『豊富なパラメータを使いこなせるかが鍵』 ASUS Rampage IV Formula 七草がゆさんのレビュー・評価

2011年12月23日 発売

Rampage IV Formula

ゲーマー/オーバークロッカー向けのX79 Expressチップセット搭載ATXマザーボード

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価格帯:¥―〜¥― (―店舗) メーカー希望小売価格:オープン

フォームファクタ:ATX CPUソケット:LGA2011 チップセット:INTEL/X79 メモリタイプ:DDR3 Rampage IV Formulaのスペック・仕様

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満足度5
安定性5
互換性5
拡張性5
機能性5
設定項目5
付属ソフト4
豊富なパラメータを使いこなせるかが鍵
 

あまりあるパラメーター

高負荷テストも問題なし

 

【安定性】
オーバークロック向けに開発されただけあって、その状況下で力を最大限に発揮する仕組みとなっています。言い換えれば、定格で使う方にはオーバースペック過ぎてもったいないような気がしますが・・・。

【互換性】
E-MU 1212M PCIe や Blackmagic Design:Intensity といったニッチなカードも問題なく動作しています。X79系で難点とされるLGA2011ソケットにおいても X-Socket なるLGA1366用クーラーが流用可能なアダプタもついていたり、細かい配慮に好感を覚えます。上位ブランドの貫禄が見えますね。

【拡張性】
X79系ではメモリスロットを8つ用意するものも多い中、本品は4つに抑えてあります。ですが、上位Extreamと同じくPCI-eが7基用意されており、各パーツを上側までぎりぎり寄せてあるレイアウトが、マルチグラフィックスカードの構築に一役買っていると思います。大型クーラーとなる NH-D14 SE2011 も問題なく取り付けられています。たかが1スロット、されど1スロット。熱の分布が相応に変わってくるのです。

【機能性】
構成されるコンポーネントもハイグレードなものを用意しており、オンボード上にも役立つギミックが盛りだくさん。かえってその兼ね合いでBIOS開発はやや難航気味みたいですが、このあたりは今までの例から時間をかけて改修していくものと思われます。クアッドチャネルメモリインターフェースはまだ始まったばかりですしね。

【設定項目】
P8P67からP9X79 PROの進化だけでも相応に増えていたものが、ゲーマー向けブランドを初めて目にすると・・・すさまじいものを感じました。UEFI BIOSもご覧のように最初のページがOCセクションになっていたりなど、一般向けブランドと差別化を図っているのが一目でわかります。豊富なOC向けプロファイルのプリセットや、メモリの3rd Timings、Othersの普段お目にかかれないような項目etcetc...マニアな方向けの機能が満載といえるでしょう。

【付属ソフト】
オーバークロック向けのソフトなども多数用意されており、その手のソフトを利用したい方にはよいものとなっています。私は MemTweakIt が気に入っています。


【総評】
諸事情でP9X79 PROを別用途に転用することになり、普段使いのマシンはどうしましょう・・・という状況。同じものを選ぶのもなんだかな・・・ということで、こちらを選んだ理由は「上位パーツがふんだんに投入されているから、あらゆる状況下で安心して利用できるのでは」という単純すぎる発想です。成る程、確かに「定格で全く問題を覚えることはない」作りにはなっています。

しかし、だいたいこれ(R.O.Gブランドですね)を選ばれる方というのは自作PCなどに情熱をもっておられる方とも思われ、生半可な気持ちで手にするのも大変なものだと感じました。一つの目標として DDR3 2400 を安定して使いたいということでこちらにしてみたわけなのですが、むしろP9X79 PROが初期値で無難に動かせるのに対し、本製品はマニュアルで一つ一つ苦心して編み出していかないと、常用するのはいささか難しいのかなと感じるところがありました。「方向性が異なる」とマニュアルにも記載されている意味を垣間見た感じです。

その分、きちんと設定できたときの挙動はとてもスマートで、P9X79 PROよりも若干なりレイテンシのスコアもよくなりました。調整した分、差がきっちりと出てくるのはさすがといえるのでしょうね。BIOSが今後こなれてくるにつれ、より扱いやすい品になることを期待しています。

オーバークロック時の安定性は折り紙付きで、私は3930Kを3.9GHz(何故)で駆動させることにこだわりを持っていますが、コア電圧は1.2Vから微動だにせず6コア動かし切っています。Auto時より40Wあまり消費電力を低減できています。NH-D14 SE2011のファン回転数は600rpm、それでいて温度は55度前後で安定しています。恐るべきコンポーネントパワーといえるでしょう。低電圧にこだわった結果、消費電力もP9X79 PROと同等まで抑えられています。上位パーツでこれなら満足できますね。


総じていえることとして、本製品は「少しでもオーバークロックを楽しみたい」という方ならゲーマー・一般問わずおすすめできるとは思いますが、「フルオートでの動作はもちろんのこと、上位パーツを導入し、BIOSいじりを徹底して楽しみたい方」が手にされる商品だと思います。そうでなければDELUXE版あたりが使いやすいはずです。「問題が発生しても、何とか自力で解決しよう」という心意気がないと、ちょっとつらい品物かもしれません。

4基のメモリスロットは「そんなに使わないよ」という方なら余分なものがなくすっきりとしますし、PCI-eが7基あるだけでも十分なメリットにつながると思います。そんな思いでEXTREAM版ではなくこちらにしましたけど、満足しています。今なら価格もこなれてきていていますので、通常版に物足りなさを覚える方、とことん自作PC/ゲームを楽しみたいという方にはうってつけの商品といえるでしょう。

海外にはR.O.Gブランド専用サイトがあり情報源もマニアックなものとなりますが、それらを踏まえて「とことん楽しんでやるんだ!」という人なら問題ないと思います。

レベル
自作経験豊富
重視項目
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