エクストレイルの新車
新車価格: 199〜343 万円 2007年8月1日発売〜2015年3月販売終了
中古車価格: 19〜225 万円 (1,136物件) エクストレイル 2007年モデルの中古車を見る

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2020年10月29日 23:10 [591338-2]
満足度 | 4 |
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エクステリア | 4 |
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インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 4 |
2009年4月に納車され、乗り続けて11年。ただ、そう遠くない将来お別れすることとなりましたので、このクルマと過ごした11年間を振り返ってみたいと思います。
当初「世界初のクリーンディーゼル搭載」で話題となったこのクルマに少しだけ興味が沸いて試乗しただけのつもりが気が付けば買ってしまい、乗り続けて11年経ってしまいました。ただ興味があったのはクリーンディーゼルと6MTの部分だけで、エクストレイルという車種にはそれ程興味がなかったんですが、付き合っているうちにエクストレイルというクルマの「使い勝手の良さ」に気付き、自分の使い方では不満がないどころか、むしろ非常に満足していたために予定したよりも長く乗り続け、その結果思いもよらない保有年数になった感じです。
購入の直接のきっかけとなった「M9Rディーゼルエンジンに依るしたたかな動力性能」「6速MT搭載」は、最後まで魅力を感じて来た部分。これだけ走行性能が優秀で、しかも得られる性能の割には低燃費。経年によるエンジンノイズ増大化も殆どなかったように思います。かつて「クロカン四駆」が流行した頃に主流だったディーゼルエンジンを知る身からは、およそ想像が付かない程に環境性能/動力・走行性能が驚異的に進化して、「クリーン」と冠して現世に甦ったディーゼル車は実に魅力的で、手放すことなどまるで想像が付かなかったです。ただM9Rエンジンはややクセがあり、今どき珍しく過給の立ち上りが急峻で2000rpm辺りを境に加速が突然鋭くなる(!)ものの、したたかなエンジン特性のおかげかクセを理解して扱いに慣れてくればMT車ながらイージードライブも可能で(要するに必要最小限のシフト操作/アクセル操作で済む)、運転に因る疲労度が少なかったですね。使い勝手も申し分なく、むしろ満足していた部分が多かったです。そのおかげで今まで乗ってきたクルマの中では、このエクストレイル20GTが一番色々な所へ出掛けて色々なシーンで活躍した1台で、家族や趣味の仲間たちとの思い出もたくさん詰まった1台でもあります。写真を添えて紹介しておりますが「走れる・乗せられる・積める・運べる・泊まれる」どれを取っても無改造で対応し得るなんて素晴らしすぎます。
別れるには実に惜しいクルマですが、車齢11年を過ぎたため自動車税も15%程重課され(ディーゼル車は「クリーンディーゼル車」と言えど、11年を過ぎれば重課されます)、そのうえ経年劣化による不具合の修繕(各構成品の寿命、機能不全等によるパーツ交換等々)によって整備代も膨れ上がってしまうことで、これ以上維持したらエコカーではなくなってしまうため、残念ですがこれを書いた2020年以内にお別れの予定です。
ありがとう!エクストレイル20GT。
- 乗車人数
- 4人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2009年3月
- 購入地域
- 静岡県
- 新車価格
- 299万円
- 本体値引き額
- 30万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった24人(再レビュー後:20人)
2013年4月27日 00:02 [591338-1]
満足度 | 4 |
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エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 3 |
【エクステリア】
角張っていてスッキリしていると思います。見方によっては質素な感じもしますが、その分、飽きにくいかと思います。日常での使い勝手、或いは長距離移動での使い勝手を考えると、大き過ぎず小さすぎず丁度良いサイズでしょうか。
【インテリア】
フル装備ながら、一切の無駄がなくスッキリとしています。確かに内装を見ただけでは、とても300万もするクルマには見えなかったり、外装に同じく質素に感じたりもしますが、最初の内は良いが、その内に飽きてくるような余計な装備がなく、車内で暮らすわけでもないので、クルマの内装はこれで良いと思います。シートを含めファブリック主体の内装と、工夫の限りを尽くされた感じのある収納性は個人的に◎。
【エンジン性能】
M9Rクリーンディーゼル!これがなかったら、まず買ってなかったでしょう。低速からの強大なトルクのおかげで、1.7屯弱と決して軽くない車体が軽く感じます。高速の登坂、或いはワインディングの急な登り坂でも、シフトダウンをあまり強いられることなく、ごく僅かなアクセルの踏み足しで加速しながら登って行くしたたかさと、MT車ながら必要最低限のシフト操作で済むこと、或いは得られる性能の割にはアクセル開度が少なくて済むことに由来する疲労感の少なさは、「高回転・高出力型ガソリンスポーツ」などではまず味わえないでしょう(まあ、これはフィーリングの好み等もあり、どちらを「良し」とするのかは、人によって意見が分かれてくるので。。。)。昔のディーゼルに比べれば、エンジン性能に同じく音質/音量も改善されたものの、ある程度はカラカラ言うのは当然です。ただ巡航中の速度が上がるにつれ小さくなって行きますので、この辺と余裕のある動力性能に気を良くして高速を飛ばしていると、平坦路/下り坂だけでなく登坂路でもかなりの速度に達していることがありますので、それなりの注意も必要です。
【走行性能】
快適な乗り心地、ストレスフリーでしたたかなエンジン性能との相乗効果で、長距離走行も疲労感が少なく、この辺は当にGT(=Grand Touring)でしょうか。舗装路をごく普通に走る分には、特に申し分ありません。以外にも!?小回りが利くので、街中での走行性も良好です。
ただ、4WD性能(オフロード走破性)はあくまで「おまけ」レベル。ストロークの短い足、LOWモードもない簡素な四駆などでは、走破性は知れてます。CMやカタログ、或いは自動車関連サイト等のイメージだけで判断して、4WD性能に期待するのはあまりに早計。取説にも「オフロード走行用のクルマではない」旨、しっかり記載されてます。
【乗り心地】
重厚でしっとり感のある乗り心地で、巡航中の車内は静粛性も高く、そしてどの席も適度な開放感があり、精神的にも肉体的にも長距離移動での疲労感が少ないのは美点です。この辺に関しては特に短所らしい短所はないものの、欲を言えば荷室はここまで要らなかったので、ホイールベースをほんの少し後方へ伸ばして、その分だけ後席をもう少し後方にして、後席足元のスペースをもう少しだけ稼いでくれれば、更に良かったのでは・・・とも思います。
【燃費】
高速やバイパス道路では20km/L近辺、街中で12km/L近辺と、決して軽くないクルマながら、これだけ走ってくれれば上等です。しかもガソリンよりも15%程安い軽油ですので、燃料代は助かります。
【価格】
クリーンディーゼル搭載で、しかもその部分にお金が掛っているのは判りますが、正直「高い」でしょうか。ただ、同等のトルクを発生させるガソリン車(3.5〜4L)に比べれば大体6掛け程度なので、性能に対する価格となると、まあ納得かなとは思いますが、買う側にしてみれば「もっと頑張って欲しい」というのが本音です。
【総評】
各項目でも触れましたが、運転による疲労やストレスを感じることなく、長距離を快適に移動できるのは嬉しい限りで、前車より乗り換えてから、長距離ドライブの機会が明らかに増えました。ただ、色々な形態の車種(セダン/ワゴン、クロカン等々)の中間に位置するためか、1台で多用途に使える長所とは裏腹に、各々の形態の車種のように突出した部分が少なく、所謂「器用貧乏」みたいなところも、少なからず見受けられますが、そうは言いながら乗り換えて5年目。概ね満足しております。
【メーカーへの意見】
ポスト新長期規制を初めてクリアしたクリーンディーゼルを出しておきながら、その後は泣かず飛ばず。。。EV(電気自動車)も同じ。そうかと思えば今度はHV・・・今の日産、「何をしたいのか」がイマイチよくわからないというのが本音でしょうか?
走行性能と経済性を両立させる「クリーンディーゼル車」に味を占めてしまった今の状況で、個人的にはガソリン車に戻るのは難しい(ハッキリ言い切ってしまえば、もうガソリン車に戻れない)。エクストレイルだけでなく、他車種にもクリーンディーゼルを、願わくばお値打ち価格で!?展開して行って欲しいです。
【次期モデルへの要望】
まずは「クリーンディーゼル+6MT」の組合せは継承して欲しいのと、車体をこれ以上大きくしないで欲しいことでしょうか。それから、標準装備される防水シートですが、私のように「それが必ずしも必要ではない」ユーザーのために標準装備ではなく、防水シート/クロス地シートを任意で選べるように(現状、クロス地シートはオプション扱いなので)、グレードを細分して欲しいです。
- 乗車人数
- 4人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2009年3月
- 購入地域
- 静岡県
- 新車価格
- 299万円
- 本体値引き額
- 30万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった4人
「エクストレイル 2007年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2020年10月29日 23:10 |
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2020年9月2日 19:01 |
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2019年5月18日 00:32 |
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2018年5月27日 23:55 |
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2018年3月16日 12:50 |
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2017年6月28日 15:45 |
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2017年2月6日 09:48 |
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2016年10月1日 17:28 |
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2016年6月28日 23:13 |
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2016年1月15日 11:16 |
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