IdeaPad Yoga 2 Pro

評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
4.29 | 4.30 | -位 |
処理速度![]() ![]() |
4.14 | 4.28 | -位 |
グラフィック性能![]() ![]() |
3.17 | 3.98 | -位 |
拡張性![]() ![]() |
2.29 | 3.70 | -位 |
使いやすさ![]() ![]() |
2.86 | 4.04 | -位 |
持ち運びやすさ![]() ![]() |
4.14 | 3.79 | -位 |
バッテリ![]() ![]() |
3.00 | 3.76 | -位 |
画面![]() ![]() |
3.57 | 4.11 | -位 |
コストパフォーマンス![]() ![]() |
無評価 | 4.34 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
よく投稿するカテゴリ
2014年1月13日 12:32 [674180-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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処理速度 | 5 |
グラフィック性能 | 5 |
拡張性 | 3 |
使いやすさ | 5 |
持ち運びやすさ | 5 |
バッテリ | 4 |
画面 | 5 |
コストパフォーマンス | 無評価 |
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ワードパッドの文字入力画面。ピンチで4倍に拡大しても粗が出ません |
SSDはやはりサムスンの上位モデル。読込最大500MB/s、書込最大300MB/s |
最新型Ultrabookではトップクラスの性能を持つ注目製品であると考えますが、まだレビューが入っていなかったので投稿しました。なお、前機種「Yoga 13 21912J」を愛用しており、現在はアップル「MacBook Pro Retinaディスプレイ 2600 ME866J/A」に買い替えています。「Yoga 2 Pro」については、飽くまで30〜45分くらいの試用に基づく評価で、所有はしていません。Yoga 13やMBP、店頭でちょっといじってきた東芝「dynabook KIRA V834」との比較も交えてレポートします。
【デザイン】
前機種よりさらにスマートなデザインになりました。ボディは薄型化し、四辺が外側に向かってすぼむようなシャープな形状になっており、精悍な印象になりました。天板の「Lenovo」ロゴがもう少し控えめになれば、もっとカッコよくなったと思います。
【処理速度】
前機種より圧倒的に速かったです。CPUのクロック周波数はほぼ据え置きですが、SSDがかなり高速化しています。前機種では読み書きともに250MB/s程度でしたが、本製品では読み込み500MB/s、書き込み300MB/s程度にスペックアップ。体感的にもかなり動作レスポンスが向上していました。レノボの製品はほとんどプリインストールアプリが入っていませんので、同等スペックの国内メーカー性ノートPCよりは体感的に速く感じられます。Wi-Fiモジュールが11acに対応していれば、なお良かったと思いますが、相変わらずハードスペックのバランスは良好でした。同じWindows(Yoga 2Pro は8.1、MBPは8)の動作レスポンスで比較すると、SSDの読み込み速度が720MB/sを超えるMBPには敵いませんが、dynabook KIRAよりは速く、動作にも余裕がある感じでした。標準モデルのストレージ容量が128GBから256GBに増加しており、実用性も向上しています。
【グラフィック性能】
サンプル動画やYotubeの4K動画で試した限りでは、滑らかに再生されていました。コンテンツの画素数がフルハイビジョン以上であれば、ブロックノイズやモスキートノイズはほとんど気にならないレベルです。ゆったりと再生できるほどの感じではなかったですが、内蔵GPUのメモリーがCPUと共有で1.7GB分利用できるようになっており、画素数に見合った処理能力を備えてきた印象です。「Iris Graphics」搭載のMBPといい勝負なのではないでしょうか。
【拡張性】
映像出力ポートがHDMIからmicroHDMIになっており、ここは若干のスペックダウンです。有線LANポートもなく、USBポートの数も少ないので、通信は基本的にWi-Fiが主体となります。Wi-Fiモジュールは前機種がRealtek製でしたが、本製品では「ThinkPad」シリーズと同じインテルのCentrinoになっています。ただ、競合他社のハイエンドモデルが軒並み11acを採用しているなかで、物足りなさは否めません。前機種ではそうしていましたが、ここは割り切って、小型の無線LANレシーバーを装着して11acを利用されることをおススメします。ウェブブラウジングなどのライトな用途では内蔵のWi-Fiモジュールで 十分かとは思われますが、CPUやSSDの性能を考えれば、200Mbps/sくらいの通信速度でも大きな体感差が得られるはずです。そのほかでは、Bluetoothの規格が v4.0にスペックアップしています。
【携帯性】
これだけの性能で1.39kgという重量は素晴らしいと思います。前機種より100g強軽くなっただけですが、この違いは大きいです。dynabook KIRAとは同等ですが、1.57kgのMBPと比べるとかなり軽く感じられます。15.5mmという薄さも驚異的です。また、ボディはプラスチック製ですが、塗装が厚く施されており質感も十分。シャーシについては、キーボードの外周部分がたわみにくい構造に改良されており、この点もユーザーの声をよく反映していると思います。
【バッテリ】
公称8時間ですが、減り方からみて、おそらくこの7掛けくらいはもつでしょう。前機種でも公称値の8掛けくらいはもったので、一定の目安として信用できると思います。ただ、最大22時間をうたうdynabook KIRAには敵いません。
【液晶】
圧倒的な精彩感です。ここも本製品の強力なアピールポイントになっています。3,200×1,800 の解像感は圧倒的で、MBPには劣りますが、コントラストも十分に出ています。IPS方式で視野角も広く、死角はなしといった感じです。また、相変わらずタッチパネルの反応も良好でした。
【変形機構】(追加項目)
Yogaの最大の特徴だと思われるので、追加しました。前機種を使ってきた感じでは、もっとも重宝するのが「テントモード」だと思われます。長い文章の入力が不要な場合には、さっとディスプレイを反らして自立させ、楽な姿勢でタッチパネル操作をすることができます。映画鑑賞時にも大変便利です。また、本体が薄型・軽量化したことで、「タブレットモード」も少し使いやすくなっていました。ただ、Yogaがほかの変形型Ultrabookと比べて優れているのは、こうした変形モードを備えながらも、ノートPCとして使ったときの使用感が高い点にあるとも考えます。人間工学をもとに設計されたボディ形状や、内部の配線が非常に難しい2軸ヒンジのなせるワザだと思います。
【総評】
前機種から飛躍的な進化が見られ、Wi-Fiの対応規格以外にこれといった弱点は見受けられませんでした。基本的な製品コンセプトはそのままに、ディスプレイの画素数は4倍に、SSDの転送速度は2倍程度に向上したのにも関わらず、ボディは軽量化。キーボードの打感といった細部についても、改良が施されています。現行のUltrabookでは最上位クラスの性能を持つ製品と言え、もっと売れてもいいような気がします。レノボというと、アフターサポートに不安を持たれるかたも多いかもしれませんが、実はかなり良心的で、技術力も高いです。Windows 8.1のタッチパネル操作のメリットを存分に楽しめる、ハイスペックなUltrabookをお探しの方には、おススメの逸品です。
- 比較製品
- Lenovo > IdeaPad Yoga 13 21912BJ [シルバーグレー]
- 東芝 > dynabook KIRA V834 V834/29KS PV83429KNXS
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4位IdeaPad Slim 5 Gen 10 AMD Ryzen 7 8845HS・32GBメモリー・1TB SSD・16型2.8K・OLED搭載 83HW000WJP [ルナグレー]

満足度4.75



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