S60 2011年モデル
46
S60の新車
新車価格: 375〜859 万円 2011年7月1日発売〜2019年10月販売終了
中古車価格: 29〜458 万円 (122物件) S60 2011年モデルの中古車を見る

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グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
D4 Dynamic Edition | 2016年8月10日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
D4 R-DESIGN | 2016年2月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
D4 SE | 2016年2月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
D4 SE | 2015年7月23日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
DRIVe | 2011年7月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
T3 SE | 2016年2月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
T4 | 2012年8月17日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
T4 R-DESIGN | 2013年10月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
T4 R-DESIGN | 2012年8月27日 | 特別仕様車 | 1人 | |
T4 SE | 2014年2月20日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
T5 SE | 2014年10月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
T6 AWD | 2012年8月17日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
T6 AWD R-DESIGN | 2012年8月17日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
Luxury Edition | 2014年5月23日 | 特別仕様車 | 2人 |
- 2 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
4.46 | 4.33 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
4.20 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.07 | 4.12 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.26 | 4.20 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
4.40 | 4.04 | -位 |
燃費![]() ![]() |
3.43 | 3.88 | -位 |
価格![]() ![]() |
4.08 | 3.87 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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- 自動車(本体)
- 3件
- 0件
2017年7月11日 14:23 [1044706-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 5 |
【エクステリア】 趣味がわかれますが僕は好きでした。
【インテリア】 インパネ廻りの使い勝手に課題あり。また、純正ナビは要改善。
【エンジン性能】 街中での扱いが結構難しいですが、高速走行は快適です。
【走行性能】 小回りはききません。ハンドリングはやや粗削り。セーフティPは便利で何度かお世話になりました(^^
【乗り心地】 巡航速度の乗り味は良好。どっしりとした感じです。
【燃費】 リッター10キロ。もう一息。
【価格】 中古相場が荒れており、良い車がお安く買えます。個人的に狙い目です。
【総評】 中古で購入し、半年で1万5千キロ走りましたが、そつのない安定感のある車でした。
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2015年9月17日 13:28 [816414-2]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 2 |
価格 | 5 |
今迄、2011年型のV50に乗って居ました。母が身障者の為車椅子を乗せるのにどうしてもステーションワゴンタイプのV50で無ければ成らなかったのですが、先日急逝した為大きな車が要らなくなってしまい軽自動車を検討しました。
某ディーラーで軽自動車を見て試乗し、見積もりも取りましたがV50の下取りが60万円で合計金額約180万円との事。
軽自動車は安い物と思い込んで居た自分としては、驚き以外の何物でも有りませんでした。おまけに見積もり取って一週間以上経っても「ご検討頂けましたか?」の電話一本も無し、納期も45日後との事で軽自動車業界の殿様商売に頭に来て自分の頭から「軽自動車」の言葉は完全に消えました。
VOLVOのディーラーに相談した処、「それでしたら、日本代理店のネットワークで新古車を探して上げますよ。これなら相当安く購入出来ます」との事で、V40の新古車を探して貰う事になりました。3台程候補を出して貰って、検討して居たのですが自分でもそのVOLVOの新古車のHPを見て居た処候補外の"S60"の処に"2013年型、走行50km、T-4Rdesign"が290万円で出て居て「これは掘り出し物だ」と思い地元の担当者に話したら「取り寄せられます」との事。
登録(2014年月)後1年も置きっぱなしだったので、心配して担当者に相談した処「未だ車検まで2年間は新車保証が残って居ますので、何か有ったら代理店が無料で全て責任を負います」との話だった為即決。
結局、新車で購入すれば470万円のS60T-4Rdesignが、180万円引きの290万円で入手出来ました。
年式が2年遅れなだけで、フロントグリル以外デザインは殆ど変わりません。代理店担当者も「良くこんな掘り出し物見つけましたね」と、驚いて居ました。その人の考え方次第なんでしょうが、180万円の軽自動車と290万円の外車と100万円そこらの違いでどちらを選ぶかでしょうね。
さて、車自体の評価ですが、スタイルは文句無しカッコいいです。因みにデザイナーがベンツのデザイナーなので、現行のベンツに非常に似ているとの事です。
内装はグレーの総革張りで、カーナビその他の操作が全てステアリング部分で出来るのは非常に便利です。
スマホとbluetoothで同期して運転しながら、携帯電話の発着信が出来るのには驚きました。VOLVOに限らず今の車はこう言った物が付いて居るらしいのですが、文明の利器にビックリです(w)
エンジン性能は飛ばし屋では無い自分としては何ら遜色は有りませんが、発進時にちょっとふけ過ぎ急加速する事が有るのでちょっと驚きました。
VOLVOは今回で3代目ですが、静粛性では国産車にはかないませんね。どうしても、走行時のタイヤが地面とこすれる音が気になってしまいます。タイヤがコンチネンタルの235・40/R18なので、タイヤ交換する時が一体幾らになるのかちょっと怖いです。メーカーを他の物にしても、相当値段が高くなるんじゃ無いでしょうか?
燃費は以前の2000ccから1600tのターボチャージャに成ったので、少しは向上したのかなと思ったのですが現在500km程走った現在の燃費は町乗りで6km/Lです。前のV50が7〜8kmだったので、残念ながら全く向上して居ないようです。
もう少しこなれて来れば、もう少しは燃費が向上するのでしょうか?
まあ、こう言う外車は燃費云々気にする様な人が乗る様な車では無いのかも知れませんね。僕は月に500km程しか乗らないので、そこまで燃費は気になりません。
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2014年7月12日 02:26 [735923-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
ドイツ車を3台乗り継ぎ、初めてのボルボになります。今回はDセグメントから安全性、快適性を重視して選びました。
運動性能は最近の車は良く出来ているので特に重視はしていません。
国産、インポートカー、さまざま試乗しましたがロードノイズの遮音が1番良く、シートの座り心地は断トツ。先進の安全装備がキャンペーンで無料。フェイスリフト直前だったため大幅値引きもあり、買わない理由はありませんでした。
1年間乗りましたが今でも買って良かったと思っています。満足、満足。
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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2013年7月31日 23:55 [615723-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
ボルボのラインナップでもスポーティな「R-DESIGN」。このスタイリッシュなセダンが今回試乗しました「S60 T6 AWD R-DESIGN」です。メーカーの広報車両を借用しテストを行いました。
筆者の世代では、ボルボといえば「240」などに代表される四角いボディという印象がありますが、昨今のボルボは、実にスタイリッシュ。「S60 T6 AWD R-DESIGN」は、フロントグリルからヘッドライトそして、リアトランクまで流れるようなラインを描き、美しいサルーンという表現が当てはまります。
ヘッドライトも前衛的なツリ目となり、縦に配されたポジションランプは、白色LEDを採用。360度いかなる角度から眺めても、昔の無骨さなど皆無で、そのスタイリングに見とれてしまうほど。リアのテールランプの照射も凝っており、独自のラインを描きます。
大口径のエキゾーストエンドは左右に配され、アイドリング時から迫力のあるサウンドを響かせ、ただのサルーンではないことがわかります。
この「S60 T6 AWD R-DESIGN」には、3リッター直6ターボエンジンを横置きに搭載するというユニークなレイアウトをとっています。一昔まえでは、この車格には3リッターという排気量は妥当でしたが、ほぼ同一のボディサイズに1.4リッターエンジンを積むフォルクスワーゲン「パサート」の登場により、久しぶりに大排気量のクルマに乗るという感覚になりました。
昔のボルボでは考えられなかった派手なブルーのボディを眺め、ドアを開けると、北欧モダンを感じる独特の空間が広がります。
エンジンを掛けると、スポーツモデルを語るに相応しい野太い排気音が響き、その音はなんとも野生的。これは、面白そうなサルーンだなと走らせる前から心が躍ります。
街中を流す分には、快適そのもの。ダンピングもドイツのスポーツサルーンほど硬くなく心地がいい。エンジンもあまり回す必要もなく、せいぜい2500rpmもあれば、すべてが足りてしまう。しかし、スポーツサルーンであることの主張はアクセルを踏むたびに、「ブウォン〜」というやや湿った排気音が響き、クルマが、オープンロードへといざないます。
高速道路に乗ると、このクルマは先ほどまで“猫を被っていた?”というほど獰猛な一面を見せます。街中では、最高出力304ps/5600rpm、最大トルク44.9kgm/2100-4200rpmもあるクルマには思えないほど、ゆるーい感じの走りでしたが、6段ATのセレクターを倒し、高回転を保つと野太い排気音はさらにボリュームを上げ、AWDのトラクションを武器にぐいぐい加速していきます。この感じは、小排気量エンジンの過給圧を高め、トルクを絞り出すものとは一線を画し、一種、トルクの波のような迫力を感じます。さすが3リッター直6ターボです。
ステアリングも自然なフィーリングで過剰にクイックにはならず、舵を入れた人間の意志に忠実に反応してくれるのは、大変好感が持てるものでした。
試乗中、降雨に見舞われましたが、ワインディングに分け入ることに。
急勾配でも、300馬力オーバーのパワーは絶大で、余裕綽綽。コーナーにハイスピードで飛び込んでも、しなやかな足回りは、ドライバーには、ほとんどロールを感じさせず、ヒラリ、ヒラリとコンパクトハッチのようにクリアしていく。ボディサイズも大きなはずなのですが、運転席に収まると、小さく感じるのも、人車一体感を味わえる証拠。また、コーナー脱出の際には、ウェットな路面にも関わらず、AWDの恩恵を感じさせるもので、ボルボ版「クアトロ」とでも呼びたくなるような完成度に感銘を受けました。
先進の安全運転支援システムであるレーダーセンサー、ACC(アダプティブ・クルーズコントロール)などを試すことはできませんでしたが、安全神話は、ボディフォルムが変わっても世界最高峰であることを踏襲するボルボ。
「S60 T6 AWD R-DESIGN」は、ブルーのボディと同じく、爽快な走りを楽しめるサルーンという印象でした。
- レビュー対象車
- 試乗
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- 1件
- 3件
2013年5月21日 17:45 [597447-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
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---|---|---|
【エクステリア】 フロントは真正面から見るとカッコイイ!ナナメ前から見るとナマズっぽいですが。 リアはR−デザイン専用エクステリアのおかげでどの角度から見てもカッコイイ! 専用色のエレクトリックシルバーMは太陽の加減で変化して見える大変珍しくてカッコイイ色です。 ボディサイズはそんなに大きく見えません(実際そうですが)
【インテリア】ボルボ流のデザインですね。「高級」ではなく、「モダン」って言葉がピッタリです。好みに分かれますが僕的にはまぁまぁって感じかな。
【エンジン性能】 意外に良く回って高回転まで引っ張るとレーシーな音がします。ターボの過給音は控えめなのでNAエンジンみたいでグッド。 パワーは必要十二分に有ります。ただし、僕はオプションのポールスターパフォーマンスパッケージを装着していますので若干ノーマルとは印象が違います。
【走行性能】 ハンドリングが良いので楽しいです。ロールが非常に少ないので前車(ボルボXC70)と比べて旋回速度はプラス20キロくらいは違います。昨日高速道路走行中に1・5キロくらいの直線区間を通過する機会があり、他車が走行してない事を確認して一気に「ふわわ」km/hまで到達。路面状態が良ければ片手でも大丈夫なくらい安定してました。ただし、凸凹のある道で無理にスピードを出すとT4の車重ではサスペンションが完全にストロークしきれないのでリアが少し暴れます。この固い足回りは車重のあるT6とベストマッチでしょう。
【乗り心地】R-デザインのサスは街乗りではゴツゴツする場面もあります。しかし、ロールが少なく、振動が収まるのが早いので総合すると乗り心地は悪くないです。 ボルボのシートの出来のよさは毎回特筆すべきものがありますね。
【燃費】ウーン・・。 街乗り7・5キロ 高速11キロ 思ったより伸びず。コレは僕の運転技術かな。だって・・ついエンジン回したなるんですモン。
【価格】安全装備てんこ盛りでこの価格。良い買い物をしました。価格でライバル車不在。T4Rデザインは装備も充実しているから安いくらいです。
【総評】
とても満足しています。A4や3シリーズ、Cクラスではここまで充実できないでしょう。てか同じ価格だったとしても上記御三家はコスパ悪くて選んでないと思います。
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2012年9月10日 22:30 [532532-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 2 |
価格 | 3 |
940Estateユーザとして、S60の2012年モデルに対するレビューです。
2012年モデルは玉数が残り少なくなり、徐々に2013年モデルに切り替わっていく時期のようです。
運転して、まず感じるのは、足回りが固くなったこと。
これがVolvoというぐらい、コーナリングで踏ん張るので、ロールを気にせず走れる。
おそらく、ドイツ車を意識してスポーティにしていると思われる。
【エンジンとトランスミッション】
DRIVeは、1.6L直噴のいわゆるダウンサイジングエンジン+デュアルクラッチ6速ATで、非常にレスポンスが良く、小気味いい走りをしてくれるので、街中では乗りやすい。
T6は、3L直列6気筒+トルコン6ATで、早めにシフトアップするせいか、思っていたより静粛、大人しい目の印象。しかしながら、Dレンジからひとたびスポーツモードに入れると、すさまじい吹け上がりを見せ、ドッカンターボとあいまって、強烈な加速をするので、燃費を気にせず、高速道路での走行が多い方向き。このパワーを余すことなく路面に伝えるためには、前輪駆動では厳しく、AWDにしているのもうなづける。走りだしは95:5のフロントがメインであるが、グリップが失われると、最大で50:50までバランスし、トラクションを確保するプレチャージ式。
940/960まではFRで、同じスウェーデン車のSaaBがFFを採用していたのと対照的であったが、850/V70以降、世の中の流れか、直進安定性を重視し、基本はFFに駆動方式を転換してしまったのは残念である。
試乗においては、AWDの恩恵を受けるような走り方はできなかったが、雪道を走る場合は頼もしいであろう。
【エクステリアとインテリア】
こちらも数年前とガラリと変わった。
Volvoといえば、ボクシーなデザインが特徴であったが、丸みを帯び、精悍なフロントマスクになった。個人的にはリアからみたスタイルが好みで、全体としても悪くない。
次にインテリアは、メーターやスイッチ類はシンプルでモダン、ステアリングとセンタースタックが少し風変わりであるが、Volvo社の個性を感じる。
トランクルームは、Cピラーが寝ているS60とワゴンのV60を比べてもあまり大きさの違いを感じないが、V60をV70と比べると一回り以上小さく感じる。
とはいっても、いっぱい荷物を積み込んで、アウトドアにでかけるわけでないなら十分のサイズである。
【まとめ】
安全装備はさらに進化し、充実している。詳細はここでは記述しないが、同じDセグメントに位置づけられる、Cクラス、3シリーズなどをほぼ同スペックになるように、オプションを選ぶと、コストパフォーマンスはかなり良いであろう。
最後に、Volvoの乗用車は中国へ売却されてしまったので、スカンジナビアンテイストを満喫したい向きには、残りわずかなチャンスかもしれない。
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プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2011年6月26日 12:40 [420023-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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---|---|---|
ブレーキを踏まずに我慢しているとダミーの手前で停止した |
DRIVe(ドライブイー) |
スカンジナビアテイストのインテリア |
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1.6Lの直噴ターボ仕様エンジン |
T6 AWD SE |
3.0Lターボはパワフルな走りを実現 |
ボルボといえばエステートというくらいにワゴンボディが定評を集めているが、2011年3月に発売されたS60はミドルクラスのセダンモデル。従来は、10の桁の数字が偶数ならセダン、奇数ならエステートというルールがあってS60とV50(エステート)が組み合わされていたが、S60の後でV60というエステートが登場する。ラインナップが広がってくると数字が足りなくなるためのようだ。
外観デザインはXC60あたりから始まった最近のボルボ顔で、個人的にはボルボの性格を考えたらちょっとアグレッシブに過ぎるような印象だが、ヨーロッパではこれくらい顔でないとバックミラーでボルボと認識してもらえないというだろう。
インテリアはV50あたりから採用されているフローティングセンターコンソールなどを特徴とするスカンジナビアデザインを採用する。派手さはないがセンスは良いといった感じで好感の持てるものだ。センタースタックも最近では運転席側にやや傾けたドライバーオリエンテッドのデザインとしている。
ボルボといえば安全が大きな特徴。今回も先にXC60に採用した低速域での事故を防ぐシティセーフティに続いて、S60人間を認識して手前で停止するヒューマンセーフティという新しい安全装備を採用してきた。
ダミー人形に向かってクルマを進め、ドライバーが脇見をするなどしてブレーキ操作をしないでいると、時速35kmくらいまでなら、急ブレーキの減速Gがかかって確実にその手前で停止する。それ以上の速度では手前で停止しきれないが、速度を下げることによって事故の被害を低減させる。
事前にランプや音で障害物を知らせるから、それでもブレーキやハンドルなどで回避操作をしない例は少ないと思われるが、そんな緊急時に働く機構だ。基本はあくまでもドライバーを主役とするものだが、万一のときにカバーしてくれるのは安心につながる。
こうしたプリクラッシュセーフティシステムや追突軽減ブレーキは、各社からさまざまな機構が登場し、だんだんに進歩を続けている。最近では“ぶつからないクルマ”をキャッチフレーズにしたスバルのアイサイトが話題を集めており、これも同じ考えで作られた機構だ。交通事故のない社会に向けてさらに進化して欲しい。
S60にはドライブイーと呼ぶ新しいパワートレーンが搭載された。1.6Lの直噴ターボと6速ギアトロニックの組み合わせで、中低速域のトルク感ある走りを特徴とする。やや遅ればせながら、最近のダウンサイジングの流れに乗った設定だ。
排気量が小さくなるので絶対的な動力性能では劣る部分もあるが、ターボによるトルクの余裕で気持ち良く走れる。低速域のギクシャク感が解消されたツインクラッチの6速ギアトロニックと合わせ、本当にこれで十分と思わせる魅力的なパワートレーンである。
直列6気筒の3.0Lターボを搭載するT6は、S60のボディに対しては十分すぎる性能。このエンジンは4WDと組み合わされていて、300psを超えるパワーと440N・mのトルクで豪快な走りが可能。それでいて、時速100km、2100回転での高速クルージング中には、瞬間燃費計が14km/L台から16km/L台の数値を表示していたから、クルージング燃費はかなり良さそうだ。
シャシーはけっこうスポーティな味付け。特にステアリングはクイックでダイレクト感のある操舵フィールで、これがボルボのハンドルなのかと思わせるほどだった。硬めでしっかりした感じの足回りにも特に不満はない。静粛性が高まったのも良い点だ。
価格はドライブイーのベース価格が375万円とかなり安めの設定。実際に購入するには、前述のヒューマンセーフティを含むセーフティパッケージとナビゲーションパッケージを装着することになるから合計425万円になる計算だが、それでも競合車に比べて割安感がある。購入時にはこのふたつのオプションを必須のものと考えたい。
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プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2011年2月21日 15:37 [388404-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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---|---|---|
写真はS60DRIVe |
クーペを思わせるルーフライン |
センターパネルはフローティングタイプ |
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外観から想像するより広い室内 |
開口部中央はトランクスルーのレバー |
1.6Lでも力不足はなし |
日本では今年1月に発表されたボルボの新型セダンS60に乗ってきました。新型S60には1.6L直列4気筒ターボエンジン前輪駆動のDRIVe(ドライブ・イー)と、3L直列6気筒ターボエンジン4輪駆動のT6AWD SE、T6AWD Rデザインの3グレードがあります。今回はDRIVeとRデザインに乗りました。
S60は旧型も、4ドアセダンでありながらクーペのように流麗なルーフラインが特徴でしたが、新型はフロントマスクを尖らせ、フェンダーラインをウェーブさせて、さらにスポーティに見せています。ただ僕は北欧というと、人間らしさや優しさをイメージするので、新型のエクステリアがスポーティであることに、あまり感動は抱きませんでした。
キャビンに入ってドアを閉めると、カチッと硬質な音が響きました。これだけで、作りが良く安全なイメージを抱いてしまいます。センターピラーの太さもボルボらしさと言えるでしょう。外観から想像できるように、フロントウインドーの傾きは強めですが、圧迫感はありません。仕立てはゴテゴテしすぎず、洗練されていて、北欧の良心を感じます。新開発のナビの使いやすさ、グラフィックのスマートさも印象的でした。
シートは前後とも低めで、DRIVeはボルボらしく、体を優しく受け止めるような感触です。Rデザインはサポートがタイトになりますが、座り心地はガチガチではありません。後席の座面は落とし込まれていて、背もたれは寝ていますが、身長170cmの僕が座るとひざの前には約15cmの空間が残り、頭上にも余裕がありました。トランクは外観で分かるように奥行きが短めで、開口部がほぼ垂直面に限られるなど、クーペに近い作りです。
新型S60のボディサイズは4630×1845×1480mmと、それなりに大柄ですが、DRIVeの車両重量は1540kgと、その割に軽く収まっています。おかげで1.6Lターボでも力不足だとは思いませんでした。エンジンは1500rpmぐらいでトルクが明確に盛り上がる性格ですが、加速に唐突感はありません。5000rpm以上では音が耳につくようになりますが、吹け上がりは7000rpmから始まるレッドゾーンまでスムーズです。
DRIVeは6速デュアルクラッチ・トランスミッションを搭載しています。このギアボックスは、レスポンスはおっとりしている代わりに、発進停止はこの種のメカニズムとしてはかなりスムーズです。Rデザインの加速はかなり強烈で、滑らかさや静かさはさすが6気筒と実感させてくれましたが、実用上は1.6Lターボで問題ないと思いました。
乗り心地は従来のボルボと比べるとストローク感を抑えていますが、ゴツゴツ感は巧みにシャットアウトされています。目の詰まったカーペットを思わせるフィーリングです。RデザインはDRIVeに比べると固めですが、ダイレクトなショックはありません。
ステアリングの切れ味は、今までのボルボよりクイックになりました。実際よりも背が低くトレッドが広いクルマに乗っているような気がしたのは、安定性に秀でているからでしょう。特にDRIVeはパワーがない分、ペースを上げても思ったとおりのラインをたどってくれ、気持ち良く走れます。Rデザインはコーナーへの進入ではノーズの重さを感じますが、アクセルを踏んでいくと後輪に駆動力が配分され、旋回力を高めてくれます。
ボルボはこれまで、低速走行時の追突を回避する「シティ・セーフティ」を搭載してきましたが、S60では歩行者との接触も防止する「ヒューマン・セーフティ」も追加されました。ダミーの人形を使ったテストでは、約25km/hであれば衝突を回避しました。市街地走行時の事故防止に役立ちそうです。そして価格はDRIVeで375万円。このクラスの輸入車としてはお買い得ではないでしょうか。
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