『BMW 525i （E60前期型）での印象。』 ダンロップ LE MANS4 LM704 225/55R16 95V ぽんた＠風の吹くままさんのレビュー・評価

[ぽんた＠風の吹くまま]

2012年4月25日 13:40 [500201-1]

満足度	4

走行性能	4
乗り心地	4
グリップ性能	3
静粛性	5

BMW 525i　（E60前期型）での印象。

BMW 525iに装着しました。非バルブトロニックの前期型です。
標準装着のピレリP７からの履き替えです。

【走行性能・グリップ性能】
エコタイヤとしては最良？のウェットグリップを誇るこのタイヤ。
ドライグリップについてはまずまずの印象です。
前後へのトラクションはよくかかりますが、左右へのグリップはいまひとつ。
P７に比べると、少しアウトサイドに流れるような印象があります。
ただし、これは現在のチンチュラートP７ではなく、素のP７との比較です。
ウェットは攻めないので、ブレーキが良好とだけ報告します。

【乗り心地・静粛性】
さすがにルマンシリーズだけあって、スムーズな感じが好印象です。
高速を90km/h程度で走っていて、気になるのはエアコンの送風音。
エアコンを切ると、エンジンとの対話の時間が訪れます。
ハイグリップなタイヤでオン・ザ・レール感覚を楽しむのもBMW流ですが、
こうして、ただエンジンの息吹を感じながら走るのもまた一興です。

まったく無音という訳ではなく、荒れた路面ではザーという音が聞こえますが、
それが響き渡る感じではなく、ただ音がしているな、という風に聞こえます。
ダンロップ自慢の特殊吸音スポンジは良い仕事をしているようですね。

【総評】
このタイヤに交換して、高速と一般道が半分ずつの状況で、
だいたい8.5km/lから、8.8km/lに伸びたと思います。（あくまで参考）
私の場合、旧タイプのP7より3.5%の燃費向上があった訳です。
乗り換えてみて、セダン用タイヤとしてP７はさすがだなと改めて感じました。
チンチュラートP７にしておけば良かったかな？とも思いましたが、
今となっては貴重な直６エンジンの息吹を聞くのも悪くないなと、
そう思いながら、静かな時間を楽しんでいます。

大人の雰囲気なのに、タイヤ側面のデザインが最悪なので４点で。

車タイプ

セダン