Px7 S3
- 高度なノイズキャンセリング機能を備えたオーバーイヤーワイヤレスヘッドホン。8個のマイクを駆使して周囲の環境に適応しながらその効果を最適化。
- aptX LosslessとaptX Adaptiveをサポートし、動的にビットレートを調整することでパフォーマンスと接続の安定性を最適化する。
- アプリに対応し、統合された音楽ストリーミングサービスからの音楽再生、ノイズキャンセリングのコントロール、好みの音質に調整できる5バンドEQを搭載。
![]() |
![]() |
¥61,380〜 | |
![]() |
![]() |
¥61,380〜 | |
![]() |
![]() |
¥61,380〜 |
-
- イヤホン・ヘッドホン 61位
- ワイヤレスヘッドホン・Bluetoothヘッドホン 12位
- オーバーヘッドヘッドホン 15位

- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
デザイン![]() ![]() |
4.50 | 4.18 | -位 |
高音の音質![]() ![]() |
5.00 | 4.14 | -位 |
低音の音質![]() ![]() |
5.00 | 4.11 | -位 |
フィット感![]() ![]() |
4.00 | 4.08 | -位 |
外音遮断性![]() ![]() |
3.00 | 3.80 | -位 |
音漏れ防止![]() ![]() |
4.00 | 3.79 | -位 |
携帯性![]() ![]() |
5.00 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。
VGP(ビジュアルグランプリ)審査副委員長。同ライフスタイル分科会座長。
THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。
日本オーディオ協会 諮問委員(2013-2020)。
専門誌、ネット、テレ…続きを読む
2025年6月20日 16:06 [1969873-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|
装着イメージ |
ハウジングを90度回転してフラット形状にできる |
付属のセミハードケースに収めた様子 |
この投稿とは無関係に、メーカーから提供を受けたサンプル機(メディア用)によるレビューです。音質はポータブルプレーヤー(A&ultima SP3000T/aptX HD 48kHz/24bit)と組み合わせ、主にハイレゾ音源で試聴しました。
【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
従前モデルよりもスリムになって洗練度が増した印象。目立ち過ぎずエレガントな雰囲気が良いと思います。質感ですが、ハウジングの中心側とステーは金属素材でキリっとした雰囲気。そのほかはファブリック地で覆われて統一感があり上質な印象。デザインを重視される方の審美眼にも適うと思います。
【高音の音質】
歪を感じず静寂が心地よく感じます。高域音は充分な解像度を備えつつも刺激感が皆無で鼓膜に優しい雰囲気。うるさく感じる部分が無く、鼓膜をスッと通過して心に届くかのようなサウンドは上質そのものと言えます。ボーカルの明瞭度と耳触りの良さも良いですね。振動板がバイオセルロースで、高剛性と内部損失の高さを併せ持ち、かつナチュラルなトーンが当方の好みに合っていることもありますが、他のアコースティック設計やエレクトロニクス回路も進化しているのだと思います。
【低音の音質】
低域も歪が抑えられ、しっかりと鳴りつつもうるさく感じないのは、流石ハイエンドと思える部分。質感と量感のバランスが見事で音楽性の高さも見事。Bowers & Wilkinsを名乗るに相応しい出来栄えです。ゴリっとしたパンチ力、低く深みのある重厚な響きなど、表情の多彩さが音源に込められた魅力をより多く引き出してくれます。
【フィット感】
重量は約300gで手に取ると軽く感じ、装着すると負担感を覚えない水準です。挟圧はしっかりしていますが、イヤーパッドは柔らかく圧力を分散。頭頂部のクッションのボリュームと併せ、包み込まれ感が心地よく感じます。
【外音遮断性】【音漏れ防止】
ANC機能を搭載しています。
大型スピーカーから各種騒音を鳴らして疑似的に確認しました。
当方の聴感では、航空機内のゴーッという騒音は装着した時点で約2割減、ANCをオンにするとさらに5〜6割減の印象。カフェ内のような雑然とした騒音は装着した時点で約3割減、ANCをオンにするとさらに3〜4割減といった印象。低音だけでなく、ヒトの声の帯域にも一定のノイズキャンセリング効果を感じます。
業界最高峰を謳う製品には譲る印象ですが、閉塞感を覚えないナチュラルさは好印象。ハイエンドヘッドホンとして不満の無い水準です。
【携帯性】
重量は約300gでまずまず軽量。ハウジングを90度回転してフラット形状にでき、写真のように質の良いセミハードケースに収納可能。薄型でもあり、携帯性は良好と言えます。
【総評】
音質が良いヘッドホン、ANCが強力なヘッドホン、デザインが良いヘッドホンなど、様々な製品がありますが、本機はこうした要素をバランス良く落とし込んでいるように思います。最上位のPx8も人気ですが、本機はエレクトロニクスが最新で価格も幾分身近。従前モデル全般に比べ、抜け感が一段アップしたのも注目に値します。最上格に拘らず実力を重視する方に適し、コストパフォーマンスの面でも満足度が高いと思います。
参考になった6人
このレビューは参考になりましたか?
2025年5月8日 06:14 [1955981-2]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 3 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 5 |
|
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|
Px7 S3とPx8の外観比較 |
Px7 S3の両方向スイーベル |
Px7 S3のコンパクトになったキャリングケース |
![]() |
![]() |
![]() |
Px7 S3、Px8、PX7 Se2のEQ設定比較、Px7 S3は5バンドでTrue Soundにも対応 |
Px7 S3の各種コントロール |
Px7 S3をWindows11にUSB接続 |
【デザイン】
B&Wらしい優美なデザイン。S2 → S2eではデザインに手が入っていなかったがS2e → S3ではハウジングがPx8と明確に異なる薄型になり周りを囲うようにダクトのような穴が設けられたのが大きな違いとなる。
それにしてもこの品のあるデザインだけで選ぶのもありと思わせる所は他社が中々追随出来ない所。後述するがプッシュボタンのデザインもS3で変更されている。
【低音の音質】【高音の音質】
S2 → S2eでは質感の変化とそれに伴う音色への影響と言うレベルに留まっていたがS2e → S3ではハウジングの変更やイヤホンのPi8と同じような思想のディスクリートで構成されたアンプの駆動によるものも含まれると思われる音色の変化は大きい。
高域のキレが明確に増して例えばベースラインに加えてそのベースを指で弾く擦れ音のようなものまで認識出来る程である。そのベースは量感を保ちつつボワつかないギリギリの線で追い込まれているようだ。Px7 S3はボーカルが艶やかで電子楽器への対応力も格段に増し、臨場感やスピード感を求める層にも合致すると思う。
ボリュームステップはヘッドホン本体操作なら32ステップあるのでスマホ本体の16ステップよりも細かく設定できる。アプリはイコライザーが従来の2バンドからイヤホンのPi8と同じ5バンドに強化されていてイコライザーをバイパスするTrue Soundも選択可能である。
USB接続可能で高音質な低遅延伝送を楽しめる。Windowsならボリュームステップは50取れるしボタン操作も再生/停止、ボリュームUp/DownなどBluetooth接続時と同様に可能である。イコライザー設定も反映される。
【フィット感】
イヤーパッドとヘッドバンドに使用されている素材の感触は素晴らしいがS2eと比べてイヤーパッドの接触面積がやや細身に仕上げられているようで当たりは少し感じるかもしれない。
通気性が程良く確保されているのはWH-1000XM5やMOMENTUM 4のシリコンっぽい素材では得られない感触である。
【外音遮断性】【外音取り込み】
表題に「ただ残念な点も少しある」のはこの部分で、ハウジングを囲うダクトのような穴のためかイヤーパッドの影響かは分からないけれどパッシブな遮音性の差がS3とS2eで認識出来る。
Px7 S3のANCは十分過ぎる程に効くが総合的な遮音性でPx8よりも1ランクダウンに感じられるのはまあPx8がより上級である事に繋がったとも言えなくもないが前モデルをキープして欲しかったのが正直な所。
外音取り込み、B&Wではパススルーと名付けているが環境音と人の声が丁度良く混じって大きめに聞こえるのでどの帯域も判別度は高い。Px7 S3のボタン操作でANC、外音取り込みの切り替えは両方OFFを経由するのでここはカスタマイズで飛ばせる設定も加えて欲しかったと思う。
【通話マイク】
マイク感度の高さを保ちながら周囲音キャンセリングと明瞭性を両立する所はトップクラスである。通常の使用において聞き返される事は殆ど無さそう。
USB接続でも同等以上の性能で内蔵マイクは動作するので不意の無線トラブルでも切り替え可能。
【バッテリー】【携帯性】
バッテリーの持続時間はANC ONの音楽再生で30時間なのですごく長い分けではないが海外フライトは余裕でこなせそう。
折り畳みはスイーベルのみだが±90°可能で一般的などちらか一方の90°に比べるとやや自由度は高い。
【機能性】
操作はスライドボタンとプッシュボタンを用いた方法になる。電源ON/OFFに用いられているスライドボタンは突起が大きくなってS2eに比べるとS3は操作し易くなった。また、センターボタンは+-ボタンよりも小さくレイアウトされてローレットも付き手探りで認識し易くなった。
コンパクトになったキャリングケース、1.2m USB-C to 3.5mm stereo jack audio cable、1.2m USB-C to USB-C cable(USB Audio兼用)が付属する。
参考になった20人(再レビュー後:11人)
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
- イヤホン・ヘッドホン
- 1件
- 0件
2025年5月7日 11:13 [1959252-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 無評価 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 無評価 |
普段、再生端末はXPERIA 1VでプレーヤーはPowerAMP(主にALAC 16bit/44.1kHz音源)でaptX Adaptiveの24bit/96kHz接続のノイズキャンセリング/オンで聴いています。
以前に所有していたPx7 S2/Px7 S2eとの比較を中心にレビューしたいと思います。
【デザイン】
ハウジングの天板が以前は光沢のないプラスチックのようなものだったが、本機種はメタリックな仕上げになり縁も切削加工のようなものがなされており質感は大きく向上しました。
【音質】
Px7 S2からS2eの進化は2回り音質が良くなったとある有名なオーディオレビュワーの方が仰っていたようにバランスは良好だが少しぼやけた眠くなるような音が高低とメリハリの効いた音に順当な音質アップがなされました。
そして今回、S2eからS3はPx7という名前は同じだが進化ではなく完全に上位グレードの製品を作ったと言っていいほどの音質となっています。
S3は音の出始めから音の終わりまでの輪郭をしっかりと描き切り、高音に関してはこちらから追うまでもなく耳に入ってきてくれます。
S2eの低音はS3と比べると広がるような低音だが本機種は筋肉質な芯のある低音で、量はS2eのほうが多いが低音の強さは本機種のほうが強いです。
空間はS2eの低音特性からS3よりも広く感じるがS3が狭いというわけではなく、これはステージからの距離に違いがありS3のほうが近く音像もそのぶん大きくなりS3の空間が狭いと感じるかもしれません。
【フィット感】
前機種と比べ密閉感が上がったのと引き換えに側圧が強くなりました。
しかし私個人としては以前の機種は側圧の緩さが原因か30分ほどで頭頂部が痛くなりはじめましたが、本機種は側部にも負担が分散されているのか40分ほど着けていても以前ほど痛みが気にならなくなりました(じんわりした痛みはある)。
ただ、頭の形は千差万別なので試着を強くおすすめします。
【外音遮断性】
自宅での利用のため未評価
【音漏れ防止】
同上
【携帯性】
同上
【総評】
実際の上位グレードのPx8を私は所有したことがないので詳細なレビューはできませんが、試聴した限りだとS3と比べてPx8は優しく柔らかい音で、S3とは違う方向性を感じました。
S3の良さを上記しましたが、反面を見ると全域に渡っての明瞭さが聞き疲れると感じる方もいると思います。その際はノイズキャンセリングをオフにすると明瞭さが薄れ角がとれた音質になるが、そのぶん輪郭が少し甘くなるのが悩ましい。
又、側圧の強さからS3よりもS2eのほうが装着感が良いと感じる人は多いと思いますし、低音特性から映画やドラマをヘッドホンを着けて視聴する方/イージーリスニングをしたい方はS2eの方が用途に合うかもしれません。
投稿時点でS2eは4万円台半ばで購入できるようですし、S2であれば強くおすすめしませんがS2eであれば強くおすすめできるほど十分に良い音質です。
ただそれ以上に上質な音質を本機種のPx7 S3に感じて、今回レビューさせて頂きました。
長文・乱文を失礼します。少しでもご参考になれば幸いです。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
参考になった16人(再レビュー後:13人)
このレビューは参考になりましたか?
最適な製品選びをサポート!
[イヤホン・ヘッドホン]
イヤホン・ヘッドホン
(最近5年以内の発売・登録)






新着ピックアップリスト
適度な遮音性を備え、扱い易く高音質な開放型!
(イヤホン・ヘッドホン > Signature FUSION Open Back ULT-SIG-FUSION-OB)4
鴻池賢三 さん
(イヤホン・ヘッドホン)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス
