ビッグドラム BD-SX130ML
- 手入れが楽な「らくメンテ」、乾燥効率の低下を抑える「らくメンテ洗浄コース」を搭載したドラム式洗濯乾燥機。液体洗剤・柔軟剤自動投入を搭載。
- ホコリ・糸くずを3つの自動掃除機能で「大容量糸くずフィルター」へ集約。「らくメンテ洗浄」コースで洗濯槽・乾燥経路・ドアパッキンを強力洗浄。
- 「ナイアガラ循環2段シャワー」で高濃度の洗剤液をスピーディーに浸透。高速風と大風量で、シワを伸ばしながらしっかり乾燥する。
![ビッグドラム BD-SX130ML(W) [ホワイト]](https://img1.kakaku.k-img.com/images/productimage/m/K0001702510.jpg){kind=small}
![ビッグドラム BD-SX130ML(H) [ダークグレー]](https://img1.kakaku.k-img.com/images/productimage/m/K0001702512.jpg){kind=small}
[ホワイト]
)
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ビッグドラム BD-SX130ML のユーザーレビュー・評価
プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2025年9月18日 16:53 [1986005-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 使いやすさ | 5 |
| 洗浄力 | 5 |
| 静音性 | 無評価 |
| サイズ | 5 |
| 機能・メニュー | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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プッシュボタン式の操作パネル。橙色LEDだが、白だともっとカッコよかったかも！ |
白を基調とした空間でのスタイリングイメージ。絶妙な色合いで意外に調和する |
ホワイトモデルと下位2機種（中・右）との比較。似ているようで微妙にデザインが違う |
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洗剤投入口はフラッグシップモデルと同じ仕様 |
洗濯槽内部。乾燥フィルターだけでなく、洗濯槽・乾燥経路・ドアパッキンも自動洗浄 |
洗濯から乾燥までのホコリや糸くずは「大容量糸くずフィルター」にまとめて捕集 |
日立のドラム式洗濯機2025年フラッグシップに次ぐ上位モデル。9月中旬に行われたメーカー主催の新製品セミナーでチェックした。
洗濯容量13キロ、乾燥7キロ。幅63×奥行72×高さ106.5センチの本体サイズ。各社とも最高クラスのモデルは容量12キロのラインナップが多いが、13キロは業界トップの容量。
最上位モデルの「BD-STX130M」とは容量や本体サイズは同じだが、違いは操作部。カラー液晶タッチパネルではなく、プッシュボタン式の操作パネルを採用している。
定番のホワイトに加えて、2025年の全モデル中、唯一新色のダークグレー色を採用しているモデルでもある。建具で人気のグレージュの木目やモルタル系素材を使用したインテリアを採用したグレイッシュな空間はもちろん、ホワイト基調の空間にも調和する色調と質感が選択されている。
フラッグシップ同様、乾燥方式はヒートポンプ式を採用している。大風量を活かした「らくはや風アイロン」でシワを伸ばしてキレイに仕上げる。
前年モデルからの変更点は、｢AIお洗濯｣。洗剤の種類や布質、汚れの量、水の硬度、布動きなどの洗濯時の状況をセンシングし、状況に合わせて洗い方や運転時間などを自動で制御して効率的で効果の高い洗濯を行う機能だが、洗濯運転時に水温が低いと検知すると、自動で脱水時間を延長して、しっかり脱水を行うよう機能が強化された。これにより、水温が低く、水の粘性や表面張力が高まり、衣類から水が抜けにくくなり、脱水が弱く感じられる冬場の難点を解消する。
Wi-Fiを搭載し、スマホアプリ経由でダウンロードできるコースに、P&Gジャパンと共同開発した「すすぎ剤(レノアクエン酸in)」コースを新たに追加。すすぎ剤を手動投入口に、柔軟剤を自動投入タンクに入れることで、すすぎ行程の1回目ですすぎ剤を投入して衣類に付着したニオイを落とし、2回目のすすぎで衣類の量に合わせた柔軟剤を投入する洗剤に最適な制御を行い、衣類に香りをつきやすくし、
衣類に香りをつきやすくするという。
その他の機能は前年モデルから変化なし。昨今、洗濯機の定番となりつつある、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能に加えて、乾燥フィルターレスでお手入れの手間を軽減「らくメンテ」や、高濃度洗剤液と大流量による高い洗浄力で、襟・袖の汚れやガンコな泥汚れもきわだつ白さに洗い上げる「ナイアガラ洗浄」といった評価の高い独自の機能を継続搭載している。
フラッグシップとの価格差は3万円程度。タッチパネル式の操作部はスムーズで快適だが、プッシュボタン式の操作パネルもよく整理されており、使い勝手は決して悪くない。その点だけ妥協できるのであれば、数万円程度ではあるが予算を抑えつつも、日立の最新・最高峰レベルの洗濯技術と性能を体験できる良モデル。
2025年モデルで新色のダークグレーを選べるのも唯一。ちなみに、現時点でヒートポンプ式のドラム洗でグレー系のカラーを選べるのはシャープの2025年フラッグシップモデル、または本モデルだ（東芝はブラウン系、AQUAはブラック系のラインナップあり。パナソニックはヒーター式の「Cuble」にグレー系がラインナップしている）
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