ズー ARMA2 日本語マニュアル付 英語版 みさいる発射さんのレビュー・評価

[みさいる発射]

2009年8月30日 03:06 [248381-1]

満足度	5

操作性	3
グラフィック	5
サウンド	4
熱中度	5
継続性	5
ゲームバランス	4

ARMA2 日本語マニュアル付 英語版のレビュー

アサルトライフルによる狙撃	敵拠点を航空支援爆撃要請	T-80戦車。兵器の描写もリアル

最近あまり見かけなくなったリアルさを重視したFPSです。
実写映画かと思える精細なグラフィックは、実際の戦場にいるのではと錯覚を覚えるほどリアルに表現されています。銃砲の発射音や爆発音、エンジン音、ヘリのローター音などの効果音も現実さながらです。

ただ、接近戦でマシンガンやグレネードランチャーを撃ちまくるランボータイプのFPSを想像していると、その地味さに退屈を感じるかもしれません。
遮蔽物のない地形を突っ立ったまま歩いていると、遠距離から狙撃されて瞬殺されます。
たとえ戦車に乗っていても気を抜くと、いきなり対戦車兵器の餌食になります。
射撃した後はすぐに移動するか遮蔽物に身を隠さないと、残敵の十字砲火にさらされます。
実際の戦場では当たり前のことがゲーム中にそのまま再現されているので、リアルFPSファンならばおすすめの一本です。

掲示板に書いている方がいらっしゃいますが、AIはかなり良くなったとはいっても、思い通りに行動させるにはかなりコツがいります。　部下は安全な物陰に配置して援護射撃を担当させておき、危険な突入役は隊長(プレイヤー)じきじきに、という場面も多くなります。

シングルプレイでは基本的にいつでも好きな時にセーブができるので、ガンガン殺されて何度もリプレイ、ということも可能です。

難点としては、ヘリや航空機の操縦の難易度が高めであること。　全編英語版のため英語力に自信がないとプレイ中、辞書を片手にメッセージを和訳、という作業が発生すること。
ただ、美しい風景の中をヘリや戦闘機で飛行するのは本当に楽しい。　フライトシミュレーターとしてもなかなか楽しめる作品になっています。