『まさに21世紀のスーパーカー!』 アウディ R8 2007年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価

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さん

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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドンに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、輸入車専門誌にてライターを始める。その後、育った英国に渡りレース活動などを経…続きを読む

満足度5
エクステリア5
インテリア5
エンジン性能5
走行性能5
乗り心地5
燃費3
価格3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

まさに21世紀のスーパーカー!

老若男女誰が見てもスーパーカーに映る。

V10はエキゾーストは左右2本出し。

カーボンデコラティブパネル&アルミキャップがレーシー。

カーボンセラミックブレーキシステムを搭載。

V10エンジンを耐熱ガラス越しに鑑賞できる。

速度計は350km/hまで刻まれる。

今のご時世、自動車そのものに夢を追い求める人が減少したのは、事実。特に20代のワカモノなど、オートマしか運転したことがない・・・なんて平気で口にする。“男は黙ってマニアル車”時代の筆者には、到底考えられない事です。エコカーだの、ミニバンだのクルマの興味はそっちばかり。そんなこの時代に、究極の走りとスタイリング、そして夢を届けてくれたのが、「アウディR8」。

アウディ初のミッドシップスポーツカーとして2007年に日本国内で発売開始され、まずは、4.2L V8 FSIエンジンの「4.2FSIクワトロ」と、2009年からは、最上級モデル5.2L V10 FSIエンジン搭載の「5.2FSIクワトロ」が加わりました。今回のレビューは誰もが認めるスーパーカー「5.2FSIクワトロ」です。試乗車両はメーカーより借用した広報車両です。(当たり前ですが、筆者が購入できる額ではありません。車両価格は、20,120,000円。)

【5.2FSIクワトロを選択】

アウディ「 R8」は、ルマン24時間耐久レースで連覇を守り続けている「R8レーシングマシーン」に由来しており、その設計には、レーシングマシーンのDNAを受け継ぐ、アウディ最高峰の量産型スポーツカー、いや、スーパーカーなのです。アウディのお家芸、「アルミのスペースフレーム」に電子制御の四輪駆動「クアトロ」、そして、効率、スペース共にスポーツカーには、最適なV10エンジンを搭載し、1,690kgという軽量化に成功。アウディの技術力をそのまま具現化したようなクルマです。

例えば、日産「GT-R」。確かに、動力性能は世界一級です。筆者の親族にも所有者がいるため、散々乗って、こんなに速くていいの?とその技術力の高さに衝撃を受けました。しかし、そのスタイリングは、老若男女すべてを振り向かせるほどのスペシャリティ=スーパーカーのスタイリングは残念ながら持ち合わせていません。所有者談として、振り向かれたのは、購入後6ヶ月間までとの事。特にワカモノのクルマ離れが深刻な昨今、「おおっ、R35だぜ!」なんて言ってくれないのが悲しいですね。

親戚にランボルギーニ「ガヤルド」を持つ「R8 5.2FSI」。いくら、2ペタルトランスミッション「Rトロニック」とはいえ、この浮世離れしたエクステリアデザインに圧倒され、緊張は隠せません。着座位置の極めて低いファインナッパレザーの本革シートに腰を下ろすと、やはり、国産車のバーチャル的に速いスポーツカーとは違う“スーパーカー”なんだと納得。イタリア系のような色気もなく、あくまでクールな印象のコクピットもアウディらしいところです。

最近のクルマは、エンジン始動がボタンだの、カード式キーだの“コクピットの予習”も必要ですが、このクルマは、キーを差込む普通のもの。キーを回すと、スピードメーターとレブカウンターの指針が振り切れ、白色LEDの照明が点灯。このあたりの演出は、国産車の影響も見受けられます。エンジンを始動すると、V10エンジンが威勢良く吠え、重低音のアイドリングが周囲を威圧するほど。やはり、そこはスーパーカー。環境問題は、「アウディ」のことですから、十分に配慮をしながらも、静粛性は二の次。やはり、究極の内燃機関ですから・・・。

この「R8 5.2FSI」を街中で乗る事は、相当な覚悟?が必要です。それは、運転に苦戦するのではなく、周囲の視線を痛いほど感じるからです。いまどき、こんな格好のクルマは、異質に写るようで、それこそ、子供から、お年寄りまで、凝視しない方はいないほどです。

一昔前までは、スーパーカーを街中で転がすのには、それなりの覚悟が必要とされてきましたが、この「R8 5.2FSI」は、むしろ快適。さすがに低い視線と、全幅1930mmという超ワイドボディは、駅前の路地などに進入することはオススメしませんが、幹線道路などでは、その辺のサルーンといっても過言ではありません。「Rトロニック」トルクコンバーターのAT並に滑らかで、カグカグ、ギクシャクといった骨っぽさは皆無。試乗車に装着されていたオプションの電子制御式ダンパー「マグネティックライド」は、低速ではしなやかであり、究極のデートカー(死語)としても通用するほどです。


高速道路に場所を移すと、最高出力525ps/8000rpm、最大トルク54.0kgm/6500rpmという凄まじいパワーを!と思いきや、フツーに走れば、やはり高級サルーンのように快適。100km/h巡航では背中で奏でるV10サウンドが、心地よく安楽。気難しさなどなく、同社「TT」にでも乗っている感覚なのです。しかし、ル・マン24時間耐久レース優勝マシンの栄えある名を車名に持つこのクルマ。本領を発揮させたら免許証が100枚以上、いや回数券が必要です。

一見、マニアルトランスミッションのような形状をした「Rトロニック」のシフトノブを2速に落とし、かなり重めのスロットルを踏み込むと、正体が浮き彫りに。2500rpmあたりまでは、腹に響く重低音が目立ったサウンドが、機械的な轟音に変わり、親戚の「ランボルギーニ」の姿が一瞬見えたような・・・。レブカウンターは、9000rpmあたりまで軽々と跳ね上がります。そして周囲を走るクルマたちが止まっているのか?と錯覚。一瞬、速度計をみて、“アウトバーン速度”になっていることに気が付き、思いっきりブレーキを踏みつけると、オプション設定される「カーボンセラミックブレーキシステム」+8ピストンキャリパーが、一瞬にして、法定速度に引き戻します。こんなブレーキは、今まで乗ったクルマの中で、初めての経験ともいえるほど衝撃を受けました。

最高出力は525ps、最高速度、316km/h、0ー100km/h加速は3.9秒!というスペックは、世界一級のスーパーカーであることには変わりませんが、緻密に計算された重量配分、ミドシップレイアウトのトラクション、そして、アウディのお家芸である「クアトロシステム」が、路面に対して、“無駄な行為”を行わないため、キッチリ速い!というのが、筆者の感想でした。

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レビュータイトル 満足度 投稿日時
アウディR8  5 2014年2月5日 14:41
まさに21世紀のスーパーカー!  5 2012年3月31日 01:59

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