EC-VX500 レビュー・評価

満足度：4.27

（カテゴリ平均：4.15）

満足度ランキング—位

レビュー投稿数：19人　（プロ：1人）

1. 5 42%
2. 4 37%
3. 3 16%
4. 2 5%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	4.62	4.26	-位
使いやすさ ボタンの配置や、機能など	4.34	4.17	-位
吸引力・パワー ゴミを吸い取るパワー	4.36	4.19	-位
静音性 運転時の騒音	4.35	3.47	-位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ	4.34	4.11	-位
手入れのしやすさ 掃除のしやすさ	4.04	3.98	-位
取り回し 取り回しのしやすさ	4.13	4.09	-位

• ※「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

[神野恵美]

2013年10月4日 15:47 [636372-1]

満足度	3

デザイン	3
使いやすさ	3
吸引力・パワー	3
静音性	4
サイズ	4
手入れのしやすさ	4
取り回し	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

高性能なまま大幅に軽量小型化を図ったサイクロン

内部構造のカットモデル	従来製品（写真後方）とのヘッド部分の比較	従来製品（右）とのホース部分の比較
強度と柔軟性のある新素材のホースの採用により、本体に巻きつけて収納できる

シャープのサイクロン掃除機2013年モデルの上位機種。同時に発売されたEC-NX500との違いは、ノズル等の付属品と"ハイブリッドサイレンサーシステム"と呼ぶ騒音を抑えるためのシステム（部品）の有無。これにより、本体重量が100グラム重くなり、運転音がEC-NX500の54〜59dBに対して、49〜54dBと小さい。また、カラーラインナップがブルー系またはレッド系の選択肢となる。

同等スペックの旧製品との一番の相違点は、本体サイズと重量。2012年モデルよりも3周りほど外形寸法がコンパクトになり、重量が4.9キロから3.5キロに大幅に軽量化されている。これを実現した主な理由は、モーターとダストカップの小型化。さらに重心バランスを考えた上でキャスターの位置などを最適に配置し、全体で約30％重量が削減されている。

また、ホースとパイプ部分の内径と素材を変更。小型軽量化の実現とともに、ホースを本体に巻き付けてコンパクトに収納できるようになり、高さ約35センチの範囲内に収めることができる。

ヘッド部分も幅約30センチ、奥行き約8センチの横長の部品を採用。パイプを軽くひねるだけで、ヘッドが左右180度回転でき、すき間8センチ以上の空間に入り込み、掃除ができる。

ダストカップは小型化されているものの、ネコの毛づくろいからヒントを得て開発された"スクリューフィン"により、吸い込んだゴミを約1/15に圧縮し、ワンタッチでゴミ捨てが可能。また、吸気用のHEPAフィルターはセンサーで汚れを検知し、自動でフィルターに付着したホコリを振るい落としてくれるので、約1ヵ月間ゴミを捨てなくても強力な吸塵力が維持できるとしている。ダストカップやフィルターは水洗いも可能だ。

本製品の特徴は、思い切った軽量コンパクト化を図りながら、掃除機としてのスペックは一切落としていない点。高性能な掃除機が欲しくても、収納場所の問題で断念していた人にオススメ。騒音値も低いので、集合住宅などで夜間に使用したい人も問題なく使えそうだ。