AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
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2015年7月7日 23:33 [839791-2]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
3514G 夜明け |
3514G 接写 |
3514G 夜景 |
3514G ポートレート・玉ボケ |
3514G 夜景 |
3514G 街角スナップ・ボケ味 |
本レンズ「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G(以下3514G)」を購入してから1年以上経ち、その間様々なものを撮影してきましたので評価させて頂くものです。また「3514G」の他に「24mmF1.4G」「58mmF1.4G」なども日常的に使用しておりますので、それらレンズとの比較も交えてこのレンズに対する印象を挙げさせて頂きます。
本レンズは35mmという扱いやすい焦点距離と言う事も相まってオールマイティに使用でき、本レンズでの撮影対象は夜景・スナップ・ポートレート・テーブルフォトなど多岐に渡っています。
また、24mmの広角レンズにして反則級のボケ味を持つ2414Gや、夜景での点光源再現性、近接でのボケ味および遠景での切れ味に特化する5814Gと比較すると、3514Gは一見して際立った特徴の無いレンズと思われがちですが、1年間様々なシーンで3514Gを用いて撮影した結果、やはり3514Gは「ナノクリF1.4Gシリーズの名に相応しい超高性能レンズ」だと確信するに至っております。
<夜景性能>
3枚目の作例は3514Gで撮影した夜景になります。
ニコン・イメージングの3514Gの作例ページに飛びますと「夜景や星の撮影に高く評価されたNoct-Nikkorの思想を受け継ぐ描写力」との一文を見つける事が出来ますが、これはまさにその通りで、3514Gは5814Gに匹敵する夜景性能を持ち合わせたレンズです。
点光源再現性については絞り開放の画像を等倍観察すると隅に小さなサジタルコマフレアが認められるものの、それとてF1.6, F1.8, F2と絞りこむうちに目立たなくなり、F2.2でほぼ消失します。これは点光源再現性に特化した5814Gと同等の性能で非常に驚かされました。
解像力については開放から2段絞ったF2.8で既に素晴らしい解像力を発揮しますが、さらにF4、F5.6と絞ると怒涛の如く解像力が高くなります。F8、F11まで絞っても良いのですが、絞り込んだ時に発生する光芒は円形絞りが故に35mmF2Dの方が美しいと個人的には感じます。
サジタルコマフレア・解像力・光芒の育ち方などを考慮すると、本レンズにおける夜景スィートスポットはF4〜F5.6程度の範囲であり、逆に言えばここまで絞ってあげるだけで十分以上の描写性能を発揮するレンズだと個人的には考えております。画面全域に渡って緻密な描写をする3514Gの夜景は、その他一般的な普及レンズでは到底到達できないものと判断しております。
補足として各絞り値におけるサジタルコマフレアの検証画像を以下に載せていますので、興味のある方は参照いただければと思います。
http://www.shinzou0321.jp/photo/tea-time/lens/3514g-004.html
また1枚目のように丁度夜明け前に光が当たり始めるビルの描写などを見るにつけ、撮影者の期待を上回る素晴らしい質感描写をしてくれるレンズです。4枚目の作例含め、5814Gとならび夜景は3514Gに任せればまず間違いないでしょう。
<ボケ味>
全てのF1.4Gシリーズに共通する事ですが、例外なく3514Gも非常に美しいボケ味を持ち合わせたレンズであります。どのような距離感で撮影しても、合わせたピント面から前後に向かってボケるボケ味が大変美しいレンズで、2線ボケなど発生する事はほぼ皆無です。ボケ味の美しさはポートレートや、例えば6枚目のような街角スナップで大変重要だと考えておりますが、このボケ味をもってしてもダメと感じられるのでしたら、他に選べるレンズはかなり限定されてしまうと思います。
木漏れ日やイルミネーションを背後に撮影した時に発生する玉ボケについては、F1.4開放付近ではレモンで、4枚目のようにF2〜F4程度の条件では非常に美しい玉ボケが楽しめるレンズとなっており、この美しい玉ボケも単焦点レンズの特権と感じます。
<接写>
レンズ毎に過去の撮影データを集計してみると、私が所有する全てのレンズの中で撮影枚数および持ち出し回数が最も多いレンズがこの「3514G」となっております。これは35mmという見た目に自然な焦点距離および、目にとまった被写体に好きなだけ寄って撮影できる「扱いやすさ」によるものです。個人的には所有する全レンズの中で最も扱いやすいレンズです。
2枚目の作例はたまたま目にとまったマンゴーの山を接写したものですが、表面に塗布されたワックスや表皮の質感、向かって左側から光があたり、右側にかけて暗くなる陰影、そして深部に向かってボケて行く美しいボケ味など、素晴らしいものがあります。まるで手に取れてしまうかのように描写する「質感描写力」は流石と感じます。
<明るさ>
個人的には定石通り1〜2段絞った位がそのレンズの美味しいところ。と考えておりますが、本レンズは言わずもがなF1.4レンズであります。本レンズは開放から使える性能を持ち合わせておりますが、1段絞ってF2、2段絞ってF2.8、3段絞ってもまだF4というこの「余裕」は、建築物や夜景撮影など、ギリギリのシチュエーションになればなるほどその価値が際立ってきます。
<まとめ>
「3514G」はその他のナノクリF1.4Gシリーズや、その他魅力的な35mm単焦点と比してイマイチ目立ってないとの評価をされがちですが、私の印象は全く異なっております。今回挙げさせて頂いたように3514GはナノクリF1.4Gシリーズに相応しい超高性能レンズに仕上がっていると感じます。特に夜景描写およびボケ味、そして手に取れるような質感描写性能は素晴らしいものがあります。35mm単焦点レンズは素晴らしいレンズが豊富に選べる激戦区ですが、個人的には3514Gもお勧め出来る一本です。
- 比較製品
- ニコン > AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
- ニコン > AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
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(レンズ > AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED)5
三浦一紀 さん
(レンズ)
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