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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
5.00 | 4.26 | -位 |
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4.81 | 4.17 | -位 |
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3.36 | 4.19 | -位 |
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3.34 | 3.47 | -位 |
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4.00 | 4.11 | -位 |
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4.32 | 3.98 | -位 |
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4.32 | 4.09 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
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2022年7月12日 04:26 [1590687-3]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 5 |
吸引力・パワー | 3 |
静音性 | 2 |
サイズ | 3 |
手入れのしやすさ | 5 |
取り回し | 4 |
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ダストケースが逆さまになるので、立てて収納する時は必ずゴミを捨てること。 |
非常に使い勝手の良い足踏み式巻き取りボタン。 |
ダストケースの構成パーツは4点。非常にシンプルでゴミが蓄積し難く、水洗いも容易。 |
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時々プレフィルターもチェック。 |
三菱電機が2010年から展開する、いわゆるフィルターレスサイクロン掃除機の風神シリーズ。当時はフィルターレスの表現についてそこそこ物議を醸したようだが、長期間プレフィルターの清掃をしなくてもよい、高い遠心分離能力を持ったモデルを示す表現として、なんだかんだで年々広まっている。のちに本格サイクロンとも言い換えられており、有名なダイソンの掃除機もこの分類である。
当モデルは2013年にフルモデルチェンジとして登場した、TC-ZXCシリーズのマイナーチェンジ品。前年のフルモデルチェンジによって先代のTC-ZKシリーズ等から遠心分離機構が刷新されており、小型化フルモデルチェンジとなった後継のTC-ZXEシリーズ以降にも受け継がれている。
このサイクロンシステムが非常に独特で個性的であるため、異色のサイクロン掃除機と表現した。
このサイクロン機構については比較的情報が少ないので、今回はその検証のため購入し、約1ヶ月使用の上でレビュー。
小型モデルではなく当機種を選択した理由は、本体の倒れにくさや剛性、足踏み式コード巻き取りボタンの有用性からである。
【デザイン】
TC-ZXCシリーズと同様だが、フルモデルチェンジによって先代シリーズよりも一回り小さくなり、凹凸が少なめのスマートな見た目に刷新された。個人的な感想だが、中々カッコいいと思っている。
ダストケースにはゴミを目立たなくさせる為にミラー加工が施されており、スタイリッシュな印象を与えている。配慮は効いているが、一方でゴミの溜まり具合が見にくいという意見もあろう。
また、手元スイッチに動作状態を表示するLEDを追加したので、TC-ZXCシリーズに有った本体のインジケーターは廃止。
地味な変更点として、メーカーロゴが新しく「MITSUBISHI ELECTRIC」表記となっている。
【使いやすさ】
自走式ヘッド、伸縮パイプ、柔らかいホース、収納性の良さといった、使い易く優秀な掃除機の要点はしっかりと押さえている。
またホース・パイプの先端に柔らかいブラシが付いており、棚の上や隙間などの掃除には便利。
本体のキャリングハンドルが大きく持ちやすい為、持ち運びながらの掃除も快適である。
特筆事項として、足踏み式コード巻き取りボタンの装備があり、立ったまま電源コードの巻き取り収納が可能で非常に便利。
一方で、ヘッドはWクリーンと呼ばれる独特な構造に起因してか、上下角を変える動作の抵抗が大きいのが引っ掛かる。
また、本体内の風路が非常に狭いので、落ち葉やシュレッダーの紙くずといった詰まりそうなものの吸引は避けなければならない。
【吸引力・パワー】
公称の吸込仕事率は230W。体感としても最低限ダイソンの強運転並み(170AW程度)にはあるので、カーペットや布団掃除にも支障が出ることはないだろう。
問題は吸引力が落ちないかどうかであるが、間違いなく十分な性能があると言える。
「ハイパーエアロアクセル」と呼称される三菱独自のサイクロンシステムで、ダイソンのルートサイクロン方式とは異なり、遠心分離を行う旋回室を一つしか設けないのが大きな特徴。風路を小さくして風速を高めるという手法を使わないので、大きめの旋回室で十分な風速を確保するために、バイパスを兼ねた副流入口を設けるなどの工夫がなされている。
旋回室に溜め込むことの出来ない大きなゴミは、遠心力で外側の集塵室に弾き飛ばすと共に、分離した埃を再度気流に巻き込むことを抑制し、フィルター詰まりの防止を図っている。
副次的な効果として、ゴミを気流に巻き込み難いことから、ダストボックス内での衝突音や排気の臭いが抑制されるとの事。
実際の使用においては、粉塵や埃がプレフィルターに急激に詰まることは無く、数ヶ月から1年は保ちそうなペースで、十分な性能が確認できた。
何よりも内部構造が非常にシンプルであり、内部への粉体ゴミ蓄積が殆ど起こらないので時間経過による臭いが発生しにくく、更には容易に水洗いでリフレッシュ可能であるのが最大の利点である。遠心分離性能と整備性共に高水準で、総合的な実用性で考えると最も合理的な設計ではないだろうか。
ただし、使用にはそれなりの配慮が必要といえる。
フィルターの詰まりを防ぐため、ゴミは毎回捨てるよう意識するほか、起動直後は風速が弱いのでゴミを吸わせないようにしたり、立てて収納する際は必ずゴミを捨てておくことを頭に入れておこう。
設計思想についての詳細は、ネット上で公開の三菱電機技報2013年9月号「サイクロン掃除機“風神”の小型・軽量化技術」で窺う事ができる。
【静音性】
やや悪いと言える。というのも先述した遠心分離機構から風速の確保が求められるので、弱モードでもそれなりのパワーがあるためである。
実質的に中モードと強モードで稼働する掃除機と言える。
【手入れのしやすさ】
プレフィルターの掃除はたまに確認の上、詰まりが気になればホコリを叩き落としたりつけ置き洗いすれば良いので、普段は気にしなくても問題ない。
ゴミ捨てはダストケースからサイクロン部を取り外して、カップ部に溜まったゴミをひっくり返して捨てる。
底面がパカッと開く方式と比べて、静かに埃が舞わないようにゴミ捨てできるのは良いところ。貼りついたチリを落とすため、ゴミ捨て前にダストケースを軽く数回叩くと良い。
汚れの付着が気になる場合は、チリ落としブラシが付くほか、簡単に水洗いも可能。
【総評】
風速確保の必要性や紙くずが吸えないといった癖のある部分はあるものの、基本的には優秀なサイクロン掃除機である。
サイクロン掃除機最大の魅力は、ゴミが見えることで掃除のモチベーションアップに繋がることだと考えているが、本機種は総合性能が優秀で隙も少なく、万人におすすめできるものであった。とりわけ手入れのし易さに関してはあらゆるサイクロン掃除機を圧倒しており、臭いの防止に大きく貢献している。
機構は風変わりではあるが、堅実で使い勝手に優れ、長く付き合うことのできる良い製品と言える。
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2015年10月27日 20:54 [869984-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 5 |
吸引力・パワー | 3 |
静音性 | 3 |
サイズ | 5 |
手入れのしやすさ | 3 |
取り回し | 4 |
参考になった1人
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2015年2月11日 18:07 [796853-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 5 |
吸引力・パワー | 4 |
静音性 | 5 |
サイズ | 4 |
手入れのしやすさ | 5 |
取り回し | 5 |
10年前の掃除機を使っていましたが、ホースの部分に穴が開いて、ビニールテープを巻いて使っていました。
まあ十分使ったと思うので新しいものを買おうと色々調べていたところ、サイクロン方式の掃除機が気になりはじめました。
それまで紙パックで十分と考えて、少し前に2階用にも紙パック式(パナソニック)を購入したのですが、何となく「使ってみたい」という好奇心からサイクロンを買おうと決めて地元のケーズデンキへ。
掃除機についてはそれほど詳しくなく、サイクロンだったらダイソンだろうくらいに考えていたのですが、店員の説明を聞いてみると、ダイソンはハウスダストレベルのゴミはよく取れるが、米粒大の大きさになると取れないということでした。さらにヘッドが自走式ではないということもわかりました。
米粒大が取れないというのは致命的だと思ったし、今まで自走式のヘッドに慣れているので、やはりダイソンはダメだという結論に至り却下。
かといってその他のメーカーに対する知識もないので店員にお勧めを聞いてみると、この機種と東芝のトルネオを勧められました。
どちらか迷っていましたが、購入を決定づけたのはヘッドのブラシが取り外し可能で簡単に掃除ができるということでした。我が家は私の他は妻、娘2人と女が3人もいて、抜け毛が絨毯によく落ちていて、今までの掃除機でもブラシの部分に髪の毛がまとわりついて、それを取り除くのが一苦労でした。このブラシが取れるということが非常に気に入り41000円で購入しました。
まず、サイクロン式は消費電力が低いです。紙パックだと500w以上ないと十分にゴミが取れないのですが、この機種は230wしかありません。大丈夫かな…とも思っていましたが、使ってみてゴミのよく取れること。600wクラスの紙パックと全く遜色ありません。
紙パックが不要なので、ゴミは溜まったら捨てて、水洗いして乾かしてからセットし直すという多少の面倒さはありますが、変な匂いもしないし、吸引力も持続するので、非常に満足ですね。
我が家の場合は前述の通り2階用には紙パックを使っていますが、メインで使う1階用にはこの機種にして本当に良かったと思います。
あと、あまり使ってはいませんが、すき間を掃除できるすき間用ノズルや布団用ノズルがついているのもいいですね。ヘッドのブラシも取り外してこまめに掃除しています。
三菱の家電は初めてですが、総じて満足しています。
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2014年12月7日 10:25 [776300-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 5 |
吸引力・パワー | 5 |
静音性 | 4 |
サイズ | 4 |
手入れのしやすさ | 5 |
取り回し | 5 |
【デザイン】 落ち着いた赤で気に入っています。
【使いやすさ】 ヘッドが軽く、しかも首振りの角度があって、ストレスなく使えます。これで紙パックの買い置きを忘れてもどんどん掃除できます。(田舎はパックの在庫がないときがあるのです)
【パワー】 安心して掃除ができる十分な能力です。
【静音性】 目的が掃除なので、音は少し犠牲になってもやむを得ないかも。でも10年前の紙パック式よりは静かなので、驚きました。満足してます。
【サイズ】 我が家の場合、田舎の家なので部屋数が多く、掃除範囲も広いので、これくらいの容量があれば、途中手入れすることなく、掃除が完了します。
【手入れのしやすさ】 取り外し、再セットともワンタッチ感覚です。綺麗好きな方が、毎回、ごみ捨て後の手入れをしようとすれば、紙パックよりは面倒ですが、その掃除用に小さな長いブラシもついていて、今回そこまではテストしていませんが、簡単そうです。
【取り回し】楽の一言、ヘッドが自走することや、首振り範囲が大きなことも影響してそう感じたのかも。本体も軽く、手に持って、和室のナゲシ(ハンガー掛けではないですが、その目的にも使えます。)のような高いところのホコリを取るときも疲れません。
【総評】掃除のとき特有の臭いが感じませんでした。部屋が綺麗だから臭いが無いのと思っていたら、ごみ捨てするとき気付きました。やっぱりごみの臭いがしたのです。ということは、それだけ防臭効果がある掃除機ということですね。いやぁ買ってよかったです。これで年末大掃除もはかどります。組み立てたままで片付けますので、その場所は必要ですが、前の紙パックも同じなので普通の掃除機です。田舎なのでおき場所の心配はないので、贅沢な悩みでした。
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