ELECTRONIC FLASH EF-610 DG ST ニコン用シグマ
最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 発売日:2010年12月17日

2022年12月3日 15:21 [1654189-1]
満足度 | 1 |
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光量 | 4 |
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携帯性 | 3 |
操作性 | 2 |
機能性 | 3 |
このストロボ「ST」と、改良?機 EF-610 DG 「SUPER」 を使ってのレビュー。
【光量】
純正のフラッグシップ機、SB-910やSB-5000と同等。
特に問題無し。
【携帯性】
SB-910と同等。
【操作性】
ボタン類が純正よりあるので、慣れるとある意味使いやすいが、純正との併用では迷う事も多々ある。
ボタンは小さく押しにくい。
【機能性】
この値段(メーカーアウトレットで一万円以下)で純正フラッグシップ機と同等光量、同等の機能性があるが···
この「ST」の改良版後継機が「SUPER」だが、改良点はTTLの安定性との話。
その「SUPER」のTTLモードでは、純正よりも微妙に(1/3EV程度)明るめに発光するようで、それがかえってスナップなどの人物撮影にはちょうど良かった。
Nikon純正だと、人物撮影では少し暗めの発光になるので補正が必要だったが、このシグマストロボでは補正が不要。
PCでも人物の顔の明るさを補正しなくても済むのは有りがたい。
ハイスピードシンクロも出来る。
ただし… (※ここからが重要)
購入した「SUPER」では、D500へ装着しての使用で、不発光が何度も起こった。
それは20コマ中、7コマ不発光などという高頻度で起こるので、(ボディ側に問題が無い事を確認し)2度修理に出した。
修理上がり後は頻度こそ減ったが、不発光は起こるので、いい加減嫌になってしまった。
シグマの対応は悪くはないのだが、実際に二度も修理に出して直らず、まともに使えないようでは意味がない。
仕事レベルではもちろん使えない。
また不発光と同時に、電池蓋の脱落(一度外れるとどうハメ直して良いか解らない構造)、バウンスパネルの脱落もあった。
さらに言うと、電池の入れ方(プラスマイナスの向き)が非常に判りづらい。
電池蓋の裏側に向き表示(とても見にくい)があるのだが、それが勘違いしやすい表示となっている。
何度かプラスマイナスを真逆に入れてしまい撮影現場で焦ってしまった。
この表示は本当に判りづらい。
純正その他のストロボを数十年何十台と使って来ているが、こんなおかしな表示は見たことが無い。
シグマの設計者はよく考えるべき。
レンズもそうだが、シグマは変にデザインに懲りすぎる傾向が昔から有り、それが全く“用の美”になっていないどころか、逆に“非常に使いにくい”ものとなっている。
シグマのデザイナーはよく考えろと言いたい。
【総評】
純正の予備になればと、この「ST」(TTL不安定でスグに売却済)、その後に最後の確認の意味も含めて、後継機の「SUPER」を購入してみたが、非常に残念だった。
共にSB-5000やSB-910同等光量の、フル機能TTLストロボとして期待しての事だが、上述のように不具合も大きく、まともに修理も出来ずに使えない製品だった。
やはり、現代においてもシグマストロボは“駄目”。
シグマ開発者は悔しかったら、レンズと同じくらい力を入れて開発してみろと。
デザイン優先で(レンズの外観等も含む)、「用」をなさない製品を作っても仕方が無い。
超安価なので純正の予備、一台目のストロボ、または高価な純正の代わりに、このストロボを購入したいと思っている人もいると思うが、いくら安いとはいえ、こんなストロボは“絶対”に買ってはダメ。
撮影労力のムダと安物買いの銭失いとなるのは必至。
このストロボを買うくらいなら、フリマサイト等で1.5万円程度でSB-700の出物(あまり使われていない新同品)を狙ったほうが断然良いです。
あ、そうそう、このストロボはZシリーズボディには対応していないので、その点にも注意!してください。
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