DAC1 USB [Silver]


よく投稿するカテゴリ
2014年3月16日 19:35 [696310-2]
満足度 | 3 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
音質 | 4 |
操作性 | 5 |
機能性 | 4 |
ほぼヘッドホンアンプとしてのみの使用です。ヘッドホンはHD650がメインです。
【音質】
日本の電圧100Vでは、本機の性能はしっかり発揮できないように思います。
電源昇圧をしますと低域がしっかり出るように音に伸びやかさがでます。
またボリュームの質が悪くギャングエラーを避ける音量が非常に大きいため
HD650、T1等の能率の悪いヘッドホンしか使用できません。
以前XLR出力を使ったヘッドホンの直接のバランス駆動について書きましたが、
DAC1のマニュアルによるとXLRの出力インピーダンスが
内部のアッテネーター 0dB時→60Ω 10dB→1600Ω 20dB→500Ω 30dB→160Ω
となっており0dB時以外は音が歪んでヘッドホンの駆動には適さないようです。
また0dBだとギャングエラーが大きすぎて使えません。
やはりDAC専用として使用するしかないようです。
参考になった0人(再レビュー後:0人)
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
2013年11月3日 10:17 [646023-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
音質 | 5 |
操作性 | 無評価 |
機能性 | 無評価 |
デザイン:コンパクトでかっこいいと思います。
音質:クリア,明瞭,カッチリ,クッキリ,どの表現も同じような表現ですが,俺は良いと思います。
操作性:電源ボタンが無いのが残念。ただ業務用ではこれが普通なのかな?分からないけど・・・。なので無評価。
機能性:特に不自由感じたこと無いけど,分からないので無評価。
満足度:5星。
DAC1-USBを7年位前にフジヤエービックさんで購入しました。当時は今より円安で15万円強した覚えがあります。支払いの際手が震える感触があったこと,買った後に「本当に買っちゃってよかったのかなぁ」とかなり後悔したことを今でも覚えています。
購入に至った経緯ですが,当時は「良い音」って何だろうと思っていて,高いものを買えば良い音を得られるのかなと考えていました。手始めに出口のヘッドホンにお金をかけ,その後はdr.dac2やらAT-HA25やら色々買ったような記憶があります。色々迷っているときに,エービックさんで予算12万と伝えたところ,「だったら断突でbenchmarkのDAC1!」と推されました。今思い出しても「セールスの推し」というより「店員さん個人の好みの推し」があったと思います。ただ,その店員さんが元は放送業務もされていて色々な機器類を扱っていたこと,知識が豊富であったこと,DACとは何か,アンプとは何かをネットで言われていること,メーカーで言われていること,店員さん自身の考え,開発の一般的な経緯等々色々と教えて下さり信用して買うことにしました。※余談ですが今でもその店員さんとはやりとりします。
今思うのは,多分ですがどの機器買っても最後は自分がその音を好きか嫌いかであって,お金をかけた分の見返りが来るかどうかは分からないという考え方です。そうして次に思ったのが,5000円で作られたものでも自分には10万の音に聞こえるかもしれない(勘違いしてしまうかもしれない)不安です。つまり,「原価が見えにくい世界」ということです。
正論でいくと「納得してお金だしたならそれでいいじゃん」となるのですが,この正論,響きはよくほとんどの人が言い返せないのですが,裏返して言うと「いくらで売っても(いくら利益を上げても)良い」ツボ商法になっちゃうんですよね。と・・・,この辺のニュアンスが通じるかどうか不安ですが・・・,これ以上いくと話逸れるのでここまでにして・・・,話を戻します。
※ ネットで見て驚いたのはパイオニアのDVDプレーヤーとほぼ中身が同じものが米国で140万であった事例,GRADOのヘッドホンアンプRA-1を分解したら中身が3000円程度で作れるものだったという事例。
DAC1-USBはどの程度のコストがかけられて作られたかは俺には知る由もありません。ただ,業務観点,作り手や売り手側から見るとものすごいコストパフォーマンスなのだそうです。
さてさて,購入当初は色々と不安と後悔のあったDAC1ですが,転機は購入してから3年ほど経過したころでしょうか。まずはスピーカーシステムでその違いを実感しました。タコ足配線の電源の都合でDACをはずしてスピーカーシステムに内臓のDACを使うことになりました。なぁ〜んかいつもと音が違うなぁと漠然と感じました。最初はスピーカーの位置やら何やら変えてみたりしたのですが,1週間くらいしてからもしかして!と思ってDAC1を引っ張り出してきてつないだら記憶どおりの音になりました。本当に微妙な差だと思うのですが3年も使って頭に刻まれた音色があったのだなぁと実感しました。DACで大きな差になることは無いと思うのですが,少なくとも俺は音の微妙な差異を感じ取れました。次の転機は購入してから5年ほど経過したところです。ヘッドホンアンプとしての性能も実はすごかったんだなぁということを実感しました。購入から5年以上経ちましたが,今では大満足しています。
(※と,言うよりヘッドホンアンプによる音色の差こそあるものの,音質に変化は特には無いですね、、、と感じました。だったら「増幅器」として捉えた場合,DAC1の内臓アンプも味付け無しに純粋に増幅させる機械としては非常に優れていると思います。イメージとしてはDAC,アンプ別々の方が良いという方もいますが,とりあえず俺はそうは思いませんでした。)
今思えば販売員達をも魅せるその商品力,まだまだ俺には理解できない部分がたくさんあるけど,本当に良い商品なのでしょう。今は購入して本当に良かったと思っています。※dr.dac2, HP-A8等比較してみたい機器はあるのですが,お金と比較する時間(2年くらいか?)をかける気になりません。もうBenchmark社とエービックの店員さんを信じます!(なのでタイトルに信用問題と含まれるわけですが・・・)
最後に,「騙されないように自分で知識を持つことは大切だ」と言う方いますが,メーカーや販売員の方々の知識に追いつく必要は無い(実際はメーカーの知識に追いつくことは無理です。)と俺は考えています。むしろ自分の知識は「知っているつもり」になることが多く,その道のことはその道の人に聞くのが一番と思います。
まぁ,かくいう私も分野は違えとメーカーサイドの人間なのですが,総じてお客様は人の話を聞かない,または信じない方々が多いので・・・(苦笑)。まあ,この辺は販売経験をお持ちの方であれば何となく分かって頂けるかと・・・。
※ 自分で調べて知識を持つことを否定しているわけではありませんよ?
※ それからかなり荒削りな言い方ですが,メーカーにとって一般消費者はお客様ではありません。メーカーにとってのお客様は問屋および小売店になります。(一般消費者を無視しているという意味ではありません,一般消費者がお客様ではないと言っているわけでもありません。)
※ こんなレビューになってしまいましたが,最後まで読んで下さりありがとうございました。
参考になった4人
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
2013年1月15日 12:38 [565121-1]
満足度 | 3 |
---|
デザイン | 無評価 |
---|---|
音質 | 無評価 |
操作性 | 無評価 |
機能性 | 3 |
■DACとして
・ノイズが少ない
・カッチリした音というレビューが多いが、どちらかというと少し柔らかい音
・全体的に音が薄く、上ずっており、芯が弱い
■ヘッドホンを繋いだ音
・上も下も伸びきっておらず、ばっさりカットされている
・音の数が多く、音の定位は特徴的
・ボリュームをかなり大きくしても耳が痛くならない
■まとめ
アップサンプリングされた音そのもので上ずった音というのが気になります。
DAC1は解像度が高いと言われていますが、音が少しぼけているため音のつながりがスムーズに聞こえてくるだけなので音の分離や定位は犠牲になっています。
美音系と割り切って環境を整えてやればすっきりした音が狙えると思いますが、アンプ選びが大変そうですね。
ヘッドホン出力は微妙なので、良いものを一台持っていれば使わなくなるかも。
ヘッドホンメインで音楽鑑賞用に複合機を探している場合はこの機種は避ける方が良いと思います。
ノイズが少ない点は良いですね。
自分がDACからアンプまでは味付けを排他してスピーカーで音を作るというスタンスなため、DAC1にはあまり魅力を感じませんでした。
参考になった2人
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
2012年5月22日 11:02 [507593-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 無評価 |
---|---|
音質 | 無評価 |
操作性 | 無評価 |
機能性 | 3 |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|
![]() |
||
評価機はFocal CMS40です。
ケーブルはSidera マスタリングブランドケーブル Sidera Ai SD-9003です。
「インとアウトをイコールに」のコンセプトで設計されたマスタリングケーブルです。
電源ケーブルは富士電線VCT/VCTF 2.0sq*3で統一。
コンセントプラグは非メッキプラグ(Marinco)です。
IECインレットはすべてK+Bです。
PCはドノーマルですが電源200V。(L6-20 アメリカン電気プラグ)
DAC1も電源200Vです。(L6-20 Marincoプラグ)
RME HDSPe AIOをDDCとして使用しています。
AIOのAES/EBUブレイクアウトケーブル直結です。
音質はストレート、ニュートラルです。
下味のしっかりした塩ラーメンくらいのあっさり風味です。
Music TO GO! によるところ、ジッター排除のため110Khzにアップサンプリング?されてるようですが、アップサンプリングによる副作用(線の細さ)などは感じません。
レンジ(高低域伸び)は増しますが、奥行き、音の太さは十分にあり、ニュートラルで、色づけは皆無。
AIOと比較してもうすっぺらい印象はなく、音の浸透圧が増す印象。
Lavry DA11やMytek Stereo192-DSD DACなど気になりますが、差額を考えるとヤフオクで流通量が多く安価で定番のDACなので入門用としてオススメできます。
ただし、前段後段、電源しっかりした環境でないとうすっぺらい音になる印象はついてしまうかもしれません。
この機種の難点は、電源スイッチがないこと、ヒューズ切替式による電圧変更だということ。
付属ヒューズは110V設定から220V設定に戻すのを忘れて3セットとも飛ばしてしまいました。
CATのSCFU-MZ(1A)に交換しましたが、コイツは若干張りが出て、重心が上がり、弱ドンシャリぽく聞こえます。
いいヒューズですが、CMS40の場合バスレフ(60Hz以下担当)の音圧が上がる傾向にあるので、
ちょっとうるさく感じる印象です。
メッキ臭ぽいと言うか、若干音がカサつくかな?
安定性-本体は不安定になることはないが、電源スイッチがあればヒューズ飛ばさずに済む、
ヒューズ式でなければヒューズ飛ばないしヒューズによる音の変化もないので-1評価
音質-AIO単独を3とするとDAC1追加分含めての総合評価は4
機能性-シンプルでありふれた機能だと思う。
入出力-商業機として極標準的な入出力
満足度-リファレンスとして長く愛用できるコストパフォーマンスだと感じる。
参考になった4人
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
2011年10月2日 15:38 [444050-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 無評価 |
---|---|
音質 | 無評価 |
操作性 | 無評価 |
機能性 | 無評価 |
![]() |
||
---|---|---|
DAC1とMDR-Z1000 |
私の所有機はDAC1-USBではなく、無印DAC1となりますが、価格の製品に登録されていなかったので、こちらにレビューさせていただきます。
また、ヘッドホンをメインに使用しているユーザーとしてレビュー致します。
【安定性】
音が途切れたりすることなく快適に使えております。
流石、プロ仕様というとこでしょうか。
【音質】
一言で言うなら精確です。
ソニーのモニタリングヘッドホンZ1000に繋ぐ事でスタジオモニター気分を味わうことが出来ます。
音像が明確でぼやけた感じが一切しないので音楽編集する方にもお勧めです。
ですが、内蔵アンプは割りと音楽的な鳴り方ですので音楽鑑賞にも十分に耐えうります。
音に脚色を感じないタイプですので、ヘッドホンの相性も特にないと思います。
ヘッドホンを選ぶというより人を選ぶ印象です。前述の通り精確ですので、ゆったりと聴きたい人にはちょいと合わないかと思います。
ただ、一音一音聴きたい人にとっては至極のDACとなるでしょう。
【入出力端子】
無印はデジタル入力でXLR、同軸BNC、光入力があり、アナログ出力にXLR、RCAがあります。
DAC1-USBはそれに加えてUSB入力があります。
【総評】
発売してから7年以上経ちますが、いまだに売れている機種です。音像重視、ヘッドホン鑑賞を主とする方には特にお勧めです。また、ドライブ力がとても高くZ1000のように低インピーダンスのものからT1のように高インピーダンスのものまで軽くドライブ出来ます。
内臓アンプの質もとても良く、このアンプを超えるヘッドホンアンプは10万クラスからとなります。
音に脚色を求めない、ヘッドホン鑑賞を主とする方には特にお勧めです。
定価20万円以上の機種ですが、円高で安いのも良いですね。
参考になった6人
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
2010年9月20日 11:51 [343336-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 無評価 |
---|---|
音質 | 無評価 |
操作性 | 無評価 |
機能性 | 3 |
![]() |
||
---|---|---|
潔いほどシンプルなフロント・フェイス |
DAC/HPA複合機が百花繚乱する今日のきっかけを作ったのは、おそらく本機とAudioTrackのDr.DACの評価と人気でしょう。本国で発売されたのは2003年か2004年ごろだったと思います。レコーディング・エンジニアの間で評判になりほどなく定番アイテムのひとつになりました。現在までにDAC1は亜種をいくつも誕生させ最新のものはHDRとしての機能を有するものまで出現しましたが、ベーシックな部分は発売当初から大きな変化はありません。それだけ完成度は高かったと言えると思います。
音質傾向:
プロ受けするだけの解析的な解像度はやはり象徴的です。ソースの微細な部分までしっかりフォーカスされますし滲みがありません。シンセなどの異なる音色が重なり合う様も丁寧に鳴らし分けるタイプです。好みの別れるところでしょうが、個人的には個々の音色のエッジがかなりキツく感じますしシャープ過ぎる印象を受けます。アコースティック楽器はハーモニックスやピチカートが飛び抜けて鮮明ですが少々不自然に聴こえることがあります。クッキリハッキリする反面である種の強調感誇張感を持っている感じです。レコーディング・モニターとしてエフェクト処理やトラックの繋ぎなどの確認などでは重宝しますが、楽器本来の音色の確認を行うなら、ちょっと違うかな?というタイプです。
HPAとしても傾向は変わりません。S/Nはスタジオ・コンソール並ですからスピーカーで再生するよりも一層情報量と解像度が高く感じるのではないでしょうか。上質なアナログ・ヴォリュームを採用していますし、ミドルクラスのプリメイン・アンプかと思わせるほど強力な電源部のおかげでインピーダンスの低いヘッド・フォンも余裕を持って鳴らしてくれるものと思います。
機能性:
出入力形式はとても充実しています。音源制作関係者からはFireWireが装備されていればという声が聞こえるかもしれませんが、コンシューマ・オーディオとして見ればこれだけ揃っていて不満に感じる方はまずいらっしゃらないでしょう。
機能はむしろシンプルな製品です。DACとHPA、この2つの用途を掘り下げています。それ以外の機能はDAC1のシリーズ製品として機能追加しています。
総評:
このクラスの解像度で初めて音楽を聴くと驚かれるだろうとは思います。ファースト・インパクトは恐らくかなり鮮烈なはずで「音が良い」と即座に感じる方が多いはずです。ただし顕微鏡を覗きこむ様なタイプでソースに対して冷ややかですし解析的かつ客観的な製品です。心地良く音楽を楽しめるのかと問われると疑問が残る製品です。
参考になった17人
このレビューは参考になりましたか?
ヘッドホンアンプ・DAC
(最近3年以内の発売・登録)






(ヘッドホンアンプ・DAC)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス
