- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
4.40 | 4.19 | -位 |
| 高音の音質 |
4.27 | 4.15 | -位 |
| 低音の音質 |
3.24 | 4.12 | -位 |
| フィット感 |
3.11 | 4.08 | -位 |
| 外音遮断性 |
3.02 | 3.79 | -位 |
| 音漏れ防止 |
3.43 | 3.79 | -位 |
| 携帯性 |
4.02 | 3.86 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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2024年5月3日 23:09 [1841370-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 無評価 |
| 低音の音質 | 無評価 |
| フィット感 | 2 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
このST-90-07はレトロな見た目が特徴の耳乗せ型ヘッドホンです。
結構ヒットして話題になっているという事で買ってみました。
ST-90-05からチューニングとケーブルを変えて高音質化を図ったモデルとなります。
■音質■
大きな凹凸はないフラットめではありますが、低音が深いところまで出ていません。
結果的にやや低音に物足りなさを感じる結果になっていると思います。
また、結構鳴らし方はざっくりという印象で、耳乗せ型特有の音場感の無さも相まってコンパクトにカラっとまとまった音という印象になります。
■装着感■
耳乗せ型特有のやや悪い装着感となります。
【フィット感】
耳周りは耳乗せ型らしく耳を押さえつけられます。
【側圧】
側圧はほどほどで、締め付ける感じはありません。
【頭頂部】
頭頂部はやや気になるコツコツした当たり方をしますが、そこまで問題とは感じません。
【重量】
120g(実測値)で非常に軽量です。
【装着感総評】
側圧がそれほどないので痛いほど締め付けられる事はありませんが、長時間では緩い側圧でじんわりと耳を痛くします。45点、星2つとします。
■■総評■■
レトロな見た目の個性と音の面白さは感じましたが、私はそこに対して大きな魅力は感じませんでした。星3つとします。
ちなみにベースモデルであるST-90-05は低音モリモリの楽しい音の機種なので、低音多めがお好みの方はそちらをどうぞ。
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2024年1月12日 17:43 [1802192-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 3 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 4 |
![]() |
||
|---|---|---|
今話題(品薄)の本機ですがレトロオシャレなデザインも気に入り入手しました。
本機はST-90-05の上位(高音質版)にあたる機種ですが、なぜか巷では評判が良くないようです。その点も確認したいと思います。
まず付け心地はオンイヤータイプとして軽さ&フィット感共にとても良いと思います。
さて肝心の音質ですがエージング無し状態で下位の「05」と比較すると明らかに低音は出ていません。また高音がピーキーでキンキンとした耳障り感を覚えます。正直、酷いバランスだと思いました。
我慢して48時間ほどエージングCDをかけっ放しにしてみました。すると驚きの『激変』ぶりです。
低音は「05」よりもやや弱めですがボワつかず心地よいタイトさがあります。
エージング前は高音が突出していましたが中音から高音のつながりも滑らかになり、抜け感も良く全体バランスはとても良好です。
解像度に関しては4-5万円以上のミドルクラスと比較するのはナンセンスです。ある意味『中庸』であり(05よりは高い)値段(9000円ほど)からすると必要十分でしょう。
音場はあまり広くはなく「05」よりもやや平面的です。全体の音質バランスからすると本機はクラシック、イージーリスニング、Pops、ややソフトなAOR&fusion向きで現代の打ち込み系、ロック、熱量のあるjazz系には向かないと思われます。
「05」の方が低域の量感があり中音域が濃密なのでこちらの方がマッチするでしょう。
オールラウンド性とコスパの高さですと間違いなく下位機種の「05」です。
今回の比較で本機は「05」の上位、高音質版という位置付けではない(実体として)と感じました。強いて言うのであれば「フラットでよりモニター調」でしょうか。
「05、本機」共にハイエンドのDAPやオーディオアンプで常用するレベルのヘッドホンではありません。
SONYウォークマンであればNW-A300以下の機種、カセットプレーヤー、スマホでのサブスクリスニングがベターでしょう。
本機の「中庸さ」は低ビットレートの音楽ファイルやローファイ・プレーヤーの「粗(あら)や刺々しさ」を適度に丸めて心地よい(聴きやすい)サウンドへと昇華してくれます。
リーズナブルで肩肘張らないオーディオシステムで「気軽に音楽を愉しむ」
そのようなニーズに適したヘッドホンであり、もちろん幅広い世代におすすめできます。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
参考になった4人
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2023年12月28日 03:54 [1795922-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 4 |
| フィット感 | 3 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 3 |
ノートPC - Behringer MONITOR2 USB - Rupert Neve Designs RNHP - 本機
【デザイン】
無骨でレトロ、好きな人は好きそう。
【中高音の音質】
パッと一聴しての凄みみたいなものはないが、なかなかの情報量があり、素性の良さを感じさせる。なにげにテスラドライバー。
バランス的には、数百Hz帯を基調としたかまぼこ気味のフラット。ウォーム系だけどぬるいだけの野暮ったいサウンドに感じさせないのは、7kHzあたりと14kHzあたりのプチピークが中高域の明るさや超高域の伸び感に寄与してるからか?
高音はやや軽めの乾いた質感。軽金属っぽいけどもうすこし柔らかさのある響きで、セラミックみたいな質感とでも言おうか? クセというほどでもないが、やや刺激があり特徴的。
が、こいつの真骨頂はなんといっても声。伸び感や色気などはないが、「帯域を盛って強調してる」感がなく、声そのものが自然と前に出てくる感じで、ボーカルモノや映像のセリフなど、めちゃくちゃ明瞭で聴きやすい。
反面、基本的に音が近いということでもあり、空間を重視するような聴き方にはやや不向きか。
【低音の音質】
100Hz以下のいわゆる重低音域は少なめで、特に下のレンジはあまり伸びてない。
ただ、低音域全体としての量感は必要充分で、楽曲によってやや軽めに感じることはあれど、不足とまで感じることはない。自然にスッと耳に入ってくる感じ。
映像者に合うと書いたが、メリハリや臨場感を重視する人には合わないかも。
小さなドライバーと小型ハウジングであまりドカドカやられても音が飽和したりバランスや雰囲気を崩しかねないので、適切なチューニングと言っていいだろう。
【フィット感】
私自身が基本的にオンイアー型が苦手というのは抜きにして、オンイアー型として普通ぐらいかな?
サッとつけて数十分ぐらいで痛みを感じることもあれば、いいポジションに調整できれば2時間ぐらい気にならないこともある。本体もそこまで重たくないし側圧も強くはないので、調整次第かな。
バンド長の調整幅はめちゃくちゃあるので、最長にしても足りないということは少ないはず。私の場合は少しゆったりした長さに調整してもまだ半分以上余裕がある。
【外音遮断性】
それなり。密閉とは言え小型オンイアーとしては普通かな? 耳とのフィット具合によっても変わると思うが。
【音漏れ防止】
同上。
【携帯性】
小型ではあるが、折りたたみ機構やケーブル着脱といった機能はなく、ヘッドバンドの調整が伸縮式ではなくピアノ線にぶっ刺さってるハウジングを動かすタイプなので、占有面積はかなり取る。よって携帯には向かないかな。
ついでに、ぶっといとまでは言わずともやや太めでコシのあるケーブルで1.5mという長さは、据え置きに短しポタに長しで中途半端かも。
【総評】
表題や音質の項でも述べた通り、ボーカルモノや映像モノと相性がいい。特に映像モノのセリフなどは声が自然な感じで背景から前に浮き出てきて明瞭かつ近くに感じられるので、とても没入できる。
ただ、あまりフィット感の調整が利かないオンイアー型ゆえ、長時間の装着に向かないのは少し残念。
やはり、この無骨でレトロなデザイン性(私個人としては特に好きでも嫌いでもない)がアイテムとしての一つの価値であり、この機種の最大の特徴だろう。
参考になった47人
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2023年12月19日 09:40 [1793093-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 3 |
| フィット感 | 1 |
| 外音遮断性 | 2 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
はじめに記しておきますが、評価の星5つは人様へのおすすめ度です。個人的な評価は星2〜3つです。
つまりは良いヘッドフォンですけど、私には合わなかった、ということです。
ST-90-07は、先んじて発売されたST-90-05のケーブル線材を高級グレード(ひさご電材製)に替えたバージョン。
私はST-90-05の音は聴いておりませんが、05と比して、低音の強さを抑えて中間の帯域を際立たせ、高域を素直に伸ばしてf特の広さを感じさせるチューニングらしいです。
私がST-90-07を聴いた所感も確かにそんな音。このチューニングの効果で、聴感上では帯域全体フラット傾向で、情報量の多さを感じさせてくれます。
聴感上の周波数帯域のことを具体的に書きます。
パッと聴きでは低域側も高域側も広く感じましたが、検証しますと、低域の方は早くに落ちます。私の低音試聴音源であるバーンスタイン指揮ウィーン・フィルのブラームス作曲交響曲第3番第1楽章の冒頭、バスーンがかなり低い音域を鳴らす部分があります。このバスーンがまったくと言って良いほど聴こえませんでした。
3,000-5,000円価格帯のクリエイティブのアルバナライブ!、SuperluxのHD681Fではある程度鳴っているのが聴けますので、ST-90-07はかなり早くに落ち込むようです。
なのに周波数帯域が広いように感じるのは、この試聴音源で例えますと、他のヘッドフォンはバスーンよりももっと高いところからダラ下がり状にレベルが下がっていくのに対し、ST-90-07はバスーンの手前近くまでは高いレベルを保ち、バスーンの手前で急峻に落ちてほぼレベルのない聴感の設計だからでは?と推測しています。
バンドミュージック、ボーカル曲では悪影響がほとんどないでしょうから、このヘッドフォンの主用途はこれらジャンルのスタジオ収録モニターなのでしょう。
半面、高域は伸び良く、かなり高い周波数まで聴き取れます。エージングが進んでも若干刺さりはありますが、キンキンうるさいことはありません。
この音はクラシック音楽以外のジャンルには適合性が高く、広くおすすめできると思います。
音の全体として品が良いのですが、高域の印象に支配されているからでしょう。私は本機のケーブルの質の良さが作用していると感じました。
音調の印象です。各所の既存レビューではST-90-05も含めて「メリハリ感のある音」という評が散見されますが、このヘッドフォン、音の強さを持っておりますが、メリハリを押し引きととらえますと、この音はメリハリとは言えません。押す一方で、表現の幅は狭いです。
強い低音、鳴る高音を備えているとメリハリがあると捉える向きもありますが、本当のメリハリのある音を求めたい人には、ST-90-07はおすすめできません。
定位はしっかりと提示され、かなり明瞭です。
ですが音場は狭い上に曖昧です。
この定位感と音場感は、まさにモニターヘッドフォン。モニタリングに必要のない要素は無調整、という感じです。モニタリングに音場感は不要ですので、ある意味これで正しいのかもしれません。
この点を把握できていれば、どのような音源が相性良く鳴らせるかも判断しやすいです。
解像度は高く、解像感にとどまらない、物理的な解像をします。これもモニターヘッドフォンらしいです。
私の所持ヘッドフォンでもっとも解像が高いのはAKGのK812ですが、それをも凌ぐ物理解像力です。
この解像力であれば、ヘッドフォンに解像を求めたい人の希望はたいがい叶うと思います。
欠点についても触れておきます。
音場のことは考えていない設計のヘッドフォンも少なくないのですが、このST-90-07もそうです。左右の音場感で中抜け感があります。スピーカーで、左右の間隔を広げすぎると真ん中からの音が薄い、ひどい時には真ん中に音がない、という中抜け状態になりますが、ST-90-07にそれを感じるのです。
スピーカーの場合は音量をかなり上げることで解消できるケースが多いですが、ヘッドフォンでは音量を上げても中抜け感は埋まりません。左右のドライバーからそれぞれ聴こえてる感が、他のヘッドフォンよりも強いです。
二つ目の欠点は、弱音が聴き取りにくいこと。これは普段聴く音量に左右されることですが、私の普段の音量では弱音が弱すぎます。
弱音でない音は逆に強いので、余計に聴き取りにくいです。これは振動板が硬いので、小さい音量では振幅が取れないからでは、と推測しています。
普段から大きめの音量で聴かれる人には大丈夫と思われます。
ST-90-07、それと05もそうだと思いますが、感度が高く、スペック以上に高感度なヘッドフォンに感じます。
出力(駆動力)の大きいヘッドフォンアンプとの使用は想定されていないかのような設計です。
私のヘッドフォンアンプはラックスマンのP-1uで、片チャンネルあたり2Wの出力ですが、ST-90-07で普段の音量に調整しますと、そのボリューム位置は最小の位置から針式時計の1時間分の半分、角度にしたら15度。P-1uはこの位置でもギャングエラーは出ませんが、音質的にも良くない位置です。私の他のヘッドフォンたちは60度ほど回しますので、ST-90-07はかなりの感度と言えます。
出力が大きくない、あるいはゲイン調整がちゃんとできるヘッドフォンアンプが望ましいです。
もちろん、本来の用途は中級以下のDAPや、スマートフォンからの直接出力だろうと思います。
最後にデザインのことを。
ST-90-07と05のレトロに振り切ったデザインは良い意味で驚きでした。電話機に例えればダイヤル式の黒電話のような時代感。
デザイン買い、もちろんアリです。欠点はあれども、音もおすすめです。
ですが、私の場合は、ヘッドバンドをもっとも短く調整しても、オンイヤーパッドが耳孔より下に位置し、どうやっても装着が合いませんでした。そのため、ST-90-07は売却してしまっております。
私のような、女性の中でも小顔の人には、ヘッドバンドが長すぎて合わない可能性が高く、心配な人は要試着です。
参考になった21人
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