『ブラウン管からの乗り換えです』 パナソニック VIERA TH-P42S3 [42インチ] カムンさんのレビュー・評価

[カムン]

2011年5月15日 18:02 [409907-1]

満足度	5

デザイン	5
操作性	4
画質	5
音質	3
機能性	3
入出力端子	2
サイズ	5
静音性	5

ブラウン管からの乗り換えです

設置状況

【デザイン】
　プラズマ前面ガラスの質感にもよく似合うピアノ調で、安っぽいプラスチック感がありません。凝った曲線がないシンプルな形状は、他の家具などとも合わせやすいと思います。前面ガラスのプラズマは少なくなったので、小さな子が居る私たちにはありがたいです。
　敢えてマイナスを挙げるとすれば、一切角度を振ることが出来ない据置きスタンドでしょうか。視野角的には振れなくても問題ない訳ですが。

【操作性】
　各種設定などは難しさは感じませんでした。操作に迷っても画面で操作ガイドを呼び出せるので楽です。
　通常操作については、番組表など出ないアナログテレビからの移行である私には問題ないです。実家の他社液晶テレビに慣れている妻には番組内容や裏番組の確認画面が大げさでやりにくいそうです。

【画質】
　ブラウン管からの移行ですが違和感はありません。
　部屋の照明を落として映画などを見たくなる良質な黒色を表現しています。映像にとても奥行きを感じる時があります。実家にて他社同型の液晶に慣れている妻もS3の方が綺麗だと言っておりました。
　うちの場合は壁に間接照明のみしかないリビングに設置していますので、若干暗めに設定して丁度良いです。過去は明るさを云々されてきたプラズマですが、現在は既にそういう世代ではないですね。
　晴天の昼間では映り込みが気になりますので、近いうちに設置場所をソファと入れ替えて南壁に変更してみる予定です。しかし、映り込み自体はブラウン管時代にもあったことですので、数ヶ月もすれば自分が順応してしまうのではないかとも思ったりしています。

【音質】
　普通です。良くはありませんが、テレビ本体の音として不満とまではならないレベルかと思います。

【機能性】
　USB・SDの録画は未だ試せていませんが、１チューナですのでオマケ程度だと考えています。
　デジタルカメラ等の内容表示ですが、パソコン等と比べるといけないのかもしれませんが、操作に対する反応がモタついてイライラしました。

【入出力端子】
　少ないです。私達には充分ですが。
　多数のビジュアル機器をシンプル・綺麗に配線したい方には、別途セレクタなどが必要ですので向かないと思います。

【サイズ】
　満足です。
　２〜３ｍの距離で視聴していますが、普通に没入できます。

【静音性】
　15kHzまでしか聞こえない耳の評論ですが…。
　主電源投入時に小さなノイズのような音がジジジと１〜２秒程鳴ります。動作中は全くＧ音ありません。ファンの音は小さな外付けHDD等のファン位のもので、消音して画面に鼻が付く位近づかないと聞こえません。
　全て気になるレベルではありません。

【総評】
　価格対比でも発売時期で考えても、とても満足です。
　新開発のプラズマパネルだということも、消費電力が下がったことも、とても良いことではないでしょうか。エントリーモデルというものは、あれこれと中途半端になりがちなもの。そういう位置にありながら、基本機能である画質を大切にしながら、入力端子・セレクタ・スピーカー等で削ったというのは、素晴らしい手法だと思いますし、評価できるポイントだと思います。

視聴目的

バラエティ

アニメ

ニュース・報道

映画・ドラマ

スポーツ

ドキュメンタリー

その他

設置場所

リビング

広さ

8〜11畳