本炭釜 NJ-VW10G レビュー・評価

満足度：5.00

（カテゴリ平均：4.23）

満足度ランキング—位

集計対象1件 / 総投稿数2件

1. 5 100%
2. 4 0%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	5.00	4.31	-位
使いやすさ ボタンの配置や、取っ手などの使いやすさ	4.00	4.23	-位
炊き上がり ふっくらしたお米が炊けるか	5.00	4.30	-位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ	5.00	4.12	-位
手入れのしやすさ 掃除のしやすさ	5.00	4.13	-位
機能・メニュー 機能やメニューの豊富さ	4.00	4.20	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[朝倉徹也]

2025年10月15日 00:32 [1990832-1]

満足度	5

デザイン	5
使いやすさ	4
炊き上がり	5
サイズ	5
手入れのしやすさ	5
機能・メニュー	4

非圧力IHでも問題なく美味しいご飯が炊けます！

長年パナソニックの炊飯器を使っていましたが、3年ほど前に象印の炊飯器に買い換えたところ、好みに合わず、いろいろ検討した結果、本機の購入に至りました。

各メーカーのフラッグシップ機から検討したが、10万円近い出費は痛いので、前年度の型落ちモデルをチョイス。

うちは今はやっていないが、元々、農家でご飯の味にこだわりはない。普通に美味しいご飯が毎日食べられれば良いなと。

【デザイン】
ブラックとホワイトがありますが、うちはホワイトを選択。ブラックだと汚れが目立ちそうという妻の意見を尊重。

【使いやすさ】【機能・メニュー】
特に難しいところはありません。銘柄炊きは番号を選ぶ形式で、うちは「あきたこまち」なので1番です。

低温調理機能が付いているが、恐らく使うことはなさそう。

【炊き上がり】
非圧力IHは、比較的廉価な炊飯器の方式なので正直不安もあったが、口コミなどで評判がよく、量販店の店舗で販売員の方の評価も高かったので選択。

実際に炊いてみると大変美味しく、また、炊いているときの蒸気も圧力式に比べ少ないので、満足です。

【サイズ】
今どきの高級炊飯器では普通の大きさ。最近は丸形が増えているが、本機は角形で、デザイン的にはいい感じ。

【手入れのしやすさ】
炊飯後は内釜と内蓋の2つを洗えばよい。内釜が炭で、口コミでは割れやすいとの評価もあったので、その点は心配。金属のものより内側が剥げにくい感じ。

【総評】
フラッグシップ機が5万ちょいで買えるのはかなりお買い得。

非圧力IHは全く問題なく美味しいご飯が炊けるし、炭釜についても洗いやすく傷も付きづらい感じ。

割安なフラッグシップ機を検討している方には、有力な選択肢となろう。

炊飯量

3人分

[コヤマタカヒロ]

2024年10月31日 00:13 [1898396-1]

満足度	4

デザイン	4
使いやすさ	4
炊き上がり	4
サイズ	4
手入れのしやすさ	5
機能・メニュー	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

本炭釜を採用したお手軽モデル

ボディはエッジのあるキューブ（立方体）型。	本炭釜は上位モデルと同じだ。	操作パネル と 液晶ディスプレイ。 食味は 3段階で選べる。
芳潤炊きモードで炊き上がった白米。粒立ちがよくしゃっきりしていた。	低温調理機能を搭載するのも便利。

内釜に炭素99.99％でできた本炭釜を採用した、三菱電機のフラグシップシリーズの一台。炊飯器の中では最も購入しやすいモデルだが、内釜は上位モデルと共通となっており、違いは本体側の加熱構造や炊飯プログラムなどのソフトウェアとなっている。 ボディデザインは立方体に近い。

メーカーからお借りして試した。

三菱電機の炊飯器は圧力を使わない常圧での炊飯となっており、このモデルも常圧でのIH炊飯だ。上位モデルと異なるのは火力の部分などだ。断熱構造やかまど炊飯構造が異なっているほか、NJ-VW10Gでは銘柄炊き機能が10銘柄に限定されている。また、炊き分け名人機能やまとめ炊き（冷凍用）モードが非搭載だ。

このように機能は一部限定されているが、それでもフラッグシップシリーズだといえる美味しさが楽しめた。

三菱の炊飯器は常圧で炊飯するため、非常にシャキッとした炊き上がり。甘みはそのお米が本体持つレベルで非常に素直な味に炊ける。もちもちした甘いお米が好きな場合、やや傾向が違うが、水分量や炊き方で調節ができる。

また、フラッグシップシリーズには珍しく、調理機能を搭載する点も嬉しい。65〜75℃での低温調理ができるため、コンフィやサラダチキンなども簡単に作れる。

芳潤炊きによる炊き上がりは非常に上質で、高級炊飯器として満足できるものだと言える。この価格帯の炊飯器の多くが圧力炊飯方式を採用しているため、食味の方向性では他の炊飯器とは一線を画す存在だ。

ただし、気になる点もある。それが上位モデルとの価格差だ。最上位モデルである「本炭釜 KAMADO NJ-AWBX10」が2020年発売ということもあり、 実勢価格はかなり低下している。また、2位モデルの「本炭釜 紬 NJ-BW10G」との価格差も二万円以内となっている。

同じ三菱の炊飯器の中でどのモデルを選ぶかの判断になりそうだ。