土鍋ご泡火炊き JRX-G060
- 「土鍋ご泡火炊き」を採用した土鍋圧力IHジャー炊飯器(3.5合)。約300度の大火力と土鍋ならではのやさしい泡でより深い甘みと弾けるような粒立ちを実現。
- 70種類の「銘柄巧み炊きわけ」が可能。大火力で1合を香り高く甘みあるごはんに炊きあげる「一合料亭炊き」を搭載し、0.5合や炊き込みごはんにも対応。
- 「おひつ保温」を搭載し、臭いや黄ばみを抑え炊きたてのおいしさを保つ。3段階の「火かげん調節機能」で香ばしい土鍋ならではのおこげが楽しめる。
土鍋ご泡火炊き JRX-G060タイガー魔法瓶
最安価格(税込):¥66,000
[アイボリーホワイト]
(前週比:+200円↑)
発売日:2024年 6月21日

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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
無評価 | 4.30 | -位 |
使いやすさ![]() ![]() |
無評価 | 4.24 | -位 |
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無評価 | 4.30 | -位 |
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無評価 | 4.12 | -位 |
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無評価 | 4.13 | -位 |
機能・メニュー![]() ![]() |
無評価 | 4.20 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2024年12月25日 21:58 [1916721-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 4 |
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使いやすさ | 5 |
炊き上がり | 5 |
サイズ | 5 |
手入れのしやすさ | 5 |
機能・メニュー | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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炊飯器本体。5合炊きより一回り小さい。どこにでも置けるサイズと言える。 |
日常家電らしく、どことなく愛嬌がある。 |
コンソールパネル。設定はタッチパネルだが、実使用は3つのボタンで行う。 |
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フタを開けたところ。構成はオーソドックス。内釜と内ぶたが見える。 |
タイガー自慢の土鍋内釜。土の混ぜ合わせから完成まで約3ヶ月かかる。 |
土鍋を傷つけない様、かつ高さを正確に出すため、シリコンの出っ張りがある。 |
お米は容量ギリギリで炊くと美味しく炊ける。
例えば峠の釜飯。ご飯一合にたっぷり具が入っており、ご飯も具も美味しい。料亭が土鍋(萬古焼、伊賀焼など)を使うのは有名な話であるが、この峠の釜飯には「益子焼」が使われている。
峠の釜飯が美味しい理由は、益子焼ではない。サイズにある。その釜の容量目一杯で炊くと美味しく炊けるのだ。
お疑いの人は、JRX-Gの容量違い、5合炊きのマニュアルを見ると良い。5合で1合を炊くという容量違いでも特別大きい場合、タイガー魔法瓶は1合炊く時に使う中ブタを用意している。要するに仕切ることにより隙間をなくしている訳だ。
逆に言うと、今まで炊飯器は5合炊きを標準としてきたが、世帯構成人数が減った今、3合炊きを標準にするのはあ十分あり得る。ただメーカーは今まで5合炊きで全てのデーターを取ってきたし、仕様も決めてきた。3合だと結果が違ってくるので、5合炊きが標準だと言い張るメーカーもでてくるだろう。
が、お米は日本人の主食と言われながら、いまや、その地位から脱落しようとしているのも事実。
特に、あれだけ力を入れている銘柄米の認知が少ない。超メジャー銘柄の「コシヒカリ」は全国的だが、その他に美味しいお米の銘柄はあまり伝わっていないのだ。「コシヒカリ」がメジャーになったときは、それまでのメジャー米「ササニシキ」を蹴落とした。逆に言うと、「コシヒカリ」と「ササニシキ」には明確な差があった。が、今の銘柄米はどうだあろうか? 正直言うと、スーパーで販売しているお米は、銘柄が違えども、そこまでの違いはない。お米は野菜と同じ。確かに、産地により野菜の味も異なるが、それがわかるのは新鮮なうち。だんだん分からなくなる。
とにかく、流通量に関わらず、昭和後半、平成、令和と標準米とされるコシヒカリ一強だ。
コーヒー、パンなども似たところがあるが、双方とも種類が豊富。コーヒーはスターバックスの様にアフターレシピがすごいし、パンは国によって味も作り方も異なる。
が、お米にはそれがない。お米の食べ方は基本白米。時々炊き込み、病気になったらおかゆ位のものだ。土日の朝食に中華粥などは洒落ていると思うのだが、日本の場合、どうしても白米が主流だ。また、風味が違うからといって、中国米、ベトナム米、タイ米などを食べようとは思わない。
そうなると少しでも美味しく食べられる工夫が重要。その一つが小さい容量の炊飯器を選ぶことだ。
このJRX-G060は、タイガーの最高峰の3合タイプ。しかも、内釜に「本土鍋」を使用しており、5合炊きを3合炊き化している。今まで同じシリーズでも、この様な同仕様、サイズ違いはほとんどない。その位、5合炊きを大事にした。
個人的に言わせてもらうと1合炊き用の中ブタがない分、収納しやすい。サイズも小さく置き場所に困らない。残りご飯も出にくい。ご飯は炊き立てが美味しい。その状態を作り出しやすい。また、少しだが、売価も安い。
今回、自分の舌で味を確認するため、メーカーより当モデルを貸していただき、味チェックを行った。
結果は、3合、5合共に美味しく、決定的な差はなかった。(双方とも3合で炊飯、千葉県産こしひかりの新米で比較) これは、やはりメーカーが5合炊きを、とことん追い詰めるところまで追い詰めて作ったかあらではないだろうか。
が、今後は、3合炊き主流。メーカーとしては、単価が安い分、売り上げが下がるかも知れないが、日本の米事情は、そこまで来ている。
逆な言い方をすると、高級炊飯器の単価が下り、買える人が増えるとお米に取ってはプラスに作用する様に思う。
お米を美味しく食べたい人に、お勧めしたいモデルだ。
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プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2024年6月28日 11:27 [1857217-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 4 |
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使いやすさ | 4 |
炊き上がり | 5 |
サイズ | 5 |
手入れのしやすさ | 5 |
機能・メニュー | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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5.5合炊きタイプ(左)との比較(正面) |
5.5合炊きタイプ(左)との比較(上面) |
5.5合炊きタイプ(左)との比較(内部) |
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5.5合炊きタイプ(左)との比較(背面) |
5.5合炊きタイプ(手前)との比較(側面) |
タイガー魔法瓶の圧力IH炊飯器の2024年最上位モデル。5月中旬に行われた、メーカー主催の体験会で実機のチェックと試食した。
幅25.7×奥行33.2×高さ20.5センチの本体サイズで、3.5合炊きのタイプ。本製品には5.5合炊きモデル「JRX-G100」に同梱されている、1合でもおいしく炊くための「中ぶた」が付属しないが、搭載している機能やメニュー、操作性、お手入れは同じ仕様となっている。
タイガーのフラッグシップ機は、本物の土鍋を使った内釜「本土鍋」を採用しているのが一番の特徴。金属釜の約4倍の遠赤効果があり、蓄熱性が高い内釜が用いられている。
通常、土鍋はIHに反応しない素材だが、底面に発熱体を施すことにより、IH炊飯を実現。新モデルでは発熱体が変更され、シラス台地から採掘された火山灰を原料とした「シラスバルーン」を練り込み、蓄熱性が向上している。”釉薬”と呼ばれる、内釜側面に塗布しているガラス質のコーティングも鉄やコバルト系のを配合を見直すことで遠赤効果もアップしている。
IHヒーター部は、前年モデルで採用された「300℃ WレイヤーIH」を継続採用。底面から底側面までIHコイルを巻きつけ、底面のIHコイルを2層にしたIH構造で、土鍋の遠赤効果や輻射熱との相乗効果により、タイガー史上最高となる炊飯温度約300℃の高火力を実現しているのが特長だ。圧倒的な火力による温度差が熱対流を生み出すことで、粒立ちがよく、香りや甘味を引き出したごはんを炊いてくれる。
保温機能も改良。従来から採用されている、「ハリつやポンプ」によって外気を取り込み、余分な熱と蒸気を外に出し、細やかな温度制御で臭いや黄ばみを抑える「おひつ保温」機能だが、仕組みをマイナーチェンジ。ポンプで取り込む空気のルートを2方向から1方向に変更したことで、従来よりも内釜内に集中的に効率よく外気を送り込むことができるようになり、木製のおひつに近い湿度調整が可能になったとしている。
お手入れや操作性もそのまま。毎回、お手入れが必要な部品は、内ぶたと内釜の2点で、内ぶたは食器洗い乾燥機にも対応しており、マグネット式で本体に簡単に着脱できる。
タッチパネル方式の操作部を採用。大型ホワイトバックライト液晶の表示部は文字が大きく、わかりやすく、迷わず使える。
体験会では、直火炊きによる土鍋炊飯との比較が行われた。香ばしい香りでは直火炊きが上と感じたが、モチモチ・しっとりしたツヤ感については本機のほうが勝っており、甲乙つけがたいハイレベルな比較だった。
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プロフィールフリーランスライターのコヤマタカヒロです。現在、PC、AV機器、白物家電をフィールドに雑誌やWeb媒体で記事を書いています。現在、モノ・マガジンに置いて「コヤマタカヒロのマニア道」「気になるシロモノ家電使ってみました」を交互連載中。このほ…続きを読む
2024年6月26日 23:43 [1856643-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 5 |
炊き上がり | 5 |
サイズ | 5 |
手入れのしやすさ | 4 |
機能・メニュー | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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JRX-G060の外観。ボディカラーは2色を用意。 発表会にて撮影。 |
大型のタッチディスプレイを搭載。火加減や炊き分けができる。 |
小型ながら本土鍋を採用。火山灰素材により蓄熱性もアップ。 |
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ふっくらした炊き上がり。粒立ちの良さが際立つ。 |
タイガー魔法瓶のフラッグシップシリーズ「土鍋ご泡火炊き」の3.5合炊きモデル。最高温度250℃でふっくらした甘さのあるごはんが炊ける。炊飯容量と本体サイズ、一部機能を除いて、5.5合炊きの「JRX-G100」と同等の機能が搭載されている。
メーカーからお借りして試した。
タイガー魔法瓶の101周年モデル。3.5合炊きなのでひと回り小さく、省スペースで設置できるのがポイント。それでいて機能はほぼ共通。「70種類の銘柄巧み炊きわけ」機能や5段階の食感炊き分け機能を搭載。また、はくまい、炊き込みごはんは火加減を3段階で調整でき、おこげが楽しめる。
また、炊込みごはんは、麦、雑穀、玄米モードが用意。麦めしも押し麦ともち麦でメニューが分かれており、それぞれ最適に炊ける仕組みだ。
炊き上がったご飯は甘みがしっかりしており、それでいて粒立ちがいい。ただ柔らかいだけではなく弾力があり、食べ応えの良さが楽しめる。また、ごはんの香りが豊かなのも魅力。火加減を強くするとさらに香ばしい香りが楽しめる。
内鍋に、萬古焼の本土鍋を採用しているため、やや重さがあるが、3.5合炊きなので小型で使いやすい。
蓄熱性が高いこともあり、保温はやや苦手な印象。12時間ぐらいは違和感はないが、時間がたつと縁のごはんがべちゃっとし始めるため、長時間保温には向かない印象だ。
間違いなく3.5合炊きクラスでは最高レベルでおいしいご飯が炊ける炊飯器だ。機能も充実しており、日本中の様々な銘柄米が楽しめる。
本体価格が5.5合炊きの「JRX-G100」とほとんど変わらないのが気になる点。置き場所が許すなら「JRX-G100」の方がさらに火力も高い。置き場所やサイズにこだわるならこちらを選ぶといいだろう。
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