『深考・ハイブリッドのパイオニア』 トヨタ アクア 2011年モデル ヒラミーさんのレビュー・評価

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『深考・ハイブリッドのパイオニア』 ヒラミーさん のレビュー・評価

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ヒラミーさん

  • レビュー投稿数:38件
  • 累計支持数:936人
  • ファン数:4人
満足度4
エクステリア3
インテリア3
エンジン性能3
走行性能3
乗り心地3
燃費5
価格3
深考・ハイブリッドのパイオニア

7月にアクアが約10年振りにモデルチェンジを果たしましたが、かなり売れているみたいです。街中でも見かける数が増えてきた様に思います。ただ、新型がどれほどのポテンシャルを持っているのかを知るには、旧型のポテンシャルを知ることが必要になると思い、今回旧型の最後のレビューも兼ねて残すことにしました。もし、新型アクアを検討したいという方がいらっしゃったら参考になれば幸いです。

【エクステリア】
相変わらず大きなお口を開けた様なフロントマスクは好きになれないが、全体的な見た目は良くまとまっていると思う。最初からリヤスポが着いてるのも市販のコンパクトカーでは珍しい方の部類だろう。

【インテリア】
あまり質感が高いとは言えない。インパネのピアノブラックは、手を触れると指紋がベタベタつくし、センターメーターもイマイチ見にくい。シートはカタくて疲れる。1番はステアリングの素材だが、やはり下位グレードに使われるウレタンのザラザラした感じはいただけない。この辺りは上位グレードでは革巻きになるのであまり気にすることもないかもしれないが。
ただ、初期型のインテリアを写真などで見てみると、随分と質感は上がったんだなあと思う。

【エンジン性能】
モーターのトルクはやはりスゴいものがある。発進でちゃんと加速してくれるので、それほどストレスは溜まらない。ただ、エンジンはパワー、トルクともにないのでストレスフルの一言に尽きる…。この辺りの新型はヤリスHVで体験済みなので、間違いなく新型に分があると言える。ただ、旧型も高速主体でなく街乗りならさほどパワー不足を気にすることはないだろう。

【走行性能】
全体的にはグニャッとしている。やはり10年も前の設計となると古さは隠し切れない感じ。ボディやサスペンションの剛性がなく、今のTNGAのクルマとは比べられない。タイヤも細いので接地感やインフォメーションにも乏しい。また、パワステの効き方がおかしい。はっきり言って気持ち悪く、リニアさには程遠い。
反対にこれはいいところだが、アクアの持つ低重心というのはやはりイイ。それが効いたハンドリングは、このクラスの国産車では優等生。大体はやや強いアンダーな印象だが、アクアなら舵角さえ小さくしてやればノーズがスッと入る。ただ、ステアリングを大きく切ると、剛性のないサスペンションのせいでアンダーステアになる。

【乗り心地】
先述の通り、このクルマはボディやサスペンションの剛性は足りないが、アシ自体はカタめとなっている。しかし、高扁平タイヤが効いているのか、道のいいところでは良い。凹凸の吸収も比較的穏やかで、不快な突き上げもさほど感じない。
ただ、道の荒れたところでは勝手が違ってくる。荒れた路面での凹凸というのは恐ろしい程キク。穏やかとは言えず、突き上げを不快に感じる様になってしまう。こう言った時に剛性がもっと欲しいと思う。
カタめのアシは意外なところに効果があった。ロールやピッチングなどが少ないので、ヴィッツなどの様にコーナリング時に人間の頭が振られる様なことはあまりないのだ。

【燃費】
このクラスでは敵なしに近い。このクルマ1番の強みと言える。

【価格】
旧型アクアは個体数も多く、比較的安値からでも手に入る。これから中古車として旧型を考えたい方は欲しいと思った1台の現車コンディションや価格などを見て慎重に決めて欲しい。

【総評】
アクアは日本の国民車というに相応しいクルマだと思う。比較的手頃な価格で、ハイブリッドという夢を僕たちに見させてくれたトヨタに感謝しているユーザーの方は多いだろう。そこへ「アクアに負けてられない」と他社がそれぞれの技術で様々なアプローチを持ち、ライバル車を投入してきたことで、日本のハイブリッドコンパクトというジャンルがこの10年の間にあっという間に開拓され、その地位を確固たるものとした。
人はよく、ハイブリッドのパイオニアはトヨタであり、プリウスであると言う。だが、僕らにとっての本当のパイオニアは、プリウスではなくアクアではないのだろうか。正直、プリウスでハイブリッドという高価な技術をここまで身近なものにしてくれ、1つのパッケージングとして示してくれていたら、アクアはこの世に存在していなかったと思う。
今、アクアの敵は同クラスはおろか、格上の飛ぶ鳥を堕とす勢いにある。これはやはり、アクアのパッケージングがこの10年で世に広く認められ、評価された結果だと思う。僕はアクアには否定的な意見を述べてきたが、内心はその結果に気づいていた。現実、売れてるのだから。僕は、アクアをクルマとしては高く評価できない。しかし、アクアが世の中に残した功績は5つ星だと思う。
この夏、そんなアクアが10年目のフルモデルチェンジをした。新しいボディ、新しいエンジンに熟成されたTHSU、ヤリスより広いという室内空間。全ては、アクアを受け入れてくれた全てのユーザーの方のために、そして新たにアクアを受け入れてくれるユーザーを増やすために。そして、僕らにとってのハイブリッドのパイオニアとして第一線を走り続けるために…。

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満足度3
エクステリア3
インテリア2
エンジン性能3
走行性能3
乗り心地3
燃費5
価格3
このクルマの魅力を教えて下さい

さて、今回のレビューはプリウスの弟分たるアクアです。アクアもプリウスに負けず街中をよく走り回っていますが、それだけ多くのユーザーさんに選ばれる理由はどこにあるのか探ってみたいと思います。

トヨタレンタカーさんでお借りしました。走行30000kmの個体で、トヨタレンタカーさんの車両の整備状態にはいつも恐れ入ります。

【エクステリア】
まず、フロントのデザインが何じゃこりゃというもの。このカバが口を開けているかのようなグリルは一体何なのか。MC前の方がまだ親しみやすかったと思う。
リヤのデザインも今ひとつ好きになる。こちらもフロント同様ゴツゴツした印象があるのだ。同じトヨタ車でも他車ほど尖ってはいないが、かと言って丸みもない。

【インテリア】
これは特にトヨタ車のレビューでは散々言ってきたのだが、いい加減プラスチックばかりを散りばめた安っぽいインテリアはやめないか。もはや質感という言葉を見い出すのが難しくなってきている。他車よりちょっと良いといえば、先代30プリウス譲りの異形ステアリングと先進的な雰囲気漂うセンターメーターぐらい。どうして開発陣はもう少しお金をかけてでも改善という話にならないのか。
シートはヴィッツなどとは違う種類のもののようだが、硬くて長時間は座れない。背中と腰が逝く。長距離移動には向かないだろう。
そしてこのクルマには問題がもう1つ。ヴィッツなどより低い全高からくる後席の居住性だ。前席との空間はまだそれなりにあるのだが、頭上の空間がいかんせん物足りない。拳で計ってみればよく分かる。

【エンジン性能】
動力機構は1.5Lアトキンソンサイクル+モーターだ。エンジンパワーは74馬力しかないので、踏まなきゃ加速しない。モーターのトルクはあるのだが、アクセルを少し強く踏むと、すぐにエンジンが動き出し、大きな唸りを上げる。少なくとも僕の乗った限りでは、運転の仕方もあるのだろうが、あまりモーターの利点が活かされていない感じがした。

2020年7月13日 追記
先日再びアクアを借りて前は走らなかった高速を走ったのだが、高速は特にエンジン主体になるので、非力さが更に出てしまうのだ。平坦なところならまだしも、登坂となるとスピードが落ちるわ落ちるわであらいつの間に10km/hもという感じ。排気量アップというよりは単純にパワーアップしてもらいたいと切実に思った。

【走行性能】
これについては良い点と悪い点と両方ある。
まず良い点だが、後席下に搭載されたモーターの恩恵か重心が低く、どっしりと安定感があった。このおかげで直進安定性は背の高いノートなどよりは高かった。
それにボディ剛性が思いのほか高く仕上がっていたが、他がイマイチなので実力を持て余している印象だった。
次に悪い点だが、まずはブレーキ。このアクアも含め、今まで乗ったトヨタ車のブレーキは全体的にカックンで制動は強いくせ、踏み込みに対するレスポンスは足りない。矛盾している。特にスピードが高い時は早めにブレーキングを始める必要がある。それにブレーキした際のフロントの沈み込み(ピッチング)が大きく、体に急激なGがかかり不快だ。
左右方向のロールも大きく、路面からの突き上げもそこそこある。15インチのタイヤは少し役不足気味に思えた。インチアップはせずとも、もう少し太いタイヤが欲しいかも。

【乗り心地】
あまり良くない。アシが少し硬めに仕上がっており、凹凸などの吸収が穏やかではないのだ。後席は頭上の空間の問題があるので、ひとたび凹凸を吸収してクルマが揺れようものなら、背の高い人だとコブをこさえるかも。

【燃費】
これはさすがと言ったところ。まあ、ハイブリッドなんだから当たり前とも言えるか。

【価格】
高い。安くしろとは言わないが、この価格で納得してもらうにはインテリアの改善やエンジンのパワーアップ、ブレーキのフィーリング向上など、課題は多い。

【総評】
街中をよく走っているアクアだが、僕には正直このクルマの魅力がよく分からない。既存のプラットフォームに安っぽいインテリア、20年前の機構のハイブリッドに他車と使い回しのエンジン…。一言で斬ってしまえば、あり合わせのおかずを一皿(ボディ)に詰め込んだに過ぎないのだ。
別にクルマにさほどこだわりを持ってない、移動手段にさえなれば良いと言うなら買えば良いかもしれないが、それ以上にクルマに何かこだわりたいものがある方にはおすすめできない。ヴィッツから進化したヤリスHVがデビューした以上、それは尚のことだ。
来年アクアは10年のモデルライフを終えてモデルチェンジするが、果たして新型はトヨタのコンパクトハイブリッドとして、ヤリスHVの良い意味でのライバルとしてどんな答えを出してくれるのか。楽しみに待ちたい。

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参考になった9

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乗り心地3
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さて、今回のレビューはプリウスの弟分たるアクアです。アクアもプリウスに負けず街中をよく走り回っていますが、それだけ多くのユーザーさんに選ばれる理由はどこにあるのか探ってみたいと思います。

トヨタレンタカーさんでお借りしました。走行30000kmの個体で、トヨタレンタカーさんの車両の整備状態にはいつも恐れ入ります。

【エクステリア】
まず、フロントのデザインが何じゃこりゃというもの。このカバが口を開けているかのようなグリルは一体何なのか。MC前の方がまだ親しみやすかったと思う。
リヤのデザインも今ひとつ好きになる。こちらもフロント同様ゴツゴツした印象があるのだ。同じトヨタ車でも他車ほど尖ってはいないが、かと言って丸みもない。

【インテリア】
これは特にトヨタ車のレビューでは散々言ってきたのだが、いい加減プラスチックばかりを散りばめた安っぽいインテリアはやめないか。もはや質感という言葉を見い出すのが難しくなってきている。他車よりちょっと良いといえば、先代30プリウス譲りの異形ステアリングと先進的な雰囲気漂うセンターメーターぐらい。どうして開発陣はもう少しお金をかけてでも改善という話にならないのか。
シートはヴィッツなどとは違う種類のもののようだが、硬くて長時間は座れない。背中と腰が逝く。長距離移動には向かないだろう。
そしてこのクルマには問題がもう1つ。ヴィッツなどより低い全高からくる後席の居住性だ。前席との空間はまだそれなりにあるのだが、頭上の空間がいかんせん物足りない。拳で計ってみればよく分かる。

【エンジン性能】
動力機構は1.5Lアトキンソンサイクル+モーターだ。エンジンパワーは74馬力しかないので、踏まなきゃ加速しない。モーターのトルクはあるのだが、アクセルを少し強く踏むと、すぐにエンジンが動き出し、大きな唸りを上げる。少なくとも僕の乗った限りでは、運転の仕方もあるのだろうが、あまりモーターの利点が活かされていない感じがした。

【走行性能】
これについては良い点と悪い点と両方ある。
まず良い点だが、後席下に搭載されたモーターの恩恵か重心が低く、どっしりと安定感があった。このおかげで直進安定性は背の高いノートなどよりは高かった。
それにボディ剛性が思いのほか高く仕上がっていたが、他がイマイチなので実力を持て余している印象だった。
次に悪い点だが、まずはブレーキ。このアクアも含め、今まで乗ったトヨタ車のブレーキは全体的にカックンで制動は強いくせ、踏み込みに対するレスポンスは足りない。矛盾している。特にスピードが高い時は早めにブレーキングを始める必要がある。それにブレーキした際のフロントの沈み込み(ピッチング)が大きく、体に急激なGがかかり不快だ。
左右方向のロールも大きく、路面からの突き上げもそこそこある。15インチのタイヤは少し役不足気味に思えた。インチアップはせずとも、もう少し太いタイヤが欲しいかも。

【乗り心地】
あまり良くない。アシが少し硬めに仕上がっており、凹凸などの吸収が穏やかではないのだ。後席は頭上の空間の問題があるので、ひとたび凹凸を吸収してクルマが揺れようものなら、背の高い人だとコブをこさえるかも。

【燃費】
これはさすがと言ったところ。まあ、ハイブリッドなんだから当たり前とも言えるか。

【価格】
高い。安くしろとは言わないが、この価格で納得してもらうにはインテリアの改善やエンジンのパワーアップ、ブレーキのフィーリング向上など、課題は多い。

【総評】
街中をよく走っているアクアだが、僕には正直このクルマの魅力がよく分からない。既存のプラットフォームに安っぽいインテリア、20年前の機構のハイブリッドに他車と使い回しのエンジン…。一言で斬ってしまえば、あり合わせのおかずを一皿(ボディ)に詰め込んだに過ぎないのだ。
別にクルマにさほどこだわりを持ってない、移動手段にさえなれば良いと言うなら買えば良いかもしれないが、それ以上にクルマに何かこだわりたいものがある方にはおすすめできない。ヴィッツから進化したヤリスHVがデビューした以上、それは尚のことだ。
来年アクアは10年のモデルライフを終えてモデルチェンジするが、果たして新型はトヨタのコンパクトハイブリッドとして、ヤリスHVの良い意味でのライバルとしてどんな答えを出してくれるのか。楽しみに待ちたい。

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エンジン性能3
走行性能3
乗り心地3
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さて、今回のレビューはプリウスの弟分たるアクアです。アクアもプリウスに負けず街中をよく走り回っていますが、それだけ多くのユーザーさんに選ばれる理由はどこにあるのか探ってみたいと思います。

トヨタレンタカーさんでお借りしました。走行30000kmの個体で、トヨタレンタカーさんの車両の整備状態にはいつも恐れ入ります。

【エクステリア】
まず、フロントのデザインが何じゃこりゃというもの。このカバが口を開けているかのようなグリルは一体何なのか。MC前の方がまだ親しみやすかったと思う。
リヤのデザインも今ひとつ好きになる。こちらもフロント同様ゴツゴツした印象があるのだ。同じトヨタ車でも他車ほど尖ってはいないが、かと言って丸みもない。

【インテリア】
これは特にトヨタ車のレビューでは散々言ってきたのだが、いい加減プラスチックばかりを散りばめた安っぽいインテリアはやめないか。もはや質感という言葉を見い出すのが難しくなってきている。他車よりちょっと良いといえば、先代30プリウス譲りの異形ステアリングと先進的な雰囲気漂うセンターメーターぐらい。どうして開発陣はもう少しお金をかけてでも改善という話にならないのか。
シートはヴィッツなどとは違う種類のもののようだが、硬くて長時間は座れない。背中と腰が逝く。長距離移動には向かないだろう。
そしてこのクルマには問題がもう1つ。ヴィッツなどより低い全高からくる後席の居住性だ。前席との空間はまだそれなりにあるのだが、頭上の空間がいかんせん物足りない。拳で計ってみればよく分かる。

【エンジン性能】
動力機構は1.5Lアトキンソンサイクル+モーターだ。エンジンパワーは74馬力しかないので、踏まなきゃ加速しない。モーターのトルクはあるのだが、アクセルを少し強く踏むと、すぐにエンジンが動き出し、大きな唸りを上げる。少なくとも僕の乗った限りでは、運転の仕方もあるのだろうが、あまりモーターの利点が活かされていない感じがした。

【走行性能】
これについては良い点と悪い点と両方ある。
まず良い点だが、後席下に搭載されたモーターの恩恵か重心が低く、どっしりと安定感があった。このおかげで直進安定性は背の高いノートなどよりは高かった。
それにボディ剛性が思いのほか高く仕上がっていたが、他がイマイチなので実力を持て余している印象だった。
次に悪い点だが、まずはブレーキ。このアクアも含め、今まで乗ったトヨタ車のブレーキは全体的にカックンでは制動は強いくせ、踏み込みに対するレスポンスは足りない。矛盾している。特にスピードが高い時は早めにブレーキングを始める必要がある。それにブレーキした際のフロントの沈み込み(ピッチング)が大きく、体に急激なGがかかり不快だ。
左右方向のロールも大きく、路面からの突き上げもそこそこある。15インチのタイヤは少し役不足気味に思えた。インチアップはせずとも、もう少し太いタイヤが欲しいかも。

【乗り心地】
あまり良くない。アシが少し硬めに仕上がっており、凹凸などの吸収が穏やかではないのだ。後席は頭上の空間の問題があるので、ひとたび凹凸を吸収してクルマが揺れようものなら、背の高い人だとコブをこさえるかも。

【燃費】
これはさすがと言ったところ。まあ、ハイブリッドなんだから当たり前とも言えるか。

【価格】
高い。安くしろとは言わないが、この価格で納得してもらうにはインテリアの改善やエンジンのパワーアップ、ブレーキのフィーリング向上など、課題は多い。

【総評】
街中をよく走っているアクアだが、僕には正直このクルマの魅力がよく分からない。既存のプラットフォームに安っぽいインテリア、20年前の機構のハイブリッドに他車と使い回しのエンジン…。一言で斬ってしまえば、あり合わせのおかずを一皿(ボディ)に詰め込んだに過ぎないのだ。
別にクルマにさほどこだわりを持ってない、移動手段にさえなれば良いと言うなら買えば良いかもしれないが、それ以上にクルマに何かこだわりたいものがある方にはおすすめできない。ヴィッツから進化したヤリスHVがデビューさた以上、それは尚のことだ。
来年アクアは10年のモデルライフを終えてモデルチェンジするが、果たして新型はトヨタのコンパクトハイブリッドとして、ヤリスHVの良い意味でのライバルとしてどんな答えを出してくれるのか。楽しみに待ちたい。

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アクア 2011年モデル
トヨタ

アクア 2011年モデル

新車価格:169〜258万円

中古車価格:19〜230万円

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