ヘルシオ AX-LSX3C レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：4.08）

満足度ランキング—位

レビュー投稿数：1人　（プロ：1人）

1. 5 0%
2. 4 100%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	無評価	4.34	-位
使いやすさ ボタンの配置や、出し入れのしやすさなど	無評価	4.10	-位
パワー 火力の強さ	無評価	4.17	-位
静音性 運転時の騒音	無評価	3.74	-位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ	無評価	4.07	-位
手入れのしやすさ 掃除のしやすさ	無評価	4.24	-位
機能・メニュー 付加機能や調理メニューの数は多いか	無評価	4.00	-位

• ※「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

[神野恵美]

2025年6月24日 16:58 [1970693-1]

満足度	4

デザイン	4
使いやすさ	4
パワー	5
静音性	無評価
サイズ	4
手入れのしやすさ	4
機能・メニュー	5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

オーブンレンジの世界にも生成AI!?ヘルシオ2025年最上位モデル

庫内。ヘルシオトレー1枚、角皿2枚と、2段重ねに対応したハーフ調理網2枚が付属する	操作表示部。タッチパネル式のカラー液晶を採用	「ほかほかキープ」機能の設定画面例
ヘルシオトレー（下）が「ヘルシオあたため（おいしさ復元）」にも対応。より手軽に	ヘルシオトレーのメニュー例

シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」の2025年最上位モデル。6月上旬に開催されたメーカー主催の記者発表会でチェックした。

幅49×高さ（蒸気ダクト部2センチを含む）42×奥行43センチ、重量約23キロの本体サイズ。総庫内容量30L、2段調理に対応したモデル。

シャープの「ヘルシオ」は、"過熱水蒸気"と呼ぶ、100℃以上に加熱された水蒸気の持つ高い熱量で調理するオーブン機能が大きな特徴。2016年モデル以降、上位モデルで無線LAN機能を搭載し、クラウドサービス「COCORO KITCHEN」を通じて自動調理メニューの追加や献立提案など、調理サポート機能を提供している。

新モデルでは、業界初の生成AI技術を活用した音声対話が可能な新サービス「クックトーク」の提供を新たに開始。献立提案や調理手順、使用方法の解説などを自然言語による会話形式で行えるようになった。デモンストレーションを体験したが、便利なのは確か。しかし、通常の生成AIと同様にユーザー側のリテラシーが求められる機能で、現段階で誰もが使いこなせるのかは少々疑問。オーブンレンジにあれば便利とは思うが、なくても困らない機能でもあるというのが正直なところ。

それ以外の進化点は、前年モデルで追加された、1〜2人分のグリル調理が手軽にできる付属品「ヘルシオトレー」の用途の拡大が挙げられる。「ゆで卵」や「ブラウニー」など専用メニューが拡充された他、水の力で惣菜やパンを温め直す「ヘルシオあたため（おいしさ復元）」にも対応した。大きな角皿や調理網を使わずに「ヘルシオトレー」を活用して、小容量でも調理や温めを手軽に行うことができりるのはうれしい。かつ、お手入れの手間も省ける。

副菜やパスタなどをレンジで自動調理できる「らくチン1品」機能も進化している。冷凍食材にも対応できるようになったことで、冷凍のカット野菜などを活用して、より手軽に調理できるようになった。

前年モデルのフラッグシップモデルで追加された、「ほかほかキープ」機能も用途が拡大。調理終了後最大30分間、適度な蒸気により食材の乾燥を防ぎながら温かさを保持する機能だが、従来モデルでは
「まかせて調理」の「網焼き・揚げる」、「焼く」の調理法で1段調理をする際にしか設定ができなかったが、「らくグリ！調理」にも対応し、調理をスタートした後でも設定が可能になり、使い勝手がよくなった。

"過熱水蒸気"によるウォーターオーブンという唯一無二の機能に加えて、2025年のフラッグシップ機として、シャープの最先端の調理技術を体験できる。市場においても価格はやや高めだが、ハイテク体験をち早く試したい、アーリーアダプターならばトライしてみてる価値は大いにある。