『マニアックな輝きは失せ よきファミリカーに成り果てる』 ルノー カングー 2009年モデル あくとうさんのレビュー・評価

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『マニアックな輝きは失せ よきファミリカーに成り果てる』 あくとうさん のレビュー・評価

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さん

  • レビュー投稿数:72件
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  • ファン数:17人
満足度2
エクステリア2
インテリア2
エンジン性能2
走行性能4
乗り心地4
燃費無評価
価格3
マニアックな輝きは失せ よきファミリカーに成り果てる

【エクステリア】
最初はファニーフェイスで登場して、マイナーチェンジで顔がいじくられてへんちくりんになるのはルノーの「いつものこと」です。
ただ、昔のカングーやセニックなどのようにとってつけたようなかんじが少ないのは救いです。

気が付くと少しづつサイズや重量が増えていて、ちょっと成人病発症しそうなレベル。
横幅がアルファードとほぼ同じって・・・
これじゃデカングーじゃなくてデブカングー・・・

行動範囲が制限され、気軽にどこでも入っていけるクルマではなくなってしまいました。
前は山道だろうが酷道だろうがとりあえず飛び込んじゃえる雰囲気も持っていましたが、とにかく物理的にも通れる道や路地を選ぶので、広い道しか通らない、通れないというのはよく検討しておかないと身動きとれなくなるので注意です。

【インテリア】
収納はそこそこあります。おなじみのオーバーヘッドコンソールは使い勝手良好です。
しかし、だだっ広いだけのインパネ。手の届かないセンターコンソール。
マイナーチェンジをいくら重ねても結局このあたりに手が入ることはありませんでした。
社外パーツを駆使してオーディオ一体型のカーナビを押し込めようとすると、このはるか遠くのこの場所に押し込めるしかありませんが、操作性は劣悪だし、この組み込みキットがお前はア●パインかと言いたくなるような、ボッタ・・・いや、いいお値段なので、ちょっと悲しくなります。

シートは相変わらずホールド性がよく、腰痛持ちにも優しいシートです。
長い荷物も積める可倒式助手席の復活などは素直に喜ばしいです・・・ってゆーかなんで外したんだろ。

シンプルで機能的と理論武装はできますよ。

【エンジン性能】
設計が弥生時代くらい古い(1988年爆誕)1.6 K4Mエンジンも、最新鋭(2012年)の1.2+ターボ H5Fエンジンも、両方ともはっきり言って力不足です。

1.2トン強の車重のキャプチャーなどには必要充分ですが、それより200キロも重いカングーには荷が重過ぎます。
もともと2リッター級のエンジン乗っけてたセニックをベースにして作っているのに、ルーテシアベースの先代と同じエンジンをあてがう自体でふざけてるんですが。

ただ、H5Fはチェーンベルトに変更され、7万キロ程度で交換を余儀なくされていたタイミングベルトの交換が不要になりました。
この交換だけで毎回10万以上の金額が飛んでいっていくので走行距離が多いオーナーにはH5Fの選択をお勧めします。

【走行性能】
グッドハンドリングは今でも健在です。
ひとりで、何も荷物を乗せなければ良いクルマです。

MTベースのEDCはCVTなどからの乗換えでもそんなに違和感がありません。
まあ、スズキのAGSや、ルノーのクイックシフトなどといったものを知っているから違和感がないのかもしれませんが。

【乗り心地】
しなやかな走りですが、商用セッティングなんで多少硬めにセッティングされてはいます。
運転席なんかは極楽ですが、後席は「荷物置き場」な感じはぷんぷんしてはいます。
それでも、先代よりはずっと向上していますが。

【燃費】
今までずっと「非公開」として逃げ回っていたJC08モード燃費。
やっと観念したのかゼンEDCで14.7km/lと公表。

【価格】
本体は適正とは思うが、アフターマーケットのパーツ類は足元を見るかのようにクソ高く萎える。

【総評】
このクルマどうですか? と人に聞かれたら、「良いクルマですよ。」と答えています。
国産車にないパッケージングと乗り味をそなえた良く出来たクルマです。

じゃあ、買いますか? と聞かれたら、「いや、使いもんにならんので要らんす。」と即答してます。
趣味としてならありですが、仕事のパートナーとしてはデカングーさんは役に立たないの確定です。

はっきりいって、重量が重過ぎます。
1,450kgという重さは、先代から250kg程度増加しています。
250kgといってもピンとこないかもしれませんが、250kgというと荷室に天井までぎっしり荷物満載できるくらいの重量です。
それで動力のてこ入れでもしていればいいんですが、そのまんまです。
エアコンなんぞ入れた暁には更にパワーダウンするので、これで今までのように荷物乗っけて大丈夫なわけがありません。

ボディが大きくなったけど、意外に荷物つめません。
荷室容量が拡大するのかと思いきや、だだっ広いインパネと二重フロアのおかげで、ほとんど変わりません。
もちろん、安全性能向上のためのサイズ拡大という側面もありますので一概には言えませんが・・・

と、いうことで思いっきり乗用車ぽくなって、荷物を運ぶ車としては大幅に退化してしまった二代目。
MTはいくぶんマシですが。
燃費もちょいのりのファミリーカーとしては許せても距離を走るならがっかりレベルです。
ここまで引っ張ったならディーゼル仕様が欲しかった。

まあ、かなーり厳しいことばかり書いていますが、「自分にゃいらん」だけの話で、ひとにはお勧めできるクルマでは有ります。
アルファードみたいな横幅があって威張りきくし、フランス車なんて得体の知れないもんだからお隣のノアより安くてもわかんねーし。(爆)
豪華装備でごまかされ、よくわかんなくなっているクルマの本分というのもよくわかるとは思いますしね。

ただ、自分では満足できないのです。
ドッカンドッカン荷物をのっけて、ファミリーカーとしても使えて、その気になれば(MT限定だけど)箱根のワインディングも楽しめるようなマニアックな万能クルマではなくなり、得たものも多いが失ったものも多い、ファミリーカーに成って果て「た」クルマなことが自分には寂しいのであります。

レビュー対象車
試乗

参考になった52人(再レビュー後:47人)

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満足度2
エクステリア3
インテリア3
エンジン性能2
走行性能4
乗り心地3
燃費無評価
価格3
遊びにかまけて仕事を忘れた 成人病予備軍の元実用車

【エクステリア】
マイナーチェンジで顔がいじくられてへんちくりんになるのはルノーの「いつものこと」です。
ただ、昔のカングーやセニックなどのようにとってつけたようなかんじが少ないのは救いです。

気が付くと少しづつサイズや重量が増えていて、ちょっと成人病発症しそうなレベル。
これじゃデカングーじゃなくてデブカングー・・・

【インテリア】
収納はそこそこあります。おなじみのオーバーヘッドコンソールは使い勝手良好です。
しかし、だだっ広いだけのインパネ。手の届かないセンターコンソール。
マイナーチェンジをいくら重ねても結局このあたりに手が入ることはありませんでした。
社外パーツを駆使してオーディオ一体型のカーナビを押し込めようとすると、このはるか遠くのこの場所に押し込めるしかありませんが、操作性は劣悪だし、この組み込みキットがお前はア●パインかと言いたくなるような、ボッタ・・・いや、いいお値段なので、ちょっと悲しくなります。

シートは相変わらずホールド性がよく、腰痛持ちにも優しいシートです。
長い荷物も積める可倒式助手席の復活などは素直に喜ばしいです・・・ってゆーかなんで外したんだろ。

【エンジン性能】
設計が弥生時代くらい古い(1988年爆誕)1.6 K4Mエンジンも、最新鋭(2012年)の1.2+ターボ H5Fエンジンも、両方ともはっきり言って力不足です。

ただ、H5Fはチェーンベルトに変更され、7万キロ程度で交換を余儀なくされていたタイミングベルトの交換が不要になりました。
この交換だけで毎回10万以上の金額が飛んでいっていくので走行距離が多いオーナーにはH5Fの選択をお勧めします。

【走行性能】
グッドハンドリングは今でも健在です。
ひとりで、何も荷物を乗せなければ良いクルマです。

MTベースのEDCはCVTなどからの乗換えでもそんなに違和感がありません。
まあ、スズキのAGSや、ルノーのクイックシフトなどといったものを知っているから違和感がないのかもしれませんが。

【乗り心地】
しなやかな走りですが、商用セッティングなんで多少硬めにセッティングされてはいます。
運転席なんかは極楽ですが、リアシートは極悪です。
まあ、それは嘘ですが、リアシートは「荷物置き場」な感じはぷんぷんしてはいます。

【燃費】
今までずっと「非公開」として逃げ回っていたJC08モード燃費。
やっと観念したのかゼンEDCで14.7km/lと公表。

【価格】
本体は適正とは思うが、アフターマーケットのパーツ類は足元を見るかのようにクソ高く萎える。

【総評】
このクルマどうですか? と人に聞かれたら、「良いクルマですよ。」と答えています。
国産車にないパッケージングと乗り味をそなえた良く出来たクルマです。

じゃあ、買いますか? と聞かれたら、「いや、使いもんにならんので要らんす。」と即答してます。
趣味としてならありですが、仕事のパートナーとしてはデカングーさんは役に立たないの確定です。

フランス車だからですか? とか聞かれますが、それはNOです。
先代のカングーは今でもパートナーとしてバリバリです。

はっきりいって、重量が重過ぎます。
1,450kgという重さは、先代から250kg程度増加しています。
250kgといってもピンとこないかもしれませんが、250kgというと荷室に天井までぎっしり荷物満載するくらいの重量です。
先代は、これくらいの荷物を乗せて、さらに助手席に人をのせて、ちょっと重いかなー。くらいの感覚でしたが、
ゼンEDCは、空荷で助手席に一人乗せただけで、「うわ、重。」と言っちゃうくらいの感覚です。
エアコンなんぞ入れた暁には更にパワーダウンするので、これで今までのように荷物乗っけて大丈夫なわけがありません。

ボディが大きくなったけど、意外に荷物つめません。
荷室容量が拡大するのかと思いきや、だだっ広いインパネと二重フロアのおかげで、ほとんど変わりません。
もちろん、安全性能向上のためのサイズ拡大という側面もありますので一概には言えませんが・・・
ただ、アルファードとタメ張る横幅は活動範囲を狭めこそすれ広くはしません。

と、いうことで思いっきり乗用車ぽくなって、実用車(商用車)としては大幅に退化してしまった二代目。
MTはいくぶんマシですが、非力なことが覆るほどじゃありません。
燃費もちょいのりのファミリーカーとしては許せても距離を走るならがっかりレベルです。
ディーゼル仕様が欲しかった。

まあ、かなーり厳しいことばかり書いていますが、あくまで日本では特殊な、商用車的な使い方をしたいと思う(まあ、これが本来の使い方なんだけど)「自分にゃいらん」だけの話で、ひとにはお勧めしたいクルマでは有ります。

煌とか選ぶよりはずっと変わった体験できるとは思うけどな!

レビュー対象車
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カングー

新車価格帯:249〜265万円

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