『20日程使用して』 Lenovo IdeaPad Tablet A1 22283FJ [コバルトブルー] Radeonが好き!さんのレビュー・評価

[Radeonが好き!]

2011年11月12日 08:26 [453861-1]

満足度	4

デザイン	4
処理速度	4
入力機能	4
携帯性	5
バッテリ	4
画面	4
付属ソフト	3
コストパフォーマンス	無評価

20日程使用して

LauncherPro　導入	FlickWnn　Angel Browser　導入

【デザイン】
以前使っていた中華PADに比べて薄く、持ちやすくこの「コバルトブルー色」が気に入っています。レノボの標準ランチャーは回転に対応しない上、Androidを使い込んだ人にはかえって邪魔になるかと思います。私は。マーケーットから「LauncherPro」を入れてカスタマイズして使っています。

【処理速度】
「IdeaPad Tablet A1 」の　Texas Instruments OMAP 3622（1GHz）を、レノボが良く調教しているなと言う感じがします。同クロックの「RK2918 1.0GHz」辺りと比べると明らかにスムーズです。動画の再生パワーはかなり有り、720P迄可能(1080p不可)です。MP4 H264/AVC(AAC) 3Mbps 720p がヌルヌル動きます。MKVとは若干相性が悪い感があるので、MP4コンテナH264が無難でしょう。

【入力機能】
大変残念ですが、OTG、USBホスト機能とも未サポートで使えません。「オムロンのJapanese IME」と、「Go Keyboard Lenovo」が付属します。私は、フリックと予測変換の優秀さで、マーケットから「FlickWnn」を入れて使っています。例の中華フォントの件は、ファームUPで対応される模様です。

【携帯性】
持ち歩くなら７インチの16:9型がベストサイズ。

【バッテリ】
液晶の明るさを自動設定辺りにして、BluetoothやGPSを切っておけば、動画を観なければ6時間位は使えると思います。

【液晶】
残念ですが、IPSでは無い模様です。輝度の高いパネルなので若干白っぽい。もう少し彩度が高いチューニングにしても良かった気がいたします。が、タブレットとしては高精細で綺麗な部類だと思います。マルチタッチは最大2点です。一部の指を沢山使うゲームでは不利ではありますが、特に不便は感じません。タッチパネルの応答は、穏やかで万人向けのチューニングで中華PADにありがちな癖のあるピーキーな物では無くミスタッチが少なく総じて使いやすいです。

【付属ソフト】
「オムロンのJapanese IME」「Go Keyboard Lenovo」 「NavDroyd」「レノボショップ」等、色々入っていますが、Androidを使い込んだ人にはあえて不要かもしれません。結局ナビや地図は、Googleが一番使いやすく高性能です。特に「NavDroyd」は、広大な大陸を旅行するならともかく日本の田舎では使い物になりません。内蔵GPSですが、大まかな自分の位置確認用だと割り切れば便利です。逆に本格的にナビとして利用したいなら。Bluetooth接続の外付けGPSを推奨いたします。ブラウザはタブが使えるのと日本語の安心感で「Angel Browser」を入れました。

【総評】
この価格でこの性能だとライバルは、明らかに「キンドル・ファイア（Kindle Fire）」になると思います。HDMIとUSBホスト以外はほぼ全部入りなので、多くの中華PADメカーは、更なる安売りを強いられる事になると思います。

今年のベストセラータブレットになる事は、ほぼ間違いないでしょう。