UM3X レビュー・評価

満足度：4.79

（カテゴリ平均：4.24）

満足度ランキング—位

集計対象10件 / 総投稿数10件

1. 5 80%
2. 4 20%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	4.29	4.19	-位
高音の音質 高音部の音質の良さ	4.29	4.15	-位
低音の音質 低音部の音質の良さ	5.00	4.12	-位
フィット感 装着したときのフィット感など	4.60	4.08	-位
外音遮断性 外の音を遮断するか	4.50	3.79	-位
音漏れ防止 音漏れを防止するか	4.00	3.79	-位
携帯性 コンパクトさ	4.60	3.86	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[moa105]

2017年10月20日 20:51 [1071680-1]

満足度	4

デザイン	3
高音の音質	3
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	4
音漏れ防止	4
携帯性	5

個性的な中低域が特徴のイヤホン

今更ながら中古で入手しました。正直これは人を選ぶ音だと思います。完全に中低音寄りで、音場も狭いです。

ただ、ボリュームを上げたときのボーカルが迫り来る感じは、最近のどのイヤホンにも出せない強烈な個性だと思います。
どちらかというと音数が少なく、小編成の曲におすすめします。曲のミックスがこのイヤホンの特性にバッチリはまった時の感動は鳥肌モノです。
他の用途としては、低音の分解能に優れているのでベースラインの耳コピにも向いてると思います。

今はハイスペックな高級イヤホンが沢山出ているので、総合的にこれだけをメインで使うのは厳しいかもしれませんが、個性的な機種なので中古で見かけたら買っておくのもアリかもしれません。

主な用途

音楽

ラジオ

接続対象

オーディオ

[理央ファーディナンド]

2011年3月7日 15:38 [392336-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	4
音漏れ防止	4
携帯性	5

凡曲ですら今一度聞き浸りたくなる心地よさ!

-音-
これまで私の所有しているイヤホン(SE535、10pro、IE8、ER-4S等)の中では間違いなく最高峰、好みも考慮するとコンシューマ機の中で限りなく最高に近いです。
広い意味で非常にバランスが良いです。
このクラスになると強いて挙げるような苦手な分野でさえそれなり、あるいわそれ以上に鳴らせてしまいます。
高音が弱めとのレビューを見かけますが私は特に感じませんでした。
ただ、購入時の低反発チップだとそういう感覚はありますね。
音についてはもう書ききれないほどの感動がありますが特に優れているところをあげると、
迫力がありながらまったく音が団子になったり重なりあったりしないところ。この点は余裕すら感じます。中音、高音がまったく埋もれないので迫力があるのに籠りを感じない。これは低音がしっかり下地の役割を果たしているからでしょう。さらに解像、分解能の良さが描写力に拍車をかけている感じです。全体の印象としては、柔らかいのに繊細、重厚なのに爽快、聞いていて疲れないのに快感、まったく飽きを感じない…と誉めすぎですかね(笑)でも本当にそんなかんじです。
簡単に言うと心地いいんです。

-他-
直刺しでのイヤホン再現力はこのあたりのハイエンド製品群の中では比較的良い部類だと思います。音量は非常にとりやすいです。ポタアンを使う場合個人的にはSR-71Aが合うと思います。

主な用途

音楽

[whitey777]

2011年3月3日 16:01 [391193-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	5
音漏れ防止	4
携帯性	4

リケーブル非対応モデル(音や仕様は変わりません)

【デザイン】
デザイン自体は良いと思います。実用のみ重視された作り、その点ではER-4シリーズに通じるものを感じますね。そしてそれすら良いと思えてしまう事もまた同じ感じです。
【音質】
まずは音のバランスから、ここは表現によって若干変わってきます。
純粋な量で言うと低音よりの弱ピラミッド、比率にして10:9:8、音の質などを含めて言うと低音と中音がほぼ同量くらいの感覚です。比率にして9.5:9.5:8くらいの感覚です。人によってはカマボコという表現にもなるかと思います。
この感覚の違いというのは後述します。
高音が弱めと言うのは一貫しています。もちろん必要量は出ていますが、高音の量を重視する方には不満が出るでしょう。逆に刺激や刺さりに敏感な方には一転、ここが長所にもなりえると思います。
では、詳しく見ていきましょう。
まずは、類を見ないほど低音、中音の解像度、分解能が秀でていると言う事。ベースやドラムスといった楽器をここまでくっきりと表現出来るものはそうそうないと思います。そしてただ秀でているだけではなく、不自然な孤立をまるで感じない中低高含めた滑らかなバランスを両立させていると言う事。これは低、中、高、一基ずつのBAドライバという構成自体にバランスの魅力を感じますが、むしろそのネットワークが非常に優秀であるということの裏付けであるとも思います。
次に上記にあげた比率の感覚についてです。ブーミーな低音というのは中音、高音にかぶさりなにかと音を支配しがちです。しかし、そんな心配は全く要りません。輪郭がくっきしていながら自然な力強さを感じることができます。これは音場の表現が秀逸な点がさらに良さを引き出していると思います。
音場について、この機は横への広さはこのクラスでいうと平均的だと思います。
上下はやや広め、そして奥行きの広さは素晴らしいものがあります。この3次元的なものはIE8の音場に似ているように感じます。非常に音の深みが出ています。
そして、最大の魅力は中音の充実にともなうボーカルの表現です。低音の量感に負けない張り、ぶれない定位感、艶のある声質（音質）、そして、その場で聴いているかのような伸びや余韻といった表現がとにかくうまい。これらが最終的にこのイヤホンのあるべき姿につながっていくことになるのですがそれは最後に述べます。
高音についても触れておきましょう。刺さりや強い刺激といったものは皆無に近いです。皆無に近い、というのは、これでも刺さりや刺激を感じるのであれば、それはソース、音源自体がそうなんだろうなあという確信に近い安心感をもてると言う事です。
一般的にはやはり少なめの部類でしょうか。私は少なめともあまり思わずバランスが良いとしか思いませんが、それは私が高音にやや敏感なタイプであるのが大きいのでしょう。まあ間違いなく言えそうなのは高音を重視で選ぶ機ではないという事です。もちろん解像感や自然な鳴り方は非常に良いです。ですので音自体が弱点というよりは絶対量が少ないと言うのが正しい表現でしょうか。
話をまとめていきます。
このイヤホンはモニターイヤホンではありますが、本来の音を聞くと言う意味でのモニターとは一味違います。つまり何か、それは生の臨場感です。それもあれやこれやといじって作られたような人工的で陳腐な似非臨場感とは一線を画します。
ソースの情報量が多いものは重厚感、解放感のあるライブ会場、ソースの情報が少ないものは「NIRVANA/MTV Unplugged in NY」のようなアコースティックな雰囲気を感じられます。
これはボーカルの際に言ったこのイヤホンのあるべき姿についてにも繋がります。なぜこういったことができたのか、それはまず総合的な解像度・分解能の良さ、個々の楽器、とりわけベースやドラムスといった中低域を繊細に描く表現力、低中高一基づつの均整な3ドライバ・且つ滑らかなネットワーク、上記に伴う迫力があるのに埋もれないクリアな中高音の両立、立体的な音場、そして最重要点、その場にいるかのように感ぜられるボーカルの表現、これらすべてを見事なまでのバランスで統一させたと言うところに尽きます。
一般的に BA型は中高音、とりわけ高音を重視する向きが強いです。しかしこのイヤホンは明確に中低音を重視で勝負してきました。結果として、高音は少なめです。それに伴って人によってはクリア感や伸びも相対して減って感じるでしょう。しかし補って余りある魅力を引き出すことに成功しています。
この控えめな高音こそが長所でこそあれ、短所にならない私にとってはもはや完璧と称していいほどのイヤホンなわけです。
新たな側面でモニターイヤホンを表現したWESTONEを称賛しますよ私は。これはステージなどで現に聞こえる音という事につながってきます。そう考えるとアーティストやコンポーザーが求めるまた違った意味での'Universal Monitors'という表現も合点がいくような気がします。
【フィット感】
耳から飛び出ることもなくこの手の形としては小さめです。ピースの選定はシビアですね。自分に合う音、装着感を試しましょう。ちなみにステムが細いですが、付属の使わなそうなピースの根元を切ってはめれば何でも使えます。
【外音遮断性】
優秀な部類だと思います。
【音漏れ防止】
多少は漏れますが大きな心配はいりません。
【携帯性】
コードは2本のねじれ寄り線、取り扱いはずば抜けて優秀。

エージングについても一言、購入直後、ほぼ完成されている感があり大きな違和感はありませんが、全体に1枚マスクされたような感覚はありました。その薄皮が1 枚剥がれ明瞭になっていき、深淵の背景を感じられるようになります。それにともない音場や節々の発散も好転していきます。気長に聴きながら楽しみましょう。
UM3Xはリケーブルができません。チューブや針金が気になると言う方はいるかもしれませんが取ろうと思えばすぐ取れるので、個人的にはRCを勧めます。

主な用途

音楽

[pikaichi228]

2011年2月21日 13:02 [388370-1]

満足度	5

デザイン	3
高音の音質	4
低音の音質	5
フィット感	4
外音遮断性	4
音漏れ防止	無評価
携帯性	5

ユニバーサル機で一番のお気に入り。

まず初めに、使用環境はiPhone4に直挿です。使用時間は200時間ほどになりました。
その他の所持機種は、カスタムがUE18pro、11pro、ユニバーサルが10pro、SE535、ER4Pを所持しています。


【デザイン】
ちょっとカスタムイヤホンみたいですね。好きです。でも、プラスチックの部分がちょっとチープ。
【高音の音質】
高音は量がやや少ないので、長時間聞いても疲れません。低音、中音を迫力ある音で楽しむために音量をあげても全く耳に刺さる事がなく聞きやすいです。ただ欲を言えば、高音ドライバーが一個のためか、（18proに比較すると）やや解像度が低く感じます。ソースによっては高音の精細な音の輪郭が甘く感じます。
【中音・低音の音質】
中音、低音について。
まずは中音ですが、ボーカルが一番聞き取りやすいです。それとバスドラあたりの低音が同じくらい出てるかな。なので、ステージ用のモニターイヤホンとしても音が取りやすく作られてるんじゃないでしょうか？解像度は非常に高く、低音に全く埋もれないです。
続いて低音ですが、低音は量、音圧ともにいいのではないでしょうか。上にあげたユニバーサルハイエンドの10proやSE535よりも多く感じます。そして、ナチュラルな鳴り方をするので、主張しているようには感じません。

【フィット感】
着けやすいし、スポンジのコンプライが自分はベスト。
【外音遮断性】
きちんとフィットすればしっかり遮音されます。
【音漏れ防止】
わからないです。
【携帯性】
ポケットに適当に入れても邪魔にならないのがいいと思います。
【総評】
18proに似たような音を出すユニバーサルモデルを探していたので、大満足です。
解像度では劣りますが、ユニバーサルモデルの中では最高峰の一つだと思います。
男性ボーカルものを中心に聞く方にはとてもお勧めの一品だと思います。

主な用途

音楽

接続対象

ポータブルプレーヤー

[cAstAb]

2010年1月16日 14:29 [283165-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	4
低音の音質	5
フィット感	4
外音遮断性	5
音漏れ防止	無評価
携帯性	5

オールマイティ

10pro然り、W3然り、IE8然り、各メーカーのハイエンド機種には各々特徴がありますが、UM3Xはどれか一つだけを主張するわけでもなく非常に聴きやすく出来ています。
トリプルBAのイヤフォンでは珍しい高・中・低の3way。特に中音の響きの美しさは素晴らしいです。

以下各点での評価

・デザイン
好みが分かれます。ただ造りがなんだか安っぽいです。バリが残っていたりしますが、僕はこのデザイン好きです。

・高音
刺さることなく綺麗に聞こえますが、若干弱いように感じます。ただイコライザでちょっといじればすぐに解決するレベルです。スピード感の欲しい方は別の機種を。

・中音
この機種最大のセールスポイントと言えます。とても豊かで膨らみのある響きです。ただ、充分にエージングしてからでないと不満に感じると思います。

・低音
中低音寄りとの評価がされていますが、ゆっくりと響いてくる心地のよい低音です。他の方も仰っている通り、中音の邪魔にはなっていませんね。3wayだからでしょうか、どの音も調和が取れていて、疲れることなく聴くことができます。

・フィット感
付属のコンプライチップをアルファベット3文字で表すとunkです。篭もってしまってなんだか蟠りのある音になってしまします。4000円程度で売られているfit kit若しくはSHUREの弾丸の購入をお勧めします。私は普段、fit kitの弾丸黒Mで聴いています。fit kitとSHUREの弾丸はどうもほぼ同じみたいなので、SHURE製イヤフォンを持っている方は試してみてください。じっくり聴きたいときは、トリプルフランジの根本を2-3mmカットして使っています。

・外音遮断性
高いです。ATH-CK9とは比べものにならないレベルです。くれぐれも自転車を漕ぎながら使うなどいった暴挙には出ないでください。赤キップです。

・音漏れ
カナル型で周囲に聞こえるような音量はちょっとマズいと思います。

・携帯性
コードが細くしなやかなので、簡単にケースに収まります。ただ、ケースのネット（予備のチップなどを入れておくスペース）が小さいのでそこだけどうにかして欲しいです。

・総評
初の3ドライバイヤフォンでしたが、ここまで違うモノかと驚きました。通常音楽を聴くということにおいてこの機種の右に出るモノはないと思います。ゆっくりとした厚みのある自然な音を出してくれます。他の機種と迷っている方は、ぜひ一度視聴してみてください。全体の調和がとれていますので、僕はラジオ番組のサンプリングやチェックにも使用する予定です（放送部なのです）。

補足：ちょっとだけ音が後ろ寄りという印象を受けています…。まだエージングが足りないのかも知れません。


僕のレビューは以上です。長々と失礼しました。迷っている方の参考になれれば嬉しいです。

主な用途

音楽

接続対象

ポータブルプレーヤー

[soneline]

2010年1月5日 16:21 [280059-1]

満足度	5

デザイン	4
高音の音質	4
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	5
音漏れ防止	4
携帯性	5

UM3Xのレビュー

W3やTF10等に隠れて印象の薄いUM3Xではありますが、高い次元でバランスの取れた優れたIEMだと思います。約9ヶ月ほど使用しましたので、TF10との比較を交えて、僭越ながらレビューをしてみたいと思います。

外出時にはiMod5.5G+iQubeを、室内ではDA53N+HD53Rという環境で評価しました。
UM3Xはカマボコという評価をよく耳にしますが、私は少し低音寄り〜フラットと感じました。

高音はTF10のようなキラキラしたものではありませんが、非常に繊細で落ち着いた正確な音です。しっかりとした環境で鳴らすと不足感はありませんが、強調された高音では無いため、スピード感は余り感じられません。TWFKらしい高音というのでしょうか、余韻の残し方が上手い反面、制動感は強くありません。

中音は皆様の仰るとおり、明瞭でかつ生っぽさを感じられる鳴らし方をします。
上ずったり、篭ったりせず、理想的な中音です。しかし、量が多いというよりは解像力が高いという印象でした。また、よくカマボコと評されるイヤホンには声が近く、頭内定位がきついものがありますが、UM3Xは適度に距離感があり、不快ではありませんでした。男声、女声、どちらも上手く鳴らすことが出来ていると思います。

低音は深く沈みこみ、かつ制動感の強い非常に質のよい低音です。また、量感は多く、量的にはTF10以上IE8未満くらいだと思います。かなり量感があるにも関わらず、中音を邪魔することが無い点には驚きました。最低域はTF10よりも一段低い音を出しており、しっかりとした表現力と迫力を合わせ持っています。

音場についてですが、意外にもかなり広がりを感じました。TF10のような左右の広がりはありませんが、前後に空間が広がり、2階席から眺めているような感覚です。TF10の音が左右に張り付いているように感じる方には、こちらの方が好印象かも知れません。

全体を通して、一部が持ち上げられることが無く、なめらかに繋がっています。ネットワーク回路の出来の良さが伝わってきます。また、現在発売中のユニバーサルタイプのIEMでは髄一の解像力を誇ります。高音がほんの少し出力不足に感じられる以外は特に弱点らしい弱点は見当たりません。逆に、特にどこかが突出して優れているということもありません。一つのイヤホンで何でも聞きたいという方には自信を持ってお勧めできると思います。しかし、ロックしか聴かないというのであればW3を、クラシックしか聴かないというのであればTF10のほうが良いと思います。

余談ですが、最初期に生産されたUM3Xと現在のものとでは、ケーブルやネットワーク回路が異なります。初期のものはコンデンサー型のネットワークでしたが、現在のものは基板型です。また、ケーブルは捩れに強いものに変更されました。先月一度動作不良で交換していただいたために判明しましたが、特に音質的な変更は無いように思います。

以上、長文失礼いたしました。

主な用途

音楽

映画

ゲーム

接続対象

ポータブルプレーヤー

[doralin]

2009年11月29日 00:49 [269797-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	4
音漏れ防止	2
携帯性	4

オールラウンドに使ってます。

なんかレビュー増えてきたから、つられて書いちゃいます。
【デザイン】
　機能美！
【高音の音質】
　量は少ないけど、とても鋭く綺麗に鳴ります。金属を叩いた後の余韻も良く聴こえます。
【中音の音質】
　声、ヴァイオリン、ピアノなど、最高です。言うことありません。
【低音の音質】
　すこし控えめで、歯切れ良く、やはり鋭い鳴り方。
【フィット感】
　ハウジングが耳にぴったり嵌ります。体や頭が動いても全然ズレない。
　ケーブルがY字で、分離した先のユニット側が他の製品より短くて、
　頭の大きい私は、前からケーブルを回すとギリギリの一歩手前でした。
【外音遮断性】
　完全には遮断しませんが、十分なレベル。電車の中で小音量(iPodで25%位)で
　聴いていられます。
【音漏れ防止】
　ちょっと音量をあげる(iPodで75%くらい)と、室内なら５メートル位先でも、
　何の曲だか言い当てられてしまいます。
【携帯性】
　ケースに入れてますが、問題ありません。コードが絡みにくくて良いです。

【エージング】
　最初、ヴォーカルが篭って(なんかカーテンの無効で歌ってるような感じがして)
　いました。高い地雷踏んだか、と思いました。でもネットで調べたら、
　そういう記事も見かけたので、ひたすら信じて使い続けました。
　２ヶ月を過ぎたあたりから変わり始めました。ここ１ヶ月ちょっとで、
　音量をあげれば篭らない⇒普通の音量で篭らない⇒小音量でも篭らない、
　というふうに変化してきました。
【イヤーピース】　
　イヤーピースは苦労しました。付属のシリコン、シュアーの弾丸と
　使ってきましたが、最近はDENON C710の硬いシリコンのを使っています。
　サイズが合わないので、シュアーの弾丸を一組潰して、間にその芯を
　噛ませてます。低音・中音に悪影響を与えずに、高音の損失が最小に
　なりました。(硬いのがいいのかな？)(ちなみに芯を抜いた弾丸は、
　IE8に使ったり、別の芯を移植してCK100に使ったりしてます)
【総評】
　８月頭に音楽を聴き始めて、何が何だかわからない内、つまりお盆前には
　すでにUM3Xを買ってました。そのあといろいろイヤホンを買うたびに、
　UM3Xの凄さを思い知らされてます。値段はダテでは無い。

　私は音楽を聴くとき、一つは、音の余韻、音と音の重なりの部分を
　楽しんで聴きますが、UM3Xはそこら辺の表現がとても良いです。
　いまだにWINKが好きなんですけど、鈴木さんと相田さんの真ん中で
　二人の声が重なった部分が、とても気持ちよく聴こえます。
　(最近買ったC710だと、真ん中で鈴木さんと相田さんが場所を取り合ったりする)
　また交響曲を聴いているとき、中音・低音の余韻が広がって、連なって、
　頭が余韻の海に浸っている感じで、幸せになれます。
　それでいて解像度がよくて、歯切れがいいところは歯切れがいい。
　二つ目は、伴奏の中の小音量の高音での金属的な音(パーカッションや弦打楽器)も
　好きなんですが、この点でもUM3XはGOODです。高音の音量は少ないけど、
　鮮明に鳴るので、そういった音をずっと追いかけることも出来ます。
　解像度の高さと鳴りのシャープさが物を言ってます。
　オーケストラでもほとんどのパートを単体で追い続けられます。
　
　他のイヤホンだと、与えられた音源を一生懸命処理して味付けしたりして
　聴かせてくれる、そして「どうでした？」と聴いてくる感じですが、
　UM3Xは何も考えずに、決して一生懸命になることも無く、当たり前のように
　涼しい顔で鳴らしてしまう。で、その後、「とりあえず鳴らしたけど、
　何か文句ある？」と言われているようで･･･悔しいけど何も言い返せない。
　という感じ。

[56565]

2009年11月28日 18:52 [269684-1]

満足度	5

デザイン	4
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	5
音漏れ防止	5
携帯性	4

ボーカルには最高ですよ

　W3の評価は多いのに、UM3Xは少ないですね。
W3,UM3Xを持っていますが、個人的にUM3Xで聴くことが多いです。
主にボーカル(JAZZ,POPS)を聴くことが多いので、艶がありかつ張りのあるボーカルを表現するUM3Xが気に入っています。　
ボーカルが本当にリアルで、唾の音まで生々しいです。
　ただ最初についてる、コンプライイヤホンチップはだめです。高音が弱く、ぼやけた音になります。　W3の透明チップが良いという評価もありますが、自分は530SEについていた黒の弾丸チップが気に入っています。　全体的に、ソフトな音調は変わりませんが、高音も必要十分、繊細な音も出し、包み込まれるような音です。　
　W3は楽器の音はリアルに出しますが、演奏者が間近で聴いてるような音でボーカルは引っ込みがちで楽器が主体になります。
ロックとかを元気なときに聴くには最高ですが、疲れている時だと、けっこうシャリが気になります・・・MDR-EX700ほどではないですが。

主な用途

音楽

接続対象

ポータブルプレーヤー

[susano]

2009年11月25日 01:30 [268909-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	4
低音の音質	5
フィット感	4
外音遮断性	5
音漏れ防止	5
携帯性	5

Westone3との違い

ボーカル重視との評価から本機を買いましたので、Westone3との比較で評価します。

・デザイン
Westone3との好みが分かれるのは確実だと思います。本機は、UM2のケースと同じものが使用されています。Westoneらしいと言えばそれまでですが…。

・高音
あまり出ません。Wsetone3はとてもキレのあるスピーディーな音を出すのですが、聴き疲れが難点でした。本機種は、聴き疲れが最小限で抑えられていると思います。

・低音
けっこう出てます。が、迫力重視にはならず、雰囲気を重視していると感じます。

・外音遮断性や音漏れ防止などは、とても優秀だと思います。

・総評
この機種はボーカル重視のカマボコ型であると思います。ボーカルの再現性は、ユニバーサルでは敵無しだと思います。しかし、イヤピース選びに苦労します。コンプライが標準でついていますが、高価格の割りに耐久性がなく、水にも弱いという弱点を抱えているため、私はシュアーやクリプシュなど他社製のイヤピースをつけて聞いています。

主な用途

音楽

接続対象

ポータブルプレーヤー

[akagi___]

2009年9月27日 22:37 [256223-1]

満足度	4

デザイン	4
高音の音質	4
低音の音質	5
フィット感	4
外音遮断性	4
音漏れ防止	4
携帯性	4

UM3Xのレビュー

今まであるようでなかった、高級カマボコイヤホン。

高級機種はどちらかというと万能が多いけど、
ダイナミック型には特種な方向性が多い。
ＩＥ８の重厚さとか、ＥＸ７００の超ドンシャリとか、turbineの低音とか。
そんな中これは、もうすでにたくさん出ているトリプルＢＡで、
独自の方向性で挑んでみたイヤホン。

こいつの最大の強みはなんと言っても中音。
カマボコイヤホンは通常１万クラスの低価格のシングルＢＡに数多く見られるが、
こいつは、トリプルＢＡでありながら、そのカマボコを追求している。
当然トリプルだから高音低音ともしっかり出ているが、
音のバランスとしてはカマボコ。

カマボコ（フラットという人もいる）イヤホンはそれなりにファンの数が多い音傾向だが、
基本的にＢＡ型イヤホンは高くなればなるほど帯域が広くなり、
ドンシャリ傾向が強くなる。
そんな中、この方向性は唯一無二と言える。

が、トリプルＢＡをいくつか持っていて、二つ目以降で買うならともかく、
一つだけ持つなら、これはちゃんと何回か試聴してから買った方が良い。

フィット感に関しては私の場合SE530あたりはちゃんとハマるが、
似た形のWESTONEのイヤホンはコードの出口が内側に向きすぎて、
はまりにくい。