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2013年5月13日 00:33 [595566-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 4 |
| 操作性 | 3 |
| 機能性 | 3 |
ハイレゾ音源によるクラシック鑑賞では、最近録音された素晴らしい演奏を知る喜びがありますが、一方で数十年前から親しんできたCDの音源については、ハイレゾ音源ファイルが入手出来ないものも多く、特にクラシックでは、未だにCDを聴きたい場合が非常に多いと言えます。パソコンでのリッピングも考えられますが、数百枚のCDを全てリッピングする手間は膨大になってしまい、ファイル管理も大変です。
私は1996年頃からWadiaのCDプレーヤーを愛用し続けていますが、Wadiaの唯一の弱点は、そのトランスポート部分(よく知られているように、エソテリックのVRDSそのもの)に部品の劣化が起こることです。私のWadiaも、2004年に挿入したCDを認識しなくなり、スレッドギアを交換しました。今回、ほぼ10年振りにまた同じ症状が起こり、既に輸入元はアクシスからノアに移り、ノアでは旧いWadiaを修理不対応としていますので、万事休すかと思いました。幸い、独自経路で部品を入手してWadiaの修理をしてくれる販売店があり、現在修理中ですが、今後もCDを聴き続けるためにはトランスポートの確保が必要と考え、現在ほぼ唯一のオーディオ用トランスポートと言える本機を導入しました。
接続しているDACは、ハイレゾ音源用に愛用しているキャッスル電子の4399Qです。コアキシアル接続となります。
Wadiaでの再生を聴き慣れた耳にTL3N + 4399Qがどう聞こえるか、恐る恐るいくつかの愛聴盤をかけてみましたが、幸い満足出来る音が出ました。
マレイ・ペライアのピアノのタッチも再現出来、録音スタジオの空気の動きもわかります。朝比奈・東京都響のシューベルト「ザ・グレート」では、フォンテックの優れた録音が楽しめ、第一楽章コーダの朝比奈さんのうなり声も、その「念力」のような迫力を伴って聞こえます。クラシックCDの優れた演奏を聴く楽しみはそのままでした。
唯一Wadiaと差があるとすれば、ピアノの低音やコントラバスの音程がはっきりと聴き取れるかどうか、ペライアのタッチの変化がどれだけはっきりとわかるかだと思いますが、これはWadiaが修理から戻って来たとき、同時に聴き較べをしたいと思います。
操作性については、トレイ式のWadiaの方が簡単です。CDを入れる時、これまでは中央の孔と周縁を持ってトレイに入れていたのですが、TL3Nでは、中央の孔を圧しながらケースから取り出したCDを、周縁の2カ所で持ち替えてスピンドル軸に載せなくてはいけません。ピックアップやスピンドル軸が露出していて、指やCDが触れそうなのは精神衛生に良くないと感じます。
ベルトドライブの弱点として、楽章を飛ばすのに少し時間が掛かります。また、早送りの時のピックアップの移動音は、かなり盛大です。
しかし、それらを受け容れても、4399Qとの組み合わせにより、「今後Wadiaが完全に修理不能となってもCDを聴き続けられる」という安心感は、たいへん有り難いものです。
なお、TL3Nからのコアキシアル接続で、アーカムのrDACにも繋いでみましたが、パソコンからハイレゾ音源を入力した時にはそれなりの音を聞かせてくれたrDACも、CDの再生では4399Qに遠く及びませんでした。CD音源をきちんと鳴らすには、矢張りWadiaや4399Qのような、緻密で力強い音の出るDACが必要だと痛感します。
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