NW-STUDIO [ブラック/シルバー] レビュー・評価

2011年 7月28日 発売

NW-STUDIO [ブラック/シルバー]

樹脂筐体に最適化したダイナミック型ドライバーを搭載したインナーイヤーヘッドホン

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価格帯:¥―〜¥― (―店舗) メーカー希望小売価格:オープン

タイプ:インナーイヤー 構造:開放型(オープンエアー) 駆動方式:ダイナミック型 NW-STUDIO [ブラック/シルバー]のスペック・仕様

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NW-STUDIO [ブラック/シルバー]ninewave

最安価格(税込):価格情報の登録がありません 発売日:2011年 7月28日

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満足度:4.57
(カテゴリ平均:4.24
集計対象7件 / 総投稿数7
  1. 4 0%
  2. 3 0%
  3. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 3.86 4.19 -位
高音の音質 高音部の音質の良さ 4.29 4.15 -位
低音の音質 低音部の音質の良さ 3.57 4.12 -位
フィット感 装着したときのフィット感など 3.57 4.08 -位
外音遮断性 外の音を遮断するか 2.00 3.79 -位
音漏れ防止 音漏れを防止するか 1.86 3.79 -位
携帯性 コンパクトさ 4.00 3.86 -位
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  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

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満足度2
デザイン3
高音の音質4
低音の音質1
フィット感2
外音遮断性1
音漏れ防止1
携帯性3

インナーイヤータイプを好んで使うので、検証目的もあり購入してみました。
値段のわりに簡素なブリスターパッケージと、実物を見るとかなりチープな質感に割高感を覚えます。
 ゼンハイザーなどストリートラインシリーズではもっとチープなパッケージと、同じく安っぽい本体外観でも、それを超えた音で内部にコスト投入している事がすぐわかりましたから、NW-STUDIOも同じく見た目より音作りにコストをふったのかなと期待して開封。 説明書兼保証書にはシリアルナンバーのシールが貼られています。

 視聴。


 やってしまった、、、、、。

 どうにもAMラジオ的な中高域が突出した機械的な音で、バランスも何もあったものではありません。
 中高域の解像感(度ではなくそう感じさせるだけで実際解像度はさほど高くはない)と伸びはすばらしく、高い女性ヴォーカルやオペラ歌手の歌声など突き抜ける爽快感がある。 しかし楽器が鳴り始めるとスカスカ。 コントラバスの暖かな低音の包み込みが雰囲気を作る曲でも耳を澄まして聞き取らねばならなくなるし、ロックになればバスドラムはバスバスッと鳴らず小さくポンポンと。高めの男性ヴォーカルは極端に表現すれば電話越しに聞いているようなロボットサウンド。

 第一印象は最悪。 買った以上どこかに評価点をみいだしてやりたいのだが。

 低域は全滅。 中高域はメガ盛。 超高域はやや弱い。

 いわゆるカマボコ型の山を高域側にシフトしたような、いわばクジラ型とでもいう感じ。
 オーディオテクニカの製品全般の音に似ている。もちろんテクニカの製品では低域がメガ盛のものもありますが、全体として硬い印象。 なのでそちらが好みの方はかなり気に入るのではないかと思われます。
 逆にバランスを好むゼンハイザーやマクセル、ソニーの低域寄りセッティングのモデルが好きな方なら肩を落とすに違いない。 そちらで耳が標準になっていると実に安っぽい音なのだ。

 なお購入直前では酷すぎたのだが、ピンクノイズで20時間ほどエージングをした結果、随分と音がこなれてきた。ただ傾向までは変わらずバランスを欠いているのは同様であった。 中高域が痛い場合にはパッドの密度で調節するのが常套手段なので厚手の市販パッドに交換したところ若干刺さりが軽減され低域もやや出てきた。パッド選びは影響大故、購入者の方はぜひお試しください。

 最期の手段はグライコです。追従性はやはり4kHzあたりに敏感なところがあります。
低域は足してもあまり追従してきません。すなわち再生能力がこの大域では弱いことを示します。フラットな特性のものでは比較的どの大域でも追従しますので、この製品が決してフラット特性よりでないことが伺える一面です。

 かくしてグライコで調整してみると、低域は目をつぶれば、その特徴を生かして比較的明るく抜けのいい音を作ることができました。 ヴァイオリンやチェンバロなどなかなか。
イコライザーが使えないとつらいかもしれません。

 逆に再生機器側が篭りぎみだったり、何枚かベールがかかったような音だった場合、NW-STUDIOの特性がそれらを補完し、逆に刺さりぎみなところがスポイルされるのではないか?
試しにそうした癖のある現行CDウォークマンD-NE241に合わせてみたところ大化け。ダメダメだったD-NE241が音がよかった頃のCDウォークマンに一歩近寄り、かなりのバランスに。やりすぎで気持ち悪くつかっていなかったバスブーストがものすごく心地よく、ベストパートナーとなりました。

組み合わせで音を考える一例かもしれません。 いずれの製品もバランスを欠いていたからですが、時代により流行の音の傾向はあるように思います。最近多い高域が刺さりがちなイヤフォンにあわせてCDウォークマンの普及モデル(しか今はないですが)がわざと音質を変えてきていたとしたら、それは困った話かもしれません。 冴えない再生機器だと感じた場合に特性に癖のあるイヤフォンで調節するという狙いであれば一つの選択肢に面白いとおもいます。

 いずれにしうましてもNW-STUDIO、バランスを欠いた少々残念な音でした。
篭ったカナル型しか使ったことがなかった場合かなり刺激的ではありますが、インナーイヤーという形式であれば一般的に開放感がありますのでいろいろ同形式で視聴されることをお勧めします。



 

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

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