『スタジオモニターの真骨頂を発揮したリアルサウンド』 JBL 4429 [単品] 黛 健司さんのレビュー・評価

2009年 8月18日 登録

4429 [単品]

30cm径ウーハーとコンプレッションドライバー・ホーンを採用したミドルサイズ・スタジオモニタースピーカー。価格は273,000円(1本/税込)

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販売本数:1本 タイプ:ステレオ 形状:ブックシェルフ型 インピーダンス:6Ω WAY:3WAY 4429 [単品]のスペック・仕様

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4429 [単品]JBL

最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 登録日:2009年 8月18日

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『スタジオモニターの真骨頂を発揮したリアルサウンド』 黛 健司さん のレビュー・評価

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黛 健司さん

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プロフィール1953年生まれ。少年時代に音楽とオーディオに目覚め、病膏肓。学生時代は秋葉原通いに明け暮れ、いつの間にかオーディオ専門誌「ステレオサウンド」編集部に潜り込む。趣味のオーディオがいちばん輝いていた時代、編集部を取り仕切り、ありとあらゆる製…続きを読む

満足度5
デザイン3
高音の音質5
中音の音質5
低音の音質5
サイズ3

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スタジオモニターの真骨頂を発揮したリアルサウンド

30cmウーファーとコンプレッションドライバー&ホーンによる3ウェイ。

4429に採用されたスピーカーユニットとクロスオーバーネットワーク。

床に直置きでは音質上問題があるので、JS-350Aスタンドとの併用をお薦めする。

【製品の概要】
 30cm口径ウーファーとコンプレッションドライバー&ホーンによる2ウェイに、JBL最小サイズの超高域用コンプレッションドライバーを組み合わせた変則3ウェイシステム。

【JBLスタジオモニターの歴史】
 JBLスタジオモニターの源流を遡ると、1962年に登場したC50SMスピーカーシステムに辿り着く。50年近く続く伝統あるシステムがJBLスタジオモニターなのだ。1970年代、現在のスタジオモニターの直接の始祖となる4320が登場。爾来、スタジオモニターには4300番代のモデルナンバーが採用されてきたが、1981年、4400番代のモデル名をもつ別シリーズが登場。4300シリーズ、4400シリーズともさまざまなバリエーションモデルを生みながら発展してきた。その4400シリーズの最終モデル(?)が4429だ。
 当初、4300シリーズは「ワイドレンジ&フラットレスポンス」、4400シリーズは「ワイドディスパージョンとピンポイント定位の両立」をそれぞれのシステムコンセプトとしてきたが、最新モデルの4365で両コンセプトの融合をはたしたいま、4400シリーズは消えゆく運命にあるのだろうか。

【製品の特徴】
 30cm口径ウーファーはケブラーコンポジットコーン採用の「1200FE-8」。中高域ユニットには、2インチ(5cm)口径ダイアフラムを採用したコンプレッションドライバー「175Nd-3」を採用。独自のダイアモンドエッジ採用のピュアチタン振動板ダイアフラムの表面にアクアプラスダンピングを施し、歪の少ない伸びやかな高域再生能力を獲得している。超高域ユニットには、JBL最小サイズの3/4インチ(1.9cm)口径コンプレッションドライバー「138Nd」を搭載。エッジ一体成型のピュアチタンダイアフラムとネオジュウムリングマグネットにより超高音域まで再生可能にしている。旧モデルの4428から4429への進化の最も大きなポイントが、この「リングツイーター(4428)」から「コンプレッションドライバー(4429)」への変更で、システムのクォリティアップに大きく貢献し、中域以上での音質の統一とダイナミックレンジの拡大、エネルギー感の向上を果たしている。
 中高域と超高域ドライバーのためのホーンには、JBLの上級機種に採用され、その優れた物性と音質で定評のある「SonoGlass」を用いたコンビネーション型バイラジアルホーンを採用。質量と剛性が高く共振の少ない「SonoGlass」ホーンをアッパーバッフルと一体化し、キャビネット上部に強固にマウントすることで、キャビネットそのものの剛性も高め、中高域のみならず低域の再生能力向上にまで貢献している。
 キャビネットはウォールナット天然木突き板仕上げ。伝統の「モニターブルー」のフロントバッフルは1インチ(25mm)厚MDFボード製。内部ブレーシングやダンピング処理を施すことで、内部定在波によるカラーレーションを抑えている。

【音質の特徴】
 久しく聴いた記憶がないほどの清々しい中高域が味わえる。ボーカルのニュアンスが圧倒的に豊かなだけでなく、バックのインストゥルメンタルの表現力も格段に向上したかのように聴こえる。「肩の力の抜けた音」、大人の実力を備えたスピーカーならではの表現力だ。弱音部をグラデーション豊かに表現できるのは、スピーカーの能力の高さゆえだろう。ミュージシャンが一音一音にこめた感情が、スピーカーの間の空間から濃密に立ち上がってくるようだ。「音」を「再現する」のではなく「情」を「表現してくれる」、そんな秀逸なスピーカーだ。
 ベースの引き締まった弾力感、シンバルの金属の厚みまでが見えてきそうなリアルさを表現しつつも、つぶやきささやくようなピアノの弱音のタッチを見事なまでにとらえ、確実に再現する能力には驚嘆するしかない。プログラムソースに含まれている情報が、すべて手に取るようにわかる、まさにスタジオモニターの真骨頂を発揮したサウンドと言えるだろう。

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レビュータイトル 満足度 投稿日時
とても良いです  5 2021年10月9日 20:00
2000年代のJBLを代表する高性能スピーカー  5 2021年9月23日 10:15
予想外な優しい音  4 2020年9月11日 08:44
JBL最高  5 2017年10月10日 08:30
鳴らしがいのある奥深いスピーカー。  5 2017年1月9日 18:47
200時間のエイジングとインシュレーター  5 2016年11月23日 18:15
一度は体験したいJBLサウンド  5 2015年3月16日 11:16
価格改定前に購入しました。  5 2015年2月5日 19:51
良く悪くもJBLの音  5 2014年6月14日 14:36
力感があり解像度が高い  5 2013年10月8日 20:45

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