OpenFit Pro レビュー・評価

2026年 4月22日 発売

OpenFit Pro

周囲のノイズを抑制してリスニングに集中できる「フォーカスモード」を初めて搭載したオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル

最安価格(税込):

¥33,357 ブラック[ブラック]

(前週比:-1,480円↓) 価格推移グラフ

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価格帯:¥33,357¥39,880 (23店舗) メーカー希望小売価格:¥―

タイプ:オープンイヤー 装着方式:耳かけ・イヤーフック 構造:開放型(オープンエアー) OpenFit Proのスペック・仕様

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OpenFit ProShokz

最安価格(税込):¥33,357 [ブラック] (前週比:-1,480円↓) 発売日:2026年 4月22日

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満足度:3.27
(カテゴリ平均:4.24
集計対象5件 / 総投稿数6
  1. 3 0%
  2. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 3.41 4.19 299位
高音の音質 高音部の音質の良さ 3.44 4.15 285位
低音の音質 低音部の音質の良さ 3.49 4.11 267位
フィット感 装着したときのフィット感など 4.07 4.08 199位
外音遮断性 外の音を遮断するか 2.60 3.79 248位
音漏れ防止 音漏れを防止するか 3.17 3.79 252位
携帯性 コンパクトさ 3.30 3.86 256位
  • ※集計対象は通常レビューとキャンペーンレビューです。プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
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多賀一晃さん

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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度5
デザイン3
高音の音質5
低音の音質5
フィット感4
外音遮断性4
音漏れ防止4
携帯性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ケース外観。最近のイヤホンとしては大きめのケース。

ケース裏側には、充電口のUSB-Cがある。

ケースの中には、イヤホンが素直に並べられている。

イヤホン(右)外側。装着時、外側に来る面。一面の小孔がオープン型なことを示す

イヤホン(右)内側。外から見えにくいこともあり、ごちゃっとしており、洗練不足。

装着時。隙間はない。折に触れ装着していることを感じる。

人は耳で音を聴く。耳の穴にある鼓膜が震えることにより、その奥にある耳小骨を震わせる。その振動は蝸牛(かぎゅう。カタツムリのこと。器官の形が似ている)を震わせ、蝸牛はそれを電気信号化して脳に伝える働きをする。が、面白いことに、人を巡る音の流れはそれだけではない。
オギャーとこの世に生を受けて以来、人は声でコミュニケーションをとる。生まれたての赤ちゃんなどは、光の強弱がわかるくらいで、目がほとんど役に立たない。が、声を出し、お腹空いた、うんちが出て気持ち悪いなどを伝える。
こんなふうに、声はすこぶる大事なものなのだが、耳と口は90°ずれており、自分では決して聞きやすいとは言えない。また、レコーダーに記録された自分の声を、自分の声と気づかないと言う話は、よく聞かれる。何故だろうか。それは、声の一部は、顎を振るわせ、その付け根の振動が蝸牛に伝わり、脳内合成され自分の声と認識するからだ。
他人にとり声は、空気中を伝わる声だけなのだが、本人は違う。これは俺の声じゃないと違和感を持つのは、そのためだ。
この体内の骨で振動を伝える方法を「骨伝導」と言う。鼓膜が「非接触」型の音声伝達なら、こちらは「接触」型の音声伝達だ。

非接触の場合音声エネルギーは、それ以上のエネルギー量を持つ音声に当たると消滅してしまう。駅で電話かけていて、ベルがなると通話できなくなる。不便だ。

そんな時でも、自分の声は聞こえる。これが骨伝導で、その良さを使えるようしたのが「骨伝導型」と言う一連のオーディオ機器だ。

最初に試したのは、電話時使用するヘッドホンとしてだ。四国の高松市に出張した時だ。発車を知らせるベルの中でも問題なく会話できた。

こうなると何時でも使えるオーディオ用が欲しくなる。良いと評判が立つ度に買い求めたが、いいものには出会わなかった。

そのうち、世界の工場として中国が台頭してきた。最新技術は精度足らずで日本の真似はできないが、通常オーディオの精度なら、使えるレベルだ。スマートホンの周辺機器として、イヤホンのニーズは高く、工夫をこらすようになってきた。
日本は、ピュア・オーディオには強いのだが、イヤホンの様にいろいろな見方をしなければならない分野には弱い。このため、この市場は中国メーカーが多く参入している状況だ。

SHOKZもそんなメーカーの1つ。本社は中国深圳だ。彼らの考えは「ナチュラル」な聞こえ方だ。デジタルの最大の特徴はノイズレス。CDが登場した時、レコードの様にノイズのない静寂から音が出てくるのにはびっくりしたものだ。ただ、聴こえない位小さなノイズがあるのではなく、強制的にカットしている場合もある。そう言った録音は、聴いていて結構疲れる。強制的に作られた音を聴き続けると脳は疲弊する。
SHOKZはそれを嫌ったのだ。このためイヤホンは密閉型ではなく、オープン式。音楽も聞こえるが、環境音も聞こえる。その中で、音楽を聞き易くするために、骨伝導を使っていると言うわけだ。

今回、メーカーよりサンプルを借りテストした。

【デザイン】
OpenFit Proは、フラッグシップモデルではあるが、機能が前面に出ている。最近は機能を目立たせないように作られているが、これは逆。全身でオープン式であることが強調されている。悪くはないのだけどちょっと古風。

【高音の音質】
音の分離、クリア感が半端なく、一音一音がキレイに聴こえる。骨伝導の音が入るため、音痩せがない。その分、いつもと違うという人が出てきそう。だが支持したい音。

【低音の音質】
イヤホンは低音は出しにくく、強引に補強しているモデルも多い。が、これはそんなことなく、自然。

【フィット感】
耳との隙間が少なく、ことある毎にかけていることを意識させられる。

【外音遮断性】
ふと外を歩いていると、いい音色が聞こえてきて、思わず集中してしまうという感じ。逆に言うとあまり遮断はされていない。「フォーカスモード」という周りの音をソフトに聴こえる様にするモードがあるが、ソフトだが明確に聴こえる。が、音楽が始まると、音楽に集中してしまうため問題ない。

【音漏れ防止】
フルボリュームだと漏れる。ボリューム3/4でギリギリって感じ。

【携帯性】
今ドキのモデルとしては、大きめのケース。薄いので問題はないが。

【総評】
一番の魅力は「音」。明瞭に気持ちよく聴ける。これはいい。ただし、4万円とするには、デザインが足らない。オープンをイメージさせるデザインも悪くはないが、もう少し、いい音をイメージするデザインにして欲しい。オーディオ機器は計測器ではないのだから

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sandbagさん

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満足度5
デザイン5
高音の音質4
低音の音質4
フィット感5
外音遮断性3
音漏れ防止3
携帯性4
   

   

【デザイン】
メタルとソフトシリコンの組み合わせで、かなりプレミアムな質感に仕上がっています。少しメカメカしいデザインながら、それが逆に「しっかり作り込まれた製品」感を演出しており好印象です。
プレミアムアルミニウム合金を9段階の精密モールドプロセスで加工した継ぎ目のないユニボディ設計で、強度と軽量さを両立しています。
前世代のOpenFit 2がプラスチック感があったのに対し、側面がアルミ素材になり表面も傷がつきにくい加工が施されており、剛性・質感ともにかなりレベルアップしています。
ケースはOpenFit 2より若干大きくなっていますが、薄型でかさばりにくい設計です。

【高音の音質】
11×20mm(丸型換算で16.7mm相当)の大型ドライバーを2基採用した「同期型デュアルダイアフラムドライバー」を搭載しています。
Shokz SuperBoost?による繊細さとパワーを両立したサウンドで、ディテール表現も豊かで音の流れが非常になめらかに感じられます。
高音はOpenFit 2と比較すると刺激的に感じる部分が柔らかくなっており、聴きやすい印象です。
実際の楽曲で比較したところ、冒頭の細かい音の解像度がOpenFit 2とは歴然の差があり、Proでは粒がひとつひとつ見えるような感覚で聞こえてくるという評価も出ています。

【低音の音質】
オープンイヤー型としては異例の低音再生能力を持っています。
SuperBoostドライバーの恩恵もあり、低音の厚みがかなり増しています。
Dolby Atmosをオンにするとさらにメリハリが出て、開放型とは思えない没入感になります。
低音の量感はOpenFit 2よりやや多く、ほどよい厚みがあります。
量感と締まりのバランスが良く扱いやすい低音にまとまっていますが、音量を上げすぎると本体が振動することがある点は注意が必要です。
カナル型には及ばないものの、オープンイヤー型としては現状トップクラスです。

【フィット感】
イヤーフックは耳への負担が少なく、丸一日つけていても疲れません。
それでいて安定感があり、激しく頭を振っても落ちないため、ランニング等の運動中も安心して使用できます。
5時間ほど装着し続けても耳が痛くなることはほとんどなく、長時間の使用でも問題ないとの声が多いです。イヤーフックに超薄型のニッケルチタン合金を採用しており、どんな耳の形にもしなやかにフィットします。眼鏡ユーザーでもフレームと干渉することなく快適に装着できたという声もあります。
OpenFit 2より約3g重くなっていますが、装着してしまえば気にならないレベルです。
OpenFit 2まではスピーカー部分が耳穴より遠く、浮いたりしてとても使えなかったのですが、本機種は浮かずに耳元まで届きます。

【外音遮断性】
オープンイヤー型のため基本的に外音は聞こえますが、本製品最大の新機能「フォーカスモード」が大きな差別化ポイントです。
耳を塞がない構造のまま逆位相の音波でノイズを打ち消す仕組みで、通勤電車や大通りなど従来なら諦めていた環境でも以前よりは実用レベルに達しています。
フォーカスモードでノイズをカットしても人の声が非常にクリアに聴こえるのが特徴で、ノイズと声を同時にマスクしてしまうような不自然さがありません。強度はスライダーで自由に調整できる点も実用的です。
ただしカナル型のANCとは別物で、カナル型の物を期待してはいけません。

【音漏れ防止】
DirectPitch? 3.0技術により、位相の音波で音源と耳の位置・角度を最適化しています。
耳に向かう音は強く届けながら、周囲への音は抑える設計になっています。
音量を上げすぎなければ音漏れしない範囲でもある程度の音量が確保できています。
アプリの「プライベートモード」に切り替えることでさらに音漏れを抑制できますが、その分音がやや内向きになります。オープンイヤー型の中では優秀な部類です。

【携帯性】
ケースサイズはOpenFit 2よりやや大きくなりましたが、薄型設計のためかさばりにくくなっています。左右独立して収納される設計で取り出しもスムーズです。
バッテリー面ではケース併用で最大50時間再生が可能で、10分の急速充電で4時間使用できます。Qiワイヤレス充電にも対応しています。
IP55防水対応なので雨天や汗にも安心で、ランニング・通勤どちらにも対応できます。

【総評】
自然で高精細なサウンド、抜群の装着感、ロングバッテリー、充実したアプリ、音漏れの少なさ、高い通話性能と、欲しい機能や性能がほぼすべて詰まった製品です。
特に「フォーカスモード」は、オープンイヤー型の開放感を保ちながら騒がしい環境でも音楽に集中できるという新体験を提供しています。
39,880円という価格は決して安くありませんが、フォーカスモード・Dolby Atmos・自動装着検知・ワイヤレス充電という充実した機能を考えると、長く使える投資として十分納得できる内容です。

「ながら聴き」スタイルを愛用していて、音質・機能の両方でワンランク上を求める方に特におすすめできる一台です。

主な用途
音楽

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