MIGHTY RED DISTORTION レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：4.36）

満足度ランキング—位

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4. 2 0%
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評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	無評価	4.33	-位
操作性 音色調節などの操作がしやすいか	無評価	4.29	-位
機能性 本体の機能、音の作りやすさ	無評価	4.30	-位
耐久性 本体の耐久性	無評価	4.40	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[K(きになるおもちゃ）]

2020年5月31日 16:14 [1332935-1]

満足度	5

デザイン	5
操作性	5
機能性	5
耐久性	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

攻めのティストーション

本体	亜鉛筐体	内部（初期モデル）

日本に入ってきた当初の初期モデルを所有しています。

BJFの設計したディストーションペダルで、Mad Professorの代表的なディストーションの1つです。
コントロールはVOLUME、PRESENCE、DISTORT.となっています。80年代後半のハードロック系によくある、コンプレッションが強めの歪みを作り出すもの。

現在は基板全体が隠された形だったと思いますが、初期はこのように絶縁のための黒いゴムが巻き付けられています。
ToneでなくPresenceコントロールが搭載されているのが特徴的ですね。これにより、倍音を調整することでゲインや高域はもちろん、中低域をいじることなくバランスを変えることで出方を変化させることができます。

ザクザクで倍音の豊かなハイゲインサウンドから、クランチ程度のサウンドまで、幅広く作ることができます。ドンシャリサウンドを作ることはできませんが、音が厚いのでモダンメタルならいけたりします。それ以外のロック〜ブルースもなんにでもこれ1台で使えるほどのディストーションペダルですね。反応性も十分で、非常に図太い中低域が特徴です。マーシャルアンプとの相性も非常にいい感じ。

ディストーションらしい鋭さがあり、それでいて分厚さもあるので、音の塊がそのまま飛んでくるような印象です。ここまでの幅広さを持ったディストーションペダルは、今のところ他には見たことがないです。回路としてはRATの進化形だそうですが、ここまでくるともう別物ですね。このクラスだと当然のことかもしれませんが、各ノブの可変もスムーズで、どこからか急に音が変わったりしないので音作りもやりやすいです。

BJFのディストーションというとDRDも有名ですが、このMRDはDRDよりも鋭く攻めたサウンドとなっています。
音色全体がくっきりとして少し明るめに作られているのはMad ProfessorのBJFデザインモデル全体に共通しています。

回路はLEDクリッピングで、Opampは、AD797ANZが使われています。

亜鉛ダイキャスト筐体特有の重量感のある筐体、立体的な表情が独特です。