

評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
操作性![]() ![]() |
4.11 | 3.82 | -位 |
グラフィック![]() ![]() |
3.26 | 4.11 | -位 |
サウンド![]() ![]() |
4.44 | 3.94 | -位 |
熱中度![]() ![]() |
4.10 | 3.79 | -位 |
継続性![]() ![]() |
3.77 | 3.51 | -位 |
ゲームバランス![]() ![]() |
4.20 | 3.52 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
レビュアー情報「総プレイ時間:21〜50時間」で絞込んだ結果 (絞込み解除)
よく投稿するカテゴリ
2010年5月8日 01:28 [312196-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 3 |
---|---|
グラフィック | 2 |
サウンド | 5 |
熱中度 | 4 |
継続性 | 3 |
ゲームバランス | 4 |
独特な雰囲気を持つ鬱ゲーとして評判のPS2ドラッグオンドラグーンのファンだったので、cavia製作のソフトは前から注目。ゲームとなると操作性やバランスといった点を気にする方が多いと思うが、正直ゲームらしいゲームをとことんやりこみたいハードゲーマーには不満の多いソフトだと感じる。このソフトの持ち味はずばり、希望と絶望の狭間をうろつくような浮遊感たっぷりの神秘的なスト―リーと、caviaならではの独特なキャラ設定、そして透き通るような声が流れる多種多様なBGMである。ファンとしてはやはりそちらを押していきたい。
操作性、ゲームバランス:
アクションRPGとしては普通だが、PS2時代DODで様々なコンボを流れるように出せた割には、単調な攻撃、やたら便利すぎる魔法、強すぎるガードと、ちょっと作り込み不足な点を感じる。せめて武器ごとに変わる何かがあれば、その他のやり込み要素と相まってボリュームが出たと思う。
敵は種類が少ないが、動きがなかなかテクニカルで、目の前でちょろちょろして空振りを誘ったりもする。ボス戦はステージや形態を生かした映画的演出が多く、流れに沿えば簡単に倒せるものばかり。ザコ敵がちょっぴり強めで、ボスが弱いというのは珍しい気もする。2週目以降はレベル維持で敵は同じなので、より深まるストーリーを楽しむ以外に要素は無い。戦闘メインの方は注意してほしい。
グラフィック:
PS3の今時のソフトでこのレベルは低いと言わざるを得ない。町中のような全景を見渡すと細かい部分が気にならずとてもきれいに見えるのだが、イベントシーンになるとやはり違和感を感じる。人物の表情の表現等はしっかりとできているだけに残念。建物内の人形劇風の演出は好き嫌いが分かれるところ。これ以外にも言えることだが、こういうゲームなんだな、と割り切れるかが問題。
サウンド:
個人的に5点でも足りないくらい。主に女性ボーカルによるコーラスが様々な形で組み込まれており、美しくも不気味なフィールドにマッチしている。シーンの展開に合わせてBGMが自動的に切り替わる演出も多用されている。敵を倒すと何やら人の声がゴニョゴニョっと聞こえる効果もなかなか斬新。不気味なので嫌な人も多そうだが。
熱中度、継続性:
プロローグからドカンと伏線を張られ、謎が謎を呼びながら核心に迫っていく。ローディング画面に稀に登場する黒い日記によって、核心をチラ見させられる感覚は鳥肌物。そのためストーリーを早く追おうとするのでサクサク進めようとする人が多いのではないか。クエスト等細かいお使い的やり込みもあるが、全く必須では無いためあっさりとエンディングまで行ってしまう場合が多いと思う。そういう意味では熱中できるが、長時間はできない。マルチエンディングで何周もプレイするのが基本なのだが、2週目以降は中盤から始まるので終わるのはもっと早い。(序盤のやり残しはどうやら回収できないらしいが・・・)武器の強化等、自分で何か全クリア前目標を設定するといいかも。ただ得られるものはあまり無い気もする。
全部読んでいただくとわかると思うが、ゲームらしい楽しさを求められては困るソフトだと思う。ストーリー、演出含め、従来のゲームの常識を無理に突き破ろうとしている節が多々見られる。別ゲームのパロディも満載だ。これは駄目だろとなりやすい、いわゆる神ゲー認定ができにくいゲーマーの方は買う前に少し考えた方がいいと思う。
そして、CEROがDである。個人的にCEROの中で意味の出始めるレベルと思っている。不気味なもの、気持ち悪いもの、ちょっとショッキングな展開、そういう類が嫌な人が買うゲームでは元から無い。17歳以上対象、となっているのはそれ相応の意味がある。小説や映画、マンガ、ドラマ等で様々なものを見てきていろんな感覚と耐性を付けた方が楽しめると思う。少なくとも、ドラクエやFFをやって、「RPG好きかも」と思って手を出すゲームではない。エヴァやスカイクロラといった、もの悲しさ、儚さが背景にある物語が好きな方はお勧めできる。またマトリックスのような、不可思議さを含んだSFが好きな方もお勧めだ。長文失礼。
参考になった8人
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よく投稿するカテゴリ
2010年5月3日 19:59 [311046-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
グラフィック | 3 |
サウンド | 4 |
熱中度 | 4 |
継続性 | 3 |
ゲームバランス | 5 |
RPG好きの大人です。
主人公のキャラクターが、国産ゲームにありがちなビジュアル美男子系なんで抵抗ある人もいると思いますが、
内容が硬派ですので、国産RPGは好きだけど幼稚すぎるって人にもお勧めできる作品と思います。
(Xbox版はキャラが海外向け大人仕様なので本当はそっちがやりたかったのですがXbox持ってないし、字幕読むのはが面倒なので・・・)
最近のFFなんかの、制作者側のこれ見よがしのダサイ演出と綺麗事にはうすら寒く感じるのですが、本作はこの手のストーリー追い型の国産RPGの中では硬派な内容で楽しめました。
ただ、個人的にはボリュームがとても少なく感じました。まだ半分くらいかと思ったらエンディングに到達したんで、ちょっと拍子抜けでした。周回クリアが前提のゲームというのは覚悟しておいた方がいいです。
一応エンディングは4種類(全部?)見ましたが、最後のはなかなかヤバイ演出ですね。ネタバレがあるので詳しくは書けませんが。
おかげで心置きなく中古屋に売りに出せるという心境になったのですが、メーカーの商売的にはどうなんでしょうかね。余計なお世話ですね。
もしダウンロード等の追加要素の予定があるなら早く発表してほしいところです。一度売ったらまた買う気にはなりませんから。
要所に制作者のセンスを感じられる演出があり、予定調和やタブーを破りたいという精神を感じられるゲームです。
ゲームの本質を理解して作られている、なんて言うと何様かと思われるかもしれませんが、巷に溢れる複雑っぽいだけのB級映画もどきのストーリーを押し付けられる大作より、ストレートに感情に訴えてくるとこが好感が持てます。
しかも国産RPGとしても、ちゃんと押さえる所は心得ている感じですね。
同じ制作者の次回作に期待してます。
参考になった6人
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