあまり迷わずに進めるが、ある程度自由にマップ移動できるようになると、マップの作りが演出上似たような構造になっているため、恐怖よりも迷って次にどこに行けばいいのかわからなくなる問題がある。

・『零 〜紅い蝶〜』は難易度によってエンディングが変わったが、今作では最後の章の行動によってエンディングが変わるようになっている。但し、エンディングが変化する条件が分かりづらく、必ずしも攻略欲を満たすような作りになっていない。


【まとめ】
・操作のしやすさやファーストプレイの充実度は『零 〜月蝕の仮面〜』の方が上だが、ファンの多い『零 〜紅い蝶〜』がヌンチャク操作で遊びやすい形で新たに提供されたことは大変意味があることだと思います。ホラーが嫌いな人以外はぜひ遊んでおくべきタイトル。

比較製品
任天堂 > 零 〜月蝕の仮面〜

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